東京大学出版会メールニュース

サンプル誌

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■東大出版会ニュース◆創刊号◆NO.1
2000年8/11
http://www.utp.or.jp/
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◇最近の話題◇
◇近刊予定(8〜9月新刊)◇
◇最新刊(7月刊行)◇
◇UPより◇

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◇最近の話題◇
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◆「越境する知 (全6巻)」の紹介
 http://www.utp.or.jp/shohyou/shohyou-6.html
  7月から刊行開始した上記シリーズの紹介が,8月2日付『読売新聞』夕刊
 「とれんど in アカデミズム」に掲載されました.「多分野の専門家が交流 
 閉塞状況乗り越えるか」という見出しで,いくつかの大学における実践例を紹
 介,多分野交流のさらに進んだ形として「越境する知」の刊行を紹介していま
 す.

◆『内破する知』の書評
 8月6日,信濃毎日新聞に奥平康弘氏による書評が掲載されました.
 この本の魅力を,「これが学問ですよ」として私たちに示されてきたこれまで
 の「知」のありように挑戦してかかろうという部分として,シリーズ「越境す
 る知」も一緒に紹介しています.

◆『サイエンス・ウォーズ』出版記念パネルトークのお知らせ
 http://www.utp.or.jp/bulletin/wars-abc.html 
 6月刊行金森修著『サイエンス・ウォーズ』の刊行を記念して,青山ブックセ
 ンター本店カルチャーサロンにて「サイエンス・ウォーズを/から考える」と
 題したパネルトークを開催します.開催日程は,8月28日午後7時より開始,
 パネリストは著者と佐倉統氏,茂木健一郎氏の3人です.お申込みは青山ブッ
 クセンターまで.
 青山ブックセンター http://www.aoyamabc.co.jp/ tel 03-5485-5513

◆『サイエンス・ウォーズ』の書評
 http://www.utp.or.jp/shohyou/shohyou-6.html
 8月6日,河北新報にサイエンスライター吉永良正氏による書評が掲載されまし
 た.「文系と理系の間の深い溝」をこえてた両者の相互理解にむけてこの「戦
 争」から何を学び取るかの重要性が強調されています.
 
◆『進化と人間行動』書評
 http://www.utp.or.jp/shohyou/shohyou-5.html
 4月刊行の長谷川寿一・長谷川眞理子夫妻共著による本書の書評が,7月30日付
 『読売新聞』に掲載されました.「人間とはどのような存在なのか?」に対す
  る系統的解説が読みとれます.
 
◆『アメリカズカップのテクノロジー』紹介・書評
  http://www.utp.or.jp/shohyou/shohyou-5.html
 6月刊行の本書紹介が,7月30日付『日経新聞』の「あとがきのあと」に掲載さ
 れました.記事によれば,著者の宮田秀明先生は『夜間飛行』を読んで,自然
 と人間と技術が調和する仕事をしたいと考え,日本チームの技術責任者を引き
 うけたそうです.

◆最新版図書目録(2000-II)出来
 http://www.utp.or.jp/bulletin/mokuroku2000-2.html
 7月末に最新版図書目録が出来ました.ご希望の方は,必要事項をご記入のう
 え,電子メールにてお申し込みください.無料にてお送りいたします.

◆創立50周年記念事業「復刊希望」図書の募集
 http://www.utp.or.jp/bulletin/50fukkan.html
 小会が,東京大学の教官有志の寄付を基金として設立されたのは1951年3月1日
 のことで,来る2001年3月1日をもって創立50周年を迎えます.この半世紀,小
 会は,読者の皆様に支えられ,著者・執筆者の先生方に励まされながら,懸命
 に「学術出版の道」を歩み続けてまいりました.さて,長引く出版不況の直中
 にあって,もともと高定価・少部数の学術出版の現状には,まことに厳しいも
 のがございます.文化的・学術的には極めて貴重な図書であっても,いったん
 品切になるとすぐに入手困難となり,読者の皆様方には大変なご迷惑をお掛
 けしてしまうことが日常化しております.小会はこのような状況に鑑み,創立
 50周年記念事業の一環として,「創立50周年記念復刊」に取り組むことにいた
 しました.
【募集要項】
 HPより皆様のご意見をお寄せ下さい.
 ご希望の多かった書目のなかから25点前後を選んで復刊いたします.
◇申込締切◇9月11日
◇復刊決定◇2000年11月広報誌「UP(ゆうぴい)」とHP上にて
◇復刊時期◇2001年1月
 より多くの皆様からのご意見をお待ちしています.

