東京大学出版会メールニュース

東大出版会メールニュースNO.40

カテゴリー: 2002年05月27日
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■東大出版会ニュース◆NO.40◆
2002年5/27 (現在登録者2054名)
http://www.utp.or.jp/
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◇最近の話題◇
◇近刊予定(2002年6月新刊)◇

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◇最近の話題◇
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◆『活断層詳細デジタルマップ』朝日新聞にて紹介!
http://www.utp.or.jp/bulletin/asahi-yukan.html
http://www.utp.or.jp/shelf/200205/060740.html
朝日新聞5月20日夕刊にて,新刊『活断層詳細デジタルマップ』が大きく紹介さ
れました.
「研究者協力 2万5千分の1 デジタル化 道路・建物と対応明確に――
将来地震を起こす可能性がある活断層がどこにあるかを,2万5千分の1の地図に
表示したデジタルマップが,全国の活断層研究者の協力で完成…これまで全国版
の活断層地図は,縮尺20万分の1しかなかった.今回の地図では,道路などとの
位置関係が判別でき,防災対策などへの活用が期待されている.…」

◆『フランス法辞典』紹介
http://www.utp.or.jp/shelf/200203/031172.html
毎日新聞5月19日書評・紹介欄に3月刊行『フランス法辞典』の書評が掲載され
ました.
「…バルザックの小説にはしばしば法律用語が出てくるが,従来の仏和辞典に訳
語しか出ておらず,意味の取れないことがよくあった.本書はその欠陥を補う待
望の辞典.」

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◇近刊予定(6月刊行予定)◇
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http://www.utp.or.jp/shelf/new.html

◆公共哲学9『地球環境と公共性 』
佐々木毅・金泰昌編 
A5判・360頁・本体3800円 ISBN 4-13-003419-7  
佐々木毅・金泰昌 編 
地球環境問題は一国では対応できない課題を人類につきつけており,まさにグロ
ーカルな公共性が求められている.地球環境の現状と課題は何か.また環境倫理,
生命倫理,環境的公共性はいかにして構想できるのか.本巻は,21世紀地球レベ
ルの新たな公共性を探る.
〈主要目次〉 
はじめに(宇井 純)
1 コモンズと地球環境(石 弘之)
2 地球温暖化と倫理(宇沢弘文)
3 将来世代から見た資源・環境の公共性(原田憲一)
4 「公害」と公共性(宇井 純)
5 オゾン層の破壊と地球(近藤 豊)
6 環境法と公私問題(森嶌昭夫)
7 環境倫理と公私問題(鬼頭秀一)
8 地球環境・生命倫理・公私問題(米本昌平)
9 環境的公共性の理念形成(桑子敏雄)
発展協議
おわりに(金泰昌)
 
◆東洋叢書9『中国都市史』 
斯波義信 
四六判・360頁・本体3400円 ISBN 4-13-013039-0 
中国都市のかたちとシステム,その歴史を西洋・日本の都市と比較しつつ,あま
すところなく解き明かす.郷鎮のルーツをさぐり,都市ギルドの果たす役割に着
目,さらに事例研究を合わせる.中国都市の普遍と特殊に迫る社会経済史の決定
版,貴重な図版資料も満載.
〈主要目次〉 
第一章 歴史のなかの都市
 1 県城と郷鎮
 2 都市のコスモロジー
第二章 都市のシステム
 1 定住の結節としての都市
 2 都市の社会構造
第三章 都市の解剖図
 1 メガロポリス漢口
 2 寧波から上海へ
 3 台湾の都市化
 4 ふたたび鎮について―広東の仏山鎮
 
◆『中国人強制連行』 
西成田豊 
A5判・504頁・本体6400円 ISBN 4-13-026603-9 
中国人強制連行政策と強制労働の実態を明らかにし,その連行過程から就労の実
際,花岡事件をはじめとする数多の抵抗と敗戦後の送還,賃金問題までを丹念に
追う.一三五事業場「華人労務者就労顛末報告書」をはじめて本格的に分析,中
国人強制連行を日本近代史上に位置付ける.
〈主要目次〉 
第一章 中国人強制連行政策の成立過程
第二章 中国人強制連行の組織と構造
第三章 中国人強制連行の過程
第四章 被連行中国人の構成と特徴
第五章 中国人強制労働の構造と実態
第六章 被連行中国人の生活条件
第七章 被連行中国人の死亡と疾病・傷害
第八章 被連行中国人の要求・抵抗・蜂起
第九章 「帝国」日本の敗戦と政治的・経済的諸主体
 
