それでも公立トップ高校を目指したい!

それでも公立トップ高校を目指したい!

カテゴリー: 2011年02月16日
■■■■【 第412号 】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
       [それでも公立トップ高校を目指したい!]       [1345部配信]
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公立トップ校(or上位校)を目指している生徒とそのご父母の方に。英語と数
学を中心に社会、理科まで、その学習のしかたや問題点、テスト結果などを鋭
く分析。そのなかで如何にほんものの実力を養成していくか、受験に必要で役
立つ情報を配信。
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        ◆□◆ 中2から中3に向けて<改訂> ◆□◆
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◆◆目次とご案内◆◆
 1.E-juku1st.Com の情報 NO.412
  ● 中2から中3に向けて<改訂> <疑問と指摘しておきたい点>

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  2.一言:「お母様のための中学英文法・総復習問題集」を現在、作成中。
  完成予定は3月半ば。
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 3.お便りコーナー:
  兵庫県西宮市のS 様、中2学力評価テスト、頑張って下さい。
  茨城県水戸市のH 様、中1数・英&入試理科の攻略&実力をつける地理と
            歴史、頑張って下さい。
  東京都墨田区のK 様、中1数・英、頑張って下さい。
  埼玉県北足立郡のU 様、中1英語REVIEW&中1数学・再学習、頑張って下さい。
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※地道に進めると確実に実力がつく、通年用数・英問題集<中1・2・3>
    http://www.e-juku1st.com/indexcontents1.htm.htm 
・「<新版>入試社会の攻略」<中3生対象>
  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/shakai-new-index.htm
・「<新版>入試理科の攻略 by Toppo 」問題集<中1・2・3生対象>
  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/rikaindex.htm
※実力テスト対策問題集<中2&中3生用の数学・英語もあり>
・「中1英語の実力をつける問題集」で、確かな実力形成を!
  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/eigojituryoku1.htm
・「中2数学の実力をつける問題集」中1と中2数学の実力を鍛える。
  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/mathjituryoku2.htm
※学力補強・復習対策問題集<数学とまた英語の中2生用もあり>
・「中1英語REVIEW(復習) 問題集」で、英語やり直しor実力強化!
  URL: http://www.e-juku1st.com/review/english1.htm
※学力評価テスト問題集<中3生用もあり>
・「中2・学力評価テスト問題集」5教科のいまの自分の力を測る!
  URL:http://www.e-juku1st.com/test1,2,3/gakuryoku-2.htm
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・「入試図形問題の攻略」で入試数学の半分を占める図形の力を磨く
  URL:http://www.e-juku1st.com/basetoppo/geoindex.htm
※高校英語&小学生用算数問題集
「算数の図形教室問題集」【小学生用&中学生用あり】で図形能力を開発!
  URL :http://www.e-juku1st.com/referencebooks/sansuu1.htm
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 1.E-juku1st.Com の情報 NO.412 <中2から中3に向けて>
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<疑問と指摘しておきたい点>

 とある塾教師の中2生にたいする言葉に次のようなものがありました(時期
は1月の半ば)。

「もう受験は始まっていると考えた方がいいと思います。
安穏としていたら、3年生になったときは手遅れとなってしまいます。
今のうちから目標を高く持ってはじめよう。」

 この種の発言や主張は巷間、けっこう多いものです。これはまだ納得できる
ほうだけど、一般に、小学校から中学へ上がる前に、中1の数学や英語の先取
りの勉強しようとか、高校受験が無事なんとかすんだ生徒に、すぐさま、誰よ
りも早く高校の勉強に対しロケットスタートを切ってみんなに差をつけようと
か、そのような先さきを急かせる発言がやたらと目立つのだけど、果たしてこ
の類いの、先にばっかり目をやる指摘や考えが正しいのかな?と思う。正しい
という言葉はこの場合あまり適切ではないけれど、まあ多少の違和感と、果た
してそうなのかと、おおいに疑問に感じるところです。

 この疑問に感じ指摘しておきたい点は、大きくふたつ。
1.いままで習ったことが、実力として保存されているのだろうね? 
2.新しい内容を習うための基礎的な知識と学力は、一応ついているのだろうね?

