武道通信かわら版

武道通信かわら版 7月20日号 通算435号


カテゴリー: 2018年07月20日
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─────■─■─■■─────────【武道通信かわら版】
────■■■■■■■■────────7/20  2018 通算435号
───────■─■──────────
─────■─■■─■─────────インターネットで読む
─────■─■───■────────『武道通信』
────■■■■■■■─■───────サブマガジ
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  http://www.budotusin.net        東京都 国立市東3-4-8
 sugiyama@budotusin.net       杉山頴男(ひでお)事務所
                    042-580-6428 
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                  プラスチック製ストロー廃止で
                         拙者も考えた

                     世界文明の弓の中で
                    和弓が一番長いのは
                         日ノ本が
          葦原中国{あしはらのなかつくに}であるから

             水辺 岸辺 湿地帯だらけの日本列島は
               地上から二、三メートルの葦だらけ
               猟仲間の同士射をさける目印となる

                    世界文明 初のストローは
              古代メソポタミア文明のシュメール人
                   世界初のビールを飲むのに
                        葦のストロー

                         縄文の狩人は
               縄文土器に葦のストローを差込み
                何を飲んでいたのだろうか?

                       敗戦後少年は
           麦わらストローで 何を飲んでいたっけ?

                    …………………………………………


 お知らせ
2 北朝鮮の弱点を狙え! ……加藤 健
  国連事務総長が北朝鮮支援を要請した! 
3 英米の罠から目を醒ませ、日本人よ!……鎖帷子剣士
    ◎幹部自衛官、野党議員に罵声 訓戒を受ける
    〈その2〉メディアの偏向報道と軽薄な解説
4 忙中閑あり  ……杉山頴男
  ◎世界一長い弓と武士道
    ──日本列島固有種[武士]を考究する


■お知らせ───────────────────────────

一、 兵頭二十八「読書余論」7月期 25日「無銘刀(掲示板)にアップ
   http://www.budotusin.net 

   『電子本 読書余論』number1~47
   『読書余論 合本 number48~95』(48ヶ月分)
    購入の際は宅ふぁいる便にアップロードします。(27MB)
   「杉山頴男事務所様から、ファイルのお預かりをお知らせ」
    とのメールが届きますから
    <h28gatupon(1)>ダウンロードしてください。簡単です。 


■北朝鮮の弱点を狙え! ご協力の呼びかけ《190》─────────

                                             加藤 健


  ◎国連事務総長が北朝鮮支援を要請した!


★ 無知を恥じよ!

在宅ロビー活動にご参加いただいている皆様、北朝鮮関連で腹の立つニ
ュースが多い今日この頃ですが、またしても「アホか!」と呆れ果てる
出来事がありました。国連のグテレス事務総長は12日、ニューヨーク
の国連本部で行った記者会見で、北朝鮮が人道危機に直面しているとの
認識のもと、「国際社会は、北朝鮮の人々を支援するための人道計画に
資金を出す時期だと理解してほしい」と述べ、制裁決議とは切り離して、
人道支援のため資金を拠出するよう呼びかけました。産経等が報じてい
ます。
https://www.sankei.com/world/news/180713/wor1807130023-n1.html

この男はバカです。きっとお勉強はできたのでしょうが、物事の本質を
理解する能力は小学生レベルです。実に幼稚です。国連事務総長として
必要な最低限の能力を有していません。
北朝鮮の「敵対階層」が栄養失調なのは、北朝鮮政府に一銭のカネもな
いからではありません。核・ミサイル開発に何千億円も浪費する一方、
国民にカネを回さないからです。世界中の人がテレビで証拠を見ている
ように、ミサイルや軍事パレートに使うカネなら何千億円もあります。
政策判断で国民を飢えさせているだけなのです。

北朝鮮の政策判断を糾弾することなく人道支援するのは、事実上の軍事
援助です。北朝鮮が核・ミサイル開発に回す予算を増やせるように、北
朝鮮政府が行うべき国民の福利厚生を、肩代わりしていることになりま
す。我が国に対する重大な敵対行為です。
北朝鮮に「国民を飢えさせれば外国からカネを引っ張れる」と覚えさせ
れば、人の命など歯牙にもかけない金正恩は意図的に飢餓を作ります。
なにしろ90年代に金一族の贅沢三昧に何百億円、核・ミサイル開発に
何千億円を浪費する一方、200万人もの自国民を餓死させた政権です。
カネになることなら何でもやります。グテレス事務総長の幼稚な発言は、
飢餓による大量殺人を引き起こす危険極まりないものです。人として許
されることではありません。

