京都みちしるべ

京都みちしるべvol.25

カテゴリー: 2001年04月27日
_________☆メールマガジン「京都みちしるべ」☆________
■■■ ■■■
■     ■
■■■■■■■ ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
■     ■  旅館やホテルの業界人がワイワイと、 
■ ■■■ ■  座談会形式でお届けする京都情報です!
■     ■ ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
■■■ ■■■
■ ■ ■ ■                        第25号
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
※このメルマガは、等幅フォントに最適化されています。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

▼シリーズ6<京都の人100人に聞きました編>VOL.3

 京都に住み、京都で暮らすからこそわかるコース&スポット。そこで今回は、
 近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟京都支部の情報連絡員が街に出て京
 都人100人にアンケートを実施、その結果について座談会をした模様をお
 伝えします。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

あきひろ………漬物を見に行ってまいりました。村上重(むらかみじゅう)、
       きり漬けの。

ちーちゃん……きり漬けが有名なんですか。

つねさん………いや、有名なのは千枚漬けだと思うんです、村上重は。京都の
       タクシーの運転手さんがどこかにお出かけのときに、どういう
       ものを持っていきますかというアンケートで。京都でなんか、
       お土産とか、つけ届けとか、そういうのにどういうのを持って
       いきますかというと、やはりお漬物が多いんですよ。全体的な
       パーセンテージから言っても、半分ぐらいはお漬物なんです。 
       で、京都人が京都人に持っていくのになんでお漬物なんかなと
       いう気もせんでもないんですけれども、その中で村上重という
       漬物屋さんのきり漬けというのがありまして、これを持って行
       かはるという意見がちらほらあったんです。それはどんなもん
       やということで村上重さんへお邪魔しました。千枚漬けの、聖
       護院蕪の端っこ。要するに真ん中をこう切り取るやろ。若干端
       が残るやん。あれを刻んである。だから、味はおいしい千枚。
       で、値段は350円なんですよ。

ちーちゃん……安いやん。

せいじ…………千枚漬けって千円するもん。量ですれば、めちゃくちゃ安い。

つねさん………むちゃくちゃ量ある。めちゃくちゃというのが、どれだけがめ
       ちゃくちゃかわからへんけれど、僕らの感じからいくと安いや
       んというのがね。で、十分千枚漬けの味がするんですよ。端っ
       こやけど。だから、薄っぺらく長く食えることじゃないんだけ
       ど、刻んであるから、その端を。こんなんを京都の人はお土産
       に持っていかはんやなと。それはちょっと失礼やないかと。

たかあき………いや、ちゃんと商品として。

つねさん………きり漬けとして売ってはるから。

司会……………でも反対に言えば、千枚漬けよりとれる数は少ないから貴重と
       いえば貴重。

つねさん………そうそう。味は本当においしい。よう漬かっているし。うちの
       家族が残りを食べたんやけど、「おいしい、これ、どこで売っ
       ていたんや」と言う。村上重さんだけがそんなのを売っている
       みたいですね。350円ですからね。京都のお漬物は、一品、
       一品高いけれど、あれはなかなか、こういうのが生活なんやな
       というのを感じました。村上重さんは阪急デパートの裏にあり
       ます。木屋町四条西一筋目下る。ようけ買ってはるかどうかわ
       からないけれど、あれは京都人だから買うんやろなと思うよう  
       なやつやね。ご進物にするというのは、どうかなという気もす
       るけれども。京都人が京都人に言えば、「あれ、おいしいで」
       みたいな。僕ら食べて、お茶飲んで、「こりゃ、おいしいわ。
       350円だったら」と。

あきひろ………村上重の漬物を買って食べたんですけれど、一番票が多かった
       のは打田、銘柄としては「打田の漬物」と回答された人が一番
       多かったので、錦市場の中に店を構える打田漬物店さんへ行っ
       てきました。

つねさん………打田さんにはいろんな漬物がようけ並んでます。ゆず大根と言
       わないんだけれど、京なんたらとかいう大根の漬物があって。
       そこに打田さんのパンフレットあるやろ。

せいじ…………ゆず大根みたいなやつやね。

つねさん………そうそうそうそう。

せいじ…………どこのお漬物屋さんでもあるけれど。

まさやん………おんぶ漬けっていう漬物ですか。

つねさん………おんぶ漬けと違うねん。白いゆず大根みたいな。京育ちとか、
       やはりしば漬けなんです。打田さんに昔からあるのは。で、
       「しば漬け」と言わずに、「ふるさと漬け」。「ふるさと」と
       言っているのかな、青しばのことを。

