暮らしの中の仏教語

暮らしの中の仏教語  今日の法話 第1321話

カテゴリー: 2018年09月30日
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--------暮らしの中の仏教語 第1321話------------

*******今回のお話は「稲荷 荼吉尼 稲荷寿司 白狐」**********

                     毎月10.20.30日発行
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 第1321話 稲荷 荼吉尼 稲荷寿司 白狐
 
 「お稲荷さま」の稲荷神とは? 上手く説明できるでしょうか。
伝によると、奈良の都が出来た頃・和銅4年の初午の日に、
秦公伊呂具という人が山城の国伏見の稲荷山に、
稲作の神様を祀ったのが稲荷神の始まりだそうです。
稲が良く実りますようにと願うのは、昔も今も変わりませんね。

 その後、近くに平安京がつくられ、
弘法大師空海によって「東寺」が造営されることになりました。
空海が東寺建設地の辺りを通ると、稲を担った老人に会い、
これは神であると敬って東寺の守護神に迎えました。

 東寺建設の材木を稲荷山から切り出したことで、
稲荷様も大明神となり、更には
神様として最高位の正一位に叙せられることになりました。
正一位伏見稲荷大明神の誕生です。
田舎の一神様が、都の一番位の高い神様になったのですから、
たいしたものです。
もちろん、空海や朝廷の後押しがあったでしょう。
初めて稲荷神を祀った秦氏も鼻が高くなりました。

 東寺では稲荷神を曼荼羅に加え、
仏教の請来したインドの神様・荼吉尼天
(稲荷迦羅多聞陀天・白晨狐菩薩と別称)と習合させました。
神社の稲荷神の本地は荼吉尼天とされたのです。
荼吉尼天は白狐に跨り、六か月前に人の死を知って
その心臓を食べるという通力のある神様で、
江戸時代には商売繁盛の神ともなりました。

 狐は荼吉尼天のお使いで神仏ではなかったのですが、
いつしか稲荷神の御神体の如くに思われるようになり、
稲荷神・荼吉尼天・白狐のどれもが五穀豊穣、
商売繁盛に御利益のある「お稲荷さま」になったという訳です。

 また、狐が油揚げを好むところから、
稲荷様に油揚げをあげるようになり、
油揚げに酢飯を詰めた「酢し・鮨」を
稲荷鮨と言うようにもなりました。
ちなみに鮨が「寿司」と書かれるようになったのは、
縁起を担いで字を変えた事によります。  

                          終わり

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編集後記

 新米の食べられる季節となりました。
日本人の主食は、やっぱりご飯ですね。

 パンや麺も多く出回るようになりましたが、
一日一回は、ご飯を食べないと落ち着かない日々を、
過ごした居ます。皆様はどうですか?
 
今回もお読みいただき、有難うございました。
                         A.K.
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