キリスト教読み物マガジン

キリスト教読み物マガジンNo.200

9無料メールマガジン (レムナント出版)
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            2016年ヨベルの年と世界

         シュミーター(安息年)と、それに続く
         2016年=ヨベルの年に起こる世界の動き


安息年と経済のピーク

 みなさんは、「安息日」というものをご存知と思います。ユダヤ人は7日目ごとに安 
息の日をとり、休みます。聖書に命じられたものですが、じつは聖書には、安息日以
外にも、「安息年」というものが書かれています。
 安息年はヘブル語でシュミーター(shmita 解放するの意)といい、7年目ごとに安 
息をとるものです。旧約聖書レビ記25章に記されていますが、簡単に説明しますと、
7年目は農地を休ませなければならない、作物をつくってはいけないというものでし
た。
 土地は連作をしますとやせ細り、いい作物ができなくなります。ですから定期的に
休ませたのです。
  1948年にイスラエル国家が再建されたとき、ユダヤ人はこの安息年の制度を復
活させました。安息年には、ユダヤ人は自分の土地を休ませますので、作物をつく
りません。ですからその年、イスラエルのスーパーで売られている食品は、みな輸
入物か、外国人所有の土地の産物です。それでちょっと食料品物価が高くなったり
します。
 じつは2015年は安息年でした(ユダヤ暦5775年。正確には西暦2014年9月25
日~2015年9月13日。ユダヤ暦の1年は太陽暦の秋~秋です)。
 その前の安息年は2008年(2007年秋~2008年秋)、さらに前は2001年(20
00年秋~2001年秋)でした。じつはこの安息年が、不思議なことに、このところ世
界激動の年とぴったり合わさっています。
 とくに世界経済と連動しています。安息年であった2001年、2008年、2015年は、
いずれも世界の株価が最高値にあった年だったのです。そして安息年のちょうど終わ
り頃、株価が大暴落していきました。
 かつて2001年には、日米欧等の株価は最高値圏にありました。しかし同年9月か 
ら株価は大暴落しています。暴落は1年ほど続き、翌年には株価は半値くらいにまで
下落していきました。
 その後、株価は徐々に回復。7年後の2008年には、株価は再び最高値圏にあり
ました。しかし同年9月、いわゆる「リーマンショック」(リーマンブラザース倒産)があっ
て、世界金融危機となり、世界の株価はやはり1年間ほどかけて半値くらいにまで下
落していったのです。
 さらに7年後の2015年には、日米欧等の株価はやはり最高値圏にありました。し 
かし中国でのバブル崩壊等もあり、8月から急速に下落し始めています。
 それが一体どこまで下落するのか。かつての2001年の大暴落、2008年の大暴落
と同様に、1年ほどかけて半値圏まで下落する可能性は非常に高いといえるでしょう。 
 このように安息年に世界の株価は最高値圏にありました。そして、いずれも安息年
の終わる頃(秋くらい)から大暴落していきました。
 このような安息年と株価ピークの関係に早くから着目し、資産を守ったり、かえって 
その機会をうまく使って資産を増やしたユダヤ人資産家や、聖書研究者たちも多くい
ます。

