それでも公立トップ高校を目指したい!

模試の受け方について<数学の点数がひどい>

カテゴリー: 2018年10月10日
■■■■【 第716号 】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
       [それでも公立トップ高校を目指したい!]       [515部配信]
+++++++++++++++++++++++++++2018/10/10+++
公立トップ校(or上位校)を目指している生徒とそのご父母の方に。英語と数
学を中心に社会、理科まで、その学習のしかたや問題点、テスト結果などを鋭
く分析。そのなかで如何にほんものの実力を養成していくか、受験に必要で役
立つ情報を配信。
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         ◆□◆ 模試の受け方について ◆□◆
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◆◆目次とご案内◆◆
 1.E-juku1st.Com の情報 NO.716
  ●模試の受け方について<数学の点数がひどい>

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 1.E-juku1st.Com の情報 NO.716<模試の受け方について>
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<数学の点数がひどい>
 
 今回は非常に限定したものになりますが、塾で行われる模試の数学に関する、
ある局面について書いてみたいと思います。

 時期は、夏休みが済んで秋が深まりつつある、ちょうどいまの10月頃としま
す。学年は中3、そして科目は数学、塾の模試でのことです。

 ある中3生のご父母の方からの突然のご質問をいただきました。(まあしか
し、質問というのはいつも突然であることが90%以上かもしれませんが。) 
数学の実力アップに向けて、この時期どのように対応すればよいのかアドバイ
スを、というご質問です。

「9月に行われた塾の実力テストが散々だったようです。特に数学が平均点に
も満たなく、○○のテスト(注;某業者の模試)の偏差値にすると60弱という
ところでしょうか。塾の実力テストの過去問は、以前に比べて解けるようにな
ったと喜んでいたものの、実際のテストでは、惨敗。」<一部内容>

 大手進学塾の模試、公立トップ高校はもちろん私立(超)難関校も意識した
問題内容ですから学校の実力テストに較べ、問題も構成もなにもかも違うレベ
ルが高い作りになっています。

 しかし、平均点より下、散々、惨敗では、心情はわかるものの、○○業者の
模試である程度は推測できるところはありますが具体的点数が、さっぱりつか
めません。また他の科目、英・国・理・社の点数や偏差値などもいっさい情報
はなく、それらと比較検討することもできません。ただただ数学に関してだけ。
(ちなみに内申のほうは、1学期は体育の4以外すべて5である、と書かれてい
ました。)

「精神面で弱いお子さんへの、対応、対処法など何かございましたらアドバイ
スいただけると大変うれしく思います。」

 うーん、これが質問のなかで、もっとも難しい答えにくい質問と断言したい。
学力をいろいろ上げる方法はあるとしても、個人的な資質や性格など内面に関
わるものに対して、有効なアドバスなどわたしは持ち合わせてはいない。実際
に直接目で見てよーく観察し、そのなかですこしでもその生徒に効くような改
善方法と示唆を、試行錯誤しつつそして何度もしつこく指導していくことしか
ないではありませんか。しかし、それでも、よくなるという保証はなく、確率
も低いというのが実際のところでしょう。

「塾の先生からも「日ごろできる問題も極度の緊張のため全く思考できなくな
っている状況だから落ち着きなさい」と言われているようです。」

 そうですか、落ち着きなさい、ですか。ほんと抽象的ですね。これしかいえ
ないのでしょう。この落ち着く方法には何があるのか、現場にいるのですから、
たとえ結果が出なくても具体的にひとつふたつ教えるのが塾の先生の役割であ
り、力量だと思います。

 さて、この生徒の具体的にとった点数が、さっぱりわからないのでメールで
訊きました。その返答の一部、「塾の平均が40点台後半かと推測します。それ
に対して、我が子は 35点でした」でした。

 で、もう頭を悩まし時間をかけ考えたことは省き、わたしの返答の一部。
「この35点、できなかった65点の中身は、いったい具体的に何ですか? 基礎
と基本が入っているでしょうし、ミスもあったでしょうし、忘れてしまった解
法もあったでしょう。その分析をしてみてください。」と。

 三度目のメール。
「先生のおっしゃる通り、数学の間違いについては、基本から応用まで幅広く
点を落としておるようです。
特に今回、いつもは、もう少し取れていた「計算問題の次に来る、基本的な応
用問題」がほとんどとれなかったことが一番痛かったように思います。内容と
しては、確率の問題をはじめ、x、yの方程式の応用問題などです。
また、図形問題も、基本的な部分さえ、落としているようです。
もっともっと基本から忠実にやり直し、どんなに緊張しても、基本的な問題を
まずは、取りこぼさないように努力することを伝えます。」

 あまり言葉尻をとらえて批判めいたことは基本的に絶対避けるようにしてい
るのですが(今回に限り例外として)、「~のようです」(婉曲の推量)の言
葉遣いが多いのが、なんとも気になります。今日の午後、雨が降るようです、
は正しいが、いま雨が降っているようです(目の前に直接見て)とは言わない
でしょう。いま雨が降っています、が正しい。

 塾の先生からも・・・・と言われているようです、は納得。しかし、塾の実
力テストが散々だったようです、はどうか? 目の前に見ているでしょう。そ
してテストの分析を指摘し、ここではじめてしげしげと見た(?)結果は、
「計算問題の次に来る、基本的な応用問題」がほとんどとれなかったことが一
番痛かったように思います。内容としては、確率の問題をはじめ、x、yの方
程式の応用問題などです。また、図形問題も、基本的な部分さえ、落としてい
るようです。」と書かれています。「落としているようです」ではなく、「落
としていました」が正しい表現ではないのか。「婉曲の推量」ではなくてね。

