EJJ(JET会報)

[EJJ-030905] e-JET Journal #346

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Caving, Outdoor, Adventure, etc.

                        EJJ(JET会報)

  洞窟探検・ケイビング活動をするJETのメールマガジンです
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 [EJJ] e-JET Journal     2003/9/4号       読者:253名
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★第5次霧穴探検隊の報告!                    by #9602 吉田勝次(隊長)
★霧穴奮闘記!                     by #0102 五藤純子(会計)
★今週のJET                                         by JET事務局
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このメールマガジンは、ケイビング・洞窟探検に興味のある方、やってみたい方
東海地区で活躍するJET(ジェット)の活動に興味がある方へのメールマガジンです
活動の報告が主な内容で、不定期に発行します。
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気がつくと一ヶ月余ぶりのEJJ。みなさん、お元気でしたか?
事務局は最近、交通事故に遭い、探検どころか日常生活にも苦労する毎日。
バイクで通勤途中の事故でしたが、やっぱりバイクは危ないですね。
楽しいことは危険と隣り合わせなので、慣れたからって油断しては駄目ですね。
今回、報告が出ている霧穴も楽しいけれど危険な穴です。
今後もしばらく探検が続くと思いますが、参加者は気をつけてね。

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★第5次霧穴探検隊の報告!                     by #9602 吉田勝次(隊長)
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今回の活動は第4次に30mほど登攀したところまで測量し
更に上へ伸びる狭洞を登攀し測量した。
これによって現在の高低差は 195.021m となり
岐阜県にあるマイコミの竪穴にならんで日本ランキング7位になったはず?である。
・現在の総測線延長は 1344.660m 
 
活動の詳細などは参加者から報告があるでしょう!
とりあえず速報として報告しました!
 
次回第6次はたくさんの課題があるため、どれからかたづけようかと悩み気味?!
再発見?した勝迷支洞(最上流部)の探検、上流部戻りルートの18mの登攀、
下流部ホールしたのトレンチの探検、以前断念した最深部のディギング(掘削)を
再アタック、SRT降下点から15m上に見える穴?までの登攀などなど
盛りだくさんです!
 
今後、継続してこれらの課題を片付けていけば
いつかこの洞窟の最深部にたどりつけるかも?!めざせ!日本最深の霧穴です!!!

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(コメント・チカノ)
霧穴探検のコアメンバー、吉田隊長と稲垣さんにとって、
霧穴はライフワークとなりつつあるようです。
本当に、行く度に新たな課題が見つかる穴ですね。
今回、コアメンバーに加えて紅一点参加した純ちゃんから、苦戦の模様が届きました。


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★霧穴奮闘記!                     by #0102 五藤純子(会計)
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 8月12日〜15日、霧穴合宿に参加しました。
毎年お盆といえば、バーベキューをしたり徹夜踊りに出掛けたり・・・
というのが恒例行事になっていました。なのに今年はそんな誘いを断ってまでも
霧穴合宿に行きたかったのです。1週間、10日間、ともなると
少し躊躇してしまうけど、
今回の合宿は3泊4日と言う事で都合もついたので自分を試すためにも参加しました。

 メンバーは数日前に柏木さんが膝を痛めてしまったので、
稲垣さんと隊長そして私の3人になってしまいました。
前回の合宿は最後の2日間に参加して、荷揚げを手伝っただけで終わってしまったため、
最初から参加するのは今回が初めて。大丈夫かな?と言う不安も少しありましたが、
まあ何とかなるだろうと軽く?考えていた私。甘かったです。
調査報告は隊長から詳しくあると思うので、私は霧穴奮闘記を書こうと思います。

 12日の夕方、予定よりかなり遅れてBARを出発し、それからも色々と買い物をして
夜の8時頃ようやく三重県に到着しました。そして夕食に、最後になるかもしれない
焼肉をお腹いっぱい食べ、その日は明日に備えて早めに寝ることになりました。
翌朝、なかなか起きようとしない2人をたたき起こしてようやく活動が始まりました。
林道の終点に車をとめて、とりあえずパッキングをしました。荷物を出してみると
1人最低でもPVCバックを4個持って上がることになりました。
げげげ・・・と思いながら少しでも軽そうなバックを探し背負子に括りつけてみました。
見るからに重そうな背負子が3つ出来上がりました。
今回は食料も少ないので軽い方だと言われたけど、私にとっては初の重さです。
途中何度か休憩もとってもらい、転んで背負子に押しつぶされ
鼻を地面に直撃したりもしたけど、なんとか洞口にたどり着く事が出来ました。

