暮らしの中の仏教語

暮らしの中の仏教語  今日の法話 第1365話

カテゴリー: 2019年01月10日
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--------暮らしの中の仏教語 第1365話------------

*******今回のお話は「まる 丸 円 円月 」*****************

                     毎月10.20.30日発行
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 第1365話 まる 丸 円 円月 
 
 日本では平安時代以前の昔、
自分の事を「まろ」と言っておりました。
今なら、「わたし・おれ」に当たり、
身分の上下や男女別に関係なく、
一人称の呼称として使われていたのです。
その後、「まろ」は麻呂・麿と当て字され、
柿本人麻呂・和気清麻呂などと人名に付けられました。

 やがて「まろ」は「まる」へと変化して、字も「丸」になりました。
「丸い」をマロイと読む事があるのは、その名残でしょう。
人名の場合、大人の麿に対して、
「丸」は稚児や小姓などの男子の幼名に使われました。
牛若丸・蘭丸などですね。

 また、「稚児」は可愛いものですから、
人以外の可愛いもの・かけがえの無いものにも、
「何とか丸」と名付け、大切にされる風が生まれました。
刀や楽器或いは船も、何とか丸と名付けられましたね。
船に「丸」を付ける習慣は、咸臨丸・氷川丸など、
現在にも伝えられています。

「まる」を漢字にすれば、丸のほか「円」があります。
丸が丸い毬(まり)を連想させるのに対して、
円は車輪や車座のようなものを想起させますね。
時には、球・円の両方の形を兼ねて意味します。
「円月」は満月の事で、欠けている部分がありません。
仏教語としての円は、「おさとり」を指し、
圓(円)月はその象徴となっています。
円光・円満・円融・圓覚など、
円い形に仏法を投射させた語が沢山あるでしょう。

 お覚りや仏法に安らぎを得ている心境を、
言葉や文字にする事はできませんが、
色紙に只の丸を描いて仏法を説く人は多く居ますし、
月を指さして仏法を説く人も数多います。
「まる」を意味する「丸・円」は月に繋がる語です。
心を丸く・人との輪も円く・世の中もまるく収めて、
明るく暮らしたいものですね。
  
                          終わり

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編集後記

 正月が過ぎると、日もドンドン長くなってきます。
年があらたまるだけで、春がグンと近くなった感じがします。

 しかし、寒さはこれからが本番ですね。
皆様、風邪などひかぬよう、ご自愛してお過ごしください。
 
今回もお読みいただき、有難うございました。
                         A.K.
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発行周期: 10日・20日・30日 最新号:  2019/02/20 部数:  452部

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