T-mode 遠山清彦の国会奮戦記

遠山清彦のメールマガジン[T-mode]No.509 税金のムダ使いを追及

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■■■ T−mode  〜参議院議員・遠山清彦のメールマガジン〜 ■■■  
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              【No.509】 2007年(平成19年)12月6日発行
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             税金のムダ使いを追及
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遠山清彦です。現在、公明党内には「税金のムダ使い対策プロジェクトチーム
が設置され、座長の山下参議院議員を中心に、政府の予算執行のあり方の問題
点について徹底的に研究・調査し、対応を検討しています。私も過去6年間の
議員生活の中で決算委員会に長く所属しており、今年も10月に委員会で、1
1月には本会議で会計検査院が国会に提出した決算検査報告について質問して
います。私は決算については、「与党も野党もない、納税者の立場に立って厳
しく政府の姿勢を正すべき」だと思っております。

さて、前述したプロジェクトチームの最近の調査中、会計検査院から信じられ
ないような問題事例を聞きました。その問題の概要は、以下の通りです。厚生
労働省(省庁再編前は、旧労働省)は、昭和30年から、毎年同省OBの中心
とした10人前後の個人に「労働関係調査事業」というものを委託してきまし
た。ところが会計検査院の最近6年間の同事業の調査によると、この仕事を委
託された個人(受託者)は、交付された委託費については全額使ったとする一
方で、そのお金(元は国民の税金!)を何に使ったのかを記す出納関係書類に
ついては一切作成していなかったというのです。領収書どころか、何につかっ
たかを示す書類を何も提示せず、「ただ全部調査に使いました」と申告してい
たというのです。この6年間だけの同事業の総額は、なんと1億7750万円
です。

さらに、驚いたのは、それだけのお金を使って調査をしたならば、何らかの「成
果」(調査文書など)が残っていてしかるべきですが、それすらほとんどない
というのです。会計検査院の調査では、厚生労働省は、「収集情報については、
受託者から直接報告を受けていたとしているものの、文書による報告を受けて
おらず、また、ごく一部を除き、受託者から直接報告を受けたとしている収集
情報の具体的内容等を記録した資料についても保有していなかった」というの
です。これでは、厚生労働省から委託を受けた個人が本当に調査そのものをし
たのかも分からない、ということになります。

こんな事業を50年間もしていたとは信じられません。ちなみに、この問題の
事業が会計検査院に昨年「発見」され、厚生労働省は昨年の8月でこの事業を
終了しています。しかし、それまでこの事業に投入されたお金は、一円も返還
されず、関係者の処分も私から見れば極めて甘い処分で終わっています。公明
党としてどういう対処をするか、今まさに検討中ですが、まじめに働いた国民
が払っている税金をこんな杜撰な形で使うことが政府内にまだないのか、とに
かく徹底追及していく決意です。
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遠山清彦(とおやま きよひこ)参議院議員、
平和学博士(Ph.D in Peace Studies, University of Bradford,UK,1998)   
参議院:法務委員会委員長
公明党:宣伝局長、国際局次長、
    東京都本部副代表
    沖縄県本部・山梨県本部・静岡県・神奈川県本部顧問    
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発行部数:4,647部(2007年12月6日現在)
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