ほぼ日刊日々是映画

[ほぼ日刊日々是映画] vol.2217 ★ トゥー・フォー・ザ・マネー

=================================================2008/2/5==
                        -vol.2217--
  ほぼ日刊 日々是映画         発行:cinema-today
                http://www.cinema-today.net/
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2217号です。

餃子問題はじわじわとわかってきましたね。とりあえず問題な
のは、「中華deごちそう ひとくち餃子」と「CO・OP手
作り餃子」に絞られてきたようです。この商品を持っている、
あるいはどこかで目にしたという方はすぐに購入元に連絡しま
しょう。

しかし、こう餃子餃子と騒がれるとなぜか逆に餃子が食べたく
なってしまうのが人の常。
というわけで、先日私は餃子を作って食べました。自分で作れ
ば安心ということで。
しかし、餃子ってのはやはり包むのがなかなか大変。やっぱり
できたものが… という方は出どこがはっきりした安心な商品
を買いましょう。ネットショップでも近頃はしっかりと出どこ
が書いてありますね。
http://tinyurl.com/34gs8g *上のほうに
こちらはお得なお試しセット、おいしそうだぁ…
http://tinyurl.com/396szb
もっとたくさん!という方はこちらをどうぞ。100個。
http://tinyurl.com/2stc5v
いやまだまだ!という方は240個どうぞ。
http://tinyurl.com/2l8nba
ここも下のほうに国内自社工場と書いてありますね。
もうやけ、360個買って、餃子大食い大会だ!
http://tinyurl.com/25wfj2

あーなんだか、餃子はテンションがあがりますね…

昨日はスーパーボウルがありまして、まあ日本ではあまり盛り
上がりませんが、私はアメフト好きなので見ました。それから
HDレコーダの中身をチェクしていたらこんな映画があったの
でそれを見た次第です。
『トゥー・フォー・ザ・マネー』というスポーツ賭博のお話。


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■ 今日の映画
 トゥー・フォー・ザ・マネー

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□ DVD今日の買い!

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■ 今日の映画 − トゥー・フォー・ザ・マネー


--cinema2147------------

 トゥー・フォー・ザ・マネー

 Two for the Money
 2005年,アメリカ,122分

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<キャスト&クルー>

監督 D・J・カルーソー
脚本 ダン・ギルロイ
撮影 コンラッド・W・ホール
音楽 クリストフ・ベック

キャスト アル・パチーノ
     マシュー・マコノヒー
     レネ・ルッソ
     アーマンド・アサンテ

<評価>

☆☆☆(満点=5)


<プレヴュー>

 大学でスターQBだったブランドン・ラングは膝の怪我でプロ入
りはかなわなかったが、復帰を期して働きながらトレーニングにい
そしんでいた。その彼がフットボールの勝敗予想の仕事を始めると、
ものすごい的中率で、ニューヨークからスカウトがやってくる。そ
の社長ウォルターはブランドンを天才と持ち上げ、売り出そうとす
る。
 アル・パチーノとマシュー・マコノヒーが共演しているが味わい
はB級映画のものでなかなかいい。監督は『テイキング・ライブス』
のD・J・カルーソー。



<レビュー>

 簡単に話を説明すれば、怪我でプロの道を閉ざされた男が、予想
屋として成功するというだけの話。ただそれだけの話なので、ただ
それだけの話として筋を追っていくとこの映画はこれっぽちも面白
くない。そもそもスポーツ賭博というのが日本ではなじみが無いし、
ギャンブルの当たったあたらないであからさまに生活が変わるとい
う生き方をするということがどうも信じられないのだが、ブランド
ンはギャンブルに生活をかけてしまうような人間を乗せて大金をか
けさせる。まあ予想が当たるから相手も儲かって結果的にはいいの
だが、そこはあくまでもギャンブル、いくら天才と入ってもあたる
ときとあたらないときがあるわけだ。まあ、そんな冷静な判断をす
る人はギャンブルなんかそもそもやらないわけだが、そう考えると、
この作品の前半(というか中盤過ぎくらいまで)はまったくどうで
もいい話に思えてくる。予想屋で大金を稼いだってそれが何だとい
う感じだ。
 しかし、この作品の肝はそこには無い。このブランドンの才能を
見出し、彼に“ジョン・アンソニー”という名前を与え、さまざま
な策を弄して彼を操ろうとする男ウォルター、彼の行動がどうも引っ
かかり、この単純明快でどうでもいい話にもやもやした感じを付与
する。
 ウォルターが何らかの依存症であることが妻のトニーによって示
唆され、ウォルターはやたらにブランドンを持ち上げ、ブランドン
とトニーの関係を疑い、ギャンブルに依存する人たちの集会に行っ
て「本当は負けたいという欲求があるんだ」と演説をぶつ。単純な
物語のまっすぐな道を何度も横切りながら蛇行するようなこのウォ
ルターの言動の行く先はどこなのか。心臓に持病を抱え、ブランド
ンが現れたから何かあってももう大丈夫だとトニーに繰り返し語る
ウォルター、ブランドン以外の予想担当者を冷たくあしらいすらす
るウォルター、その男としても経営者としても不可解な行動の裏に
は何があるのか。その謎は観客にもブランドンにも意識されないま
まに映画の冒頭からずっと横たわっていた。
 そして、最後にその謎が瓦解する。それは決して劇的な展開では
無いけれど、納得できるしまったく単純に見えた物語の中に実はも
うひとつの縦糸が織り込まれていたことがわかって感心もする。

 でもまあこれはあくまでも(いい意味で)B級映画というべきだ
ろう。アル・パチーノもマシュー・マコノヒーももちろん大物だし、
レネ・ルッソもアーマンド・アサンテも十分に知名度のある役者だ。
しかしやはりスポーツ賭博というあまり表立ってできるものではな
いし、同時に裏社会のものとしては地味なジャンルが題材であるこ
とがこの作品のB級さをかもし出しているのだろう。アル・パチー
ノはさすがにうまいけれど、役者の演技がうまいだけで必ずしも映
画が高尚なものになるとは限らない。
 それにこのD・J・カルーソーという監督がまたB級な映像を作
り上げるのだ。時代が時代ならフィルム・ノワールでも撮るのだろ
うが、今の時代にはこの少々陰のある映画作りはどうしてもB級に
傾きがちだ。マーティン・スコセッシくらい大物になれば話は別な
のだろうが、まだまだ(というか今後も)そんな大物にはなれない。
『テイキング・ライブス』もそこそこの作品だったし、これもまあ
そこそこの作品だ。いっそもっとキャストを落として自由に作品を
撮ったら、もっと面白い作品が撮れるんじゃないかと思うが、TV
と映画を掛け持ちする演出家だからこんな感じでいいのかもね。


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□ ヒビコレリンク

 『テイキング・ライブス』
  http://www.cinema-today.net/0603/20p.html


□ DVD今日の買い!

<今日の作品:トゥー・フォー・ザ・マネー>

 『トゥー・フォー・ザ・マネー』
  http://tinyurl.com/2yvx54


<今日のお勧め>

 アル・パチーノは最近地味?

 『オーシャンズ13』
  http://tinyurl.com/ywd3su

 『ヴェニスの商人』
  http://tinyurl.com/2ymqbd

 『エンジェルス・イン・アメリカ』
  http://tinyurl.com/2cvr2y

 『リクルート』
  http://tinyurl.com/yo6a4u




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                     日々是映画第2217号
                      2007年2月5日発行
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