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◇近刊予定(9月新刊)◇
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刊行前のご案内ですので,目次等に若干の変更が生じる場合もございますが,
ご容赦ください.

◆越境する知 第3巻『言説:切り裂く』
栗原彬・小森陽一・佐藤学・吉見俊哉編
A5判・304頁・定価(本体価格2600円+税)
ISBN4-13-003403-0
 学問領域として認知された知の言説に潜む暗黙の約束事を暴き,その言説が人
 々の生活やさまざまな文化や慣習にどのような変容を与え,その結果,どのよ
 うな社会構造が創られてきたのかを捉えなおす.近代知を批判的に乗り越える
 ための挑戦.
 [主要目次]
 プロムナード(小森陽一・吉見俊哉)
 [I]抗争の現場
   1差別の言説(菅野盾樹) 2公害における知の効用(宇井純)
   3原子力発電論争の展回(吉岡斉) 
 [II]社会の言説
   4言説としての経済学(金子勝) 5社会学の言説(佐藤健二)
   6法という言説(小畑清剛)
 [III]他者への言説
   7歴史学という言説(成田龍一) 8人類学という言説(太田好信)
   9気違いから女王への手紙(中村和恵)

◆表象のディスクール6『創造――現場から/現場へ』
小林康夫・松浦寿輝編
A5判・304頁・定価(本体価格3200円+税)
ISBN4-13-014116-3
 建築,音楽,映画,演劇,美術などの文化的な創造行為のアクチュアリティに
 広く視線を向け,現実社会で今,何が行われつつあるかをレポートする.アカ
 デミズムと現実社会との間の,表象文化論による架橋の可能性を探る意欲的試
 み.
 [主要目次]
 第6巻のためのプロレゴメナ(小林康夫)
 I風景の創造
  都市をつくる(棚橋修) 建築をつくる(伊藤豊雄) 
  音をつくる(カトリーヌ・グルー) 光をつくる(渡辺敦彦)
  風景をつくる(小林康夫)
 II作品空間の創造
  パフォーマンスをつくる(高橋幸世) 映画をつくる(宮岡秀行)
  ヴィデオをつくる(デーヴィド・ブレア)
  サーカスをつくる(藤井慎太郎) 音楽をつくる(伊東乾)
  演劇をつくる(森山直人) メディア・アートをつくる(白井雅人)
  カフェをつくる(住友文彦)
 III文化装置の創造
  美術館をつくる(長谷川祐子) 音楽フェスティバルをつくる(江戸京子・
  船山信子) トリエンナーレをつくる(建畠皙)

◆社会科学の理論とモデル5『コミュニケーション』
池田謙一
四六判・256頁・定価(本体価格2800円+税)
ISBN4-13-034135-9
 コミュニケーションとは何か.この言葉の原義にあるLI側面に注目しな
 がら,会話,ソーシャル・ネットワーク,マスコミュニケーション,インター
 ネット,世論にまたがる広い領域の中で,ダイナミックなコミュニケーション
 のパターンを分析する.
 [主要目次] 
 第1章 社会生活のバックボーンとしてのコミュニケーション
 第2章 個人の情報処理から対人的情報処理へ
 第3章 ソーシャル・ネットワーク上の共有
 第4章 社会的情報環境
 第5章 二重の情報環境とそのダイナミクス
 第6章 情報環境の変容と社会へのまなざし