私が述べていることは、国連安保理決議に則っています。昨年採択され
た安保理決議第2397号は、北朝鮮人道問題の責任は軍事費ばかりに
カネを使う金正恩政権にあると述べています。前文で「北朝鮮にいる人
々から決定的に必要な資源を流用して」とまで書いています。「流用」
(divert)は犯罪を示唆する表現であり、強い糾弾です。外務省による
公式訳は下記のとおりです。

「北朝鮮が、北朝鮮にいる人々の福祉、固有の尊厳及び権利を尊重し確
保することの必要性を含め、国際社会が有するその他の安全保障上及び
人道上の懸念に対応することが重要であることを再度強調するととも
北朝鮮にいる人々の需要が大きく満たされていない中、膨大な犠牲の下、
北朝鮮が、北朝鮮にいる人々から決定的に必要な資源を流用して、核兵
器及び弾道ミサイルの開発を継続していることに強い懸念を表明し」

当然のことながらグテレス事務総長は、安保理決議に拘束されます。北
朝鮮支援要請は許されません。この事実を全世界の国連大使に知らせ、
北に支援が流れ込むことを阻止しようではありませんか!

ここで皆様にお願いがあります。ほんの少しだけお時間をください。世
界各国のニューヨーク国連代表部にメールを送り、グテレス発言を告発
していただきたいのです。

各国国連大使の多くは、私たちと同じ意見でしょう。みんなで多数のメ
ールを送れば、ニューヨークの外交官コミュニティで話題になります。
それによって、北朝鮮は巨額の支援を取り損ねます。