2016年はヨベルの年

 じつはこの2015年の安息年というのは、非常に特別です。なぜなら翌年の2016
年(正確には2015年9月14日~2016年10月2日)は、聖書に記された「ヨベルの年」
(恵みの年)だからです。
 ヨベルの年は、出エジプト後、指導者モーセによって定められたものです(レビ記25
:8~16)。安息年を7回繰り返したあと、7回目の安息年の翌年が「ヨベルの年」です。 
 つまりヨベルの年は、7×7年で、49年ごとにやってきます。最後の安息年の翌年が 
ヨベルの年になります(起点から50年目がヨベルの年)。私たちが今いる2015年9月
14日~2016年10月2日は、ヨベルの年です。
 今日のイスラエルでは、とくにヨベルの年が祝われているわけではありません。しか 
し今回のヨベルの年は、歴史的にみれば出エジプト後70回目、キリストの十字架死の
あと40回目のものだといわれています。非常に特別なものです。
 かつてヨベルの年には、土地が元の所有者に返され、借金が帳消しになり、すべて
の人が自由になりました。それはまさに解放の年、恵みの年だったのです。
 私たちは今、そのヨベルの年にすでに足を踏み入れています。この年は、世界に一
体何が起こるのでしょうか。
 前回のヨベルの年はというと、2016年から49年を引いて、1967年でした。この年、
一体何が起きましたか?
 「6日戦争」(第3次中東戦争 1967年6月)が起きました。それを通しユダヤ人は、
悲願であったエルサレムを、アラブ人たちから自分たちの手に取り戻したのです。それ 
はユダヤ人にとっては、まさにヨベルの年=恵みの年となりました。
 では、さらに前のヨベルの年=1918年(正確には1917年秋~1918年秋)には、
一体何が起きたでしょう?
 すでにヨベルの年に入っていた1917年11月、有名な「バルフォア宣言」が発せられ
ました。これは、ユダヤ人がパレスチナにユダヤ人国家をつくることをイギリス政府が 
支持する、と公式に表明した宣言です。
 それはのちのイスラエル国家再建に決定的な役割を果たしました。そして1918年、 
イギリスはパレスチナへの委任統治を始めたのです。
 つまりこれは、のちのイスラエル国家再建の基礎を築いた時で、ユダヤ人にとっては 
やはり大きな恵みの年となりました。
 このように過去において、ヨベルの年には、ユダヤ人にとって最重要な出来事が起
きていたのです。となると、今回2016年のヨベルの年には、一体何が起こるのでしょ 
うか?
 かつての1967年や1918年のときと同様、やはりユダヤ人にとって最重要な出来事
が起きる可能性が高いと言っていいでしょう。それは単にユダヤ人だけでなく、世界を 
も巻き込むような激動になるとも思われます。
 かつてユダヤ人は西暦70年以来、世界に離散し、そののち約1900年もの間、世界 
を流浪してきました。そのあいだ彼らが持ち続けた悲願が、3つありました。
 一つはイスラエル国家再建──これは1948年に実現しました。二つ目は聖都エル 
サレムをユダヤ人の手に取り戻すこと──これは1967年に実現しました。
 そして三つ目、最後のことは、エルサレムにおけるユダヤ人の「第三神殿」建設です。 
 第一神殿は、紀元前10世紀に建てられたソロモン王によるエルサレム神殿です。しか 
しこの神殿は紀元前6世紀、バビロン帝国の侵略によって破壊されてしまいます。その 
のち神殿はゼルバベルの手によりエルサレムに再建されました。これが第二神殿です。 
 イエス様の時代の神殿は第二神殿です。しかしこの神殿も西暦70年、ローマ帝国によ 
って破壊されてしまいます。以後ユダヤ人は神殿を持っていません。
 けれどもユダヤ人は、この神殿を再建しようとしています。その未来の神殿、それが第
三神殿です。
 出エジプト後70回目、キリストの十字架後40回目となる今回のヨベルの年──2016
年には、この第三神殿建設に向けた動きが始まるのでしょうか?

予告的な天体現象も起きていた

 じつは2016年は、もう一つの意味でも非常に特別です。
 以前レムナント誌に書き、また『2014年ユダヤの大預言』(学研)にも書きましたように、
その前年と前々年──2014年春~2015年秋にかけては、じつは非常に特殊な天体
現象が重なっていました。それは、
 「ユダヤの三大祭(過越の祭、仮庵の祭、新年)の当日(初日等)に、月食ないし日食
などの天体現象が重なるということが、何回も連続して起きる」
 というものです。こうした現象は、2014年以前の過去500年間には2度だけありました。
 一度目は1948年のとき(連続7回)──このときはイスラエル国家が再建されました。
 つぎは1967年のとき(連続9回)──このときはエルサレムがユダヤ人の手に取り戻
されました。
 さらに、もっと古くまでさかのぼると、キリストの十字架死・復活の年にも、同様の天体現
象が起きていたようです。
 それはともかく、それらと同じ天体現象が起きたのが、2014年春~2015年秋にかけ
てだったのです。同様の天体現象が6回立て続けに、ユダヤの三大祭の日に起きました。 
 これらの年には、「そういえば皆既月食や皆既日食、部分月食や部分日食などがよく起
きていたな」と思い起こされるかたも多いかもしれません。それはユダヤの三大祭の日に
起きていたのです。
 その年は、安息年とも重なる年でした。そしてこの安息年の翌年、つまり連続天体現象
の翌年が、まさに私たちの今いるヨベルの年です。
 2014~2015年の連続天体現象は、翌2016年が非常に重要なヨベルの年=主の恵
みの年となるのだということを、あらかじめ予告するようなものだったと言えるでしょう。