◆日本の階層システム2『公平感と政治意識』
海野道郎編
四六判・280頁・定価(本体価格2800円+税)
ISBN4-13-055082-9
 複雑化する現代社会の中で,人々はその構造をどのように認知し,評価してい
 るのか.職業威信・階層帰属意識など従来のテーマに加えて,新たにs公平
 感」の観点から現代社会を診断する.さらに混迷する政治における}派層 の意識の中に,新しい社会への胎動を探る.
 [主要目次]
 ?T階層意識の諸相
  1章 豊かさの追求から公平社会の希求へ(海野道郎)
  2章 人は何になりたいのか(都築一治)
  3章 自分はどこにいるのか(間々田孝夫)
 II公平性と社会評価
  4章 公平理念はどのように形成されるのか(宮野勝)
  5章 不公平感はどのように生じるのか(織田輝哉・阿部晃士)
  6章 日本人の不公平感は特殊か(斎藤友里子・山岸俊男)
  7章 不公平感が高まる社会状況は何か(間淵領吾)
 III政治意識の変容
  8章 政治イデオロギーは政治参加にどう影響するのか(小林久高)
  9章 反権威主義的態度の高まりは何をもたらすのか(轟 亮)
  10章 無党派層は政治にどう関わるのか(片瀬一男・海野道郎)


◆現代中国の構造変動6『環境――成長への制約となるか』
小島麗逸編
A5判・328頁・定価(本体価格3800円+税)
ISBN4-13-034126-X
 経済成長に伴って中国はさまざまな環境問題への取り組みを余儀なくされてい
 る.これは,成長への制約となるのであろうか.中国の環境政策と課題を明ら
 かにするとともに,大気汚染・海洋汚染・ごみ・生態系などの環境問題と産業
 との関連を問い直す.
 [主要目次]
 序章 環境問題の所在(小島麗逸)
 第1章 環境政策史(小島麗逸)
 第2章 産業構造と環境負荷(二渡 了)
 第3章 北東アジアの大陸付属海と水質汚濁(池田三郎)
 第4章 燃料価格と環境問題(王恩涌・陳良焜・章錚)
 第5章 中国都市部の固形廃棄物問題(戸崎肇)
 第6章 生態環境政策の展開(小島三多)
 第7章 黄土高原の村――水・土・人の流出・再生への試み(深尾葉子)

◆『日本語を考える』移りかわる言葉の機構
山口明穂
A5判・280頁・定価(本体価格2800円+税)
ISBN4-13-083029-5
 万葉集から現代語まで,日本語の変遷は思考法の変化を映しだしてきた.「き
 ・けり・つ・ぬ」の助動詞が「た」に集約されることによって何が変わったの
 か.主格ではない?。の論理など,形の上から日本語を見なおし,古典の読み
 方に新しい視点を与える.
 [主要目次]
 序章 移りかわる言葉
 第一章 灯暗うして数行虞氏の涙,夜深うして四面楚歌の声
     ――肇の字はいくつを表すか
 第二章 家離りいます吾妹子を止めかね山隠しつれ心どもなし
     ――動詞の用法(已然形の意味)
 第三章 秋たちて幾日もあらねばこの寝ぬる朝明の風は袂寒しも
     ――順接と逆説の論理
 第四章 信濃なる園原にこそあらねども我がははきぎと今は頼まむ
     ――係結びの発生と変遷
 第五章 かく憂き事を知る知る,ありしながらに見奉らむよ
     ――時の助動詞「き」の意味
 第六章 式部卿宮,明けん年ぞ五十になり給ひける
     ――時の助動詞「けり」の働き
 第七章 氷せし嵐を春に吹きかへて昨日は聞かぬ谷の下水
     ――時の助動詞「た」の役割
 第八章 猫を飼はば その猫が争ひの種となるらむ 悲しき我が家
     ――助動詞「らん」の変化
 第九章 「この千鶴子さんはね君,ピエール氏が非常に好きだったんだよ.君
     はいつも傍にいたくせに,写真なんて機械に気を取られて,知らない
     んだろう」と云って笑った.「ピエール氏が好きか,ピエール氏を好
     きか,どっちだ」「さア,それはこの人に聞かなくちゃ」
     ――助詞「が」の機能(主格とは?)
 おわりに

