T-mode 遠山清彦の国会奮戦記

遠山清彦のメールマガジン[T-mode]No.578 マスコミと民主党の定額給付批判について

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■■■ T−mode  〜参議院議員・遠山清彦のメールマガジン〜 ■■■
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              【No.578】 2009年(平成21年)2月19日発行
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        マスコミと民主党の定額給付批判について
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遠山清彦です。私は平成13年7月に参院議員として初当選し、これまで8年
間、政治の世界に身をおきながらマスコミと接してきました。そのうえで、日
本のマスコミの政治に関する報道には1つの大きな特徴があると感じています。
それは、良かれ悪しかれ政策的争点あるいは話題の1つに焦点を絞り(シング
ル・イシュー)、それに対して集中的なネガティブキャンペーンを展開して世
論に大きな影響を与えることです。

ここ最近この対象になったのは、定額給付金です。昨年は、ガソリン税高騰問
題と長寿(後期高齢者)医療制度。さらに以前には、議員の年金未納問題もあ
りました。年金未納問題キャンペーンは、今考えると「一体何だったのか?」
と思うほど激しいものでした。「誰が未納か?」という追及は、一時魔女狩り
の様相を呈し、与党側では当時の福田官房長官が辞任し、野党側でも菅民主党
代表も辞任に追い込まれました。解せないのは、その時には官房長官や野党党
首までが辞任する理由だったはずの未納問題も、福田氏が総理大臣になる時に
は何ら問題にされなかったことです。

定額給付金をめぐるマスコミ報道に、似たような傾向性を感じているのは、私
一人ではないでしょう。世論調査では7割の国民が反対とされていますが、同
じ対象者の9割は同じアンケートで「給付金を受け取りたい」と答えています。
奇妙な結果と言えますが、要は政策評価の質問に対しては「テレビであれだけ
酷評されているのだから、評価しない」という答えが大勢を占めるが、自分自
身の対応については「受け取りたい」という人が圧倒的多数だということです。
前者の答えはテレビの受け売りであり、後者が自らの考えであることは言うま
でもありません。だから、政府与党が給付金実施へ向けて進むのも、約9割の
民意を反映したものであり、決して恥ずべきことではないのです。

それにしても、私が驚いたのは、民主党の鳩山幹事長が北九州に市議選応援に
来て、発言した内容です。1月31日の八幡東区での街頭演説で、「給付金は
愚策。しかし、反対するのは国政の仕事。みなさん、給付金が出たらぜひもら
ってください。(中略)北九州だけもらえなくなることはありません。」、と
ぬけぬけと言ったのです。「愚策」と言いながら、「もらってください」と言
う。国民を愚弄するのもいい加減にしてもらいたいと思います。

定額給付金が実現したら、世論の潮目は変わるでしょう。民間会社も、自治体
も、さまざまな知恵を出して給付金の消費を促進し、盛り上げることは間違い
ありません。そうなったときに、声高に反対を叫んでいた民主党議員達はどう
するのだろうかと思っていましたが、鳩山幹事長などは、「私は、前から『も
らってください』と言ってましたよ」と居直るつもりなのでしょう。いつもの
パターンです。

昨年の今頃テレビに登場した民主党の「ガソリン値下げ隊」は、いったいどこ
に行ったのでしょうか?まさに、風見鶏のような同党の体質が、ここに象徴的
に表れています。結局、民主党は、国民生活と向き合っているのではなくて、
マスコミ論調の風を見ているにすぎないと思います。このような政党に、私た
ちの暮らしをゆだねることはできません。
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遠山清彦(とおやま きよひこ)前参議院議員、
平和学博士(Ph.D in Peace Studies, University of Bradford,UK,1998)   
公明党:国際局長、沖縄県本部顧問

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発行部数:4,345部(2009年2月19日現在)
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