ネットワークのおべんきょしませんか?

ネットワークのおべんきょしませんか?Vol.1180 nslookup

カテゴリー: 2012年10月19日
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2012/10/19 Vol.1180 発行部数 約30000

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~INDEX~

        ◆はじめに
        ◆nslookupコマンドの使い方
	◆Geneが講師を担当するセミナー情報
    ◆終わりに

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  「はじめに」

こんにちは、発行者の Gene(じーん)です。

先週までのIPv6 BGPとはまったく関係ありませんが、今回は、nslookupコマン
ドについての簡単な解説です。普段は、あんまり意識することはありませんが、
何かの通信を行うときには、必ずといっていいほどDNSサーバへの問い合わせ
を行なっています。nslookupコマンドはDNSサーバへの問い合わせを手動で行
うためのコマンドです。

トラブルの切り分けの時に、DNSサーバがきちんと動作しているかどうかを確
認するときによく利用します。


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  「nslookupコマンド」


~nslookupコマンド~

TCP/IPで通神をするときには、必ずIPアドレスを指定します。ただ、IPアドレ
スは覚えにくいため、直にIPアドレスを指定することはあまり多くありません。
ホスト名を指定して通信を行うことがほとんどです。ホスト名からIPアドレス
を求めるために、DNSサーバへの問い合わせを行なっています。

DNSサーバへのIPアドレスの問い合わせは自動的に行われます。Webブラウザで
Webサイトを見るときやメールソフトでメールを送受信するときに、ユーザは
DNSサーバへの問い合わせを意識することはありません。
普段は意識することはないのですが、DNSサーバのリソースレコードの登録を
確認したり、何らかの障害やDNSサーバの設定ミスなどでDNSの動作が正しくな
いとき、DNSサーバへの問い合わせを手動で行わなければいけない場合があり
ます。

nslookupコマンドによって、DNSサーバへのIPアドレスの問い合わせを手動で
実行することができます。


~nslookupコマンドのモード~

nslookupコマンドには以下の2つのモードがあります。

・非対話モード
・対話モード

非対話モードは、nslookupコマンドのあとにホスト名などの引数やオプション
の指定を直接指定します。そして、結果が表示されるとすぐにコマンドが終了
します。
一方、対話モードは1回の問い合わせだけでコマンドの実行が終了せずに、次
々と問い合わせを行うことができます。その際、オプションの指定や問い合わ
せるDNSサーバの切り替えなども可能です。対話モードを実行するには、nslookup
コマンドだけを入力します。すると、「>」だけの表示になり、対話モードに
入っていることがわかります。対話モードから抜けるときには、「exit」また
は「Ctrl+C」を入力してください。


http://www.n-study.com/network/image/nslookup01.html
図 nslookupの非対話モードと対話モード


~nslookupコマンドの例~

nslookupコマンドには、たくさんのオプションがあり、DNSサーバに対してさ
まざまな問い合わせを行うことができます。対話モードで以下のリソースレコ
ードの問い合わせの例について解説します。

・Aレコード
・PTRレコード
・MXレコード
・NSレコード


【Aレコードの問い合わせ】
Aレコードには、ホスト名に対するIPアドレスが登録されています。DNSサーバ
に対する問い合わせで最も多いのがAレコードの問い合わせです。Aレコードを
問い合わせるときには、単に問い合わせるホスト名を入力します。以下は、
www.google.co.jp のAレコードの問い合わせの例です。


http://www.n-study.com/network/image/nslookup02.html
図 Aレコードの問い合わせの例

「サーバー」および「Address」は問い合わせを行なっているDNSサーバの情報
です。「サーバー」がUnknownとなっているのは、DNSサーバのホスト名がわか
らない状態だからです。問い合わせるDNSサーバを特に指定していないので、
パソコンで設定されているDNSサーバの情報が表示されます。家庭内ネットワ
ークでは、たいていの場合、ブロードバンドルータのIPアドレスとなります。
その下の部分が問い合わせ結果です。「権限のない回答」とあるのは、問い合
わせを行ったDNSサーバではなく、別のDNSサーバに登録されている情報である
ことを表しています。「名前」がサーバのホスト名で、「Addresses」が対応
するIPアドレスです。また、「Aliases」はサーバの別名です。「www.google.co.jp」
というホスト名はサーバの別名で、実際のサーバのホスト名は「www.l.google.com」
です。他に「www.google.com」という別名もあります。そして、対応するIPア
ドレスは1つではなく74.125.235.112~116の5つあることがわかります。この
ようにホスト名に対応する対応するIPアドレスの情報(Aレコード)を複数登録
することで、サーバの負荷分散も可能です。