 洞口で一息ついてから隊長の次に入洞、したのはいいけど
洞口から2m程降下した地点のリビレイの通過に思いのほか時間が
かかってしまいました。空荷の状態でも力のない私は時間がかかってしまうのですが、
今回はそれプラス荷物もあるので、あと少しなのに〜!と言う所でもがき苦しみました。
稲垣さん、隊長の助言もありなんとか通過し、その後も無事に降下する事が出来ました。
が、練習不足、体力不足の私に隊長から厳し〜いお言葉が・・・。

凹んでいる間もなく今度は荷物の搬入をしました。狭い所はバケツリレー式に
搬入するのですが、これまた腕力のない私は流れを止めてしまうのです。
ここでもまた隊長から喝が入るのですが、どうがんばっても
情けない事に力は一杯一杯でした。自分の情けなさ、くやしさに少し凹みながら
ようやくベースキャンプに到着しました。遅めの昼食?をとり早速上流部分の探検、
測量に出発しました。私は初めて上流の方に行ったのでワクワクしました。
滝があり滴下水も多いので、足は少々上げ辛いけどPVCスーツは快適でした。
でも初めて入る穴でこんなホールや、どこかに続く支道を見つけたら
本当に感動するだろうなぁ、と思いました。
そしてそれを見つけた時の、どこにつながるんだろう?何があるんだろう?っていう
ワクワク感など、本当の探検の楽しさも今回霧穴に入って分かった様な気がします。

測量を終えベースキャンプに到着した時にはもう夜の9時過ぎでした。
長い一日が終わった〜、と言う感じがしました。そしてよっぽど疲れていたらしく、
隊長をも眠れなくさせる様なすごいイビキをかきながら(らしい)眠ってしまいました。
(ごめんなさ〜い・・・)
洞内2日目も同じ上流部分の探検、測量でした。そして、今日もまた私は
やらかしてしまいました。途中で4、5メートル?の滝の部分をビナで繋いだテープで
登り降りする所があるのですが、
そこを降りる時に少し恐くて毎回腰が引けてしまうのです。
昨日はテープを持って勢い良く降りて行き、
テープの最後にもビナがあると思い込んだ私は
思いっきり1メートルくらいの所から尻もちをついたのです。
何があってもロープは放すな!と色々アドバイスを受け、今日こそは!と思い
言われた通りにやってみたのにやっぱり少し脅えていたのか、2、3歩降りた所で
足がズリッと滑って胸から壁に激突してしまいました。
幸い、言われた通り手だけはロープから放さなかったので、
情けない姿を見て笑われるくらいの事で済んだので良かったのですが・・・。

なんだかんだドジばかりしながら2日目も無事に終える事が出来ました。
夜になり隊長にふと、お前楽しい?と聞かれ、私は、うん!とは即答出来ませんでした。
洞窟に入っている事自体は楽しいのですが、今回はとりあえずついて行く事に必死で、
楽しいなぁ!と思う余裕があまりなかったのです。

そしてとうとう最終日です。最終日はけっきょく探検はせず、
ベースキャンプを撤収する事になりましたaB洞内には丸2日間くらいいたのですが、
もう少しいてもいいかな?と思う気持ちと、出られるうれしさと半々くらいでした。
帰りの荷揚げも搬入の時と同様に、練習不足、体力不足でへとへとでした。
外に出れば太陽が!と思っていたらあいにく外は雨模様。
登攀でかなり体力を使ったため、私はただただ無言で必死に山を下っていきました。
ヨロヨロしてきた頃、林道にとめてある車が見え、
その瞬間が一番うれしかった気がします。
こうして何とか無事に探検を終える事が出来たのですが、下山して思った事は、
現代社会は本当に便利な物ばかりに囲まれているなぁ、という事です。
近くのコンビニに行くにも車で移動し、好きな時に好きな物が食べれて、
どこにでもトイレがありすぐ行ける。普段では当たり前と思う事が
すごく有難い事なんだなぁ、と感じられました。