◆『秋成研究』
長島弘明
A5判・384頁・定価(本体価格6500円+税)
ISBN4-13-080062-0
 〈幻妖の作家〉であり国学者でもあった上田秋成の全体像を掘り起こし,近世
 文学史上に位置づけなおす画期的な論考.出自にかかわる伝記を一新するとと
 もに,草稿や自筆本・異本の基礎的な調査にもとづき,『春雨物語』底本を物
 語の生成論から確定する.
 [主要目次]
 秋成の実母とその周辺
 末吉家蔵秋成関係資料
 秋成の筆名
 秋成浮世草子のゴシップ性――和訳太郎論 
 秋成浮世草子と浦島伝承 
 秋成浮世草子と狐詐欺談 
 『雨月物語』『春雨物語』と『英草紙』――主題の継承について
 『雨月物語』における作者・書肆・絵師・読者 
 男性文学としての『雨月物語』
 『雨月物語』の男と女の「性」 
 『春雨物語』の自筆本と転写本
 『春雨物語』の位置
 『春雨物語』の「目ひとつの神」
 『春雨物語』と和歌――「宮木が塚」「歌のほまれ」を中心に
 『春雨物語』における歴史・虚構・命禄――『鴛央行』と「歌のほまれ」 
 秋成の俳歴――漁焉時代を中心に
 秋成の和文――『藤簍冊子』を例に
 秋成の「命禄」――『論衡』の影響について
 秋成と天皇

◆『学校を欠席する子どもたち』長期欠席・不登校から学校教育を考える
保坂亨
A5判・304頁・定価(本体価格2800円+税)
ISBN4-13-051303-6
 不登校という現代の教育の難問にどうアプローチするか.学校システムと子ど
 もの心理発達が絡み合う多様な〈複合問題〉に,丹念な実態調査と臨床心理的
 分析から迫り,実践へのヒントを示す.単純化や俗説を越え,いまもっとも具
 体的な不登校研究の書.
 [主要目次]
  序章 学校を欠席する子どもたちと学校不適応
 I長期欠席と不登校のあいだ――基礎データ編
  1章 実態調査にあたって  2章 長期欠席と不登校の実態
  3章 長期欠席と不登校のその後
 II長期欠席・不登校と学校要因――学校データ編
  4章 長期欠席・不登校の原因論をめぐって
  5章 長期欠席・不登校の学校要因
 III長期欠席・不登校に対する学校の取り組み――学校事例編
  6章 Z中学校の実践  7章 Y中学校の実践
 IV長期欠席・不登校増加の背景要因を考える――総合考察
  8章 w校に行くこと@ 9章 学校環境の流動性
  10章 子どもの仲間関係の発達  終章 子どもの心理発達と学校教育

◆『近代・イスラームの人類学』
大塚和夫
A5判・312頁・定価(本体価格5600円+税)
ISBN4-13-050300-6
 アラブ・ムスリムの世界を,この四半世紀にわたり社会人類学的な視点から調
 査・研究してきた成果にもとづき,l類学C
 ssCWェンダーC茖など9つのテーマを通じてイスラームと磽
 との関係を明確にする.
 [主要目次]
 第1章 序――近代・イスラーム・人類学
 第2章 時間――太陽と月とクォーツ
 第3章 空間――幾何学的空間と行動的空間
 第4章 都市――沙漠と複
 第5章 ジェンダー――消し去られる身体
 第6章 音――クルアーン朗誦,宗教的詩歌,歌謡曲
 第7章 祭り――イスラームのj祭椛 第8章 ネイション――脱宗教的共同体と聖なる言語
 第9章 友と敵――儀礼的暴力としてのジハード
 第10章 近代――ピューリタニズム的イスラーム?

◆『ヨーロッパ政治ハンドブック』
馬場康雄・平島健司編
A5判・288頁・定価(本体価格2800円+税)
ISBN4-13-032203-6
 EU統合をめぐり,今まさに揺れ動くヨーロッパの政治を知るための格好のテ
 キスト.20世紀の歴史,現在の政治制度,各国が今日抱える課題を簡潔に解説
 .丁寧な文献案内と各種データを付す.重要な政治学者や用語もカバーし,本
 格的にヨーロッパを学ぶ人の入門書としても最適.
 [主要目次]
 1アイルランド・北アイルランド 2イギリス 3イタリア
 4オーストリア 5オランダ 6スイス 7スペイン
 8チェコとスロヴァキア 9ドイツ 10ハンガリー 11フランス
 12ベルギー 13北欧諸国 14ポルトガル 15旧ユーゴスラヴィア諸国
 各種データ

