暮らしの中の仏教語

暮らしの中の仏教語  今日の法話 第1323話

カテゴリー: 2018年10月20日
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--------暮らしの中の仏教語 第1323話------------

*******今回のお話は「瓦 かわらけ 瓦版 瓦煎餅」************

                     毎月10.20.30日発行
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  第1323話 瓦 かわらけ 瓦版 瓦煎餅
 
 瓦葺き屋根の家屋・建造物は、
日本中にたくさん見られますね。
「瓦」は粘土を一定の形に焼き固めたもので、
中国から、寺院建築に伴って伝来しました。
百済から仏舎利と数人の僧侶と伴に
伝来したとも言われております。
何方にせよ、瓦と仏教は切り離せません。

 瓦という漢字を日本人は「かわら」と読みました。
梵語カパーラの音写語・迦波羅に由来します。
カパーラは皿・杯・骨の意です。
「瓦筒・かわらけ」という皿がありますが、
酒や食べ物を入れる食器に用いた瓦でした。
そのほか瓦は屋根を葺くのに使ったり、
地面に敷いたりも致しました。
「骨」をかわらと読む時がありますが、
頭蓋骨や膝蓋骨のような
皿の代わりになる部位を指したようです。

 ところで、古代の寺院は殆どが瓦葺で、
「寺院を瓦葺と称ふ」とも言われた程でした。
裏を返せば、
寺院以外は瓦葺ではなかったという事になるでしょう。
やがて貴族の家が瓦葺となり、
武士の城が瓦葺になったのは戦国時代以降のことです。

 瓦は、雨に打たれようと、土中に埋められようと、
腐る事はありませんから、
永久にそのまま存在することが出来ます。
仏教経典を瓦に彫って焼き、
後代に残す為土中に埋めたものを「瓦経」と言いますが、
江戸時代には
土中に埋めない「瓦版」なる新聞が出現しました。
字を書いた瓦から、拓本のようにして印刷したのでしょうが、
実際には木版刷りの新聞だったようですね。

 斎宮に、寺の忌み詞として使われた「瓦葺」ですが、
時代が下ると、だんだん国民に浸透し、
瓦葺の建物が増えるばかりになりました。
瓦餅・瓦煎餅など、
瓦をかたどった餅や煎餅まで登場してきましたね。
最近、時代の趨勢で、瓦の家が減ってきましたが、
それでも瓦の人気は衰えません。いろんな使い方をされています。
 
                                                    終わり

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編集後記

 10月の気温の変化は、激しいものがあります。
まだ、台風にも油断がなりません。

 紅葉が始まりましたが、体に気を付けながら、
秋を楽しむことに致しましょう。
 
今回もお読みいただき、有難うございました。
                         A.K.
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