e-giornale(イー・ジョルナーレ)

サンプル誌

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┃     イタリア&日本発の最新NEWSが届く 
┃     (財)日伊協会 公式メールマガジン 
┃     月刊 e-giornale(イー・ジョルナーレ) 
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┃     毎月1回1日発行 5月1日号 vol.1
┃     発行:(財)日伊協会 佐藤浩子
┃     http://www.aigtokyo.or.jp/
┃     編集:Rotonda Club Italiana 池田匡克・池田愛美
┃     http://hometown.aol.com/ikedamasa/Index.html
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(財)日伊協会の公式メールマガジン月刊e-giornale(イー・ジョルナーレ)の記念す
べき創刊号。毎月イタリアから届く最新の情報、コラム、エッセイから日伊協会のイベ
ント情報まで盛り沢山。イタリア好きのお友達にも是非おすすめください。

● 第1号の内容
連載エッセイ「イタリア一島両断・春だからダイエット」---池田愛美(ライター)
連載コラム 「スーペルモバイラーへの道・その2」-----池田匡克(Rotonda主宰)
連載コラム 「Angolo di lettura 言葉の窓から」----------山田香苗(翻訳業)
      「読書の悦び・人生を長く生きるために」(後編)
                                                       ウンベルト・エーコ
連載エッセイ「衰え見せぬトッズ人気、その秘密はどこに?」
                     -------鈴木まり(イタリア語通訳)
連載エッセイ「オリーヴオイルこぼれ話・その1」
                     ---中村由紀子(ルナ・エ・ソーレ)
新刊図書紹介
イタリア料理
イタリアン・ニュース・ダイジェスト
今月の日伊協会NEWS
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● 連載エッセイ「イタリア一島両断・春だからダイエット」
背丈は日本人と同じでも体格では遥かに上回るイタリアの女性達の努力とは?
 -----------------------文・池田愛美(ライター)mailto:imanami@libero.it

 今年は春が早く、一気に暖かくなってしまったので植物のほうも一気に咲いてしまっ
たという感じで、杏も桃も桜もそれこそいっぺんに花見ができる状態でした。シチリア
では例年二月に満開となるアーモンドの花が一月に散り終わって、アーモンドの花祭り
は花なしで行われたという。まぁ祭りは祭り、やらなくちゃという気持ちはイタリア人
でなくともわかります。
 さて、そういう季節だからコートなんて早々に脱ぎ捨てたい、多少寒くとも薄着で出
かけよう、という人が多いかというとそうでもない。頑張っているのは若い人かファッ
ションに敏感なごく一部。殊にコンサヴァティヴなフィレンツェ人はかなり暖かくなっ
ても冬用のキルティングを着込んでいるのが大半で、暑くないのだろうかとしばしば不
思議に思います。
 しかし、これはもしかして単純に体型カバーの意図からかもしれない。
 勝手なことを言わせていただければ、着込んで隠すくらいならダイエットすればいい
のにと思うのですが、これがまた簡単ではないのは御承知のとおり。特におばさまたち
の年季の入った体型はこれまた年季の入った食生活から成り立っているので、そう簡単
に変えるわけにはいかないようです。それでも生活レベルの高い女性達はなんとかして 
forma(体型)を矯正しようと必死です。朝食はフルーツとヨーグルト、昼食はサラダ、
夕食はパスタと肉料理を少量ずつ…。ダイエット的にはやや古い方式ですが、それでも
昔に比べれば総カロリーは少ない。さらに、彼女達がこぞって賞賛するのが日本料理。
leggera e sana(軽くてヘルシー)であるというわけで、ミラノで次々と誕生する和食
や和食ベースのフュージョンレストランは今やイタリア人の女性たちでいつも満員御礼
だとか。
 そんな話、雑誌で見るだけだと思っていたのですが、最近、ワイナリーの女性経営者
たちを取材する機会があり、そこで彼女たちから異口同音に聞かされたのが"adoro la 
cucina giapponese"(和食を崇拝している)。そして一様に声をひそめて言ったのは、「実
はほとんどワインは飲まない」。forma の為にはアルコールは絶対よくないというのです。
巷では身体にいいワインということで人気を博しているけれど、ダイエットには敵であ
る。しかし飲むなとは口が裂けても言えないから、「いいワインを適量に」というアドバ
イスで人に勧める。ワイナリー女性経営者の苦しい(?)マーケティング戦略を垣間見
た思いでした。