◆『日本の国会政治』全政府立法の分析
福元健太郎
A5判・272頁・定価(本体価格5400円+税)
ISBN4-13-036200-3
 本書は戦後国会に内閣が提出したすべての法案を統計分析することによって,
 野党は審議引き延ばしに終始したとする粘着性論と,与野党はイデオロギー的
 法案で強く対立したとする見方を批判した上で,三つのR議様式Vたな
 「争点構造C議論する場としての国会を描き出す.
 [主要目次]
  序章 課題と視角
 第1部 国会政治の構成要素
  第1章 法案審議の政治過程
  第2章 審議様式の定量的分析
  第3章 審議様式の定性的分析
 第2部 審議様式による政治体制の再構成
  第4章 国会政治の歴史的変化:1947-96年
  第5章 国会政治の政策別特徴
  第6章 防衛政策の変質
  終章 結論と含意

◆『刑法総論』
林幹人
A5判・528頁・定価(本体価格3500円+税)
ISBN4-13-032320-2
 犯罪の多様化に伴い,刑法や刑罰の目的についての一貫した思想を見失いがち
 な状況の中で,刑法総論における理論の重要性を改めて強調し,シャープな解
 釈論を展開する本格的体系書.豊富な判例・学説分析を通して刑法総論を理論
 化し,法の公平性の実現をめざす.
 [主要目次]
 第1編 刑法の基礎
  第1章 刑法の目的 第2章 犯罪の実質 第3章 罪刑法定主義
 第2編 犯罪の要素
  第1章 行為 第2章 構成要件 第3章 違法 第4章 責任
 第3編 修正された犯罪類型
  第1章 総説 第2章 未遂犯 第3章 共犯
 第4編 罪数論
 第5編 国際刑法

◆『経済学入門』
鬼塚雄丞・岩田一政・柳田辰雄
A5判・256頁・定価(本体価格2500円+税)
ISBN4-13-042103-4
 初めて経済学を学ぶ学部学生を対象として,必要最低限のトピックスを平易な
 叙述で分かりやすく解説.経済学の基本的なフレームワークに焦点をしぼり,
 マクロ,ミクロともに新しい理論的なテーマを積極的に取リ込む.また図を多
 用することにより,直観的な理解を助ける.
 [主要目次]
  序 経済学とは何か
 第I部 マクロ経済学
  1貨幣と市場 2国民総生産とは何か 3消費理論 4企業の投資行動
  5国民所得の決定メカニズム 6貨幣市場
  7日本の金融市場とマネーサプライ 
  8国民所得と利子率の同時決定メカニズム 9完全雇用と金融・財政政策
  10インフレーションと雇用 11経済成長と景気変動 12開放マクロ経済学
 第II部 ミクロ経済学
  1需要と供給 2消費者と需要 3需要関数の比較静学分析
  4顕示選考と消費者余剰 5生産関数と利潤関数 6費用関数と供給関数
  7交換と生産の効率性と一般均衡 8独占市場の価格づけ 9ゲーム論
  10市場の失敗 11情報の経済学

◆『家族・世帯の変容と生活保障機能』
国立社会保障・人口問題研究所編
A5判・340頁・定価(本体価格4800円+税)
ISBN4-13-051114-9
 日本の社会保障が経済社会に与える影響は広範囲に及び,社会保障給付費の対
 GNP比は約13%にものぼっている.これらの巨額の給付・負担に関して,家
 族・世帯の変容とともに社会保障制度がどのような影響を与え,世帯の生活保
 障機能がどのように変わるのか,個票データをもとに分析する.
 [主要目次]
 第1章 家族・世帯の変容と社会保障
 第2章 家計の国際比較
 第3章 成人同居に見る世帯の生活保障機能
 第4章 世帯の収支と所得分配
 第5章 ライフサイクルから見た不平等度
 第6章 健康と所得
 第7章 高齢者の経済面・生活面の多様性と年齢
 第8章 親子の同居決定要因――家族による高齢者の生活保障
 第9章 高齢者の家計構造
 第10章 社会保障制度の安全網と高齢者の経済的地位
 第11章 高齢者の健康が就業・所得に与える影響
 第12章 高齢者の身体的状態と要介護
 第13章 高齢者の要介護状態が家計の介護時間・費用に与える影響
 第14章 高年齢者の所得構成と医療需要
 第15章 社会保障制度へのインプリケーション
 付録 国民生活基礎調査によるパネルデータ(1989−95)

