Cinemaの王国

[Cinemaの王国 vol.176]

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 =週刊「Cinemaの王国」= vol.176(2003. 5. 9)

                 http://homepage1.nifty.com/pochie/
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【INDEX】
■1.今週のこの1本!
  ―『X−MEN2』―
■2.今週のニュースあれこれ
■3.メールちょうだいッ!!
■4.リクエスト受付中
■5.ぽちのひとりごと
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■1.今週のこの1本!■

ゴールデン・ウィーク開け一発目。なので今週は特別号としてレビューはお休
みして、傑作コント集でもお届けしようかと……。 (。_゜☆\ バキバキ
コラコラ、ワケわかんないこと言ってるんじゃありません!
てことで、とりあえず今週もレビューをお届けしますが、都合により1本だけ
でお許しくださいませ。取り上げるのは、アメコミを映画化した前作が日本で
もヒットした『X−MEN2』です。
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●『X−MEN2』(X-MEN2)
(2003年 アメリカ)(上映時間2時間5分)
監督:ブライアン・シンガー
出演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュアート、ジェームズ・マー
ズデン、ファムケ・ヤンセン、ハル・ベリー、アンナ・パキン
*日劇PLEXほか東宝洋画系にて全国公開中
ホームページ http://www.foxjapan.com/movies/x-men2/
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<ストーリー>
人類とミュータントの共存を望むプロフェッサーXによって、悪のミュータン
トから人類を守るべく組織されたチームX−MEN。彼らと謎の襲撃者との間
で衝突が起こり、一般市民をも巻き込んだ惨劇となる。それがミュータントの
抑圧を求める世論を一気に呼び起こしていくのだが……。

<レビュー>
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ミュータント増量でパワーアップ!! でも、その分人間ドラマは減量!?
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突然変異の超能力者たちの活躍を描いたアメコミの映画化第二弾。
前作では、人類とミュータントの共存を望むプロフェッサーXによって組織さ
れたチーム“X−MEN”と、人類の抹殺を図る悪、マグニートーとの対立が
描かれました。今回はそこにさらにミュータント根絶を図るストライカーなる
人物が絡んできます。

このシリーズの最大の見ものは、縦横無尽に超能力を操るミュータントたちの
活躍。
特殊な金属で骨格が出来ていて、鋭い爪を出す主人公ウルヴァリンをはじめ、
さまざまなミュータントが登場します。気候を自由に操るストーム、他人のパ
ワーを吸い取るローグといった前作でおなじみのキャラに加え、今回は新キャ
ラもたくさん登場。敵方も合わせればなんと10人以上ものミュータントが大暴
れ。ミュータント増量中でフルパワーが炸裂だいッ!!! (^o^)/

とにかくミュータントですからねぇ。何でもアリなんですよ。空中を飛んだり
、火を出したり、凍らせたり……。だから、アクションシーンは当然おもしろ
いし、迫力もあるワケ。
「子供ダマシじゃん!」と思う気持なんか吹っ飛ばすほど、見応えのあるアク
ションシーンの連続。

予算も大幅アップしたらしく、前作ではポイントを押さえて効果的な場面にの
み使われていたSFXが、さらにパワーアップ。これもまたミュータントの超
能力を迫力タップリに見せてくれます。
映像のキレもかなりのもので、例えば冷蔵庫の中を下から映したりするユニー
クなカメラアングルが、独特のタッチをつくり出しています。

このあたりは、さすがに、『ユージュアル・サスペクツ』や『ゴールデン・ボ
ーイ』でおなじみのブライアン・シンガー監督。その鬼才ぶりが存分に発揮さ
れています。 (*^_^*)

今回は前作よりストーリー的にもヒネってあって、「え! あの人が悪の手先
に???」「え! アイツがX−MENたちの味方に???」な〜んて意外な
展開も見られます。

役者たちの顔ぶれのスゴさも健在。主人公役のヒュー・ジャックマン(『ニュ
ーヨークの恋人』)をはじめ、『スター・トレック』のピカード艦長パトリッ
ク・スチュアート、『アリー・myラブ』のジェームズ・マーズデン、『セレ
ブリティ』のファムケ・ヤンセン、『チョコレート』のハル・ベリー、『ピア
ノ・レッスン』のアンナ・パキン、アラン・カミング、イアン・マッケラン…
…。もう書ききれないよぉ〜! (;>_<;)
よくまあ、これだけ集めたもの。こういう人たちがコスプレで暴れるんだから
、楽しくないはずがない。ゴージャスだよねぇ〜。 (*^。^*)

特に素晴らしかったのがラスト30〜40分のクライマックス。息を飲むスリリン
グな展開で、まったくスクリーンから目が離せませんでした。
悪を実行する人物をかわいい少女に見立てて、コワさや不思議さを煽り立てて
いくところも、いかにもシンガー監督らしい。

だ〜が!!! しかし!!!!! (○`ε´○)
残念ながら、前作にあった大きな魅力のひとつが消えちゃっているんですよね
ぇ〜。

それは登場人物がみんな心の葛藤を抱えているところ。
例えば、主人公ウルヴァリンは、何者かによって全身に超合金の骨格を移植さ
れ、自分が誰なのか、どういう過去を持つのか思い悩んでいる。
また、プロフェッサーXはウルトラ級のパワーの持ち主だが、下半身不随で車
イス生活。おまけに、宿敵マグニートーはかつての仲間という複雑な関係。
そういうように、アクション映画にミュータントとしての悩みや苦しみ、人間
たちによる差別といった深いドラマを盛り込んだのが前作の大きな魅力。

