築地書館BookNews

【築地書館Book News】Vol.193--2/28号

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【築地書館Book News】Vol.193  2018年2月28日発行
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     ///│      ・1月の新刊
   ∠∠/  │      ・書評抜粋
  │││ B │            ・ほっとトーク
  │││ O │            ・ニュース
  │││ O │            
  │││ K │            
  │││  /             *書名下のリンクで本の詳しい内容紹介のほか、
  │││/        序章やあとがきなどをお読みいただけます。
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★1月の新刊★
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『信州はエネルギーシフトする――環境先進国・ドイツをめざす長野県』
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1551-1.html
田中信一郎[著]
1,600円+税 四六判並製 240頁 ISBN978-4-8067-1551-1

大都市へ、長野でつくった自然エネルギーを売る――地産地消を超える環境先進県として脚光を浴びる長野県。
『燃費のいい家』に代表される、地元で新しい仕事を次々に生み出し、地域経済がうるおうエネルギー政策は、どのように生まれ、実行されているのか。
5年にわたって長野県の政策担当者として実務を担った著者が、政策の内実をていねいに解説し、成功への鍵を示す。
あわせて、県内の行政、企業、市民ネットワークの担い手を紹介して、信州エネルギーシフトの全貌を示す。
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『自然を楽しんで稼ぐ小さな農業――畑はミミズと豚が耕す』
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1550-4.html
マルクス・ボクナー[著]シドラ房子[訳]
1,800円+税 A5判並製 192頁+カラー口絵4頁 ISBN978-4-8067-1550-4

自然の恵みをていねいに引き出す多品種・有畜・小規模有機農家が語る、小さくても強い農業で理想のライフスタイルを手に入れる方法。

古い伝統品種を選ぶ理由は、味の良さと肥料の節約。
家畜やミミズに土づくりを任せることで、環境に優しく手間もかからない。
手作りパンや加工品の直接販売が安心と信頼という付加価値を商品に与え、難民から観光客まで開かれた農場経営を行うことで、消費者や地域とつながりマーケティングも万全。
2017年、農業に関わるジャーナリズム作品としてサルスメディア賞にノミネートされた、自然を守って稼ぐ、新しい農業のススメ。

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★書評抜粋★ 
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『歴史をつくった洋菓子たち』
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1549-8.html
◆徳島新聞(1月29日付)
味気ない真実より魅力的なほら話が好まれるのはいつの世も同じ。まず面白がり、それから背後に目を向けるのが「洋菓子伝説との正しい付き合い方」と著者は説く。
◆産経新聞(2月25日付) 青木奈緒氏(作家、翻訳家)評
著者は甘い迷路に私たちを誘う。洋菓子は国を超え、時代を超えて人々を魅了する。味覚においても、また極上の読み物としても。
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『植物園で樹に登る』
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1547-4.html
◆毎日新聞(2月7日付)
著者は、身近にある大きな樹木に抱きつき樹皮に頬を当てることを勧める。そうすることで、植物が光合成をしていることや、長い生命の歴史を感じられるという。
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『宝石 欲望と錯覚の世界史』
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1548-1.html
◆沖縄タイムス(2月11日付)ほか主要地方紙15紙以上に掲載 森永卓郎氏(経済アナリスト)評
本書に描かれた歴史は、これまでに知られている歴史の風景とは大きく異なっているが、とても説得力がある。私が一番驚いたのは、明治維新後の日本経済を引き上げた主役として、御木本幸吉の養殖真珠を取り上げたことだ。私は、明治の日本経済を引き上げたのは、繊維産業だとずっと思い込んでいたからだ。
いずれにせよ、本書は、無味乾燥な経済学を生きた物語で学べる好著だ。
◆週刊文春(3月1日号) 山内マリコ氏(小説家、エッセイスト)評
人は見た目が何割なのかは各々の価値観によるが、宝石に関して言えば値打ちの90%が幻想、そして思い込みだと、宝飾デザイナーのキャリアを持つ著者は断言する。あれは「色のついた石」にすぎないと。しかし世界の歴史の中心には、常に宝石があった。
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『信州はエネルギーシフトする』
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1551-1.html
◆朝日新聞(2月13日付夕刊)
田中信一郎氏は2011年10月から5年間、長野県エネルギー政策担当企画幹を務めた。著書の「信州はエネルギーシフトする」には、経験した人にしか分からないヒントがちりばめられている。
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『雑草は軽やかに進化する』
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1546-7.html
◆日本農業新聞(2月18日付) 奥山雄大氏(国立科学博物館植物研究部研究主幹)評
本書で詳細な自然史が語られているこれらの植物は、いずれも誰もが「なるほど雑草」と認めるようなものばかりである。しかし「彼ら」を真摯に見つめ、学んできた著者だけが語り得る話題の数々は、このようなありふれた植物も、生物進化を研究する上でかけがえのない生きた資料となることを、改めて教えてくれるのである。
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『先生、犬にサンショウウオの捜索を頼むのですか!』
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN978-4-8067-1538-2.html
◆日本農業新聞(2月24日付)
今回の目玉は、キクガシラコウモリのイクメンとなった話でしょう。その奮闘ぶりと、ほおに餌をためる(?)といった本領発揮の観察報告が読ませます。楽しみながら学ぶのに最適ですね。