◆『地表面に近い大気の科学』理解と応用
近藤純正
A5判・336頁・定価(本体価格3800円+税)
ISBN4-13-062707-4
 大気境界層といわれる地表面にもっとも近い大気層の身近な気象を,放射・熱
 収支・風などのさまざまな要素にわけて解説した本格的な応用気象学のテキス
 ト.学生から現場で働く技術者にまで役立つよう豊富な実例をあげ,やや専門
 的な内容までわかりやすく解説している.
 [主要目次]
 まえがき
 第1章 基礎 第2章 放射 第3章 風 第4章 気温と地温
 第5章 熱収支と気象 第6章 斜面風と局地気象 第7章 植物と大気
 第8章 乾燥域の気象 第9章 気候変動と人々の暮らし
 付録/引用文献/あとがき/索引

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◇近刊予定(8月新刊)◇
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http://www.utp.or.jp/shelf/new.html ●は既刊,◆は未刊です

●越境する知2『 語り:つむぎだす 』 
栗原彬・小森陽一・佐藤学・吉見俊哉編 
A5判・328頁・本体価格2600円 
ISBN 4-13-003402-2 
 近代の知を,身体の内奥からポスト・コロニアルの地平にまで問うシリーズの
第2巻.あらゆる知を,言葉がつむぎ出されるふるまいの現場から再考する.詩
や写真の表現もまじえ,言葉の胚胎する新しい可能性から,近代知の内破をここ
ろみる.
 
●社会科学の理論とモデル4『決定』 
宇佐美誠 
四六判・212頁・本体価格2500円 
ISBN 4-13-034134-0 
 民主化の進む現代にあって,急速に版図を拡大しつつある集合的決定の原理.
集合的決定はいかなる性質をもつか.それは政治や法にどのような意味をもつか
.集合的決定の構造を解明してきた社会的選択理論の成果を解説し,その理論的
・実践的な含意を考察する.
 
●日本の階層システム6『階層社会から新しい市民社会へ』
高坂健次編 
四六判・280頁・本体価格2800円 
ISBN 4-13-055126-4 
 21世紀の市民社会における階層システムはどうあるべきか.平等=正義,不平
等=悪というイデオロギーを超えて,公平原理と公共的価値の必要性を説く.さ
らに政治・教育の課題,社会的弱者の問題,グローバル時代の市民権など,今後
の階層研究のあり方を提起する.
 
◆『国際証券取引と開示規制
青木浩子 
A5判・408頁・本体価格7800円 
ISBN 4-13-036116-3 
 証券取引の国際化にともない,証券のオフショア発行や外国証券の国内発行が
増加している.こうした国際的な証券取引に際しての会計情報開示に関する基本
政策を,米・英・独の状況を参照しながら検討し,日本の今後の渉外的証券取引
規制のあり方を模索する.

◆『戦略的アウトソーシングの進化』
西口敏宏 
A5判・464頁・本体価格7000円 
ISBN 4-13-040171-8 
 豊富なデータによる緻密な実証分析から日本における強靭なサプライヤー・シ
ステムの進化過程を包括的に考察し,複雑な諸要因の相互作用が織りなす現代日
本の下請慣行のダイナミズムを鮮やかに描き出す.
Strategic Industrial Sourcing: The Japanese Advantage(Oxford 
University Press,1994)の全訳.
原著は1994年度日経・経済図書文化賞を受賞.  

◆『費用便益分析の基礎』
常木淳 
A5判・168頁・本体価格3200円 
ISBN 4-13-040173-4 
 さまざまな経済政策や公共プロジェクトを経済厚生の観点からどのように評価
,分析するか.本書は,その重要な手法である「費用便益分析」の経済学的な理
論的基礎をコンパクトにまとめる.理論から実践的への指針をあますところなく
提示.
 
