暮らしの中の仏教語

暮らしの中の仏教語  今日の法話 第1322話

カテゴリー: 2018年10月10日
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--------暮らしの中の仏教語 第1322話------------

*******今回のお話は「仮名 平仮名 片仮名」*****************

                     毎月10.20.30日発行
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  第1322話 仮名 平仮名 片仮名
 「仮名」の読み方は、ケミョウ・カメイ・カナの三種があり、
読み方によって表す意味が違ってしまいます。
 
 まず仮名(けみょう)ですが、名ばかりで実体の無いもの・
実体ではないが現象として現れている事物を指します。
 仮名(かめい)は本名の対語で、
一般世間で言い慣わされている仮の名前を指します。
 仮名(かな)は、
漢字を「真名・まな」というのに対する大和文字の事で、
万葉仮名・平仮名・片仮名の三種がありますね。
 
 三種の仮名は、「本物でない」という点で共通していますが、
平仮名と片仮名は、本物の「日本の文字」になりました。
日本の先祖は、角張った漢字を平たく崩してひら仮名を作り、
漢字の一部を取って片仮名を作ったのです。
この「片」は不完全の意味です。
今まで文字を持たず、
難しい漢字で日本語を書き記していた人にとって、
画期的な発明だったに違いありません。

 文字を書くことを専門とした人は、
書写法師と呼ばれる坊さんでしたが、
時間の節約のため漢字を草書で書くことが多くありました。
日本語を書写する時もこの手を使い、
音写語として草書を用いたのが
万葉仮名(大和仮名)の始まりです。
音さえ合えば、どんな漢字の草書体でも良かったようです。

 平安時代になると、これらの字が独立して平仮名となり、
女文字として女流貴族に持て囃されました。
清少納言や紫式部の文学で、よくご存じでしょう。

 平仮名ができる一方で、片仮名も出来ました。
南都仏教の学僧たちの考えた方法は、
漢字の一部だけしか筆写しないという事だったのです。
阿はア・伊はイ・散はサ・乃はノの如くです。
菩薩をササと書くような事も行われ、
速記文字の元もここにあったと言えましょう。

 戦後、「日本語は平仮名で、外来語は片仮名で・・」
と使い分けするようになりましたね。 
 
                          終わり

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編集後記

 10月になるとすっかり秋めいて、木々の葉も紅葉してきます。
衣替えをし、扇風機も片付けました。

台風もまだ起き続けているようですので、
注意してお過ごしください。
  
今回もお読みいただき、有難うございました。
                         A.K.
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発行周期: 10日・20日・30日 最新号:  2018/12/10 部数:  455部

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