例文をコピーするだけなら1分でできます。それでは皆様、よろしくお
願いいたします。 



◆ 送り先
(宛先を自分にして、BCCに下記をコピーしてください。3回に分けな
いと送れない場合があります)
info@afghanistan-un.org, mission.newyork@mfa.gov.al, 
albania.un@albania-un.org, mission@algeria-un.org, contact@andorraun.org, 
themission@angolaun.org, enaun@mrecic.gov.ar, armenia@un.int, 
australia@un.int, new-york-ov@bmeia.gv.at, azerbaijan@un.int, 
mission@bahamasny.com, bahrain1@un.int, bangladesh@un.int, bdpmny@gmail.com, 
prun@foreign.gov.bb, barbados@un.int, missionboliviaun@gmail.com, 
belmission.ny@gmail.com, newyorkun@diplobel.fed.be, blzun@belizemission.com, 
beninewyork@gmail.com, chadorpmb@yahoo.com, delgaliviaonu@hotmail.com, 
bihun@mfa.gov.ba, botswana@un.int, distri.delbrasonu@itamaraty.gov.br, 
brunei@un.int, bulgaria@un.int, mission.newyork@mfa.bg, bfapm@un.int, 
burundi@un.int, capeverde@un.int, cambodia@un.int, 
cameroon.mission@yahoo.com, canada.un@international.gc.ca, 
repercaf.ny@gmail.com, chadmission@gmail.com, chile.un@minrel.gov.cl, 
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mpcongo_onu@hotmail.com, contact@missioncrun.org, 
cotedivoiremission@yahoo.com, cromiss.un@mvp.hr, cuba_onu@cubanmission.com, 
mission@cyprusun.org, un.newyork@embassy.mzv.cz, missiondrc@gmail.com, 
nycmis@um.dk, djibouti@nyct.net, dominicaun@gmail.com, drun@un.int, 
ecuador@un.int, pr.egypt@un.int, elsalvador@un.int, mission.newyork@mfa.ee, 
ethiopia@un.int, mission@fijiprun.org, sanomat.yke@formin.fi, 
france@franceonu.org, info@gabonunmission.com, gambia_un@hotmail.com, 
geomission.un@mfa.gov.ge, info@new-york-un.diplo.de, ghanaperm@aol.com, 
grdel.un@mfa.gr, grenada@un.int, guatemala@un.int, onupnud@minex.gob.gt, 
missionofguinea@aol.com, guinebissauonu@gmail.com, guinea-bissau@un.int, 
guyana@un.int, mphonu.newyork@diplomatie.ht, honduras_un@hotmail.com, 
hungary@un.int, unmission@mfa.is, india@un.int, indiaun@prodigy.net, 
ptri@indonesiamission-ny.org, iran@un.int, newyorkpmun@dfa.ie, 
info-un@newyork.mfa.gov.il, info.italyun@esteri.it, info.italyun@esteri.it, 
jamaica@un.int, p-m-j@dn.mofa.go.jp, missionun@jordanmissionun.com, 
kazakhstan@un.int, info@kenyaun.org, kimission.newyork@mfa.gov.ki, 
contact@kuwaitmission.org, kyrgyzstan@un.int, lao@un.int, 
mission.un-ny@mfa.gov.lv, contact@lebanonun.org, lesotho@un.int, 
Liberia@un.int, info@libyanmission-un.org, mission@nyc.llv.li, 
lithuania@un.int, newyork.rp@mae.etat.lu, repermad.ny@gmail.com, 
MalawiNewyork@aol.com,  MalawiU@aol.com, mwnewyorkun@kln.gov.my, 
info@maldivesmission.com, malionu@aol.com, malta-un.newyork@gov.mt, 
malta@un.int, marshallislands@un.int, mauritaniamission@gmail.com, 
mauritius@un.int, onuusr1@sre.gob.mx, fsmun@fsmgov.org, monaco.un@gmail.com, 
mongolianmission@twcmetrobiz.com, UN.NewYork@mfa.gov.me, 
morocco.un@maec.gov.ma, mozambique@un.int, myanmarmission@verizon.net, 
namibia@un.int, nauru@un.int, nepal@un.int, nepalmissionusa@gmail.com, 
nyv@minbuza.nl, nzpmun@gmail.com, nicaragua@un.int, nigermission@ymail.com, 
permny@nigeriaunmission.org, delun@mfa.no, un.newyork@mfa.no, oman@un.int, 
pakistan@un.int, mission@palauun.org, emb@panama-un.org, 
pngun@pngmission.org, paraguay@un.int, onuper@unperu.org, 
newyorkpm@gmail.com, nowyjork.onz.sekretariat@msz.gov.pl, portugal@un.int, 
pmun@mofa.gov.qa, korea.un@mofa.go.kr, unmoldova@aol.com, 
newyork-onu@mae.ro, press@russiaun.ru, ambanewyork@minaffet.gov.rw, 
ambanewyork@gmail.com, sknmission@aol.com, info@stluciamission.org, 
svgmission@gmail.com, samoa@un.int, sanmarinoun@gmail.com, 
sao-tome-principe@un.int, saudi-mission@un.int, senegal.mission@yahoo.fr, 
info@serbiamissionun.org, seychelles@un.int, seychellesmissionun@gmail.com, 
sierraleone@un.int, singapore@un.int, un.newyork@mzv.sk, slovenia@un.int, 
simun@solomons.com, somalia@un.int, pmun.newyork@dirco.gov.za, 
info@rssun-nyc.org, Rep.nuevayorkonu@maec.es, mail@slmission.com, 
sudan@sudanmission.org, suriname@un.int, swaziland@un.int, 
swazinymission@yahoo.com, sweden@un.int, nyc.vertretung-un@eda.admin.ch, 
exesec.syria@gmail.com, tajikistanun@aol.com, thailand@un.int, 
newyork@mfa.gov.mk, timor-leste@un.int, togo@un.int, togo.mission@yahoo.fr, 
tongaunmission@gmail.com, tto@un.int, tunisnyc@nyc.rr.com, tunisia@un.int, 
tr-delegation.newyork@mfa.gov.tr, turkmenistan@un.int, tuvalu@un.int, 
tuvalu.un@gmail.com, ugandaunny@un.int, uno_us@mfa.gov.ua, 
newyork@mofa.gov.ae, uk@un.int, tzrepny@aol.com, USUNPolFax@state.gov, 
uruguay@un.int, uzbekistan.un@gmail.com, vanunmis@aol.com, 
misionvene@venezuelaonu.gob.ve, info@vietnam-un.org, 
YMISS-NEWYORK@MOFA.GOV.YE, zambia@un.int, zimnewyork@gmail.com, 
office@holyseemission.org, palestine@un.int,


◆ 例文
件名: Aiding the North Korean Military など(タイトルは個々別々
のほうがいいので、できれば変えてください。From ・・とあなた様の
名前を入れても構いません)
本文:
Your Excellency,

It is with regret that on 12 July, UN Secretary-General Antonio Guterres 
told the media that the UN is seeking funds for humanitarian projects in 
North Korea without condemning the North Korean regime for prioritising 
military expenditure over the welfare of its own people. It would send the 
wrong message to Pyongyang and further escalate the situation in North 
Korea. The regime would deliberately starve the so-called “hostile class” 
to gain foreign aid.

