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[ほぼ日刊日々是映画] vol.2605 ★ The Education of Shelby Knox

================================================2009/8/31==
                        -vol.2605--
  ほぼ日刊 日々是映画         発行:cinema-today
                http://www.cinema-today.net/
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2605号です。

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-------- 目次 --------

■ 今日の映画
 The Education of Shelby Knox

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■ 今日の映画 - The Education of Shelby Knox

<1行コメント>
“絶対禁欲主義”に抵抗する女子高生、本当にアメリカってわからん!


--cinema2496------------

 The Education of Shelby Knox

 The Education of Shelby Knox
 2005年,アメリカ,76分

-----------------------

<キャスト&クルー>

監督 マリオン・リップシューツ
   ローズ・ローセンブラット
撮影 ゲイリー・グリフィン
音楽 リック・ベイツ

キャスト ドキュメンタリー

<評価>

☆☆☆(満点=5)


<プレビュー>

 テキサス州のキリスト教保守派の高校では“絶対禁欲教育”が行
われ、避妊などの性教育が行われないため高校生の妊娠や出産があ
とをたたず、性病の感染者も多かった。そんな高校のひとつに通う
セルビー・ノックスはその現状に疑問を抱き、性教育を実施するよ
うに運動を始めるが…
 キリスト教福音派の街で起きる騒動を描いたドキュメンタリー。
保守がちがちの街で奮闘するシェルビーの戦いが見もの。


<レビュー>

 キリスト教福音派は聖書の教えを文字通りに守ろうという宗派で、
キリスト教原理主義ともいわれる。アメリカ南部の“バイブルベル
ト”と言われる地域に集中する彼らの主義主張はアメリカの政治と
社会にさまざまな影響をもたらしてきた。

 この“絶対禁欲教育”というのもそのひとつ。この考え方は未婚
の男女の性交渉を禁じている聖書に基づいて結婚前の禁欲を説く教
育。確かにセックスをしなければ妊娠もしないし、性感染症もうつ
らないのだが、実際にはセックスをするわけだし、その再生に関す
る知識がないために容易に妊娠し、性感染症も蔓延する。

 シェルビー・ノックスは福音派の信者で自身は結婚まで貞操を守
る“純潔の誓い”をした敬虔なクリスチャンだ。しかし現実主義的
でもあり、性教育をすることは必要だと考えている。そりゃそうだ。
福音派の牧師は「性教育をしたらセックスがしたくなる」というが、
性教育をしなくたってセックスはしたいんだから性教育はしたほう
がいいに決まっている。牧師だって十代のころセックスしたかった
だろうに、どうしてそのことを思い起こそうとしないのだろうか。

 まあともかくシェルビーは性教育を実施するための運動を開始し、
彼女が所属する青年会もそれに呼応する。がちがちの共和党支持者
の父親も彼女を指示する。しかし、彼女がゲイの学生たちとつなが
り始めると青年会も両親も彼女から距離を置く。同性愛の問題は性
教育よりもはるかに受け容れ難い問題らしい。そして市や州はさら
に強く彼女に反発する。

 「普通の」感覚からいうと彼女の言うことは至極最もで、むしろ
彼女でも保守的過ぎるという気がするのだが、そういう「常識」は
ここでは通用しない。これを見るとアメリカという国はあまりに宗
教的であまりに偏狭だ。アメリカというと“自由”といわれるが、
はっきり言ってこの作品に描かれるアメリカに自由などない。力あ
るものの自由のために弱者の自由は徹底的に奪われる。それがアメ
リカという国だ。そしてそれをキリスト教という偏狭な宗教の倫理
に摩り替えて弱者を騙すのだ。

 牧師自身キリスト教は偏狭な宗教だと言っている。シェルビーは
そうではないというが、キリスト教福音派はかなり偏狭な宗教だ。
キリスト教自体は成立から2000年を経る間に変遷し、中には寛容な
宗派も生まれているが、原理主義である福音派は偏狭だ。

 その偏狭さは想像力の欠如につながり、互いの不理解がさまざま
な軋轢と矛盾の原因となる。この映画はそんな軋轢を描いた作品の
ひとつだが、こんな映画がアメリカにはたくさんあるんだというこ
とに気づく。まあ福音派の人たちはこんな映画が作られたところで
変わることはないだろうから、やはりこういう映画は作られ続ける
のだろう。

 本当に理解し難いが、それを理解しようとしなければ彼らと同じ
になってしまうから、頑張って理解しよう。
 


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                     日々是映画第2605号
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