安心!?食べ物情報

安心!?食べ物情報 Food Review 962


カテゴリー: 2018年04月29日
安心!?食べ物情報962号
-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=--=/=-=/=-=/
--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------961号--2018.04.29------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「物流業界あれこれ」

-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=--=/=-=/=-=/
--〔話題〕--------------------------------------------------

 まず、有毒植物で死者が出たというニュースから。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■毒草イヌサフランをジンギスカンにして食べ死亡 北海道で70
代男性

 北海道は25日、空知地方に住む70代男性が毒草のイヌサフラ
ンをギョウジャニンニクと誤って食べて食中毒を起こし、死亡した
と発表した。

 道によると、男性と60代の妻は22日夕、自宅の敷地内に生え
ていたギョウジャニンニクと一緒にイヌサフランを採り、ジンギス
カンの具材として使用した。男性は下痢などの食中毒症状を訴え、
24日朝に病院に救急搬送され、同日亡くなった。妻も発症したが、
回復しているという。

 イヌサフランは葉などに有毒成分のコルヒチンを含む。葉はギョ
ウジャニンニクに似ており、取り違えによる食中毒がたびたび起き
ている。

http://www.sankei.com/smp/affairs/news/180425/afr1804250032-s1.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 しばらく前から、警告が出ていましたが、とうとう死者が出る事
件になってしまいました。

 こういう事件に対しても、教訓は「タダで拾ったものを食べるな」
です。自宅で栽培していても、タネを買ってきて育てたもの以外は
危ないです。

 次はよくあるスイセンでの食中毒です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■またスイセン誤食 韮崎で5人食中毒

 県は23日、韮崎市内の病院から「自宅の庭で採ったニラに似た
植物を調理して食べた5人が食中毒を起こした」と通報を受けたと
発表した。全員が快方に向かっているという。

 中北保健所峡北支所が現地で毒性のあるスイセンを確認。食中毒
はスイセンをニラと誤って食べたことが原因と断定した。県衛生薬
務課によると、誤食したのは70代の夫と60代の妻、子供夫婦と
孫3人の計7人で、うち5人が発症した。

 22日午後6時半頃、患者宅で採取したスイセンをニラと間違え
て「卵とじ」に入れ、調理して誤食。大人4人と子供1人の5人が
嘔吐や下痢などの症状を訴えた。

 同課によると、今年のスイセンの誤食は、2日の山梨市(1人)、
甲府市(4人)に続き3件目。「ニラには特有の臭いがある。臭い
でスイセンと区別できる」と注意を呼びかけている。

https://www.sankei.com/region/news/180424/rgn1804240047-n1.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 スイセンとかスズランとか、なじみの草花が有毒というのもよく
あることです。

 暖かくなってきても、今年はノロウィルスが健在のようです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■客108人が食中毒症状、ノロ検出 福岡・筑後

 福岡県生活衛生課は27日、同県筑後市の「グランドホテル樋口
軒」の中の飲食店で、20~22日に食事をした108人が下痢や
発熱などの症状を訴え、うち10~60代の男女7人からノロウイ
ルスを検出したと発表した。

 他に従業員4人からもウイルスが検出された。重症者はおらず、
全員快方に向かっているという。県は店の食事が原因の食中毒と断
定し、感染経路を調べている。店は25日から自主休業しているが、
県は28日までの2日間、営業停止にした。

https://www.sankei.com/west/news/180427/wst1804270086-n1.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 被害者100人以上というのは大規模ですね。

 次は「クエ」の産地偽装です。
 
--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■クエの産地偽装容疑 魚卸社長ら逮捕、大阪府警 

 中国産などのクエを山口県産と偽って販売したとして、大阪府警
生活環境課などは20日までに、三重県紀北町の魚卸売会社「ひろ」
社長、山下博由容疑者(46)=同町=ら5人を不正競争防止法違反
(誤認惹起)容疑で逮捕した。同課によると、いずれも容疑を否認
しているという。

 逮捕容疑は2016年11月~17年1月、中国産などのクエ98匹を山口
県産と偽って表示し、宮城県内の水産物卸業者に計約98万円で販売
した疑い。

 山下容疑者を除く4人は16日、大阪湾に大量の貝殻を不法投棄し
たとして海洋汚染防止法違反容疑でも逮捕されている。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29622780Q8A420C1AC1000/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 和歌山の温泉地ではよくクエが出るのですが、ほとんど地元では
獲れないため、九州や山口から来ているという話になっています。