あきひろ………「京の里」。

つねさん………「京の里」と言うんですけれど。打田漬物店さんは私の旅館か
       ら一番近いということもあって、よくいろんな人をご案内する
       んですけれど、僕が一番お薦めするのはパーツァイキムチ。韓
       国語で言えば、キウチって、なんか言うたはりましたね。「ウ」
       は発音しないと言うたはりましたが、白菜のキムチが一番うま
       い、あそこは。今ももちろんうまいけど。昔はもっとうまかっ
       たような気がするんですけどね。

せいじ…………京都のお漬物屋さんでキムチというのは意外な展開。

つねさん………でも、ここのキムチはほんまに日本人に合ったキムチです。ほ
       とんどのお客様とか、旅行会社の関係者もここのキムチは好ん
       でいます。一度打田さんに行って試してみて下さい。いろいろ
       な種類の漬物がありますけれど、私のお薦めはキムチです。キ
       ムチはようけある。グリーンボール(キャベツ)キムチと、あ
       とキュウリのオイキムチと、大根キムチと。一度食べられれば
       わかります。おいしい味です。とりあえず全体で『100人に
       聞きました』のうちの一番多かったのは7人で、打田の漬物と
       書いてありました。
        それから、林万昌堂(はやしまんしょうどう)という栗屋さ
       んに何票か入っていました。今日行ったら、休みでしたが。あ
       そこうまいで。天津甘栗として最近よく流行っているけれども、
       林万昌堂さんは昔からあります。

ちーちゃん……京都で1軒だけですよね。

つねさん………1軒だけです。あそこはおいしいな。確かにアンケートの票に
       入るぐらいのところやなと。

まさやん………そこの林万昌堂さん、上にお茶が飲めるから、下で栗買って、
       上でコーヒーを飲んで。

つねさん………上は、喫茶店になっている?

まさやん………ぽろぽろと出して、「お皿ちょうだい」って。

つねさん………頑固なおじいちゃんがいつも炒ったはるけど。

せいじ…………あれは昔から中国に行って仕入れてはんやな。

つねさん………そうそう。栗はね、直接。ほんま昔からあるよね。店はだんだ
       んきれいになっているけれど。

せいじ…………小振りの栗やけど。

つねさん………ちょっと噛んだらぽっと割れる。安物のガーッと噛んだら、栗
       が割れへんというやつね。そういうのでなく、ぽっと噛んだら、
       ぽろっと二つに割れて食べれる。

まさひろ………噛むんですか。

せいじ…………爪で。

つねさん………ええやんか、別にどっちでも。で、ちりめん山椒。これもこの
       間、はれまさんに行ったら休みやったもんですから、残念でし
       たが、宮川町にはれまさんというところがありまして、そこの
       天火でしている、ちりめん山椒があります。で、京都にはいろ
       んなちりめん山椒がありまして、鞍馬にも有名なお店はあるし、
       いろんなところがありますけれど、私らが薦めるのは宮川町の
       はれまさんのちりめん山椒。でも基本的に高いね。あれは進物
       として、相手には、「これ、ほんまに高いのか」とわかる人に
       はいいけれど、わからない人は「安いのを持ってきよったな」
       みたいな世界になると思いますけれど。

司会……………人によっては「もっと湿っているのがいい」と言わはる人もお
       られるし。

つねさん………「わし、あんなからからの嫌いや」という人はおりますけれど。

あきひろ………店はわかりづらいですね。

つねさん………店は民家だから、はっきり言ってわかりません。

ちーちゃん……支店ありますでしょ。高台寺さんのところに。

つねさん………地元の人はよく買ってはるけど。

せいじ…………あげたり、もらったり。

司会……………結構、アンケートには「お土産として」と書いてあるけれど、
       自分らが食べるやつのほうが。

つねさん………そうやね。要するにそういう聞き方しているからね、今回は。

まさやん………それを教えてあげるのがいいですね、来る人に。

つねさん………よく所長が行く新京極の芋屋。「もう店、終わった」というの
       に、「芋、買え」というところですわ。

ちーちゃん……まるじゅうさん。

つねさん………あれは、徳島の有名なサトウラの鳴門金時のお芋しか扱ってい
       ない。

所長……………土・日曜日の昼、並んだはりますよ。

つねさん………行列ができていますわ。だからお土産としてはどうかわからへ
       んけれども。

せいじ…………ちょっと電車で食べるとか。

つねさん………そうそう。

せいじ…………おやつに買ってもらうとか。

つねさん………うん。あそこは地元民にとっては、本当にいい芋をつこたはり
       ますわ。

所長……………芋がなければ閉めはりますわ。

つねさん………売れたら終わり。

所長……………夜閉めるという意味でなく、仕入れができなければ。いい芋が
       なかったら、「今閉めています」と表に書いて貼ってある。

つねさん………いくらぐらい?

