沢井智裕の香港金融日記

沢井智裕の香港金融日記

カテゴリー: 2018年03月20日
□□□□□□  ICGレポートメール版 2018-03-20    □□□□□□
沢井智裕の香港金融日記
WINWINの関係が築けるイスラエルと日本の技術提携

 2月下旬、イスラエルを訪問した。訪問の目的はイスラエルと日本の企
業の技術提携の模索である。
 昨年、中国の三大ネット会社、テンセント、バイデゥ、アリババの株価
が急上昇し、アジアを代表するIT企業となった。今後は豊富な資金をバッ
クに世界の優良ハイテク企業を買収していき、技術の集積・吸収に努める
はずである。中国の独走・独占を阻止するためには、もともと技術力のあ
る中小企業が多い日本と、世界有数の技術立国・イスラエルとが革新的な
技術提携を結びたいところである。
 私の15年来の友人でハーバードビジネススクール、ウォルトンビジネス
スクールの出身で、両校のイスラエル同窓会会長のイーチック・デバッシ
ュは、「日本とイスラエルが、サイバー・セキュリティ、フィンテック
(金融)、アグリテック(農業)、デジタルヘルスケア分野で日本と共同
開発を行えば、世界トップクラスの技術ができる」と断言する。さすがは
親日家で空手経験2年のつわものである。
 そしてイスラエルのネタニヤフ政権の政策担当でナンバー2に位置した
ヨッシ・カトリバス氏は「安倍首相に同行した日本の大手企業がイスラ
エルに拠点を置き始めている。NEC、三井物産、三菱商事、伊藤忠、丸紅
といったところが現地に拠点を設け、イスラエルのスタートアップ企業に
投資を始めている」と話す。
 現在、私達のイスラエル・チームは、フライング・カー(空飛ぶ自動
車)、寝たきり老人が歩行可能になる介護ロボット、その他IoTの業務提
携や資本提携先を探している。これらのイスラエルの超優良企業がアメリ
カやヨーロッパの企業に買収されていくのではなく、日本企業と提携する
事によって、イスラエルブランドの大手企業になることが望ましい。日本
企業とは「ウィン・ウィン」の関係を築けるはずだ。
 アジアでは中国、韓国、シンガポールの企業のイスラエル進出が目立つ
が、ようやく日本企業もイスラエルのイノベーション力に気づいてスター
トラインに立てたようだ。これまで何度もイスラエルを訪問しているが、
街中で日本人に出会うことはまずなかった。今後はイスラエルのコンビニ
「AM:PM」あたりでも日本語が聞こえるようになるのかもしれない。

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発行周期: ほぼ 月刊 最新号:  2018/03/20 部数:  600部

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