◆国際社会7『変貌する「第三世界」と国際社会』 
加納弘勝・小倉充夫編 
四六判・256頁・本体2800円 ISBN4-13-034157-X 
第三世界の人びとは,植民地支配がさまざまな影響を色濃く残した「国民国家」
のなかで生活し,エスニック問題,教育・言語問題,貧困・居住問題などに直面
している.「国境を越えた」リージョナルな場やグローバルな場で,人びとが自
分たちの願いを達成しようと織りなす,さまざまな行為と関係に接近する.
〈主要目次〉 
序 第三世界と国際社会(加納弘勝・小倉充夫)
1 植民地支配と国民国家(山口博一)
2 「国民国家」の矛盾とマイノリティの挑戦(加納弘勝)
3 内戦の越境,レイシズムの拡散(武内進一)
4 「先住民」と移民政策(都丸潤子)
5 タイにおけるナショナリズム言説と華人(船津鶴代)
6 ラテンアメリカにおける国家と都市住民(幡谷則子)
7 国際移動と地域開発(三島禎子)
8 移民政策と国際社会(小倉充夫)
 
◆『稀少資源のポリティクス』タイ農村にみる開発と環境のはざま
佐藤 仁 
A5判・272頁・本体4800円 ISBN 4-13-040190-4 
環境保全と開発の葛藤が最も如実に現われている国,タイで稀少資源となった熱
帯林とその周辺農村にフィールドを構え,現場の視点から開発と環境保全との葛
藤を考察する.地域住民(カレン)と当局に対しユニークな質問調査・実態調査
を行い,その地域の環境問題が,誰によって,どのように発生し,どのような政
治的構図をまとっているかを明らかにする.新しい環境開発論の提示も含む意欲
的著作.
〈主要目次〉 
第1章 経済発展と稀少資源の保全
第2章 「はざまの土地」の形成過程――せめぎ合う農地と林地
第3章 「はざまの人々」の形成過程――仕切られるカレンと森
第4章 開発と環境保全の統合――外部アクターと作られる「はざま」
第5章 稀少性とシンプリフィケーション
補論 理論と方法の再検討――学問のシンプリフィケーションを超えて
 
◆『金融危機の経済分析』
櫻川昌哉 
A5判・296頁・本体4600円 ISBN 4-13-040192-0 
資金過剰な銀行システムが経済的弊害をもたらすメカニズムに焦点をあて,過大
な銀行部門(オーバーバンキング)が,1980年代にバブルを生み出し,1990年代
には不良債権問題の長期化を許してきた実態を,精緻な理論分析から解明する.
金融の危機と経済の危機が複雑に絡まりあった日本経済の状況を本質的に捉える
新しいマクロ経済理論を構築.
〈主要目次〉 
第I部 資産価格と金融危機
 第1章 資産価格の暴落と金融危機
 第2章 不動産貸出ブームと金融危機
第II部 新しい金融仲介理論の展開
 第3章 不完全資本市場と金融仲介理論
 第4章 リスク分散不能なマクロショックと銀行の資本構成
第III部 不良債権問題とオーバーバンキング
 第5章 BIS規制,会計制度,「追い貸し」
 第6章 不良債権問題の一般均衡アプローチ
 第7章 過大な銀行部門と経済成長の鈍化
第IV部 金融システムと経済成長
 第8章 土地担保融資と経済成長
 第9章 金融システムの選択と経済成長
第V部 国際資本移動と経済発展
 第10章 資本市場開放のタイミングと経済発展
 第11章 金融システムの効率性と国際資本移動
 終 章 新たな金融システムの構築にむけて
 
◆『自然災害と防災の科学』 
水谷武司 
A5判・224頁・本体3200円 ISBN 4-13-062708-2 
多種多様な自然災害の発生予測は非常に難しいが,発生場所の多くは地形・地盤
などの土地条件によってかなり限られるという特質を持つ.本書は,地域の災害
危険性把握と事前の予防の観点から,災害の発生機構,危険性の評価,および対
応方策を関連させながら,自然災害の防災を総合的に解説する.防災関係に携わ
る人の教科書として最適.
〈主要目次〉 
I 序論
 (災害連鎖の構造/対応の多重構造/自然災害の種類)
II 気象災害
 (大雨/台風/河川洪水/内水氾濫/高潮・波浪/斜面崩壊・地すべり/
  土石流/強風・たつ巻/冷害・干ばつ/その他の気象災害)
III 地震・火山災害
 (地震のメカニズム/地盤強震動・液状化/津波/地震火災/斜面崩壊・
  岩屑流/地震予知/地震被害/火山噴火の様式/噴火がもたらす諸現象/
  火山防災)
IV 災害危険性評価・被害予測
 (災害危険性評価/被害予測)
V 土地条件への適応
 (土地利用の規制・管理/個人レベルでの適応)
 