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● さて夜、どこへ行く?新カフェ登場でチェントロ再注目

 観光客も留学生も多いけど、フィレンツェのチェントロには気の利いたカフェがない
とお嘆きの面々に朗報。一つはVia Porta Rossa(ポルタ・ロッソ通り)のSLOWLY CAFE'。
内装はレンガ壁にカラフルなシート、ハイテックとナチュラルをミックスさせた今時の
カフェといった感じ。ミラノやローマでは珍しくもないかもしれないが、ここフィレン
ツェでしかもチェントロでは貴重な存在らしくいつも若い人で満員で、週末は入場制限
があるほど。7時から9時まではハッピーアワーでサラミやサラダなどのアンティパス
トが食べ放題なのも人気の理由。
 もう一軒は閉店時に物議をかもしたCAFFE' GIACOSAのリニューアルオープン。リニュ
ーアルといっても、元の場所を高額家賃でゲットしたROBERTO CAVALLIがブティックをオ
ープンすると同時にGIACOSA の名前でその隣に新しくつくった全く別個のもの。かつて
の時代を感じさせる雰囲気はないが、木を基調としたシックな什器にROBERTO CAVALLI お
得意のアニマルプリントのファブリックを組み合わせ、それはそれでお洒落である。集
まるのは周辺のブティックの店員、ショッピング客で、SLOWLY CAFE'に来る客層とは違
ってややスノッブだ。

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● 連載コラム「スーペル・モバイラーへの道・その2」
 -----文・池田匡克(Rotonda Club Italiana主宰)mailto:masakatsu@libero.it

 さて、先月はフィレンツェのインターネットポイントを紹介しましたので、今月はイ
タリアの携帯電話事情について。イタリアで基本的に携帯電話を購入する際必要なのは
身分証明書と住民票(レジデンツァ)。さらにこのレジデンツァを取得するには滞在許可
書(ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ)と大家さんとの賃貸契約書が必要になる。イタ
リアの役所に真正面から挑んでいったらとにかくエネルギーを消耗するだけだし、ペル
メッソの取得にも場合によっては何ヶ月もかかるので短期の外国人留学生にレジデンツ
ァ取得は不可能だし、それに事実上はまず不要。実際には携帯電話購入の際には「学生
なのでレジデンツァがないんです」といえば問題なく売ってくれるし、店によっては最
初から聞かれないところもある。つまり請求書が送られてきたり、銀行引き落としにし
たりといった煩雑な手続きがない分、基本的に料金はプリペイドカード方式になってい
るのである。大手はTIM、OMNI TEL、WIND、BLUなど。いずれも25ユーロか50ユーロ
分のプリペイドカードを利用して使う。
昨年あたりからはWAP機能が着いて10円メールならぬ100リラメールが各社とも
使えるようになってきたし、ようやく今年から i-modo本格導入か、という噂も聞かれる
が、結局はヨーロッパ仕様の携帯なので日本語でのメールの読み書きは将来的にもまず
不可能なのでは。というわけで短期留学生は自宅でインターネットに接続するにはPC+
携帯、もしくは固定電話線が必要になる。ちなみにADSLに契約するのにもやはりレジデ
ンツァが必要である。モトローラ、ノキア、エリクソンなどの現行モデルはモデム機能
を備えていて赤外線もしくはUSB接続になるがサポートしているのはいずれも WINDOWS
系のみ。メモリー2MB、HD20MBのPower Book100 から始めて現在は8台目の
i-Bookを使っている MACユーザーのこの私。どこのショップにいっても「MAC で携帯接
続はヨーロッパじゃ無理ですね」と言われて虐待され続けているのだが、ノキアのWEB
サイトから MAC用プログラムがダウンロードできることを発見。無事にプログラムを入
手でき、もし日本語環境でも動けば3年間使い込んでOMNI SHOPではVecchiotto(年寄
りじみた、年季の入った)と言われるパナソニックからノキアに変更しようと思うのだ
が、どうなることか。この続きはまた次回以降に。

