それでも公立トップ高校を目指したい!

それでも公立トップ高校を目指したい!

カテゴリー: 2011年02月02日
■■■■【 第410号 】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
       [それでも公立トップ高校を目指したい!]       [1387部配信]
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公立トップ校(or上位校)を目指している生徒とそのご父母の方に。英語と数
学を中心に社会、理科まで、その学習のしかたや問題点、テスト結果などを鋭
く分析。そのなかで如何にほんものの実力を養成していくか、受験に必要で役
立つ情報を配信。
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      ◆□◆ 5科目の成績をみる目について VOL.2 ◆□◆
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◆◆目次とご案内◆◆
 1.E-juku1st.Com の情報 NO.410
  ● 5科目の成績をみる目について VOL.2<学力の実相を見誤らない>

  2.一言:
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 ※新学年に向けた家庭での学習教材の決め手に!
 「公立トップ高合格までの確かな実力を養成するE-juku1stの問題集」
  詳しくは下記URLより。
  URL:http://www.e-juku1st.com/indexcontents8-spring.htm
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 3.お便りコーナー:
 千葉県浦安市のT 様、中3英語(通年用)、頑張って下さい。
 岡山県赤磐市のT 様、入試国語の実践演習、頑張って下さい。
 兵庫県神戸市のS 様、中2数・英(通年用)、頑張って下さい。
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※地道に進めると確実に実力がつく、通年用数・英問題集<中1・2・3>
    http://www.e-juku1st.com/indexcontents1.htm.htm 
・「<新版>入試社会の攻略」<中3生対象>
  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/shakai-new-index.htm
・「入試理科の攻略 by Toppo 」問題集<中1・2・3生対象>
  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/rikaindex.htm
・「入試国語の実践演習 by Toppo」<中2・3生対象>
  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/kokugo-index.htm
※実力テスト対策問題集<中2&中3生用の数学・英語もあり>
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  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/eigojituryoku1.htm
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  URL:http://www.e-juku1st.com/referencebooks/mathjituryoku2.htm
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 1.E-juku1st.Com の情報 NO.410 <5科目の成績をみる目について VOL.2>
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<学力の実相を見誤らない>

 今回のVOL.2でもひき続き、5科目の成績をみる目について、学校の5段階評
価の成績表(絶対評価!)をもとに書いてみます。成績表をみて、これが5科
目の学力だと素直に推し量ることはできない、と前回書きました。その捉える
価値は半分もなく(語弊のある表現ですが)、できるだけ学力の判断の読み違
えをしないように一例をもって示しました。今回もできればその目でお読みく
ださい。

 5段階評価の成績数値はよくご存知のように、公立入試の調査書点としてそ
の算出方法は学力検査の比重も含め都道府県によってまちまちながら、合否に
一定の影響を及ぼすもので、とても大切です。この場合、5科目だけでなく9科
目なのですから、そして一般に実技4科目のほうが採点評価(倍率)が高いの
ですから、そのことも踏まえ、内申点のことを考えておくのは当然かと思いま
す。そんなことは重々わかった上でなおかつ5科目の成績表に過度に依存しな
い感覚というかその見る目を、より確かにしておくことが必要じゃないかと思
うのです。

 さて、成績を見た場合、たとえば英語(5)・数学(5)・国語(5)・理科
(4)・社会(5)なんて、もしみたとすると、ああ良いねえ、がんばってるね
えとは思うけれど、はっきりしたことはまだわからない、と考えている。はっ
きりしたこととは、うわべの力ではないほんとうの学力、である。(ただし、
直接数ヶ月も教えれば痛いほどはっきりわかるけれど、それは除いて。)

 それに対し、たとえば英語(5)・数学(5)・国語(3)・理科(4)・社会
(3)なんて、もしみたとすると、はっきりしたことはすぐわかる。だれの目
にもはっきりわかるでしょう。ただ、わかっても、それを深刻に受け止めなか
ったり、いいや、あとでそのうちになんとかするからと思ったり、中3の受験
勉強を本格的に始めたときに弱い科目を一生懸命勉強するからと決め込んだり、
あるいは、わかっていてもその改善と努力を怠っているなら、結局なにもわか
っていないのと同じレベルに止まっているといえる。