◆『バイオメカニズム16』生体の物理・運動特性を求めて 
バイオメカニズム学会編 
B5判・300頁・本体20000円 ISBN 4-13-060137-7 
2001年の第17回バイオメカニズムシンポジウムで発表された論文のうち厳選され
た24篇を,生体計測,運動特性,モデル解析の3部構成で収録し,あわせて討論
および特別講演を掲載する.学際的研究の最新動向を一望.
〈主要目次〉 
序 鍵盤楽器の文化史
1部 生体計測
2部 運動特性
3部 モデル解析
 
◆東京大学コレクションXIII『北の異界』古代オホーツクと氷民文化 
西秋良宏・宇田川洋 編 
B5変判・236頁・本体3800円 ISBN 4-13-020213-8 
和人が本格的に入植した江戸後期以前の北海道では,アイヌ文化など本州とは全
く異なる無文字文化が展開していた.奈良〜平安時代頃,オホーツク海沿岸に忽
然と現れて消えた謎めく先住民の文化を解明し,一般の日本列島史で語られるこ
とのない面に光をあてる.
〈主要目次〉 
 オホーツクの邂逅(西秋良宏)
第1章 オホーツク人の海と陸
 サロマ湖と流氷(平井幸弘)
 クマと海獣(桑原岳仁)
 原生花園の草花(大場秀章)
 武四郎の見た魚(坂本一男)
 コラム:ホタテのおいしさ(佐々木猛)
第2章 オホーツク氷民文化
 もう一つの日本列島史(宇田川洋)
 骨格形態にもとづくオホーツク人(石田 肇)
 海に生きたオホーツク人(高橋 健)
 コラム:骨が語る食生活(米田 穣)
 オホーツク人の住まい(武田 修)
 オホーツク「クマ祀り」の世界(宇田川洋)
 オホーツク人と死(熊木俊朗)
 コラム:オホーツク人のゆくえ(宇田川洋)
第3章 オホーツク・フィールドワーク
 スグユク・アト・フミ(大貫静夫)
 常呂の民俗学(宇田川洋)
 常呂にねむる先住民のムラ(武田 修)
 ところ遺跡の森構想と大学の地域連携(佐藤宏之)
 オホーツクに生きるまち 常呂(辻 孝宗)
資料編 常呂実習施設史/出品物リスト
 
◆『Japanese Economy and Society Under Pax-Americana』 
渋谷博史・丸山真人・矢坂雅充編 
菊判・416頁・本体9500円 ISBN4-13-047067-1 
「アメリカのインパクト」に強く規定された戦後日本の経済社会のあり様を,歴
史的な文脈のなかで,経済組織,企業ガバナンス,農業などの多様な側面に焦点
をあてて実証的に検証する.日米仏の研究者による国際的な共同研究の成果をふ
まえ,より多角的に戦後日本の経済社会の特質に迫る試み.
〈執筆者〉渋谷博史/丸山真人/伊藤修/樋口均/奥村宏/小林和子/花崎正晴
 /首藤 惠/矢坂雅充/R. Boyer/M. Roe/C. Weathers/E. Feldman
〈主要目次〉 
Part I  Social Economy Structure under American Impacts
Part II Corporate Governance and Industrial Relation
Part III Welfare State and the Areas behind Affluent Society and 
    Welfare State System

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◇編集後記◇
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  ワールドカップ開催も目前となりました.今までサッカーにとくに興味のなか
った私ですらなんだかそわそわした気分になっています.
 最近の小会における話題の的は,なんといっても『活断層詳細デジタルマップ』
です.20日の朝日夕刊で紹介されるや,読者様・書店様から問い合わせが殺到し
ています.小会でもはじめてのDVDということで皆様からも使い方・使用環境
などに対する詳細なご質問を多数頂戴しています.いただいたご質問と小会から
の回答をまとめて近くQ&A集としてHP上にアップしようと準備中です.是非
お役にたてて下さいませ(こや).
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