T-mode 遠山清彦の国会奮戦記

[T-mode] No. 70 公明党 「地道な戦いの証」発見

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■■■ T−mode  〜参議院議員・遠山清彦のメールマガジン〜 ■■■     
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                    【No. 70】 2002年(平成14年)6月5日発行

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         【タイトル】公明党「地道な戦いの証」発見
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1.33歳、そして駐日大使との朝食会
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みなさん、こんにちは。暑い日が続くようになってきましたね(今年は、
梅雨は来るのでしょうか?)。いきなり私事で恐縮ですが、私今日33歳
になりました。ただ、33歳という年齢、なんとなく好きになれません。
秘書のH氏は「ぞろ目でいいやないか」といっていますが、私は「33。
サザンがキューで、人生窮(きゅう)するか(?)」などと悲観的な連想
をしてしまうのはどうしてでしょうか。ま、でもこの年になって年齢を
気にするのも大人気ないので、とにかくこの1年も全力でがんばるぞ!と
決意をしましょう。

その33回目の誕生日は、ベーカー米国大使との朝食勉強会から始まりま
した。午前8時に、米国大使館近くのホテルに与野党の衆参国会議員が30
名ほど集まり、大使の話を聞き、意見交換をしました。また、サプライズ・
ゲストがクリントン政権時代の国防長官を務めたコーエン氏で、ベーカー
大使の親友とかで出席し、議論に参加してくれました。本日の会合では、
人数が多いこともあり、私は発言しませんでしたが、公明党の上田・若
松衆議院議員を含めた何人かが鋭い質問を繰り出していました。

大使の話は、時事問題もありましたが、基本的に18年間上院議員として
勤め、またレーガン政権の中枢で働いた経験を基に、一人の政治家とし
ての歩みを振り返りながら、政治家の役割と政府の意思決定のあり方に
ついて示唆に富んだものでした。話を聞きながら、「やはりこういう人
物を大使として日本も他国に派遣すべきだ」との思いを強くしました。
外務省職員からも有能な大使の方はたくさん出ていると思いますが、や
はり政治家や民間出身の大使を送ることによってしか展開できない外交
も明確にあります。朝食会後、米大使館の政務担当公使に話し掛け、今
後色々と対話をしたいと申し入れました(実は、私は北米担当の党国際
局次長なのです)。沖縄のことなど、忌憚なく意見交換するためにも、
まずは人脈を築きたいと思います。

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2.昭和46年、公明党提案の非核決議
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さて、話は変わって、公明党の過去の実績の話です。私は歴史小説は好
きですが、基本的にあまり過去は振り返られないタイプの人間です。し
かし、今日は「さすが公明党」と思う過去の話が2つあるのです。

ひとつは、今話題の非核3原則について。昭和46年11月24日(私は当時
2歳−関係ないか)、衆院本会議において「非核兵器ならびに沖縄米軍
基地縮小に関する決議」が採択されたのですが、それは公明党提案だっ
たのです。まず、その決議全文を下に記します。

「非核兵器ならびに沖縄米軍基地縮小に関する決議

1.政府は、核兵器を持たず、作らず、持ちこまさずの非核3原則を遵
守するとともに、沖縄返還時に適切なる手段をもって、核が沖縄に存在
しないこと、ならびに返還後も核を持ち込ませないことを明らかにする
措置をとるべきである。

1.政府は、沖縄米軍基地についてすみやかな将来の縮小整理の措置を
とるべきである。

 右決議する。」

この決議に先立ち、趣旨説明に立った公明党の浅井衆議院議員は、その
中で「一切の核兵器の禁止に対する国民の悲願を体し、単なる可能性を
持つ政府の政策としての非核3原則を、国権の最高機関である国会におい
て、核兵器の製造、保有、持ち込み禁止を明確に決議し、国民の総意と
して内外に鮮明にすることは、きわめて大きな意義のあるもの」と主張
しています。

ところでこの決議は、「全会一致」で可決されたのですが、本会議その
ものに欠席をしていて決議採決に実際には参加していなかった政党があ
りました。それは、なんと社会党(当時)と共産党だったのです。今回
の官房長官の発言は私も問題あると思いますが、それを批判する社民や
共産党の議員は自分たちは非核決議を決めた本会議に欠席していたとい
う痛恨の事実も忘れないでおいてもらいたいと思います。公明党(と民
社党)は、当時野党でしたが、決議に参加していたのですから、釈明の
余地はないと思います。

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3.20年前、草川議員が難民問題を指摘
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次の公明党の過去の実績は、実は党というより、草川昭三議員(前衆議
院議員、現参議院議員、党副代表)個人の実績なのですが、難民問題に
関することです。何度かこの欄に書いているように、私は最近日本の従
来の難民政策の問題点を洗い出し、それを改革する作業に取り組んでい
ますが、その作業の中で実は私が追及しようと思っていた論点を20年も
前に国会で質問していた議員がいてそれが草川議員だったことがわかっ
たのです。例えば、草川さんは昭和56年5月28日の衆院外務委員会で、
「現在内閣にインドシナ難民対策連絡調整会議が存在するが、単なるイ
ンドシナ難民のみではなく、広く難民全体の問題にこのような恒常的な
機構が必要ではないか」と質問しています。それに対し、外務省の局長
は、「日夜考えなくてはならない問題と自覚している」と答えているの
ですが、なんとそれから今日まで何も対応策が取られてこなかったので
す。その証拠に、このインドシナ難民とその他の難民に対する処遇の違
いが、昨年3月国連の人種差別撤廃委員会によって指摘され、改善勧告
が出されているのです。

草川さんの難民関連の質問はこれだけではないのですが、いずれの質問
に対する政府の当時の担当官の答弁は実現されていないことを、私は発
見しました。これは由々しき問題で、今後追及していこうと思っていま
す。

しかし、それにしてもさすが草川さん! こんなに鋭い質問を20年前に
していたとは! それで、実は今参議院の議員会館の私の隣が草川事務
所なので、今朝本会議が終わったあとに、草川さんにお話をうかがいに
行きました。草川さんは、屈託のない笑みを浮かべて、「いやー、なつ
かしいな。20年前の私の質問が今役に立つなら、こんなにうれしいこと
はないよ。どんどん当時の政府答弁を使って質問してください」とおっ
しゃっていました。

野党の時代も、与党の時代も、色々非難中傷はありますし、党の弱点は
弱点として改善していかなければならないことは言うまでもありません
が、しかし、公明党が地道に庶民の視点でがんばってきた証ともいえる
具体的事例を発見し、私もさらなる奮闘の決意に燃えているところです。

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遠山清彦(とおやま きよひこ)    

参議院議員、平和学博士(Ph.D in Peace Studies, University of Bradford,    
UK,1998)    
参議院外交防衛・決算・沖縄北方特別各委員会委員    
公明党国際局次長、公明党沖縄県本部顧問、公明党東京都本部副代表    

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発行部数: 3107部(2002年6月5日現在)
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