今回もそのへんはチラッと出ていて、特にウルヴァリンの誕生の秘密について
は、けっこう真相に近いところまで見せている。また、ミュータントを差別す
る人間(人種差別につながるテーマ)、ミュータントの子供を持つ親の嘆きや
悩み(これが今回の事件の背景)などについても、ある程度提示されている。

でも、それが中途半端で、ググッと深く迫ったりしないんだよねぇ〜。登場人
物の葛藤や悩み、嘆きが前作ほど追求されていません。
これって、ミュータントが増量して、そこまで描く余裕がなかったからなの?
 それとも早くも『3』を計画していて、そのために取っておいたの? うー
む、よくわからん。
おかげで、ミュータントがただお気楽に活躍するだけの普通のアクション映画
になっちゃいましたぁ〜。 (´ヘ`;)

というわけで、ミュータント増量でアクションシーンはさすがに楽しいものの
、前作の大きな魅力だったドラマ性は低下。人間ドラマを期待せずにただのア
クション映画として観れば、充分にモトはとれると思いますが、なんたって鬼
才ブライアン・シンガー監督作品だからねぇ〜。それにしてはかなり物足りな
い感じです。もっと屈折した深いドラマを見せてくれぇ〜〜〜!!

《ぽちのオススメ度》
★★☆☆☆(+1/2★)【ちょっとだけオススメ。おヒマでしたらどうぞ】
(アクション映画でありながら、差別や偏見など深いテーマにも迫ったのが前
作の魅力。それが消えたのが残念。)
                             <ぽち>
〔鑑賞データ〕
2003年5月7日(水)HUMAXシネマズ4にて。午後1時10分の回。

*前作のレビューがホームページにあります。
→ http://homepage1.nifty.com/pochie/review/xmen.htm
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■2.今週のニュースあれこれ■

◎イギリス人が選んだ“映画俳優トップ100”でアル・パチーノがトップに。
◎撮影監督、故コンラッド・ホールが、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイ
ムの星に。
◎キアヌ・リーブスが『マトリックス リローテッド』のPRのため、23日に
来日!
◎破局が発覚したばかりのキャメロン・ディアスとジャレッド・レトが、コン
サート会場で鉢合わせ。
◎窪塚洋介が結婚! でも書類不備で入籍できず……。

てな感じの今週。
イギリス人が選んだ“映画俳優トップ100”のトップがアル・パチーノという
のは、ちょっと意外。イギリスのテレビ局がインターネットでアンケートを実
施したそうですが、2位はロバート・デ・ニーロ、3位はトム・ハンクス。イ
ギリス人俳優ではアンソニー・ホプキンスが7位にランクイン。うーむ。なん
だかとってもシブいランキングだわ〜。
窪塚洋介の結婚は女性ファンにかなりの衝撃を与えたようです。でも、安心し
てください。まだボクが残っているじゃありませんか。(オイオイ!)
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■3.メールちょうだいッ!!■

「Cinemaの王国」は皆さんからのメールを活力に発行を続けておりまッす。

◆今週は(ユキヒト)さんからの『ボウリング・フォー・コロンバイン』の感
想を一部ご紹介。
<今の悩めるアメリカ、独特の銃社会を鋭くえぐって観衆に分かりやすく訴え
ていました。僕が一番恐いと思ったのはなんといってもマスメディアのパワー
、扇動です。子供が銃を持って友達を殺す・・・。マスメディアもその一端を
担っているということです。今の日本もそれに近いことがあるように思います
。ドキュメンタリーなのでエキサイトシーンの連続で、レイト・ショーで見た
のですが見終わってからも頭が覚醒してしまってなかなかその日は寝付けませ
んでした。>

◆やはり、かなり見応えがありそうなこのドキュメント。なんとボクの近くの
映画館(池袋)でも特別公開されるそうなので、近日中にチェックする予定で
す。
メールをくださったみなさん、ありがとうございました。 m(._.)m

みなさんも「Cinemaの王国」へのメッセージや「こんな作品を取り上げて欲し
い」といったリクエスト、自分が観た映画の感想、映画に関する疑問・質問な
ど、気軽に下記までメールをくださいネ。できれば名前(ハンドルネーム可)
を本文中に明記してください。(メールは誌面で紹介する場合もあります。載
せて欲しくない方は、その旨を明記してください。)
・メールはこちらまで fwkg4052@mb.infoweb.ne.jp
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■4.リクエスト受付中■

現在ホームページで、メルマガで取り上げて欲しい映画のリクエストを受け付
けています。よかったら投票してみてくださいね。
→ http://hpcgi1.nifty.com/pochie/msgenq/msgenq.cgi?
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■5.ぽちのひとりごと■

*実家から呼び出しをくらい、月に一度の病院通い(待ち時間1時間半、診察
時間5分)で半日がつぶれ、なんだかんだで今週は1作品しか取り上げられま
せんでした。予定ではチェン・カイコー監督の『北京ヴァイオリン』あたりを
掲載するはずだったのですが……。次週は、なんとか2本掲載したいと思いま
〜す。では、また来週!
                             (ぽち)
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