 なんだかよく似た内容かと思われるでしょうが、かなり違うのです。その区
別は、小学から中学、また中学から高校と大きく環境も変わる場面では2が、
そして今回話題設定している、中2から中3に移る場面・段階では1が、該当す
るといえるでしょうか。

 5教科の数学・英語・国語・理科・社会ですが、受験勉強のしかたの観点で
いえば、3つに別けられるかと思います。数学と英語、国語、そして理科と社
会です。どの教科も大切、おろそかにしていいものはひとつもありません。

 まず先に、理科と社会の2科目について。

 ほぼ2年間が済んだわけですが、学習を前に進ませるとして、この2教科のそ
れは、中3内容の勉強を先行するという意味ではありませんね。科目の性質上
縦割りというか単元が横に平等に並んでいるわけで、1,2年の基礎がなければ
中3の内容がわからないということはまったくありません。つまり学習を前に
進ませるとは、1,2年の範囲の復習をすることでしょう。すでに実力形成の中
身の、3分の2がすんだのですから。

 では、理科と社会の2年間の復習を、いったいどれくらいの期間を費やせば
できるのか? これはしかし、愚問であろう。生徒各々の学力によって異なる
わけだし、また異ならなければならないのが適正な姿なのだから、「一般的に」
書くことにははなはだ無理が生じます。

 ただ、指摘はしておきます。
 生徒の理科と社会の実力は、思っているほどにはない、と。これは、成績が
平均的な生徒も、それより下でまったく苦手とする生徒も、そして成績がとて
もいい生徒にも、ほぼすべてに当て嵌まります。定期テストで80何点、90何点
取れていてても、またたとえこれまでの実力テストでまずまずであろうと、こ
と実力に関しては、入試に立ち向かう実力に関しては、わたしは、直接指導し
ていないかぎりあまり信用していません。この表現は誤解を与え非常にまずい
ですが、ではたとえば、社会で通常のテストも実力テストも90点以上、この2年
間つねに取れている生徒を想定して(とても優秀だと思いますが)、わたしが
用意した実力確認テスト(基本的であり、特にひねった問題レベルではありま
せん)でいったい何点取れれば、その生徒の実力を信用できますか? 

 やはり‘同じように’90点以上は期待するといいますか欲しいところなので
すが、すこし加減して10点引いた(甘くみることにして)80点以上はないと、
その実力は物足りないと思いますよ。ところが、過去20数年の経験でいえば最
高点が75点でした。ふつうは60点台になります。平均点前後の生徒は、30点台
です。それでも60点台の生徒は、学力テストなら偏差値で65前後は取れるでし
ょうが(ただし中3最初の時点です)、100点で35%前後の知識が抜ける学力の、
どこがいったい信用できるでしょうか?! 理科はその性質上、これよりすこ
しましですが、それでもほぼ同様です。

 しかしこのような実態をどのように厳しく露悪的挑発的に(?)書き連ねて
も、おそらくまだ、真には理解も納得もしてもらえないでしょう。現実にぶち
当たらねば、生徒はなかなかわからないから。

「自分の頭の中にすでに“わかるものだけのもの”があるときに初めて、理解
が成立するのです」と、どこかで書いてあったけれどまさにこの例のひとつで
ある。

‘すでに’実力形成の中身の、3分の2がすんだと書きました。そして‘すでに’
その実力の正体も、こちらはほぼわかっている。始めねばならない、復習を!
塾でする場合、4月から9月一杯まで、半年は要します。できる生徒もできない
生徒もそれぞれの力からあと偏差値10上げる、気の長い作業です。もちろん個
人で集中してやれば、この半分の期間でできるかもしれないが、春期とか夏期
とか塾の集中特訓なんかで、たとえば10時間(2時間×5日)あるいは20時間の
講習を受けたからといって、それでほんとうの2年分の復習ができるとは、そ
して実力が養成されるとは、わたしには到底思えないのだけど、さて皆様はど
う考えられるか?・・・。

 次に、数学と英語の2科目について。

 ほぼ2年間の勉強がすみました。この数学と英語はよくご存知のように、理
科や社会と根本的に違い、積み重ねの教科です。1,2年の基礎がしっかりして
おかねば、中3の内容を吸収するのに支障をきたします。また理科や社会のよ
うに、すでに実力形成の中身の、3分の2がすんだとは決して思いません。わた
しの感覚では、全体の学力の3分の1です。中3課程の学習内容が、3分の1の重
さがあると考えます。
 
