Cinemaの王国

[Cinemaの王国 vol.965]~『はやぶさ/HAYABUSA』

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☆   「Cinemaの王国」  vol.965(2011.10.19)
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このメールマガジンは、自腹で年間100本以上の映画を観る(ぽち)が、映画館
で実際に観た映画の感想を書くマガジンです。
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【INDEX】
◆1.今週のこの1本!
  ─『はやぶさ/HAYABUSA』─
◆2.メールちょうだいッ!!
◆3.映画情報
◆4.ぽちのひとりごと
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◆1.今週のこの1本! ~『はやぶさ/HAYABUSA』~
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●『はやぶさ/HAYABUSA』
(2011年 日本)(上映時間2時間20分
監督:堤幸彦
出演:竹内結子、西田敏行、高嶋政宏、佐野史郎、山本耕史、鶴見辰吾、筧利
夫、市川実和子、甲本雅裕、マギー、正名僕蔵、六角慎司、高橋長英、生瀬勝
久
*TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて全国公開中
ホームページ http://movies.foxjapan.com/hayabusa/
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<ストーリー>
2002年。幼い頃から宇宙へ強い関心を持つ水沢恵(竹内結子)は、ある講演会
で宇宙科学研究所(現・JAXA)の的場(西田敏行)と出会い、幸運にもそ
こで働くチャンスに恵まれる。小惑星探査機「ミューゼスC」(後のはやぶ
さ)のプロジェクトに関わるようになる恵。2003年5月、「はやぶさ」はついに
鹿児島県内之浦から打ち上げられる。だが、その先には多くの困難が待ち受け
ていた……。

<レビュー>
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はやぶさに関わった人々の熱気が伝わるドラマチックな感動作
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いくつもの危機を乗り越えて小惑星イトカワへ到達して微粒子を採取し、2010
年6月13日に、地球への奇跡的な帰還を果たした小惑星探査機「はやぶさ」。そ
の打ち上げから帰還までに関わった多くのスタッフの7年間の苦闘を描いたド
ラマです。

主人公は、水沢という女性研究員。幼い頃から宇宙に関心を持ち、バイトしな
がら研究者を目指すうちに、ふとしたことから宇宙科学研究所(現・JAX
A)で働くことになった彼女の視点から、ドラマチックに物語が綴られます。

スタッフはもちろん、漁業関係者、文部省の役人、宇宙ファンなども含めて、
多くの人々が関わったプロジェクト。そうした人々の情熱が、圧倒的な迫力で
伝わってきます。その情熱こそが奇跡の帰還に結びついたことが、よくわかる
映画です。

破格のスケールのプロジェクトだけに、登場人物も破格の多さ。それでも、端
役まで顔の売れた役者を使い、中心人物には個性的なキャラクターを設定して、
混乱をきたさないように扱う堤監督の手腕が見事です。

JAXAが協力していることもあり、宇宙でのはやぶさの映像や地上の管制室
のようすなどは本格的。CGを駆使しながらリアルに描いています。堤監督の
過去の作品には、映像を中心に、過剰な演出が鼻につくところもありましたが、
今回はさすがに壮大な宇宙が素材ということで、違和感はありませんでした。

ドラマの舞台のほとんどは、宇宙を旅するはやぶさと地上の管制室。しかも、
旅の結末は誰もがわかっているという大きなハンデを背負いながらも、それを
あまり感じさせません。時々小ネタで笑いをとるあたりも、よく考えられた仕
掛けです。

はやぶさの旅の随所に、主人公の水沢による擬人化したストーリーを挟みこん
でいるのも効果的。おかげで観客が感情移入しやすい構成になっています。専
門用語なども飛び交うものの、噛み砕いてわかりやすく説明しているので、宇
宙やロケットの知識がない人も問題なく楽しめます(逆にそのへんに詳しい人
には、物足りないかもしれませんが)。

クライマックスの地球への突入に向かって、どんどん盛り上がりを見せていく
ドラマ。感動も最高潮へ。結末を見届けられなかった人々の姿なども描き、プ
ロジェクトの壮大さを浮き立たせます。

後半を中心に水沢の研究者としての挫折と成長のドラマも描かれます。さすが
に深みのあるドラマとまでは行きませんが、それなりにうまくまとめられてい
ます。

というわけで、幅広い客層が楽しめそうな映画。ただし、2時間20分はちょっと
長いかな?せっかく幅広い層にアピールする映画を狙ったなら、もう少し短く
コンパクトにまとめたほうがよかったのに……。

≪ぽちの満足度≫
★★★☆☆(+1/2★)

≪ぽちのオススメ度≫
★★★☆☆(+1/2★)
                       (ぽち)

2011年10月16日(日)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後3時の回

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◆2.メールちょうだいッ!!
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◆3.映画情報
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▲『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』
音楽と共に生きたジョージ・ハリスン58年の人生の軌跡を
アカデミー賞(R)受賞監督マーティン・スコセッシが描く至福の3時間30分!
公式サイトに作品情報を掲載!早くも業界内で話題に
11月19日(土)~12月2日(金) 期間限定公開
→ http://www.gh-movie.jp

*このコーナーに掲載した情報は、配給・宣伝会社さんなどより掲載依頼メー
ルのあった情報をそのまま載せたもので、少しでも映画界が盛り上がればとい
う気持ちで掲載しました。広告料等は一切もらっていませんので。

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◆4.ぽちのひとりごと
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発行周期: 週刊(毎週金曜+不定期の水曜) 最新号:  2019/02/22 部数:  1,005部

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