◆大内力経済学大系7 『 日本経済論上』日本資本主義の史的分析 
大内力 
A5判 688頁 本体価格 12000円 
ISBN 4-13-044037-3 
 日本資本主義の勃興期から第二次大戦敗戦まで,その生成,発展,変質の歩み
を経済のみでなく政治過程をも丹念に跡付け,新しい日本経済の総体像に迫る.
碩学が10年をかけて心血を注いだ全篇書下し.引きつづき第8巻で,「日本経済
論下−構造分析」を書き下す予定.
 
◆『総観気象学入門』
小倉義光 
A5判・304頁・本体価格4000円 
ISBN 4-13-060732-4 
 総観気象学は,地上天気図で見る温帯低気圧や移動性高気圧,前線,高層天気
図でみる気圧の谷や尾根など,数千キロメートル規模,数日単位の気象を扱う気
象学の中心分野の一つであり,天気予報を支える科学である.本書は,日々の天
気を変化させる素過程を,観測データに基づき,より深くより統一的に記述する
.『一般気象学』( 小倉義光著)の続編として推奨される次のステップの本.

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◇最新刊(7月刊行の本)◇
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http://www.utp.or.jp/shelf/new.html

●越境する知1『身体:よみがえる』 
 栗原彬・小森陽一・佐藤学・吉見俊哉編 
 A5判 300頁 本体価格2600円 ISBN 4-13-003401-4 
●表象のディスクール5 『メディア――表象のポリティクス』
 小林康夫・松浦寿輝編
 A5判 320頁 本体価格3200円 ISBN 4-13-014115-5 
●社会科学の理論とモデル3『権力』
 盛山和夫
 四六判 232頁 本体価格2600円 ISBN 4-13-034133-2 
●日本の階層システム3『戦後日本の教育社会』
 近藤博之編 
 四六判 288頁 本体価格2800円 ISBN 4-13-055123-X 
●東京大学公開講座71『夢』
 四六判 304頁 本体価格2800円 ISBN 4-13-003101-5
●UP選書278『考古学と化学をむすぶ』
 馬淵久夫・富永健編
 四六判 308頁 本体価格2400円 ISBN 4-13-002078-1
●『中世荘園絵図の解釈学』
 黒田日出男
 A5判 440頁 本体価格5600円 ISBN 4-13-020125-5
●『イギリス風景式庭園の美学』<開かれた庭>のパラドックス
 安西信一 
 A5判 368頁 本体価格7200円 ISBN 4-13-016019-2
●『戦後日本の中国政策』1950年代東アジア国際政治の文脈 
 陳肇斌 
 A5判 328頁 本体価格6200円 ISBN 4-13-036099-X
●新装版日米関係史『開戦に至る十年 1931-41年』1政府首脳と外交機関  
 細谷千博・斎藤眞・今井清一・蝋山道雄編
 A5判 324頁 本体価格4500円 ISBN 4-13-034211-8
●新装版日米関係史『開戦に至る十年 1931-41年』2陸海軍と経済官僚 
 細谷千博・斎藤眞・今井清一・蝋山道雄編 
 A5判 344頁 本体価格4500円 ISBN 4-13-034212-6 
●新装版日米関係史『開戦に至る十年 1931-41年』3議会・政党と民間団体
 細谷千博・斎藤眞・今井清一・蝋山道雄編 
 A5判 470頁 本体価格5500円 ISBN 4-13-034213-4
●新装版日米関係史『開戦に至る十年 1931-41年』4マス・メディアと知識人 
 細谷千博・斎藤眞・今井清一・蝋山道雄編 
 A5判 388頁 本体価格4500円 ISBN 4-13-034214-2
●『楕円関数論』楕円曲線の解析学 
 梅村浩
 A5判 376頁 本体価格4800円 ISBN 4-13-061303-0
●『クモの生物学』
 宮下直編 
 A5判 280頁 本体価格5200円 ISBN 4-13-060207-1 

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◇UPより(8月号「学術出版」から)◇
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http://www.utp.or.jp/up/up.html