 ところがそれがニセモノだったというわけです。

 最後はクロマグロの漁獲規制で、ますます混迷を深めています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■小型クロマグロ漁で勧告 水産庁、カジキ流し網

 水産庁は23日、太平洋クロマグロ小型魚(30キロ未満)の漁
獲量が沖合漁業のカジキ流し網漁業などで今年末までの漁期の上限
である43・8トンの9割に達したとして、漁業者にクロマグロ小
型魚を狙った操業停止などの勧告をしたと発表した。

 水産庁が今年1月から太平洋クロマグロ漁に関して導入した罰則
付きの法規制は漁獲状況に応じて助言や指導、勧告をする仕組みで、
今回が初めての措置。混獲防止のため漁獲可能性のある海域で操業
しないことや、生きたクロマグロは全て放流することも勧告した。

 水産庁によると、他の魚を狙っていた三陸沖の流し網漁で、クロ
マグロ小型魚が多く取れたことなどが要因という。水産庁は漁獲量
が枠の9割5分に達すると操業停止命令を出す。

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180423/mca1804232318008-n1.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 この記事を読んでも、水産庁の言っていることがもう一つ理解で
きません。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

------------------------------------------------------------

今週は休みます。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「物流業界あれこれ」
------------------------------------------------------------

 食べ物とは直接関係ないのですが食べ物を主に扱う物流(小売)
業界の話題をいくつか紹介します。

 まず、先日の大雪のときのセブンイレブンの話です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■セブンイレブン、記録的大雪でも営業継続を要請 福井のコンビ
ニが「50時間連続勤務」訴える

 福井県内にあるコンビニ「セブン-イレブン・ジャパン」加盟店
の男性オーナーが、今年2月に記録的な大雪に見舞われた際、本部
に営業停止を要請したものの認められず、約50時間にわたって連
続して勤務したと訴えていることが17日、分かった。

 オーナーらでつくる「コンビニ加盟店ユニオン」が今月11日、
中央労働委員会の審問で明らかにした。本部は「営業継続の可否は
人命安全を最優先にオーナーが判断するよう規定している」と説明
した上で「担当者が不在のため詳細は分からない」としている。

 ユニオンによると、50代の男性オーナーは2月6日未明から店
の駐車場の雪かきに追われた。一緒に働く40代の妻は除雪の疲労
で同日深夜から体調を崩し、本部から応援が来ても数時間で交代し
たため、オーナーは8日まで店で勤務した。屋根から落雪の危険が
あるため、本部に営業停止を複数回要請したという。

https://www.sankeibiz.jp/compliance/news/180417/cpd1804171349013-n1.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ここには書かれていませんが、この騒ぎの最中にオーナーの妻が
救急搬送されるという事件も起こっていたそうです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■セブン、福井豪雪時に閉店認めず オーナー妻が過労搬送後も営
業

 福井県が豪雪に見舞われた2月、県内にあるコンビニ大手セブン
-イレブン加盟店の50代男性オーナーが、複数回にわたって営業
停止を申し入れたが本部側が認めず、3日間にわたる断続的な勤務
のために約50時間、一睡もできなかったと訴えていることが分か
った。

 店で働く40代妻が過労で救急搬送された後も、営業を強いられ
たという。

 オーナーらでつくる「コンビニ加盟店ユニオン」が今月、中央労
働委員会(東京)の審問で報告した。本部側は取材に「調査中」と
話した。

 ユニオンによると、オーナーは6日午前3時半ごろ出勤。他の店
員1人にレジを任せ、駐車場の除雪を始めた。同6時には妻も除雪
に加わり、駐車場で動けなくなった客の車15台以上の救助に追わ
れた。

 オーナーは、客が通常の3分の1程度で、店員が疲労している上、
店の屋根から雪が落ちて客にあたる危険もあるとして、同10時か
ら電話やメールで一時閉店を本部に要請。本部側は同意せず、担当
者は「けがをしても仕方ないから店を開けておくように」「けがし
たら保険対応すれば良い」と答えたという。

 妻は同日深夜に体調不良を訴え、店の床に段ボールを敷いて横に
なったが、反応が鈍くなったためオーナーが119番。救急隊員に
同行するよう求められたが、当時、店にはオーナーしかおらず断念
した。オーナーは「勝手に閉店すれば契約解除される」と恐れたと
いう。妻は点滴治療を受け、10日まで入院した。