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● 連載コラム「Angolo di lettura 言葉の窓から」
「読書の悦び・人生を長く生きるために」(後編)ウンベルト・エーコ
 ----------------------------------------------------訳・山田香苗(翻訳業)
 第2回目は前回に引き続き、ウンベルト・エーコがコリエーレ・デッラ・セーラ紙に
寄稿した高校生へのメッセージの後半です。 文芸作品から大衆文化に至るまで、あらゆ
る謎と冒険の魅力に取りつかれ、貪るように読書に耽っていたエーコの幼年時代が目に
浮かぶようです。

誰にとってもそうだが、私の幼年期には実に色々な事があった。 空襲を受けたことも
ある。 頭上で炸裂する爆撃音を聞きながらも、子供同士、遊んで過ごした幾夜の防空豪
体験すら、人生において興奮するエピソードの一つになりえるのである。 戦火の中にあ
っても、幼年時代は私にとって非常に長く、充実していた気がする。 それもそのはず、
密かに自分のものにしてしまった他人の体験までも、ぎっしり詰まっているからである。 
ある時はサルガリの物語の主人公、サンドカンやヤネズばりに、マレーシアの海をプラ
フ船で疾走し、またある時はダルタニャン気取りでド・ウィンター男爵に決闘を挑み、 ダ
イアナ・パルマーを執拗に追いかける劇画の人物、仮面の男に変身し、コモ湖を渡って
恋の逃避行をする、小説「いいなづけ」のレンツォとルチーアの気分を味わった。

 そう、読書で味わう百花繚乱の人生に、偉大な文学作品と娯楽小説の区別は存在しな
い。「戦艦ポチョムキン」のオデッサの階段であろうと、とんでもなくお粗末な西部劇に
登場する、乗り合い馬車への追撃であろうと、どちらも私の人生の一場面なのである。 無
論、「駅馬車」のそれは、その後の二番煎じより、はるかに見がいがあったというものだ
が。 しかし、つまるところ、なにも小説の出来事でなくてもよいのである。 恐竜の歴
史も、キュリー夫人がラジウムを発見した経緯も、太古の昔から連綿と続く、世界や、
生や死に関する疑問もまた、私の人生の一部を占めている。

いずれにしても、名作のみを読みなさい、などという脅しを鵜呑みにしてはいけない。 
三文小説であろうとも、退屈な午後、私の胸をときめかせてくれた本の思い出は、忘れ
難く、いつまでも色褪せないものである。

 私は、これらの本を書き、こんなにも私の人生を長く豊かにしてくれた、全ての著者
に感謝している。 おかげで、一度に思い起こすことは不可能で、折に触れ、ああ、そん
なことがあったと、ぽつり、ぽつりと思い出すことしかできない。 だから、彼らが語っ
てくれた一部始終を、願わくばもう一度脳裏に浮かべるために、少しでも長生きがした
いものだと思う。

 おそらくかなり若いうちは、長生きして何がよいのかと思うだろうが、歳を重ねるに
つれ、30代、40代を過ぎた辺りからきっと、それも、まんざら捨てたものではない
と思えてくる。 とすれば、若い頃の読書は、老いというより、やがて成熟を迎えた時、
豊かな人生を約束してくれるはずである。 

 もちろん、読書するのは今を楽しむためでもある。 テレビ番組は、どれも前の週と変
わりばえしないが、本は、どんなにバカバカしい内容であろうと、1冊たりと同じでは
ない。

― おわり―
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"PASSIONI  Perche' leggendo vi allungate la vita" (seconda parte)
 ------------------------------------------------------------Umberto Eco

    Nella mia infanzia mi sono accadute, come a tutti, tante cose, persino di 
essere bombardato, e vi assicuro che persino il ricordo di molte notti passate nel 
rifugio antiaereo, mentre si udivano scoppi sopra la tasta e tuttavia, con gli altri 
ragazzi, si giocava, sono parte eccitante del mio passato. Eppure ho la sensazione 
di aver avuto un'infanzia lunghissima e piena preche' e' piena di ricordi che ho 
rubato ad altri, li ho rubati a Sandokan e a Yanez mentre correvano con il loro 
praho i mari malesi, a d'Artagnan mentre duellava con il barone de Winter, all'Uomo 
Mascherato che perdutamente inseguiva Diana Palmer, e persino a Renzo e Lucia in 
fuga sul lago di Como.