 では、あとの残りの3分の1の学力とはなんだ?! それは、入試に照準を合
わせた勉強とその対策です。この時間がほしい。ほんとにほしい。とくに公立
トップ校とそれに見合う私立高校(併願)を狙う場合は。いわゆる受験対策に
あてる1ヶ月やそこらの期間ではない。もっと厚みがあるいうか、じっくり応
用レベルに構える時間がね。

 その勉強の中身ですが、もちろん1,2年と3年の学習内容の、入試へ向けた
土台部分をミスもなくまた穴もなく完璧にする作業と、入試過去問をしてそこ
で気づいた、まだ自分の力の足りない部分を厚みをもって演習・訓練する作業
があるわけです。特に後者は具体的にいって、英語は長文読解、数学は図形攻
略の力をまだまだ磨くことでしょう。英語の長文読解、そして自由英作文など
への対応力は、適切に勉強すればするほどその力はより高まりますが、数学の
入試図形(すべてではありません。都道府県また理数学科、自校作成などその
条件によって難易度は違います。あくまで8割前後の問題として)は、いくら
普段優秀な生徒であってもそうとは言い切れないところがあります。ここが問
題。それだけに、より努力を積みたい。

 よって英語と数学は、1,2年の学習した力+3年の学習した力+入試に照準
を合わせて勉強した力、の合計(各々3分の1の学力)が、本人の最終の実力に
なるかと思っています。これは抽象的で、理解しづらい指摘かと想われますが、
頭で考えるのではなく実際に入試過去問にあたり、それを自身の手で解いてみ
ればいろいろと気づき、1,2年で学んだこと、3年で学んだこと、それでもま
だ足りないことなど、いったい総合で何が必要なのかが、五感で痛いほどわか
ることなのですが・・・。が、現実には難しいことで)。

 ここですこし、脱線します。
 宣伝になるので、もし必要なければこの段落は飛ばしてお読みください。上
記で指摘した3つの勉強、自分でするなら別ですが、またほんとうに自立して
勉強できる生徒は別ですが、教えるとなるとほんとに面倒でじゃまくさい(?)
作業です。またこれを無理やり完全に進めれば、受容できる生徒の割合は2,3
%あるかないかです。時間も足りません、生徒の能力も努力も足りません、深
く掘り下げる勉強のしかたをいくらいってもほんとうには真似できません。断
定ばかりしてはいけませんが。この難題をどうするか? 3つを1つにすること
は不可能ですが、3つを2つになんとかすることはできます。つまり、3年の学
習を進めつつ1,2年の重要な部分の復習をする、3年の学習を進めつつ入試に
向けたレベルまでの学習する、しかもそれは切れ切れでするのではなく継続的
にしてこそ意味と効果がある、そういう意いで作ってあるのが、中3数・英
(通年用)問題集です。そしてサブにある専門的な問題集です。当然演習量も
多く、またあちこちで立ち止まる、考える、学校で習っていない問題の壁にぶ
ちあたるでしょう。でもですね、ほんとうの実力をつける勉強とはそういうも
のでしょう。中1数・英(通年用)問題集も中2数・英(通年用)問題集も同様
ですから、利用して勉強している生徒はまず、その内容のすべてをやることを
心がけてほしいと思っています。習った内容はすべて自分のものに吸収してし
まう。学校や教科書で習わない、すこしレベルが高い内容が入っていても、そ
れは入試に出る、また欠かすことができないものであり、1,2年のあいだによ
ぶんにきっちり学んでおきたいものです。ただし、そうすらすらすべて吸収で
きるとは思っていない。忘れるだろう。ゆえに、忘れる頃を見計らって、忘れ
ちゃあいかんよと、大事な基本は徹底して繰り返しを入れてある。実力を下げ
ないとは、また実力を上げるとは、そういうことだ。こんなことができていれ
ば、積み重ねである英語や数学は、特別1,2年の復習なんて要らないんだけど
ね。じっくりたっぷりやって、落とすものも忘れるものもないんだから、前に
前に進んだらいい。そこでも、つまり中3の問題集でも繰り返しの復習は入っ
ているのだから。