 119番するとの連絡を受けた本部側の担当者1人が、搬送から
30分後に店に駆けつけ、オーナーは約21時間ぶりに勤務を中断。
レジを3時間ほど任せた。その後は病院から戻ったオーナーが1人
で勤務を再開した。

 7日午後4時ごろ、ユニオンの助言を受け「マスコミの取材要請
がある」と本部に告げると、一時閉店の許可が出た。ただ、天候が
回復したため営業を続けることにし、オーナーは8日朝まで勤務し
た。自宅に雪かきに戻った時間なども除き、勤務は計約41時間に
上り、約50時間も寝られなかった。

 本部のセブン-イレブン・ジャパン(東京)によると、加盟店と
の契約書は通常時を想定し「年中無休で、少なくとも午前7時から
午後11時まで営業する」と記載している。一方、各店舗に配布し
ている災害対応マニュアルでは「営業継続の可否の判断は、人命安
全を最優先にオーナーがする」と規定している。広報担当者は「ケ
ース・バイ・ケースでオーナーに判断してもらっている」と話しつ
つ、今回の事案は「調査中」としている。

 ユニオン側は「災害対応マニュアルは実際には守られていない」
と訴えている。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018041790091501.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 セブンイレブン本部の対応はどうにもひどいものです。

 結局この件は本部側が「謝罪」したそうです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■セブン-イレブン 福井の加盟店に謝罪 豪雪の営業継続で 

 コンビニエンスストア「セブン-イレブン・ジャパン」の加盟店
を経営する福井県の男性が、今年2月に豪雪の中で長時間の営業継
続を強いられたと訴えていた問題で、同社の本部(東京都千代田区)
は20日、男性に謝罪したことを明らかにした。19日に担当者が
店舗を訪ね男性に「うまくコミュニケーションが取れず、反省して
いる」などと伝えたという。 

 親会社「セブン&アイ・ホールディングス」によると、加盟店向
けの災害時用マニュアルでは「(営業継続の判断は)人命安全を最
優先にオーナーが行う」と定められているという。 

 同社の松本稔執行役員は、今回の営業継続は命令ではなく提案だ
ったとした上で、「今後、マニュアルを適切に運用できるよう周知
を徹底したい」と述べた。

https://www.kyodemo.net/sdemo/r/femnewsplus/1524224174/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 しかし本部側に反省の色はないですね。電話で対応した本部職員
がどういうことを考え、どう言ったかはだいたい想像がつきますが、
「大企業」になると、思い上がって人に迷惑を押し付けることがい
けないと想像できない人がたくさんいます。

 まずこの社員のクビを切り、上司も処分する程度のことをしない
と改善には結びつかないと思います。

 それにしても、その巨額の営業黒字をシステム全体の改善に結び
つけていかない限り、コンビニチェーンの未来は暗いです。

 次はセブンイレブンとくればイオンという話題です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■いつも安いのに「本日限り」…イオンに措置命令

 実際は発売日や商品数を限定していないのに、広告チラシで「本
日限りの厳選特価」などと宣伝して関西の店舗で発売していたとし
て、大阪府は19日、総合スーパー「イオン」を展開するイオンリ
テール(千葉市)に対し、景品表示法違反(有利誤認)で再発防止
を求める措置命令を出した。

 発表では、同社は昨年7月~今年1月、大阪、兵庫、奈良、滋賀
4府県の計10店舗の新聞折り込みチラシで、「ミツカン追いがつ
おつゆ2倍1リットル」など4商品について、少なくとも24回に
わたり、商品数や発売時間帯を限定していないのに「先着300点
限り」「昼12時までのご奉仕品」などと表示した。

 府が、イオン吹田店(大阪府吹田市)の利用者からの「お買い得
のように広告されているが、いつも安い」との情報に基づいて調査
し、不正が判明した。

 同社は「各店舗で広告表示の内容を守らないといけないという認
識が甘く、広告部門との連携もうまくとれていなかった。再度教育
を徹底したい」としている。

https://www.so-net.ne.jp/golden/news/2018/20180427/4page.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 「各店舗で広告表示の内容を守らないといけないという認識が甘
く」というのは「日常的にウソをつく」というやつです。

 以下は通販業界の反応です。 

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■都道府県案件の課徴金調査は消費者庁マターに

 イオンリテールの件が、課徴金の対象になるかなどについては、
都道府県には課徴金納付命令権限を持たないため、調査を含めて消
費者庁マターになる。消費者庁の表示対策課によると「一般論とし
て、都道府県案件の景表法措置命令案件の課徴金については消費者
庁が調査や納付命令などを担当することになる。ただし、個別の案
件に対する質問については答えられない」(笠原慎吾上席景品・表
示調査官)としている。