The preamble of UNSCR 2397 stated:
“Underlining once again the importance that the DPRK respond to other 
security and humanitarian concerns of the international community, including 
the necessity of the DPRK respecting and ensuring the welfare, inherent 
dignity, and rights of people in the DPRK, and expressing great concern that 
the DPRK continues to develop nuclear weapons and ballistic missiles by 
diverting critically needed resources away from the people in the DPRK at 
tremendous cost when they have great unmet needs,”
https://www.un.org/press/en/2017/sc13141.doc.htm

The primary responsibility of taking care of the North Korean people lies 
not with the international community, but the North Korean government.

Thank you for your consideration.

Yours truly,
(あなた様のお名前)

◆ 翻訳文
大使閣下
アントニオ・グテレス国連事務総長が7月12日、国民の福祉より軍事
費を優先する北朝鮮の政策を非難することなく、北朝鮮国内の人道支援
計画への資金拠出を求めているとメディアに語ったことは遺憾です。こ
うした発言は北朝鮮に誤ったメッセージを送り、状況を悪化させます。
北は外国から援助を得るために、いわゆる「敵対階層」を意図的に飢え
させるでしょう。
安保理決議第2397号の前文に次のようにあります。(上記と同じ文
章)
北朝鮮国民の面倒をみる第一義的な責任は国際社会でなく、北朝鮮政府
にあります。
ご検討ありがとうございます。敬具




■英米の罠から目を醒ませ、日本人よ!  《67》──────────
                               
                                              鎖帷子剣士
 

  ◎幹部自衛官、野党議員に罵声 訓戒を受ける
    〈その2〉武士道は帝國陸海軍から自衛隊に受け継がれている
 

★今や多くの國民が自衛隊を尊敬し感謝しています

 何と言っても、東日本大震災が国民と自衛隊を近づけたことが、一
番大きいでしょう。
 自衛隊員の献身的な働きを、多くの國民が目にしており、当初は自
衛隊員の活躍を意図的に隠すようにしか映写していなかったNHKはじ
め民放テレビ局も、出動規模と活動の大きさにいつまでも無視する訳
に行かず、全国規模で一日中放映される献身ぶりは國民を感動させ、
災害派遣の任務を終えた自衛隊のもとには「自衛隊の皆さん、ありが
とう」という感謝の手紙が、数え切れないほど届いたと聞きます。

 特に福島の放射能汚染地区に出動した自衛隊、警察、消防の車両の
列に対して、深々と頭を下げる沿道の人々の姿は、国民と自衛隊との
相互の信頼と尊敬を示す、象徴的な光景でした。

 住民たちの感謝と期待に対して、車上から答礼する自衛官の、必ず
や御役に立ちたいと思う心が、放射能汚染に立ち向かわせたのです。
自衛隊は國民によって支えられています。

 思えば大東亜戦争出征の折、兵士を満載した軍用列車に沿線の幼児
たちが、手に手に日の丸の小旗を持って、畔(あぜ)を走り見送る姿
に、また敗北に意気消沈して復員する兵士達を、出征したときと同じ
ように沿線を日の丸の小旗で迎えた幼児たちの一団に、列車内は抑え
た忍び泣きから、ついには号泣にかわり、停車駅では割烹着姿の婦人
会が湯茶でもてなし、軍と國民とのつながりは、特に地方では、まだ
まだ篤いものがあったのです。

 ここにくさびを打ち込んだのが、占領軍総司令部による『太平洋戦
争史』であり、夜毎のラジオ連続番組『真相はかうだ』でした。
 WGIP(ウオー・ギルト・インフォメーション・プログラム・贖罪
意識刷り込み作戦)の成果である、「日本国民は悪くない、悪いのは
日本軍国主義・そして日本は支那やアジアを侵略した」を核心とする、
洗脳工作です。当時、これに直接引っかかったのが、現在80代の方
々であり、未だに洗脳されたまま、メディアや自民党内にすら存在し
ていました。これをすっかり受け継いだのが、団塊の世代です。

 2001年6月、小泉首相はキャンプデービットで米国大統領にこう
言ったそうです。「アメリカは日本人を日本軍閥から解放してくれて、
私は感謝している」。アホかっ! こんな総理が靖國神社に何を祈り
に行くのか。