 あえて段落を切りませんでした。つい長くなりました。一般論に話を戻しま
す。

 ご存知のように、中3の1年は短い。日数的にも受験日まで丸1年ありません。
習う内容は多いし、入試問題と密着した単元も多い。中3の後半ともなれば、
やれ学校の定期テストだ実力テストだ、塾の学力テストだと、やたらと忙しく
なる。時間は刻々と過ぎていくだろう。こう書くと、なにやら急がねばならな
いようにも受け取られないけれど、そうではなく、一歩一歩やるべきときにや
る、すべき課題をきちんと把握してできうる限り計画にそってやっていく、そ
ういう実行力が、中3生にはこれまでの2年間の反省点を踏まえて、なにより求
められるかと思います。

 ではこの時期、数・英のすべき課題、把握しておくべき点とは何か? 
 それは、「1.いままで習ったことが、実力として保存されているのだろうね
?」をまずチェックすることと、中2学習の内容を最後まできちんと早々に片
付けておくことですね。 

 ぐずぐずまだ残している、あるいは残るのが予測されるようなら、3年生で
の学習実行力はあまり期待できないでしょう。また、チェックせずとも、いま
まで習ったことが、実力として保存されていると自覚できない生徒は、各々の
学力レベルに見合った問題集で早急に総復習することでしょう。
 
 中3課程の学習の進め方とその目安、入試対策のおける問題集の利用のしか
たなど、教えてほしいという声を何人かのお母様から最近またいただいていま
すので、そのあたりを次回に書いてみたいと思っています。

 最後に国語。
 あきらかに上記理・社、そして数・英と、学力のつけかた・みかたは異なり
ます。まったくの専門外で、伝えておきたい見識も能力も持ち合わせていませ
ん。

 ただ、こういうことはわかっています。
 国語という科目は、1,2年の基礎がなければ中3の内容がわからないという
ことはないし、中3の内容がわかったといって、それがそのまま入試に通じる
学力を表してもいない、ということを。そもそもふだん、ろくすっぽ読書もし
ないで何が国語力だ、国語の実力を上げるだ、と思いますよ。まずその最低の
ことができていて、その上で、どうすればいいかを考えるべきでしょう。

 とはいっても、なんら問題解決の道筋にも乗らない。それぞれがそれぞれの
方法と考え方で、対処してもらいたいと思っています。そのそれぞれのなかの
ひとつ、ちょっと上から目線になるかと思いますが、一思案を最後に書いてお
きます。

 問題は高校入試の国語で、できるだけいい点をとることでしょう? では、
直接高校入試の国語の過去問にあたればいい。なんだ、この程度か、というの
がわたしの素直な印象ですね(公立入試に限定して)。これはかなり誤解を与
える表現かと思いますが、難関私立中学入試の国語の問題のイヤらしい(?)
出しかたやそのレベルと較べ、むしろ素直でやさしいところが多々あるいいま
すか、設問の作り自体高度なことは生徒に求めてはいないし、解きやすく、答
えやすい内容ではないでしょうか。

 また本日(このメルマガを書いた過去の時点です)、とある国立2次試験の
国語の問題と解答が新聞に載っておりましたが、ざっと流し読んだだけで、う
ーん、3年後にはここまでの国語のレベルが要求されるかと、あらためてその
質と量に驚いた次第。ギャップが大きすぎます。というか、本来はこのレベル
が普通で、それに比したら高校入試の国語のレベルこそが大甘、低すぎるので
す。

 中3にもなればまっすぐに高校入試の問題にあたればいい。他の4教科と違っ
てあたれるのは、この国語だけです。どこに応用がある? 無いですね。作文
から何もかもていねいにやって、そこで修行すればいい。5ヵ年の問題が済ん
だら、他の県の問題を利用すればいいんで、じゅうぶん問題と演習はできるか
と思いますよ。ただしこの方策は、ある程度国語の力がある生徒に対してです
から、そしてあくまでそれぞれ有効と思える方法のなかのひとつにすぎません
から、そのあたりは適当にご判断ください。



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発行周期:  ほぼ 週刊 最新号:  2019/03/19 部数:  506部

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