インド・ガネーシャ通信

★インド・ガネーシャ通信 NO.477★日印文化比較(51):勿体無い

カテゴリー: 2019年01月31日
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  インド・ガネーシャ通信   NO.477
   
             2019.1.31

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  インドをもっと知りたい方 必読!!! 
  
     <2001年8月3日創刊>

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◆インドで生活している人はどんな生活をしているんだろう。


デリー在住 インド人、インド・ネール大学日本研究センター
プレム・モトワニ教授が「日印文化比較」を様々な角度から
お届けしています。


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2019年1月最初のガネーシャ通信です。

今年もどうぞよろしくご愛読お願い申し上げます。

インドからお届けしています。

こちらデリーの朝の気温は7度前後。

日中は20度前後になります。

部屋は天井が高く床は大理石。

冷えますのでストーブをつけています。


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◇◆インド人からのインド便り No.62◇◆        
   

インド・デリー在住    by-プレム・モトワニ
                       (インド・ネール大学教授)



日印文化比較(51):勿体無い


「勿体無い」という概念は日本独特だと日本で思われてきたが、
「ものを無駄にしない」とか「倹約する」とか「質素に暮らす」等と
言った考え方はどこの国や文化にも内在するものであると思う。

逆に、この考え方はその国の国民の経済的豊かさに密接な
関係があるように思う。

つまり、豊かな人ほど浪費型となる傾向になる。

それは、ごく最近まで日本人が車を始め耐久財を3~4年で
買い替えていたが、不景気が長引くに伴ってそうしなくなったと
いうことから明らかである。

同様に、一方では、日本は「日常生活におけるものをムダに
しないという考え方」(同じお風呂を家族全員が順番に
使うことやリサイクル・ショップが一般化したことなど)や
企業の場合「7つのムダ」を徹底的に排除する「改善文化」を
世界的に広めたということで定評があり、称賛に値するが、
他方では、便利さを優先するため、「使い捨て」するもの
(割り箸、使い捨てペンなど)や新鮮さを優先するため、
食品廃棄量(鮮度の低下や賞味期限を理由に小売店、
スーパー、コンビニなどで処分する食品)が非常に多い。

また、贈り物文化やマナーを重視するため、包装紙
などの無駄も目立つ。

一方では、インドも昔から「勿体無い文化」が定着していて、
現在も貧困層や中流に属する人口が大半を占めるから、
無駄遣いがほとんどない。

富裕層による無駄遣いがあっても全てのものがゴミのまま
焼却されるのではなく、リサイクルされるのである。

新聞・雑誌を含め全ての紙類、金属、ペットボトル、
プラスチック、ガラス瓶等が換金できるようになっている。

耐久財は全て下取りされ、修理され、寿命が来るまで
使われる。

それから、独特な例として携帯のMissed call
(直訳すれば、「不在着信」だが、運転手を駐車場から
呼ぶときや人をピックアップするとき目的地に着いたよと
知らせるとき等、相手に別に通話する必要がない場合
電話をわざとワン切りするような携帯の使い方)や
仲間グループを作り、日常のメッセージはもちろん、
町内会の重要な連絡の送受信のためにWhatsAppの
ような無料のアプリを使うことなどが挙げられる。

一方で、インドでも結婚式やパーテイーで約25%の食事が
ムダにされていると言う。

最近、南インドのバンガロール市で余った食事を歩道に
設置された冷蔵庫に入れ、必要とする人はそれを自由に
持っていけると言うユニークな試みが話題を呼んでいる。

要は、勿体無いは万国共通のものであるが、ベスト・プラクティスを
お互いから学び合い、より効果のあるものにすべきだと思う。


              【了】


【最後に】

モトワニ教授には昨年、お嬢様にお孫さんご誕生。
そしてつい最近は息子さんが公認会計士試験に合格
されるというおめでた続きです。

【デリーの日々】のブログをアップしますのでモトワニ教授に
お目にかかっての様子もお伝えします。

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発行周期: ほぼ 月刊 最新号:  2019/01/31 部数:  960部

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