T-mode 遠山清彦の国会奮戦記

遠山清彦のメールマガジン[T-mode]No.492 沖縄・教科書問題解決のために動く

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■■■ T−mode  〜参議院議員・遠山清彦のメールマガジン〜 ■■■  
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              【No.492】 2007年(平成19年)10月3日発行
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           沖縄・教科書問題解決のために動く
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遠山清彦です。先週土曜日、9月29日、沖縄県宜野湾市の海浜公園で開催さ
れた教科書検定意見撤回を求める県民総決起大会には、11万人以上の県民が
参加し、ものすごい熱気でした。公明党を代表し、壇上に座らせていただいた
私も、登壇者たちの渾身の訴えに耳を傾けながら、この問題の解決に全力を尽
くそうと決意しました。

週明けの月曜日から党幹部の皆様に沖縄の情勢をご報告し、また問題解決のた
めにいくつか資料を提示して、ご説明申し上げました。太田代表、北側幹事長、
斉藤政調会長は、沖縄県民の気持ちを非常に重く深刻に受け止めた上で、迅速
に行動してくれました。昨日までの二日間、連日、渡海文部科学大臣と面談
し、問題解決に向けて率直な意見交換をしました。この2回の会談に私も同席
させていただきましたが、年内にも必ずこの問題は解決できると今確信してい
ます。

また、昨日は地元沖縄を代表し、白保方面議長(前衆院議員)も上京し、この
流れに加わり、太田党首も政府・与党の政策責任者会合で「旧日本軍の(集団
自決への)関与は否定できない」と主張し、「沖縄戦に関する調査機関設置」
という従来からのわが党の主張を政府に再度提案しました。

一方、野党4党は、国会決議を提案し、削除された教科書の記述の復活を求め
る方針を打ち出しております。私は、今回の削除された記述復活の要求それ自
体には賛成ですが、教育への政治不介入・教科書検定の公正性の確保などの原
則から考えれば、個別具体的な教科書の表現を国会決議で変更させる「手法」
については、かなり慎重な立場です。

もっとわかりやすく言えば、国会決議で教科書の表現を変えるやり方は、「両
刃の剣」になりかねません。もし国会決議さえ採決すれば、教科書の表現を変
えることができるという前例を安易に作ってしまえば、今後、国会で多数を維
持する政党や政治勢力の「恣意的な歴史認識」に基づき、教科書のさまざまな
表現が変更されてしまう恐れがあります。これは、制度として健全ではないと
思います。

民主党をはじめとする野党は、参院で過半数を獲得したことに有頂天になり、
それを背景に実現することができるようになった国会決議の採択を乱用して自
分たちの政治的パフォーマンスをしようとしているのでしょうか。多数を頼っ
て未来に禍根を残すような制度のいじり方はしてはならない、と厳しく指摘を
しておきたいと思います。
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遠山清彦(とおやま きよひこ)参議院議員、
平和学博士(Ph.D in Peace Studies, University of Bradford,UK,1998)   
参議院:法務委員会委員長
公明党:宣伝局長、国際局次長、
    東京都本部副代表、沖縄県本部・山梨県本部・静岡県本部顧問    
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発行部数:4,626部(2007年10月3日現在)
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