 つまり「~ようです」は、他人ごとのような距離感があり、まだ真正面に見
据えていないような、つまり焦点がビシッと合っていないのではないか、とい
ったニュアンスを感じてしまうのです。もちろんそうではないでしょうが。

 こうしてやっと、35点の正体が判りました。緊張するのが大きな原因として
も、しかしまず生徒自身が、そして保護者の方がテスト内容とできなかったと
ころを調べ分析すれば、どうしなければならないかがわかるはずなのです。

「計算問題の次に来る、基本的な応用問題」がほとんどとれなかったこと、図
形問題も基本的な部分さえ落としていたこと、それらをきっちり正答すれば、
あと最低でも15点はアップするでしょう。平均点以下になることはまずない。

 ここに緊張や焦りがあるでしょうか? 本来とれるところを落としてしまう
問題点は、むしろ別のところに在りはしないか?

 そこで、わたしなりの助言をしてみました。精神的に緊張することに対して、
具体的にどうすべきか。なお、これはあくまで塾の模試に対してであり、学校
の実力テストに向けてのものではありません。問題レベルや出題傾向が異なり
ますから。そしてこれは、その後の入試にもかなりつながるものです。

 返答メールの一部<一部修正>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 当人は、100点満点としますが、そのすべての問題に向かって解こうとして
いるのではありませんか? やさしく正答を出すのが当然な基本問題も、応用
問題もすべて。

 実際のテスト内容は見ていないのでなんとも言えないところはありますが、
一部超難関私立を受ける生徒もいるでしょうし、公立トップ高受験を目指す生
徒もかなりいるでしょうから、そのへんを考え問題レベルと構成を想定します。
(注:一般の塾のテストより、もうワンランク上のレベルとご判断ください。)

 粗く大まかに分析します。40点までは基本問題、次の70点までは応用の基本
問題、そして残り30点がかなり思考力を要する応用問題です。

 模試及び入試数学のとるべき点数の目標は、70点です。しかし、これは最終
段階のことで、いまはここまでまだ目指すべき学力も知識もない、と判断して
ます。

 ゆえに、まず模試の数学を受けるに臨んで、もっとも重要とすることは。

 目標とする点数を低く設定し、それを達成することが第一段階です。そのほ
うがぐんと気が楽になり、また緊張感も減るでしょうから。
 
 具体的にいって、塾の模試での点数ですが、平均点よりほんの少し上の「50
点」(ただし、これもテストによって若干動きますが)をとる。とれれば、良
しとする。これを強く意識して、テストに臨み解いていけば、自ずと難問は避
けて通る(また無視する)でしょうし、基本問題を着実に解いてしまうことに
行為は集中するでしょう。

 よし、制限時間以内にすこし余裕を持てて解けた、大丈夫と感じれば、次の
やや応用まで手を伸ばし解いていく。上記尾40点から70点までのゾーンの問題
です。それで結果60点もとれれば、ひとつの大きな進歩と自他ともにいえるで
しょうし、また自信につながるでしょう。

 このゾーンの問題が、塾でやっているときは解けているのに本番では焦って
解けない、あるいはミスをするのは、ほんとうにまだわかっていない、その後
の演習量がまだまだ足りないからです。このことをはっきり認識することです! 
自分ひとりの力で解けるところまで問題のポイントと解法を考え、覚え込む学
習ができていない証拠なのですから。ここを絶対間違ってはいけません。

 基礎と基本は、ほんとに大事です。その学習もきちんともうすこしすべきで
す。しかし、これだけでは、テストの点数を上げるには限界があります。いい
ところ50点までです。これを確実にとるためには、一段上の演習をやることも
必要です。

 また60点以上さらに70点くらいまでがとれる実力を鍛えるためにも、応用問
題の演習をもっと増やし、努力し吸収していくべき時期に来ているようにも感
じています。つまり、もう基本と応用を別けて考える時期ではない、その時間
的余裕はあまりないということです。

 因みに検討されているわたしの問題集(入試図形問題の攻略ersion4)のレ
ベルは、上記の内容でいえば、60点から90点までの範囲を対象としている、と
お考えください。

「図形問題も、基本的な部分さえ、落としているようです」と書かれていまし
たが、たとえば大問の場合、ふつう3問(ときに4問)の小問構成になっていま
すね。この1問目と2問目までできる力を身につけることが今後、非常に重要に
なってきます。(最後の問題は1から3%の正答率ですから、ほとんどの生徒の
場合、まったく必要はありません)

 当然小問の1番目は、50点以下のレベルであり、60点から90点までの範囲に
入るのは2番目と3番目の問題になります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 残念ながら、このアドバイスに対しての返答はありませんでした。どう解釈
されたのかは、さっぱりわかりません。こうしたアドバイスというものは、数
々ご質問を受けるなかでもっともナイーブなものを含んでいますから、真逆に
受けとられる可能性が高いものです。それを経験上認識しているものですから、
しんどく不毛に感じる面があり、回答したくない気持ちが正直あります。

 しかし、そのようなこととは関係なく、中3受験生のこの時期、今回の内容
がこれからの勉強において、参考になる方もなかにほんのすこしはいらっしゃ
るかもしれないとの思いで、今回に限ってここに特別載せた次第です。


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発行周期: ほぼ 週刊 最新号:  2019/01/09 部数:  510部

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