第三神殿建設に向けた動き
 
 じつはエルサレムには、将来の第三神殿建設に向けた研究・準備をしている団体があ 
ります。神殿研究所(The Temple Institute)というところです。
 先日その研究所のフェイスブックを見ていましたら、「2015年7月12日になりましたら、
歴史的な発表をします」と何日も前から書いてありました。それで当日、再びフェイスブッ
クを見ましたら、
「私たちはイスラエルの地で赤い子牛の育成を始めました」
 との発表があったのです。赤い子牛というのは、第三神殿の奉献式に必要なもので、 
聖書に定められたものです。
 赤い子牛は、まれにしか生まれません。またそれは神殿奉献式の動物犠牲として使わ 
れるものですから、けがれたものであってはならず、ユダヤ人のコシェル(食物規定)に 
のっとって育てられたものである必要があります。
 それで彼らはイスラエルの地で、コシェルにのっとった赤い子牛の育成環境を整えたと
いうのです。これは第三神殿建設に向けた動きが、水面下ではかなり進み始めていると 
いうことでしょう。
 一方、あの連続天体現象が起き始めた2014年の6月29日には、過激さで知られる「イ
スラム国」(IS)が「国家樹立宣言」をしています。
 イスラム国は、イスラム過激派による組織で、恐怖政治を敷き、中東全域にかつてのカ
リフ(イスラム教最高指導者)のもとにあったような巨大国家を築くことを目指している勢力
です。2015年には日本人ジャーナリスト(後藤健二さんら)も拘束、殺害したことで、日本
でも恐れられる存在となりました。
 イスラム国は、イスラエル国家の撲滅を誓っています。しかし、イスラエルにはまだ手を
出していません。あちこちでテロは起こしていますが、イスラエルを攻撃するほどの軍事
力はまだ持っていないからです。
 もし彼らがイスラエルを攻撃するなら、たちまちやられてしまうでしょう。しかし彼らがもし、
さらなる軍事力を身につけるなら、やがてイスラエルを攻撃するに違いありません。そのと
きは、中東が再び戦禍に巻き込まれることになります。
 もし中東が将来、戦禍に巻き込まれることがあれば、エルサレムの「神殿の丘」にあるイ
スラム教モスク等が破壊されるとか、そこにユダヤ人の第三神殿が再建されるといったこ
とも、可能性として非常に高まってきます。
 私たちは今、世界情勢から目を離せない時期にさしかかっているのです。
 そうした戦争や、経済危機など、苦しいこともあるに違いありません。しかし一方では、と
くにユダヤ人に対して、大きな恵みとなる出来事も起こる可能性が高いのです。
 かつてヨベルの年は、解放の年、土地が元の所有者に返される年でした。今回のヨベル
の年においては、エルサレムの神殿の丘が解放され、元の所有者であるユダヤ人に返さ 
れるのでしょうか。そうしたことも充分、起こり得るでしょう。
 さらに、これは単にユダヤ人のみならず、神を愛する世界中の人々にとっても、大きな恵
みの年となる可能性があります。
 ヨベルの年とは、借金が帳消しになり、富が再分配され、人々が自由にされ、社会がリセ
ットされる年でした。神を愛し、その教えを心にとめる者たちは、今もその恵みにあずかる
ことができます。
 聖書を学び、神を愛して歩むならば、経済的苦境からも救われ、罪と不幸の奴隷状態か
らも解放され、人生をリセットして、祝福に基づいた新しい歩みを始めることができます。
 今回のヨベルの年が、この記事を読むすべての方々にも、新たな幸福をつかむ恵みの 
年となることを祈ってやみません。大切なのは、混乱と激動の時代に、知恵を持つことです。
その知恵は聖書から来ます。



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