【PTRレコードの問い合わせの例】
PTRレコードは、IPアドレスに対応するホスト名の情報です。サーバがクライ
アントから何らかのリクエストを受信するとき、クライアントのIPアドレスが
わかってもホスト名がわからないことがあります。そのような場合、PTRレコ
ードを問い合わせて、IPアドレスに対応するホスト名の情報を調べることがで
きます。

※DNSサーバに必ずしもPTRレコードが登録されているとは限りません。PTRレ
コードを登録していないDNSサーバもあります。

nslookupコマンドはAレコードの問い合わせか、PTRレコードの問い合わせかは
自動的に判別してくれます。PTRレコードの問い合わせは、IPアドレスを指定
するだけです。先ほどのwww.google.co.jp のAレコードで調べたIPアドレスを
指定してPTRレコードの問い合わせをしてみましょう。


http://www.n-study.com/network/image/nslookup03.html
図 PTRレコードの問い合わせの例

「74.125.235.112」に対するホスト名として「nrt19s02-in-f16.1e100.net」
であることがわかります。「www.l.google.com」や「www.google.co.jp」、
「www.google.com」ではありません。GoogleのWebサーバは実際には何台もあ
り、それぞれホスト名とIPアドレスが設定されています。何台ものWebサーバ
をグループ化したホスト名が「www.l.google.com」であり、その別名が「www.google.co.jp」、
「www.google.com」となっていることがわかります。

 

※ホスト名やIPアドレスは執筆当時の情報です。将来的に変更されることがあ
ります。

【MXレコードの問い合わせの例】
MXレコードとはメールサーバの情報を登録しているものです。電子メールは、
メールサーバからメールサーバへと転送されていきます。転送先のメールサー
バの情報を調べるためにMXレコードの問い合わせを行います。以下は、Geneが
取得しているドメイン「n-study.com」のMXレコードの問い合わせの例です。


http://www.n-study.com/network/image/nslookup04.html
図 MXレコードの問い合わせの例


「set type=MX」によってMXレコードの問い合わせを行うように変更しています。
そしてドメイン名を入力すると、入力したドメイン名のMXレコードの問い合わ
せを行います。ドメイン名はメールアドレスの@から右の部分です。すると、
指定したドメインのメールサーバの情報が表示されます。メールサーバの情報
を複数登録することができます。複数のメールサーバの優先度を示しているの
が「MX preference」です。値が大きい方が優先度が高いメールサーバです。
MXレコードでは、メールサーバのホスト名がわかります。IPアドレスを調べる
ためには、さらにAレコードの問い合わせを行います。

【NSレコードの問い合わせ】
NSレコードはドメインのDNSサーバの情報が登録されています。NSとはName Server
のことです。以下は、NSレコードの問い合わせの例です。


http://www.n-study.com/network/image/nslookup05.html
図 NSレコードの問い合わせの例


「set type=NS」によってNSレコードの問い合わせを行うように変更していま
す。そしてドメイン名を入力すると、入力したドメイン名のNSレコードの問い
合わせを行います。n-study.comのDNSサーバは「dn01.cssv.jp」というサーバ
であることがわかります。



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  「終わりに」

F1韓国GPで、とうとうベッテルにポイントを逆転されてしまいました。ここ数
戦のレッドブルの速さは、去年のときのようになっています。フェラーリもが
んばってはいますが、もうちょっと予選でレッドブルに対抗できなければ厳し
いです。

あと4レース残っていますが、ベッテルのマシンにトラブルがなければ、アロン
ソのチャンピオンは無理っぽいです。スパと鈴鹿でリタイヤしていなかったら
逃げ切れたかもしれませんが・・・ま、開幕時にはチャンピオン争いなんて絶
望的だったのに、よく盛り返してくれました。今年もまだ可能性がある限りは
ずっとアロンソを応援します。

来年はどうやら可夢偉はシートを失ってしまうようです。日本人ドライバーが
いなくなってしまうのはとても寂しい。

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                    ★ご購読ありがとうございました★
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|WRITTEN BY:Engineer Support info@n-study.com                        |
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発行周期:  週3回程度 最新号:  2019/03/22 部数:  10,619部

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