所長……………千円で2個とか。

ちーちゃん……高いわ〜。

つねさん………ごっつい、ごっつい。2Lか、3Lぐらいの大きさやもん。
       「サトウラの鳴門金時」って有名なんです。関西では。高い高
       い芋ですわ。紅芋。

司会……………というところでAチームでは終わりでしたかね。

つねさん………あっ、あとお箸屋さんへ行きました。市原平兵衛。四条境町下
       る東側。なんで京都でお箸を買うかわからへん。これがわから
       へん、僕は。吉野杉のお箸とかね。そんなんやったらわかんや
       けど。高い箸やね。

あきひろ………高い。

せいじ…………めっちゃ高い。

司会……………塗りがいいとか、そういうんじゃないの?

せいじ…………まあな、越前塗りとか、輪島塗りとかな。

つねさん………京都の塗りではないと思う。市原平兵衛というお箸屋さんがあ
       りました。

せいじ…………宮内庁御用達やったっけ。

つねさん………うん。高い、高い。

せいじ…………裏千家御用達。

つねさん………なんかそんなん書いてあったな、初め何かわからへんかった。
       ごっついきれいなガラス張りで、ぱーとあって、ふっと見たら
       値段がむちゃくちゃ高い箸。

ちーちゃん……お箸だけなの?

つねさん………お箸だけだと思う。箸専門店。利休箸とか、青竹の箸とか、い
       っぱい売っていたね。

まさやん………割り箸もある。

司会……………Aチームは以上ですね。お疲れ様でした。次はBチーム。


(つづく)

※文中の料金等につきましては、変わっている場合がありますので、必ず事前
にお問合せ・ご確認くださいますようお願いいたします。


----------------------------------------------------------------------
●今回ご紹介した施設(市外局番は075)

「村上重」
 下京区西木屋町四条下ル 351−1737

「打田漬物」
 本店 京都市下京区丹波口通大宮西入  371−3195
 錦小路店 京都市中京区錦小路通柳馬場西入 221−5609

「林万昌堂」
 下京区四条通新京極西入ル 221−0258

「はれま」
 本店 東山区宮川筋六丁目369−3 561−4623
 高台寺店(発送専用) 東山区下河原町通り高台寺角 541−8070

「市原平兵衛」
 下京区堺町通四条下ル  341−3831


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「京都の人100人に聞きました」アンケート結果 その3

Q.
あなたお土産として持っていくなら何をお持ちになりますか?

A.
1.漬物
2.八ツ橋
3.「よーじや」のあぶらとり紙
4.和菓子
5.「打田漬物店」の漬物
6.「おたべ」(八ツ橋)
7.生八ツ橋
7.湯葉
7.ちりめん山椒
7.「西田屋」の漬物

 圧倒的に多かったのが「漬物」。「打田漬物店」を筆頭に、「西田屋」「京
つけもの西利」「近為」「村上重」などの店名が続々とあがり、特定銘柄を含
めるとダントツトップでした。
 2位の八ツ橋は、「生八ツ橋」と「おたべ」などの特定銘柄が重複してラン
クインしています。
 和菓子では特定銘柄として「阿じゃ梨餅」や「御池煎餅」、「老松」などの
お店があげられています。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
◆ 京都に行きたくなったら、お宿はこちら!         ◆
◆ 京のお宿 http://www.knt.co.jp/kokunai/kyoto/yado.htm  ◆
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

★京都への旅のお申し込みは、お近くの近畿日本ツーリストへ!

★近畿日本ツーリストホームページ
「ツーリストビレッジ」 http://www.knt.co.jp/

===================================
●編集発行 近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟京都支部情報連絡委員会
●発行部数 現在1375部
●ご意見・ご感想の宛先 ktjoren@kid97.co.jp
●このメールマガジンは、下記URLよりいつでも登録/解除可能です。
 配信まぐまぐ http://www.mag2.com/     マガジンID=0000034723
===================================

京都みちしるべ

発行周期: 月2回刊 最新号:  2018/03/23 部数:  784部

ついでに読みたい

京都みちしるべ

発行周期:  月2回刊 最新号:  2018/03/23 部数:  784部

他のメルマガを読む