●日本発 世界へ
  日曜日掲載の各紙「読書欄」には出来るだけ目を通すようにしているが,紹
 介されている書物中の翻訳書の多さに,多少の驚きと違和感を感じることがあ
 る.急いで断っておくが私は,翻訳書の意義や役割について否定的見解を持つ
 ものではない.とりわけ学術書分野での,翻訳書の巨大な足跡については,事
 の是非も含めて,身にしみているつもりだ.
  さて,かけ声中心だった「国際化時代」の深化の果てか,ネット型国際化は
 急速に進展している,しかし「本の国際化」は足踏み状態ではないか.日本語
 で表現された第一級の業績を翻訳して世界に発信する,という意味での国際化
 のことである.分野の差も大きく,英文出版しか出来ない小会だが,質の高い
 訳稿を得て新しい英文書を仕立て定価をつけ,世界の読者に届けることの大変
 さは,仲々理解してもらえない.
  小会は久しぶりに,2点の本格的な英文出版を果たした.その一は,川本皓
 嗣著『日本詩歌の伝統』(1991年,サントリー学芸賞受賞)を原書とする
  The Poetics of Japanese Verse: Imagery,Structure,Meter (国際交流基金
 ・サントリー財団).日本独持の短詩型表現は,今や必ずしも固有文化とは言
 えないが,本書が世界に向かって日本文化の一分野を正しく開いたことは,確
 実.その二,樋口陽一編 Five Decades of Constitutionalism in Japanese 
 Society (末延財団)は「日本国憲法50年」を巡る18名の日本人研究者による書
 下し論文集.いずれも貴重な出版助成金を得ての刊行だが,ともに「日本発世
 界へ」を実現した画期的労作である.
  どんなに厳しくとも,毎年数点の英文出版を目指す,これが現段階での小会
 の決意表明である.しかし英文出版に対するまともな要請がこんな表明で凌げ
 るとは,実は思っていない(W).

●書店の経営実態
  インターネットによる書籍の購入は急激に拡大してきているようだ.オンラ
 イン書店の相次ぐ登場など,インターネットによる書籍販売の話題には事欠か
 ない.だが,実際にインターネットによる販売実績はどの程度なのか,となる
 と,まだまだこれからというのが実情だろう.紀伊國屋書店の松原治社長は
 「BOOKWeb等での売上げは年間30億円ぐらいで,2.5%程度.5年かかるか何年
 かかるかわからないが,10%,130億ぐらいを目標にしてやっていく.なかな
 か大変だ」(『文化通信』6月5日)とオンライン販売を位置づけている.ネッ
 ト販売を重要なツールとしながらも,過度な期待はしない姿勢がうかがえる.
  また,インターネット時代でも「販売の原点は対面販売にあり」と主張する
 企業のトップも少なくない.その意味では,出版界の場合,読者との接点であ
 る書店の役割こそが基本である.しかし,いま書店は「危機」と表現したくな
 る状況なのだ.日本書店商業組合連合会(以下日書連)の「全国書店経営実態
 調査」(1999年11月実施)の結果が公表されたが,書店経営の一層の悪化がみ
 てとれる.例えば,「3年前と現在の経営状態の変化」では69.4%が「悪くな
 った」,20.6%が「やや悪くなった」と回答,実に90%の書店が経営状態の悪
 化を認識している.また,「書店経営上の悩み」については,「売上げの低下
 」が90.4%,「客数の減少」が83.3%となっているが,これは全書店共通の深
 刻な課題といっていい.このような状況を反映してか,日書連の4月1日現在の
 組合員数は,前年の9862店から実に456店が減少し,9406店となった.
  もはや書店の力だけでは事態の打開は不可能というところまできているのか
 (Y).
    
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◇編集後記◇
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 なんとか創刊することがでました.読者の皆様,登録していただいてありがと
 うございます.「まぐまぐ」さんに登録して以降,毎日登録者数が増えていく
 のをワクワクしながら眺めておりました.こういったかたちの媒体でどんなこ
 とができるのか模索中の段階ですが,とにかく新しくて役にたつ情報を皆様に
 提供するよう心がけますので,よろしくお付き合いください.これを機会に小
 会HPにもどんどんアクセスしていただけると幸いです.
  例年以上に暑い日が続きます.皆様ご自愛のうえ,お仕事に,そして読書に
 お励みください(こや).
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