 つまり、いいことはまだはっきりわからないけれど、悪いことははっきり見
えていますよ、というのがわたしの意見です。ところが世間には、生徒も親も
数・英が5などを取りできているからいいんだとか、国語の出来のよくないの
に目を瞑ったり、理科や社会を軽んじていたり、しかしそれでも目標は高く上
位の学校を目指していたりと、まったく何を考えているんだかといいたくなる
ことも結構ありますね。

 そんななかで特に、これから中1になる生徒やご父母の方に、また中2や中3
になる生徒やご父母の方にもあらためて、5科目の力の有様を見る目で過たな
いように(とエラそうなことは、あまりいえた義理ではありませんが、そこは
なにとぞご勘弁いただくとして)、そして対象全体を漠然と想定して書くと無
意味に陥るので、ゆくゆく公立トップ校を強い意志で目指している生徒とご父
母の方を対象に、注意点なるところを4つほど書いてみます。個々の科目の具
体的対策や実行の問題点などは、いままでのメルマガでもう飽きるほどほど書
いていますので、あくまでその指摘に留めます。参考になる視点、学習行動の
なかでなんらかのひとつのキッカケになるところがあればさいわいです。

1.国語

 5から4、あるいは4から3へ下がることは多少あっても、3から4、4から5へ上
がることはない。と書いたらエライことになるが、まあ他の科目ほど多くない
し、上げるに難しい科目が、この国語でしょう。ただ、数・英が5を取れてい
るなら国語の力はある程度あるわけで、またなければ数・英がそれほどできな
いというか、理解と注意力も弱い傾向にあるから、国語の3ってことはまずな
いでしょう。

 しかし、塾に通って数・英を5にしてもらっているといえばずいぶん語弊の
ある言い方であるけれど、本来学ぶって事は、自分で新しい内容をよく咀嚼し
たり、深く理解したり、ポイントをしっかり押さえたり、そしてよく演習して
覚えるべきことは確実に覚えていくのが基本だと思うが、それらのすべてまた
は一部を要領よくしかも噛み砕いて教えてもらんだから、つまり、ここにこそ
自分の国語力の重要な力を使うべきところを他人に補助してもらっている形に
なっているんだから、それほど国語の力が大したことがなくともふつう以上で
あれば、中学においてはそこそこやっていけるんで、そうした生徒もなかにけ
っこういるってことを知っておきたいと思うんですね。

 つまり、学習することにおいての吸収力はあっても自分で咀嚼する力がない
生徒は、ほんとうの意味での自立学習ができていないので、それでも通塾など
中学では成績優秀で公立トップ校に進学できたとしても、高校での自立した勉
強に欠かせない咀嚼する力、すなわち国語の力が備わっていないと、成績は低
迷することになる。ならば国語力があれば、高校の各科目の勉強は大丈夫かと
いえば決してそうではなく、そんなものは最低持っていて当然でしょう、とい
うことです。

 いまの公立中学生の、学習以前の国語力の有無がよく話題となるなか、絶対
評価なる5段階の3が果たして如何ほどの正体であるのか、この論証はしません
が、4や5でもその中身と学力の実態は、ごく一部の生徒を除いて、すこぶる危
ういものだと思っている。「そんなものは最低持っていて当然でしょう」とい
う基準を、たとえ5を取っている生徒に当て嵌めてみても、存外達していない
といいますか、深みも幅も足りない生徒が多いように感じますので、満足し停
滞するのではなく、国語力をもっと上げるあらゆる努力を積んでほしいと思い
ます。

 とかく生徒も親も一般的に数・英にばかり関心が行きますが、国語はだいじ
ょうぶなんでしょうか? 学校の授業や教書だけで国語の勉強が終わっている
としたなら、またそのレベルで国語力が形成されているとしたなら、わたしな
どは信じられない気持になりますが、さてそのへん、どうなんでしょうか?