    Si', perche' quel tanto di vita in piu' che si conquista leggendo non discrimina 
tra grandi opere d'arte e letteratura d'intrattenimento, fanno parte della mia vita 
e la scalinata di Odessa dell'Incrociatore Potemkin e inseguimenti alla diligenza 
visti nel piu' smandrappato dei western (anche se quello di Ombre rosse mi ha fatto 
vivere piu' a lungo di molti altri di seconda mano). Ma in fondo fanno parte della 
mia vita anche vicende non romanzesche, storie di dinosauri, il modo in cui madame 
Curie ha scoperto il radio, alcune domande millenarie sul mondo, la vita e la morte.

    Comunque, non fatevi ricattare da chi vi dice che bisogna leggere solo libri 
importanti. Ho ricordi intensi e bellissimi di libri forse scipiti, ma che mi hanno 
nutrito lunghi pomeriggi di eccitazione.

    Sono molto grato a tutti coloro che, scrivendo per me, mi hanno concesso 
una vita talmente lunga che non riesco a ricordarla tutta in un colpo, e devo 
ricordarla a rate. Per questo spero di campare a lungo per ricordare tutto quello 
che mi hanno raccontato.

    Forse quando si e' molto giovani non si pensa che valga la pena di vivere 
molto, ma vi assicuro che andando avanti negli anni (gia' dopo i trenta e i quaranta) 
avere vissuto di piu' non e' una cosa da buttar via. E dunque leggere ora e' una 
buona assicurazione non dico per la vecchiaia, ma per una maturit? che non tardera' 
a venire.

    A parte di divertimento di adesso. Se ogni trasmissione televisiva e' uguale 
a quella della settimana precedente, ogni libro, anche il piu' stupido, e' diverso 
da un altro.

(Corriere della Sera / '01)

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● 連載エッセイ「衰え見せぬトッズ人気、その秘密はどこに?」
 ------------------------------------------------鈴木まり(イタリア語通訳)

 皆さんはトッズというミラノのシューズブランドをご存知でしょうか?
独特なゴム突起ソールのドライビングシューズで一大旋風を巻き起こし、本拠地ミラノ
はもちろんのこと、アメリカ、ヨーロッパ、そして近年では日本でも、その人気は鰻の
ぼり。ミラノは、スピガ通りに本店を持ち、その他にも名だたる有名ブランドのひしめ
くモンテナポレオーネ通りに、セカンドラインのホーガンを扱う店を持っています。ミ
ラノ中にトッズのコピー商品が溢れているだけでなく、各メーカーもトッズが打ち出す
スポーティエレガンスの路線を追従しているような感があります。単に歩きやすいスニ
ーカーやローファーの域を越え、スーツとも相性の良い洗練された靴の数々は、多くの
人を虜にしているようです。
 そのトッズも10年ほど前までは、イタリアの伝統的職人技術に支えられた、普通の
お店でした。それが今では、年間総売上高5000億リラ余りの大企業に発展し、今後の新
たなるターゲットはアジア市場と言われます。一体どうしてトッズは短期間のうちにこ
れほどまでに成長したのでしょうか? 
昨年6月、トッズ社はミラノにおいて、あるエキシビションを催しました。題して「ド
ライビング・ドリーム」。これはフェラーリ社との合意のもと、トッズ社の皮革製品技術
と、フェラーリのシンボルカラーの赤を融合させて開発されるニューラインデビューを
世に告げるものでした。企画したのはトッズの生みの親であるディエゴ・デッラ・ヴァ
ッレ氏の息子のエマヌエレ。エキジビションはわずか一日、それも4時間。
しかし会場では、 いわゆるコレクターズアイテムの伝説的フェラーリ2台(1951年の
モデル340と1957年のモデル500Trg) が展示されるとともに、トッズ社の職人に
よる商品製作のデモンストレーションが行われました。そして招待客はジャーナリズム
界、経済界、政界の錚々たる人々。
 もともとトッズは、いわゆるセレブと呼ばれる人達に愛用されることで一層ブームに
拍車をかけたと言えるでしょう。彼らがトッズのモカシンを履いた写真は全世界にメデ
ィアを通して発信されます。これ以上の効果的、かつ経済的な宣伝方法はないでしょう。 
 まさにトッズはメディアを通したイメージ戦略と、時代を読む鋭い目、それに加えて
確かな職人の手仕事によるクオリティの高さによってここまで人気を得ていることを思
うと、改めて伝統技術とセンスが裏付けするイタリア人の先天的とも言うべき底力を感
じずにはいられません。

