僕らはみんな生きている!

【僕らはみんな生きている!】「ウラジオストク訪問記」

カテゴリー: 2018年11月14日
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  杉山武子のコラム&エッセイメールマガジン◇◆◇2018年11月14日発行

     【僕らはみんな生きている!】    第711回

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        「 ウラジオストク訪問記 」

ことしの真夏の旅は、めったに行くチャンスのない北方へ足を延ばした。
目的地の1つは、ロシアのウラジオストク。もちろん初めての訪問だ。
ウラジオストクの正確な名前はウラジ=ヴォストークで、ロシア語で
「東方を征服せよ」を意味するという、野心満々の極東の港湾都市だ。

日本海をはさんで日本の対岸にあるウラジオストクは、第2次世界大戦
の前は多くの外国人が暮らす国際都市だったといい、日本人も最盛期に
は6千人ほどが住んでいたという。

ウラジオストクの地図を見ると、確かに湾岸の中心部に、旧松田銀行部、
旧日本人小学校、旧日本領事館、浦潮(ウラジオ)本願寺跡などの表記
がある。わたしはツアーバスで教会巡りをしたので、残念ながらかつて
の日本人街の名残りを歩いて回る時間は無かった。

ソ連の太平洋艦隊が司令部を置く軍事都市だったウラジオストクは、第
2次世界大戦後は東西冷戦が続いたため、国民ですら出入りが厳しく制
限された閉鎖都市だったという。またソ連崩壊後の混乱期には、マフィ
アがはびこる暗い街だったそうだ。

その当時から比べると、現在のウラジオストクは日本からの気軽な海外
旅行先として人気急上昇中という。なぜなら日本から最も近いヨーロッ
パだから、ということらしい。確かに町並みや建物に西洋を思わせるも
のが多かった。

一番驚いたのは、街を走る乗用車の9割くらいは日本車だったこと。各
メーカーが揃い、日本で見慣れた車ばかりだ。ソ連崩壊後に大量の中古
日本車や食料品などが持ち込まれたという。日本の港から定期航路で運
ばれて来たのだろう。

高台にある展望台に行ったら、港に軍艦が並んでいる様子や湾を横断す
る橋や街並みが一望できて、よい眺めだった。日本車や日本製品が溢れ、
人々は親日的ではあるけれど、ときには日露戦争で負けたことを根に持
つ人もいます、とガイドさん。さもありなんと思った。

気になったのはバスだ。ツアーのバスはおんぼろで、空調は壊れ、天井
の窓から吹き込む熱風に汗だく。日本製ではなかったがかなりの年代物。
それは路線バスも同じで、蒸し暑い中、どれも窓を全開して走っていた。

歩道は穴ぼこや段差が多くて歩きにくいし、集合住宅の外壁にはエアコ
ンの室外機が取り付けてあり、昭和の時代が思い出された。けれどいま
に国際都市として発展していくだろうと、伸びしろを感じた街だった。

わたしの夢は、ウラジオストクからシベリア鉄道に乗り、モスクワ経由
でサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館へ行くこと。さて、生
きているうちに叶いますかどうか?!

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<あとがき>

 こんにちは。
いつもご愛読いただき、ありがとうございます。

18年ぶりに会社勤めを始めて、3カ月がたちました。
平日の午後1時から5時まで、4時間のパート勤務ですが、
年齢や体力的にもちょうどいい感じです。
のらくらする時間がなくなり、日々張り合いがあります。

午前中に家事や義母さんの生活支援(洗濯・買い物等)を
さっさと済ませ、早めに昼ご飯を食べて「いってきまーす」。
きょう行く用事があり仕事があるというのは、何て幸福なことだろうと
お天道様に感謝です。

  ※このメルマガはブログに転載しています。
ブログ「一樹の蔭、一河の流れ」http://bronte.at.webry.info/

次回は11月28日(水)配信予定です。
みなさま、どうぞ御身大切にご自愛ください。
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【僕らはみんな生きている!】2001年3月18日創刊 月2回第2・4水曜日発行
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発行周期: 週刊 最新号:  2019/01/09 部数:  155部

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