2.社会と理科の3とか4

 数・英が5なのに理科と社会が3とか4である生徒がよくいる。これはふだん
数・英ほど勉強に時間をかけていないからとか、興味がないからといった個人
的理由とともに、塾で数・英2科目に比重をかけてたっぷり勉強しているから
といった理由が挙げられるだろうが、よくない。

 5科目すべてまんべんなくできていて欲しいし、またできるのが中学の内容
でしょう。高校に入ったら、こんな贅沢なこと(?)、あつかましいことは言
っておれないけれど、中学レベルの5科目は、好きだキライだなんて甘ったれ
た気持や考えを持たないで、すべて同等にきちんと勉強し、努力をすべきであ
る。

 努力しても時間をかけても撥ね返っされたり壁にぶち当たるのが高校の各教
科だと思うけれど、中学の場合、努力に見合った成果がまず得られるわけで、
中学で好き嫌いや得手不得手などの感覚と勉強姿勢を持ち込むようでは先が知
れているよ、といいたい。

 次の視点は意見が別れるところであろうが、わたしは、少なくとも公立中学
の場合、理科と社会が抜群にできている生徒が優秀な生徒であると思っている。
そうした生徒は、数学も英語もできているからね。ですから理科と社会への勉
強の意識をつねにしっかり抱いて、また時間もじゅうぶん割いて取り組んでも
らいたいと望んでいます。

3.数学

 1学期の数学の点数や評価は各学年、概ねいいものです。学習する内容が計
算中心の単元であるからです。それが2学期後半や3学期になると、関数や図形
問題になるわけですから、平均点は下がってきます。この理由がおかしいでし
ょう? なぜ関数や図形問題になると、点数が下がってしまうのか。この理由
などはすでにメルマガで詳しく書いていますので省きますが、要するに大半の
生徒は、関数と図形に対する感覚と思考力が弱く、苦手としているからです。

 まだ教科書レベルの基本段階でこれですから、応用的問題や入試問題になる
と、評価5をもらっている生徒でもまったく歯が立たないことはざらにあります。
中1ではそうした問題にぶつかることはまだまだ少なく、中2の後半部分と中3の
後半部分の内容からそれらは出題されるので、このふたつの時期の勉強がとく
に大切になります。しかも学校の授業レベルではふつう、基本的な知識とその
問題しかしませんから応用的問題や入試問題を解く力はまず身につきませんし、
まったく不可能だと書いておきます。それゆえ、その対策の勉強が必要となり
ます。

 こうした目で数学という科目の、中学3ヵ年の評価の背景にあるものを捉え
ておくことも、そして学習をどのように進めていくかの上でも大事なことかと
思われますので、できればご留意なさってください。

4.英語
 
 中1英語の1学期の4や5ほど信用ならないものはない。と書けば、配慮にあま
りに欠ける表現だけれども、でもそれくらいの目で見ていてちょうどいいので
はないか、とわたしは思っている。たしかにそうした評価で大半の生徒は自信
にもなるだろうし、気持もいいだろう。しかし、2学期がまるまる過ぎれば、
どういう生徒の現実が待っているか?! その英語の理解の中身と覚えている
量をもし知れば、1学期、2学期の英語の成績の判断を、5段階評価でたんに見
ているだけではとても危ういことに気づくだろう。

 このことはすでに、経験済みの今度中2に、あるいは中3になる生徒やご父母
の方にはわかっているかもしれません。いや、わかって対策を打っている生徒
はまだいいのですが、実際まだ自分の英語の力がどのくらいあるのか、その足
りなさに気づいていない生徒は、評価5の生徒も含めて恐ろしいほどたくさん
いるのが、毎年繰り返される現実の姿といえます。今度新中1になる生徒とそ
のご父母の方は、成績表ではみえない力の真の所在にくれぐれも用心しつつ英
語の勉強を進めてほしいと思っています。これは、新中2生も中3生も同様です。

 英語は簡単になりましたが書くと限がないので、このへんにしておきます。

 成績表というものは、1科目でも上がっていればうれしいものだし、逆に1で
も下がっている科目があれば、なんでだ、一体どこがいけないだ?!と腹が立
つものです。それはそれでいいとして、また一方、絶対評価の成績表を違った
角度で見たりその価値を捉えておくことも、学力の実相を見誤らないためには
きわめて重要なことかと思いますので、その点で今回の4つの指摘のなか、い
ずれかひとつでも役だつところがあればさいわいに思うところです。


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発行周期:  ほぼ 週刊 最新号:  2019/03/23 部数:  505部

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