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● 連載エッセイ「オリーヴオイルこぼれ話・その1」
 ----------------------------------------文・中村由紀子(ルナ・エ・ソーレ)

イタリアの食には欠かせないオリーヴオイル、他の植物オイルとどう違うのでしょ
う?他の植物油は植物の種子から取り出した油。取り出すには何らかの化学的抽出作業
が必要です。オリーヴオイル(特にエクストラ・ヴァージン)は、実を摘み取り、洗浄
して、つぶし、そこからしぼり出したオイル。オイルというより、まさに、果実のジュ
ース100%という考え方がぴったりです。たいていの植物油は精製(脱色・脱臭)し
ていますから、無色透明。でも、オリーヴオイルには色、香、味がそのまま残っていま
す。そこが、美味しさの深みの所以です。オリーヴの実は野生種も併せて約600もあ
るってご存知でした?イタリアに登録されている種類だけでも約400種。それだけで
も味に違いが出るということは、想像がつきそうですが、それに気候条件、土壌、生産
者の考えなどが加わるため、たいへんに多様な味が生まれます。一言でオリーヴオイル、
といってもワインがそうであるのと同様にひじょうに奥の深い食材ということがお分か
りいただけますか?

ルナ・エ・ソーレ/中村由紀子(オリーヴオイル輸入販売業)
http://www.luna-e-sole.co.jp

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● 新刊図書紹介−イタリア料理留学体験が本になりました。
<イタリアで家庭料理を学びたい>−元気な主婦の料理留学体験記−
                             白水社 前澤由希子著

 普通のOL、そして主婦であった私の生活は、たった9日間のイタリアホームステイ
をきっかけに、180度かわることになりました。
 その時に出会ったイタリア家庭の食卓、素朴で温かい郷土料理と楽しい会話、家族の
ために、楽しんで料理をするマンマの姿に、強烈に惹かれてしまったのです。イタリア
の家庭の味って、なんて温かで美味しいのだろう!どうしてもイタリアで本格的に料理
を学びたい!単純な私は、すっかりイタリア家庭料理のとりこになってしまいました。
 日本へ戻ってからも、その気持ちは日増しに大きくなるばかり。ついに一大決心し、
留学を決意、会社をやめ、夫を説得して、単身イタリアへ渡ってしまったのです。まさ
に、イタリアにとりつかれた、といった感じでした。
 この本は、留学するきっかけとなったフィレンツェでの出会いから、夫の説得、そし
て本格的に留学し、イタリアの語学学校生活、料理学校生活を経て、帰国後、日本でイ
タリア家庭料理教室を開くまでの体験記です。イタリアで出会った人たちとのふれあい
の中から、本当のイタリア料理の心をつかんでいく、そんな過程が描かれています。
 イタリアでの留学体験のほか、楽しいエピソードや失敗談が満載のこの本は、イタリ
ア留学を夢みる方だけでなく、たくさんの方に読んでいただければ、と思います。