■識者は有利誤認表示の取り締まり強化の可能性を指摘

 通販法務に強みを持つ丸の内ソレイユ法律事務所に所属する景表
法に詳しい成眞海弁護士は

「東京都と大阪府という規模の大きい自治体が執行に乗り出した。
愛知県や福岡県など、規模の大きいほかの道府県も続く可能性はあ
る」と指摘する。「都道府県の執行リソースを考慮すると、認定に
時間もかかりノウハウも必要な『優良誤認』の執行が激増すること
は考えにくいのではないか。一方で二重価格表示などが該当する
『有利誤認』案件は認定が比較的スピーディーに行える。東京都と
大阪府の動きが影響して、二重価格表示など有利誤認案件の都道府
県による執行が増えてくるのでは」と危機感を示している。

 成弁護士はこうも指摘する。「大阪府のケースを考慮しても、実
店舗のチラシやポップ表示などといったローカルな案件を都道府県
が厳しく取り締まっていくという流れになるのではないか」。また
「人口が少なく職員数も少ない県などについては、リソース的にそ
もそも執行が難しいということもあるのでは」とみている。

 東京都や大阪府のケースから、措置命令案件自体の調査を都道府
県が担当し、課徴金調査を消費者庁が行うという役割分担型の執行
が増えてくる可能性もゼロとは言えないだろう。そうすると、執行
件数自体が増える可能性は高くなるかもしれない。いずれにせよ通
販事業者は自社の表示が「有利誤認」に当たらないかなど、コンプ
ライアンス遵守の意識をこれまで以上に高める必要があるだろう。

https://www.tsuhannews.jp/51232
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 生協にいたせいで「優良誤認」には敏感になりましたが、「有利
誤認」というのも同様に犯罪だという意識は強くなかったです。

 しかし、数で言うと「有利誤認」の方が多いのでしょうね。

 新聞で全面広告を出して、「数量限定」などと書いてあるのも、
本当にその数しか売らなかったら広告費用も出ないでしょうから、
全部インチキと思っています。

 テレビの通販で、「今から30分」などというのも誰もチェック
できないでしょうし、「今だけ特価」の価格が元に戻っているのも
「ジャパネット」以外では見たことはないです。

 大阪で「もうアカン 倒産します」という偽装倒産処分の靴店が
ありましたが、あそこまでいくともう初めから誰も信じていないの
で「有利誤認」にはならないのかも…。

 以下は通販業界の「二重価格」について。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■二重価格表示の監視強化、違反表示が減らず牽制球か

 行政による景品表示法の取り締まりがあわただしくなっている。
消費者庁案件だけでも3月には5件の措置命令がなされた。さらに
3月26日には東京都による初の措置命令が出なされるなど、都道
府県による景表法運用も新たな動きを見せている。一連の行政の動
向を景表法に詳しい弁護士からの取材などをもとに分析し、通販会
社は今、どんな対策が必要かを探る。

 措置命令の内容をみると「二重価格表示」への監視が強くなって
いる。17年12月にはアマゾンジャパン合同会社が、今年3月に
はジュピターショップチャンネル、マカフィーといったネームバリ
ューのある企業が「二重価格表示」で措置命令を受けている。3月
に措置命令が出された5件のうち、3件は二重価格について指摘を
受けている。さらに、3月に都が出した措置命令についても「二重
価格」について指摘している。

 消費者庁が3月に出した措置命令の内容を見ると「将来価格」や
「通常価格の打ち消し表示」などにも言及している。行政の目はこ
れまで幾度となく問題とされてきた「過去に販売実績のない価格の
表示」だけにとどまっていないことがわかる。

■二重価格への規制は「過去に販売実績ない価格」だけでなく

 ジュピターショップチャンネルのケースでは、テレビやカニにつ
いて「期間限定価格」などとして高い割引率の販売価格を表示して
いた。ただ、「明日以降」「期間終了後」などとして表示した通常
販売価格(将来価格)が3日間程度の販売実績しかなく、十分な根
拠を持つ実態のある価格とは認められなかった。将来価格とは、
「過去に販売実績のある販売価格ではないが、将来的に販売実績が
できる見込みの価格のこと」(消費者庁・表示対策課の笠原慎吾上
席景品・表示調査官)としている。