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★ほっとトーク★
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冬の奥日光

膝を怪我してから、ほとんど日帰り登山ばかりだったが、友人に誘われて、冬の奥日光へ森のなかでのテント泊登山に行ってきた。
日光駅前から湯元行きのバスに乗ると外国人観光客で座れない人がいるほどの満員。バスの運転手が、いろは坂にかかるまでは、補助椅子は出さないでくれと英語でアナウンスしているが、タイ語、インドネシア語、中国語などでもアナウンスしないと通じないのではないか。いろは坂から中禅寺湖畔をはしり、赤沼のバス停まで、標高1000メートル近くをバスで一気に上る。日光駅では晴れていたのに、バスを降りると吹雪いている。
スノーシューを履いて、テントや冬用寝袋、食料、燃料、コンロなどでパンパンになったザックを背負って戦場ヶ原、小田代ヶ原を経て、日光白根山の前衛の山から流れる外山沢庵滝の氷爆を見にゆく。直径1メートル、長さ10mを超える巨大なつららが、何十本も重なってできている氷瀑は迫力がある。完全に凍っているので、滝の裏側に回ることができるのだが、裏側からだと、アイスシルバー色の氷の造形美が際立って見える。最近登山雑誌で紹介されたからか、途中の山道で10組ほどのパーティにであう。
雪と風が強くなり、標高1500mの森のなかでテントを設営。食事のあと、6時には就寝するが、夜半、強風がテントを叩く音で何度か目が覚める。翌朝は4時半起床、テントを片付けてヘッドライトをたよりに、暗い森を出発。雪でトレースが消えているので、慎重にコースを見定める。
夜明け前のある一瞬に訪れるモノトーンの世界。小田代ケ原の雪原と雪原を取り囲む葉を落とした巨木たちがつくる、そのモノトーンの世界の美しさに息をのむ。
冬以外の季節には家族連れのピクニックコースである湯元―切込湖・刈込湖―光徳牧場のコースも、厳冬期には週末でも数パーティが入山するのみ。雪に足を取られて、なかなか前へ進めないうえに、大きなザックと慣れないスノーシューでバランスを崩しやすい。途中、雪だまりに足を取られて動けなくなって凍死した大きな角を持った牡鹿の遺体を見つける。この立派な角で樹皮を剥がして飢えをしのいでいたのだろうか、角の先が研がれて輝いている。今年は、雪が多く、多くの野生動物がこうして淘汰されるのだろう。
光徳牧場のホテルで硫黄泉の風呂に入り、日光誉という、ラベルに地元の酒米生産農家の名前がはいった地酒と名産の湯葉かまぼこを駅前で買って、東武日光線のローカル電車でのんびり帰路についた。冬の日光というと寂れた印象があったが、外国人観光客であふれた活気のある町になっていて驚いた。

築地書館社長 土井二郎

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