詳しくはホームページで。
http://yukikina.hoops.livedoor.com/

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● イタリア料理 

 冷たかった水もようやくぬるみ、今まで小さくちぢこまっていた「あさり」の身もぷ
っくりと美味しそうになってきました。
 イタリアのあさり料理といえば、スパゲッティヴォンゴレを思い浮かべる方も多いと
思いますが、それ以外にもイタリアらしい美味しいあさり料理がたくさんあります。な
かでもお勧めはトスカーナ風の「あさりのアンティパスト」。カリカリに焼いたパンをお
皿に敷き、仕上げには香り高いEXヴァージンオリーブオイルをたっぷりとふりかければ、
あっという間に春のトスカーナのテーブルに。

ANTIPASTO DI VONGOLE(あさりのアンティパスト)
(材料)4〜6人分
あさり        1kg
トマトの水煮缶     2缶
イタリアンパセリ    1束
ニンニク        2片
トスカーナパン  4〜6切れ
塩、黒こしょう、EXヴァージンオリーブオイル
※トスカーナパンは、フランスパンや、パン・ド・カンパーニュなどで代用します。

(作り方)
(1)あさりは塩水につけて砂出しをしておく。
(2)イタリアンパセリは、飾り用に少し残し、ニンニクと一緒にみじん切りにしておく。
(3)フライパンにオリーブオイルと(2)を入れ、弱火で2分程いため、香りを出す。
(4)トマトの水煮缶を裏漉して(2)に加え、15分煮る。
(5)食べる少し前に、あさりを加え、フタをして、全て開いたら塩、こしょうで味をとと
のえる。
(6)トーストしたパンにニンニク(分量外)をこすりつけ、深めの皿にしき、上から(5)
をスープごと注ぎ、飾り用にとっておいたパセリのみじん切りと、美味しいEXヴァー
ジンオリーブオイルをふりかける。

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● イタリアン・ニュース・ダイジェスト

 スパチオ研究所で発行しております月刊定期刊行物「イタリアン・ニュース・ダイジ
ェスト」は、近年ますます深まりつつある日伊間の交流の一端を担うべく、イタリアの
政治・経済・社会・文化と多岐にわたる出来事をまとめ日本語でご紹介している小冊子
です。

<「マーニ・プリーティ」あれから10年、各地でデモが勃発>
 1992年2月17日、老人ホーム汚職容疑摘発から始まった「マーニ・プリーティ(き
れいな手作戦)」。長期政権を誇ったクラクシ政権の崩壊、そして亡命。その他数々の政
治家を巻き込み国民にショックを与えたが結果的には容疑を受けた大物政治家は今もな
お大手を振って政界に君臨している。10年が経った今、各地で抗議デモが行なわれた。

<サヴォイア王家、ついにイタリア入国目前となる>
第2次世界大戦後、共和国憲法の制定と共に亡命生活に入ったサヴォイア家のイタリ
ア入国が実現真近となってきた。今までも幾度となく入国希望の意思表明はあったもの
の国会審議にまでは至らなかったが、今回始めて議会にかけられ票決を得るまでにいた
り、数カ月以内の帰国も実現不可能ではなくなった。

<ベルルスコーニの娘・インタヴュー記事>
 「ベルルスコーニという名前だけで人は私を判断しますが、私も個性を持った一人の
人間です。首相である父ですが、父親というより抑制のきいた男友達、インテリの仕事
を愛する人間という感じです。彼氏はベルルスコーニという名前に劣等感を感じると言
いますが『私も普通の女の子、ただ貴方と一緒にいたいだけ』と言っています…」と語
った。

<ユーロ交換期間、6月末まで延長>
 当初は2月末日を予定していたリラ交換期限であるが、国民の要望により6月末日ま
で延長された。予想されたほどの困難はなかったものの、国民はリラに愛着を覚え、手
離すのがつらくなったのかもしれません。
(45号より)
など、多くの情報を提供、また内容に関する質問も受け付けております。
購読料は年間(12冊)で6000円(郵送料含む)とさせていただいております。

お申し込み・お問い合わせ
スパチオ研究所、イタリアン・ニュース・ダイジェスト担当(山田裕美まで)
tel 03-5453-1231 mailto:italia@spazio.com