■「先行販売限定とするような割引表示にも注意を」

 二重価格について監視の目を厳しくしている背景については「数
年前に大手ECモールで二重価格問題が世間的にも注目された。た
だ、依然として二重価格表示は減っていないと思う。こうした事態
に対して消費者庁は、牽制球を放ったということではないか」(成
弁護士)と分析する。「ネームバリューのある企業に措置命令を行
うなど、インパクトの大きい措置の仕方をしている。かつ、『将来
価格』といったこれまでにはなかった部分についても踏み込んでい
る。内容にバリエーションを持たせ、二重価格表示における『過去
の販売実績』以外の抜け穴も野放しにせず、先回りしているように
も思える」と言う。

 今後注意すべき「二重価格表示」のパターンもありそうだ。成弁
護士によると「新商品を販売する際などに、『先行販売限定価格』
などとして定価より安く見せる手法もある。ただ、こうした表示に
ついても割引前とされる定価についても、販売実績があるなど実態
がないと景表法の措置命令リスクが高くなってしまうのではないか」
と見ている。

https://www.tsuhannews.jp/51111
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 最後はグリーンコープが福島県に対する差別扱いをしたという事
件で、逆に福島民友社を提訴したという話題です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■生協が福島民友を提訴=「復興支援報道で名誉毀損」-福岡地裁

 東日本大震災の復興支援をめぐる記事で名誉を傷つけられたとし
て、14の生協でつくる「グリーンコープ連合」(本部福岡市)は
25日、福島民友新聞社(福島市)を相手に、約3億7100万円
の損害賠償と謝罪広告の掲載を求め、福岡地裁に提訴した。

 同連合によると、昨年8月に組合員向けの商品カタログで東日本
大震災復興応援企画として岩手県と宮城県の産品を紹介。福島民友
は「福島県を除外した」と指摘し、同年9、10月に「県産品への
誤解と偏見があるとすれば遺憾」などとする社説や記事を、紙面や
ネット上に掲載した。同連合は、カタログの別の号には福島県産品
を扱った企画もあり、事実に反するとして訂正を求めたが、同社は
応じなかったという。

 記者会見した同連合の東原晃一郎常務理事は「われわれへの取材
はほとんどなく、歪曲された事実で名誉を毀損された」と語った。

 福島民友新聞社の話 提訴は残念。本件記事が事実無根の誹謗・
中傷に当たるとは考えておらず、今後、裁判の中で主張していく。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042501149&g=eqa
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 盗人猛々しいとはこのことで、過去にこの件ではグリーンコープ
側が謝罪しています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■グリーンコープ、通販カタログで福島除く「東北5県応援」の表
記で謝罪

 九州などの14生協で構成される「グリーンコープ連合」(福岡市
博多区)が夏のお中元向けの通販カタログで実施する「東日本大震
災復興応援」フェアで、福島を除く「東北5県で製造された」商品
を扱っていることが「差別では」と批判されていた問題で、グリー
ンコープは6月14日、ハフポスト日本版の取材などに答えた内容に
ついて、サイト上で改めて経緯を説明、「配慮がたりない案内」だ
ったとして謝罪した。

 グリーンコープの説明によると、2011年冬以降、グリーンコープ
では年に2度、夏と冬に発行するカタログで「震災復興応援フェア」
を継続して開催。福島県産の商品は扱っていなかったが、2011年冬
~2014年冬ギフトまでは「東北6県の商品を利用し支援しましょう」
などと表記していた。

 しかし、2015年夏のカタログを制作する時点で、「福島の商品が
企画できていないのに福島を表記しておくのはよくないのではない
か」と表記を再検討し、「東北5県で製造されている商品を利用し
て支援しよう」との案内に変更。タイトルロゴにデザインされた地
図からも福島県のハイライトを外したという。その後、2015年冬、
2016年夏のカタログでもその案内が継続して使用された。

●2015年夏の時点ですでに東北5県と表記されていた

 福島県産の商品がフェアに入っていないことについて、グリーン
コープは以下のように説明している。

 グリーンコープでは2011年の東日本大震災以前から、福島県で商
品を製造する方とつながりが少ないため商品を企画することもでき
ず、商品を選択することもできていません。東日本大震災の発生以
降は支援をする中で被災されている方と話をして、必要な支援を行
なう中で事業を起こしたり、事業を再開するときに取引をしていく
こととなりました。

 グリーンコープが支援活動の中で出会った人たちと、お互いにで
きることを相談・検討しながら商品配置を行ってきました。福島県
でも様々な支援活動を進めていますが、残念ながら具体的な商品の
取引にまで至っていないのが現状です。

