メーリングリスト週刊情報誌『ML weekly』

【ML weekly vol.406】感情、同情に任せての言動に自制を

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          《 2018年5月31日発行 第406号 》

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〜<目 次>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【コラム】   感情、同情に任せての言動に自制を
【ML紹介!】 今週のメーリングリスト
【編集後記☆】 日大アメフト部の本拠地に土地勘
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【コラム】   感情、同情に任せての言動に自制を
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 アメリカンフットボールの試合で、日本大学の選手が対戦相手の関西学院の選
手に反則タックルをした問題は、日本中を騒がす大事件へと発展しました。監督と
選手との間の絶対服従関係や、事件後の監督やコーチの保身的な弁明、さらには
日本大学側の後手後手の対応に、誰もが憤りを覚えたに違いありません。

 こうした腑に落ちない苛立ちをあらわにして、ネットに一方的な感情論や同情論で
当事者に天誅を下すかのような言動が氾濫しています。石を投げるより悪らつな
言動があちこちで見られ、自制を求めたくなります。

 そこで、今回の悪質タックル事件をふまえながら、感情や同情で軽はずみな言動
をしないための注意点を3つに絞って述べます。

● 感情論は言葉の暴力そのもの
 今回の悪質なタックル行為は誰が見ても反則と受け取れます。相手が無防備で
警戒をしていない状況で後ろからタックルを仕掛けているだけに、その卑劣さが感
じとれます。そのときの映像は余りにも赤裸々で、怒りの矛先はタックルの選手や日
大アメフト部に向けられるのは必然でした。さらに、反則行為の発端は監督やコー
チの指示と受け取れる言動があったことが発覚し、スポーツマンシップを逸脱した
悪質さは怒りの感情を一層高めました。

 しかし、怒りに駆られた感情をタックルをした選手や指示をしたと見られる監督や
コーチ、日大アメフト部にぶつけるのは自制が求められます。ネットや報道の情報
だけでは正確な状況把握はできないからです。一部の情報だけで感情をむき出し
にして、選手や監督を罵るのは言葉の暴力でしかありません。悪いことをしている
のだから暴言を吐いても許されると考えるのは言語道断です。

 感情を抑えない行動は勘違いも起こします。日大と日体大は略称が似ているせい
か、日本大学ではなく日本体育大学に抗議をしたり、アメリカンフットボールとラグ
ビーを混同して日本ラグビー協会に抗議をする輩も出始めています。これはとばっ
ちりでは済まされず、迷惑行為そのものです。

 感情に我を忘れた状態で、なりふり構わぬ行為をするのはみっともありません。

● 一方的な同情では偏った主張になりがち
 対立関係があるときに一方を同情で肩入れをすると、他方を敵視した言動が過
激になります。それも、根拠のない偏見が露骨に表れます。

 悪質タックル問題をうけて、タックルを仕掛けた日大の選手は自らカメラの前に立
ち、実名まで公表して会見に臨みました。その勇気と誠実さは視聴者に好印象を
与えました。それとは対照的に、監督やコーチの会見は保身をむき出しにした不誠
実さが目立ち、不信感をいっそう深めました。悪人は監督とコーチに他ならないと
いう観念ができてしまったかのようです。

 しかし、同情だけで一方を悪人扱いするのも気をつけなければなりません。会見
での日大選手の質疑応答は理路騒然として説得力がありました。とはいえ、正当
性を立証するには部員からの聞き取りや証言が必要です。最終的に事実と認定さ
れるにはしばらくは時間がかかるでしょう。また、監督やコーチに対してもその後の
事情聴取からもっと奥深い事実が判明するかもしれません。

 真相がはっきりしない状況で第三者が事件に関する主張をするときは情に振り回
されてはなりません。情に心を奪われれば一方をひいきして、他方を悪の権化に仕
立ててしまいます。両者の言い分を冷静に吟味した上で、公正な意見を述べる追
うにしなければなりません。

● 自分は部外者である自覚を
 感情や同情に支配されると、悪と決めつけた相手に天誅をくだそうと考えがちで
す。そうした考えでネットに罵詈雑言を書き連ねても、正義を行使してはいないの
です。部外者の勘違いな自己満足にすぎません。

 当事者や関係者ではない人はすべて部外者です。部外者は部外者としての立場
をわきまえておかなければなりません。あたかも事の一部始終を知っているかの
ような意見を書き連ねたり、真相を究明したかのような見解を述べたあげく、これ
見よがしの攻撃的な言動をするのは不謹慎です。

 今回の悪質タックル事件は当面終息に向かう兆しはなさそうです。部外者である
私たちは、出過ぎた言動や立ち振る舞いをしないことが大切です。思うところがあっ
ても黙っておくことも必要です。そして、ことの成り行きを見守っていくことを忘れて
はなりません。


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【ML紹介!】 今週のメーリングリスト
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 今週寄せられたメーリングリストを紹介します。(3件)

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 ◆ 娯 楽 ◆
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『みんなのうたメーリングリスト』 [テレビ]
 NHKみんなのうたの思い出話で盛り上がっています
http://www.kt.rim.or.jp/~atsato/uta/
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『短波ラジオクラブ』 [ラジオ]
 短波ラジオや国際放送の情報交換
http://www.kt.rim.or.jp/~atsato/bcl/ml/
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『地球ラジオリスナーズクラブ』 [ラジオ]
 NHKラジオ第一で放送している地球ラジオの感想など
http://www.kt.rim.or.jp/~atsato/gr/
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【編集後記☆】 日大アメフト部の本拠地に土地勘
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 日大アメフト選手による悪質タックル事件は、日大の上層部の不祥事もあっても
はや手のつけようのない状況です。メディアもネットも好き放題批判してしっちゃか
めっちゃかです。そんな憂うつさから今回はコラムを書き綴ってみました。時間不足
で抽象的な内容になってしまいましたが、バックナンバー掲載時にはもう少しきち
んとまとめたいと考えています。次回は、前回の入院時のネット回線の後編をお送
りします。

 ところで、日大アメフト部の本拠地周辺は少しばかり土地勘があります。少年時代
は世田谷区に住んでいました。日大アメフト部のある世田谷区桜上水は当時住ん
でいた場所から自転車で30分ほどのところで、ニュースで商店街の映像が出ると
どことなく懐かしさを感じます。静かな住宅地の中にグラウンドがあり、アメフトの
練習場を通るとフォーメーションを組んでQBにボールを渡すときのかけ声が大きく
響き渡っていた記憶が今でも残っています。当時はまだカリスマ監督としてその名
を知られた故篠竹監督が指揮していた時代でした。テレビの特集で、篠竹監督が
キャプテンに向かって「明日坊主になって来い!」と激高すると、翌日坊主頭で練習
場に出ていたのは驚かされました。あの時代だからできたことだなと今ではしみじ
み感じます。

 日大アメフト部のチーム名は「日本大学フェニックス」。今回の事件があっても不
死鳥であるフェニックスのように再びよみがえることを願うばかりです。


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