インド・ガネーシャ通信

★インド・ガネーシャ通信 NO.472★格差問題(2)

カテゴリー: 2018年09月28日
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  インド・ガネーシャ通信   NO.472
   
             2018.9.28

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  インドをもっと知りたい方 必読!!! 
  
     <2001年8月3日創刊>

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◆インドで生活している人はどんな生活をしているんだろう。


デリー在住 インド人、インド・ネール大学日本研究センター
プレム・モトワニ教授が「今のインド」を様々な角度からお届け
しています。


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約1か月のインド滞在を終えて日本に戻って来ました。

インドのぎらぎらした太陽が恋しいほどに東京は
雨が多いです。

今日の記事は、8月号の続き格差問題(2)です。

インドでの日常の話題が、格差問題になることが
時々ありました。お金もちの人の情報が、オープンに
なっていることも原因?・・・。

どのようにして解決したらよいのか?・・・・

様々な意見がありました。


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日印文化比較(48): 格差問題(2)


 前回、日本とインドの格差レベルは比較にならないほど
異質であると書いた。

しかし、両国の社会・経済もまったく異質なので、格差
問題がかなり相殺されることを忘れてはならない。

 日本はハイ・コスト経済なので、ある程度の収入を得られ
ないと、一定の水準の生活ができない。

日本の場合、近年、格差問題が深刻化してきたと言うのも
そのためである。

例えば、国民年金、医療保険、公共料金、生活費、教育費等が
挙げられる。

具体的に言うと、日本で国民年金や医療保険の保険料を
一定の期間払わないと、それらの制度を利用できない。

公共料金も高く設定されているため、安上がりしようと
しても限界がある。

菅義偉官房長官が8月22日に、札幌市内で行った講演の中で
携帯電話の利用料金について今より4割程度下げる余地があると
話したこともその一例である。

車を持つと、車庫法に基づいて一定の費用が避けられない。
日本のフリーター・アルバイター・派遣社員や非正規社員が
そのため「消費離れ」傾向にあり、様々な保険料も払えない
状態にあり、結局「貧困層」に属していると言われる。


 一方で、インドはこれらのことに関して日本とまったく
対照的である。

まず、すべての料金が貧困者を中心に設定されているため、
生活費をいくらでも削ることができる。

例えば、デリーで公共バスの初乗り料金が5ルピー(8円)、
そしてメトロは10ルピー(17円)である。デリー・ムンバイ
(距離が約1200キロ)の指定席・寝台券が約600ルピー
(1000円程度)である。

携帯電話の月次料金は数百ルピー(約500円)で済ませられる。

国立病院に行けば、貧困者だと、医療費がまったく無料になる。

最近、政府が始めた生命保険だが、一日1ルピー(年間約600円)
の保険料で20万ルピーの保険金が受けられる。

同じく、医療保険だが、月次2000円の保険料を払えば、
入院した場合、50万ルピー(約85万円)の医療保険の保護がある。

インドで大家族制度もまだ健全で、3世代が同じ屋根の下で
クラスことが普通なので、家族によるサポートによって
生活費が削られるようになっている。

このように、贅沢を言わなければ、貧困者でも一定の生活が
できる。

 もちろん、このような料金設定なので、「質」の面で問題が
あるが、制度として決して悪くないと思う。

日本はこの面でインドを参考にできる部分があるように思う。

           【了】


【読者の感想】

国内での格差拡大に加え高齢化も進んでいますので、

日本では消費控えの傾向が続く気がします。

保険料等の負担感も増すばかり。

老後は海外で暮らす方が良いかも。


【最後に】
★このガネーシャ通信初期の頃の執筆者でもあった
インド・日本語センター校長であり経営者の名須川
典子さんが、日本国外務大臣表彰を受賞されました。
ブログでアップしましたので是非ご覧になってください。
モトワニ教授もインド大使館の式典に参列されています。
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★石井洋子がインドから【デリーの日々18】まで配信
しました。其の後日本に戻りましてから引き続き
【インドのこと諸々】を配信中です。
今後ともご高覧いただけましたら幸いです。
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★ 最後まで読んでいただきましてありがとうございます。


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