 また、福島県産品の扱いが全くないわけではないとも説明し謝罪
している。

 現在、グリーンコープとして福島県で製造されている商品として
取り扱いがあるのは化粧品2品目と産地指定米こしひかり(福島県
会津地方のお米)のみとなっています。このたびは、東北5県と表
現した事、大変申し訳ありませんでした。福島の方たちの気持ちに
配慮できていない表現になってしまったこと、心よりお詫びいたし
ます。

https://www.huffingtonpost.jp/2016/06/14/green-coop-apologizes_n_10470990.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 問題になった時点では、炎上を防ぐために謝罪しておき、ほとぼ
りがさめたころに、報道機関を提訴する、という手法です。

 これは主に内部対策で、組合員に生協の無謬性を信じさせるため
のものです。

 すでに末期症状ですね。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 元広島カープの衣笠祥雄氏が亡くなりました。私は1970年に兄が
広島大学にいたのを訪ねていって以来のカープファンで、特に衣笠
ファンでした。当時は鯉のぼりの季節まで、と言われていた弱いカ
ープでしたが、1975年には初優勝できました。あのときはうれしか
ったですね。奇しくも私と同じ大腸ガンだったとか。一代の名選手
衣笠氏のご冥福をお祈りします。

------------------------------------------------------------
-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=--=/=-=/=-=/
-962号----------------- e-mail why@kenji.ne.jp -------------
--発行--渡辺--宏------- URL  http://food.kenji.ne.jp/
------------------------------------------------------------
「宮沢賢治の童話と詩 森羅情報サービス」
http://why.kenji.ne.jp/
------------------------------------------------------------
 購読者数3790名です。ご購読ありがとうございます。
------------------------------------------------------------
私あてのメールのあて先は、
why@kenji.ne.jp
私のホームページ(「[\]安心!?食べ物情報」)は
http://food.kenji.ne.jp/    です。
バックナンバーもすべて、このページで読めます。
【まぐまぐ】
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を
利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
マガジンIDは21668です。
このメールマガジンの登録や解除は
http://food.kenji.ne.jp/food2.html  へ。
-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=--=/=-=/=-=/

安心!?食べ物情報

RSSを登録する
発行周期 週刊
最新号 2018/07/15
部数 3,355部

このメルマガを購読する

ついでに読みたい

安心!?食べ物情報

RSSを登録する
発行周期 週刊
最新号 2018/07/15
部数 3,355部

このメルマガを購読する

今週のおすすめ!メルマガ3選

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から4年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

親鸞に学ぶ幸福論
【あなたを幸せにさせない理由はただ一つの心にあった。その心がなくなった瞬間に人生は一変する】と親鸞は解き明かします。 「本当の幸福とは何か」はっきり示す親鸞の教えを、初めての方にもわかるよう、身近な切り口から仏教講師が語ります。登録者にもれなく『あなたを幸せにさせない5つの間違った常識』小冊子プレゼント中。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

今週のおすすめ!メルマガ3選

右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
【読者数12万人超・日刊配信5,000日継続の超・定番&まぐまぐ殿堂入りメルマガ】 ベストセラー「仕事は、かけ算。」をはじめとするビジネス書の著者であり、複数の高収益企業を経営、ベンチャー企業23社への投資家としての顔も持つ鮒谷周史の、気楽に読めて、すぐに役立つビジネスエッセイ。 創刊以来14年間、一日も欠かさず日刊配信。大勢の読者さんから支持されてきた定番メルマガ。 経験に裏打ちされた、ビジネスで即、結果を出すためのコミュニケーション、営業、マーケティング、投資、起業、経営、キャリア論など、盛り沢山のコンテンツ。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

●人生を変える方法【人生をよりよくしたい人必見!誰にでもできる方法を組み合わせました。】
■「人生(自分)の何かを変えたい!」と思ってる方、まずは最初の1分から始めましょう!今日は残っている人生の一番初めの日です。今、「人生を変える方法」を知ることで、一番長くこの方法を使っていくことができます。コーチングで15年間実践を続けてきている方法なので、自信をもってお勧めできます。「人生を良くしたい!」と思うのは人として当然のこと。でも、忙しい生活の中で人生(自分)を変えることって諦めてしまいがちですよね。誰かに変える方法を教えて欲しいけど、その方法を知っている人は少ない。だからこそ・・・。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から4年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

アーカイブ

他のメルマガを読む

ウィークリーランキング