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       今 月 の 日 伊 協 会 N E W S
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◆◆イタリア文化セミナー◆◆
 日伊協会では興味の分野を広げ、より深くイタリアを知って頂く為に、様々な情報を
セミナーとしてご紹介しています。イタリア語の知識は必要ありません。まずは興味の
あるものからイタリアを覗いて見ましょう

● イタリアの歴史をのぞく!
-----------------------------------------------------------------
☆「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の歴史と文化」(薬学) 田中洋子(東洋英和女学院
大学講師) 6月11日(火)3回 修道院の付属薬局として誕生し、現在も自然を原
料に全て手作りされている品々のその歴史を紹介します。
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☆「中世・ルネサンス教会史入門」(教会史) 三森のぞみ(慶應義塾大学講師) 6月
17日(月)6回 豊かな文化や芸術を生み出す土壌となった教会。その制度の仕組み
や社会との関係を見ていきます。

● イタリアの芸術に触れる
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☆「ヴェネツィアサン・マルコ聖堂の壁画装飾」(美術) 松浦弘明(多摩美術大学助教
授) 7月8日(月)6回 聖堂内のモザイクを考察します。
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☆「初期ルネサンスの画家たち」(美術) 松浦弘明(多摩美術大学助教授) 7月8日
(月)6回 フラ・アンジェリコの様式変遷を取上げます。

● イタリアを旅しよう!体験しよう!
-----------------------------------------------------------------
☆「フィレンツェ 旅の雑学ノート」(旅行) 山口俊明(旅行作家) 5月14日(火)
4回 フィレンツェの魅力を理解するにはまず路地裏へ。その迷路に入り込み知られざ
る素顔に触れてみましょう。
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☆「オペラを歌おう!」(オペラ) 平山亜弥子(二期会所属) 5月7日(火)4回 オ
ペラの内容を理解し、一度は聞いたことのあるフレーズを楽しく声に出してみましょう。
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お問合せ、お申込はお気軽に日伊協会まで…(各セミナーとも満席になり次第締め切り
となります)

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◆◆イタリア留学◆◆
「夏の留学」ただ今手続き受付中!
フィレンツェ・ミラノ・ロ−マで語学研修、1日2時間コ−スから。
トスカ−ナの海のリゾ−ト「エルバ島」で学ぶイタリア語と文化。
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11月2日。
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ー巡りなど。
詳細はお問い合わせください。留学相談無料受付中(要予約)。

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◆◆第38回談話会◆◆
テーマ:「イタリア語と日本語のあいだにあるもの」
講師:岡本太郎(ライター)
日時:6月15日(土) 三笠会館本店5F宴会場(銀座並木通り)
   会食 12:45〜13:45  講演  13:45〜15:00
講師から:今では多くの人がイタリアを旅することもイタリア語に接する機会も増え、
また関連書籍も数多く出版されています。それでも、もしかするとまさにそのおかげで、
多面的な性格を持つこの国の文化を、日本ではあまりに型にはめた受け取り方をしてい
るようにも思えます。さらにこと翻訳に関しては、英語やフランス語と比較しても、そ
の水準にはかなり見劣りするものがあるようです。翻訳を手がけた経験から気がついた
ことなどを中心に、日本におけるイタリア理解の現状について、少し考えてみたいと思
います。
会費:会員 3,700円・受講生 4,200円・一  般 4,500円 

東京都港区赤坂7-2-17 赤坂中央マンション207
(財)日伊協会 tel 03-3402-1632 fax 03-3402-3707
mailto:italia@aigtokyo.or.jp http://www.aigtokyo.or.jp/

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●解除の方法
『まぐまぐ』 http://www.kaijo.com/  ID:0000087519
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能です。
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● 「月刊 e-giornale(イー・ジョルナーレ)」
毎月1回1日発行
発行:(財)日伊協会 佐藤浩子
http://www.aigtokyo.or.jp/
編集:Rotonda Club Italiana 池田匡克・池田愛美
http://hometown.aol.com/ikedamasa/Index.html
発行システム:インターネットの本屋さん『まぐまぐ』
http://www.mag2.com/ マガジンID:0000087519
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発行周期:  不定期 最新号:  2019/03/16 部数:  2,597部

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