 ★「國とは守るべきもの」との飛躍は任務至上主義のニヒリズ

 なぜ國民は軍や自衛隊に期待するのか? それは民族の持つ武士に
対する信頼と尊敬であり、戦人(いくさびと)であった武士たちが泰
平の江戸期をかけて、武道の鍛錬による心の強みと学問を、一命をか
けて、公のためみんなのためにという高いモラル(武士道)にまで、
生き様として、自発的に昇華したからであり、それを明治維新以来引
き継いできたのが帝国陸海軍であり、現在の自衛隊だからなのです。

 これは理屈ではなく、日本人の武に対する古来からの情緒です。
 自衛官には、誇りを持って任務についてもらわねばなりません。
 自衛隊創立以来64年、第九合唱「歓喜によせて」の作詞者シラー
の言葉、『大いなる精神は静かに忍耐する』を、幹部自衛官がいつま
でも座右の銘とするようでは、これは國民に責任があります。

 シラーは、フランス革命の時代の精神を生きた人であり、「フラン
ス革命名誉市民」の称号を持つ人物です。

  「國とは何か」を考えず「國とは守るべきもの」との飛躍は、任務
至上主義のニヒリズムであると故三島先生は語ったそうですが、任務
の中味を自らの頭で考えられる、歴史に学び哲学を持ち、自分の意見
を持った自立した自衛官を得てこそ、國家の安全保障は確かなものに
なると考えます。ギリシャ都市国家以来の「民主主義」の本義は、戦
争をしても負けない指導者を選ぶための、制度だったのです。

 日本の歴史と文化と伝統、その象徴である天皇を守護する世界で唯
一の國軍、その再建のためには、自らの存在を否定する憲法を改正し
ないかぎり、防人の魂の根拠はない、と三島先生は市ヶ谷台のバルコ
ニーから訴えましたね。

 大丈夫、希望はあります。泰平の徳川260年を経ても、武士道は全
国津々浦々に保たれていました。日清、日露と、一般市民兵がどこま
で戦えるのか、武士上がりの将官たちは兵への信頼を改めて得、城山
で討ち死にした西郷の言葉「鎮台兵も強か、これで日本は安泰じゃ」
の再確認をしたことでしょう。敗戦以来わずか72年、武士道が自衛
隊に生きているかぎり、まだ間に合います。

 
★國民は一日も早く「偽善」と「嘘つき大会」の偽憲法を廃止せよ

 しかし、日本国民の真の自立のためには、一日も早く憲法改正を急
がねばなりません。武士道とは真反対の生き様である、憲法前文の
「偽善」と9条2項の「嘘つき大会」を改正しなければなりません。
 日本国憲法前文『……平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
われらの安全と生存を保持しようと決意した。……』
 なんたる主体性の無さ、何たる偽善のみっともなさ、日本外交のだ
らしなさを担保するための、天下のお墨付き文章です。
 こんなことを本気で唱えている個人がいるならば、軽蔑の対象以外
の何者でもありません、国家も同じです。削除すべき醜文です。


第9条〔戦争の放棄、軍事及び交戦権の否認〕
    (2)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、こ
    れを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
 政府はこれまで、自衛のための戦力は保持できると解釈してきまし
た。国民の大多数も自衛のための軍隊は必要であると考えています。
ならば、小学生が読んでも解かるように、自衛隊は自衛のための軍
隊であることを鮮明にすれば、左翼勢力の口封じとなり、神学論争に
終止符をうち、世界常識に合致した日本國軍とすることができます。
いつまでも「自衛隊」では魂が入らず、拉致被害者の発生すら抑止出
来ませんでした。

 改正(2)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力の保持、及
 び国の交戦権は自衛の範囲内に限定される。

 これで日本の百僚有司は、「嘘つき大会」から逃れることが出来、
自衛隊も立派な國防軍に自立できます。それが2700年にもなろとする
我が國体にも合致した、覇権を求めない道義国家の燦然たる志です。
これで日本國は、再び生き返ることが出来るのです。
 

 最後まで、長々とお読みいただき有難うございました。

 

■忙中閑あり《382》───────────────────────

                         杉山頴男

  ◎世界一長い弓と武士道
    ──日本列島固有種[武士]を考究する


 日本列島産の葦での伝統製法の葦簀{よしず}を見かけなくなった。
同じく、藁でつくる蓆{むしろ}もトンと見かけない。
 藁を糸で刺し固めた畳も、機械化されたポリスチレンサンドイッチ稲
ワラの畳に抑され見かけなくなる。

 葦と藁が日本列島から消えていく。長い弓だけは残るであろうか。

 国際サッカー連盟FIFA加盟国201ヵ国。 
  国際弓道連盟IKYF加盟国23ヵ国。
 IKYFの“World Cop”も4年に一度。一回はパリ。二回は東京。三回
も東京。次にの2022はどこか知らぬ。

 余談、
 IKYFの“World Cop”の試合結果などは検索されよ。と云っても「国
際弓道連盟」検索一つしても 情報量の少なさに落胆。
 20年前、武道通信HPを立ち上げてから、おぼろげな記憶で剣道連
盟は6、7年お遅れて立ち上げ。弓道連盟は、まったくその気配はなか
った。良くも悪くも「嗚呼!弓道」と吐いた。

               *
 弓が鉄砲に取って代わられてから、引退の花道を飾ったのが各藩対抗
の「京都三十三間堂通し矢」。
 武士の興りは「弓取り」「弓馬の家」。この記憶の遺伝子が泰平ゆえ
に燃え盛った。
 鉄砲は雑兵を短期間で一人前の軍人{いくさびと}にできる。しかし
長い弓は違う。泰平の武士は「弓取り」のプライドを競った

 慶長11年(1606)からはじまって80年間で幕をじた。泰平の
心地よい湯槽に胸まで浸かっていた。
 かろうじて、下記の家訓を持つ武士だけが的場に立った。
 「座っての禅は公家か僧侶に任せておけ。武士は立っての禅」 
 霞的と云う当てる的ではなく、己の心を射る的の前に立った。 

               *
 そのむかし、某ドイツ哲学者が、長い弓を引き絞って的を射るのを見
て「これは武術でない。 ZENだ」吐いた。
 長い弓は短い弓と比べ命中率が低いなどと、四の五の云わない。
 プレヤーも観衆も歓喜の声を発せられないなどと、四の五の云わない

 IKYFは「弓道は禅だ」と宣してしまえ。
 IKYFの“World Cop”は禅道場だと宣してしまえ。

 オレは皆中(かいちゅう)(all hits)なのに 一矢外したアイツが勝
ちなどおかしいなど文句云う奴がいたらレッドカードを出ししまえ。 
 矢が的に当たったか、外れたかしか見えぬ審判はクビにしてしまえ。
 矢の伸び代が見えぬ審判はクビにしてしまえ。
 矢が射手{いて}の心に向かっているか否かが見えぬ審判はクビにし
てしまえ。


 <神が死んだ>文明は、ビデオ・アシスタント・レフェリーを生んだ。
 AIがレフェリーにとって代わる日も来てしまうやも知れぬ。
 その日が来ぬ為にIKYFは「弓道は禅だ」と宣せねばならぬ。
 <神が死んだ>文明の最良の精神は、世界一長い弓の武士道を救世主
と見立てる日が来るのだから。


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親鸞に学ぶ幸福論
【あなたを幸せにさせない理由はただ一つの心にあった。その心がなくなった瞬間に人生は一変する】と親鸞は解き明かします。 「本当の幸福とは何か」はっきり示す親鸞の教えを、初めての方にもわかるよう、身近な切り口から仏教講師が語ります。登録者にもれなく『あなたを幸せにさせない5つの間違った常識』小冊子プレゼント中。
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日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
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今週のおすすめ!メルマガ3選

右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
【読者数12万人超・日刊配信5,000日継続の超・定番&まぐまぐ殿堂入りメルマガ】 ベストセラー「仕事は、かけ算。」をはじめとするビジネス書の著者であり、複数の高収益企業を経営、ベンチャー企業23社への投資家としての顔も持つ鮒谷周史の、気楽に読めて、すぐに役立つビジネスエッセイ。 創刊以来14年間、一日も欠かさず日刊配信。大勢の読者さんから支持されてきた定番メルマガ。 経験に裏打ちされた、ビジネスで即、結果を出すためのコミュニケーション、営業、マーケティング、投資、起業、経営、キャリア論など、盛り沢山のコンテンツ。
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●人生を変える方法【人生をよりよくしたい人必見!誰にでもできる方法を組み合わせました。】
■「人生(自分)の何かを変えたい!」と思ってる方、まずは最初の1分から始めましょう!今日は残っている人生の一番初めの日です。今、「人生を変える方法」を知ることで、一番長くこの方法を使っていくことができます。コーチングで15年間実践を続けてきている方法なので、自信をもってお勧めできます。「人生を良くしたい!」と思うのは人として当然のこと。でも、忙しい生活の中で人生(自分)を変えることって諦めてしまいがちですよね。誰かに変える方法を教えて欲しいけど、その方法を知っている人は少ない。だからこそ・・・。
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サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から4年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
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