 今回の合宿で自分の体力の無さ、技術の無さが思い知らされ、今後のための課題が
たくさん出来ました。それから普段は、朝はなかなか寝起きが悪い稲垣さん、
よく寝てよく食べよく出す隊長が、洞内では時には私に喝をいれてくれたり、
凹みかけた私を気遣ってくれたりして、二人がとても頼もしく、かっこ良く見えました。
(誉めすぎかしら?)

稲垣さん、隊長、レスキュー隊の皆様、ほんとうにありがとうございました。
終わってしまうと辛かった事も、痛かった事も全て楽しかった!と思えます!
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(コメント・チカノ)
純ちゃんの長〜いレポートでした。
よっぽど考えるところが多かったのね。よかったよかった。
文末に「レスキュー隊の皆様」とありますが、これは緊急時のために用意していた
レスキューメンバーのことです。
下山連絡が遅かったので、あと一歩で出動するところだったのですよね…。

はぁ、チカノは今回仕事のために参加できなかったので、ちょっと拗ねていました。
一方、柏木けんちゃんは膝の故障のために参加できなかったのですが、
膝を痛めた顛末と、くやしさを報告してくれました。


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★空木登山記                   by #0102 柏木健二(地質)
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8月の霧穴探検を直前に控えたある日,下宿でふと目を覚めて時計を見た瞬間,
その瞳は凍りつきました.8時30分,やばい,バスに乗り遅れる!

8月8日の朝,私は中央アルプス空木−木曽駒ヶ岳登山に向けて,つくばを出発し
新宿に向かっていました.なんとか,12時発のバスに間に合うものの,バナナを
産総研の冷蔵庫に置き忘れていることに気付き,中日ファンの亀に「御免,冷蔵庫に
バナナ入ってんねん.でもな,包装紙に阪神応援メッセージが印刷されているねん.
そやけど,もらってくれる?.」と電話し,バナナの件は一段落しました.
中央高速バスで駒ヶ根インターに向かい,そこで“ぬにょうら”と合流し,
途中の喫茶店でそばサラダを大盛りで食べた後に,簡保センターに向かい
その日はテントで泊まりました.簡保センターのテレビは,台風が刻一刻と
我々のもとへと近づいていることを写し出し,とりあえず明日は
ここでゆっくりしよう,と早々に決断がくだされました.

9日は,お昼過ぎまで狭いテントの中でゴロゴロした後に,
雨が治まってきた頃を見計らって,簡保センターの中のロビーに移動しました.
昼飯を食った後に隣の川を見ると,激流とその中を転がり流れる転石の音が響き,
今日は行かんで良かったなあ,とほっとしました.

10日は朝5時にテントを撤収し,駒ヶ岳ロープウエイに乗るためにバスを待つ集団を
横目に見つつ,快調に斜面を登っていました.
しかし,この時,すでに私の左足は病魔に蝕まれていました.
多少の違和感を感じつつも,大丈夫だろう,と登山道を快適に登っていたのも束の間,
アップダウンの下りに差し掛かった時,病魔はその姿を私の目の前に現わしました.
痛い,これままずい,まさか靱帯か,しかし何も足に負担を与えてないのに,
何だこれは,痛い,まずい,駄目だ,靱帯だ,やっちゃった!,と繰り返しながら,
引き返すのも無理なので,とにかく空木の木屋を目指しました.
駒峰ヒュッテに到着したのは15時34分,とにかく吉田さんに連絡しなければ,と,
何度か携帯での連絡をチャレンジし,一応,伝えることが出来ました.その晩は,
3通りの下山コースのどれをとるかを相談し,空木から西に降りるコースを選択しました.

11日は朝3時30分に,street of fireの今夜は青春の着メロで起床し,
4時5分に小屋を出発,そこから木曽殿山荘まではガレ場の下りで,
膝を曲げられない状態での下りは,相当泣けました.木曽殿山荘に着いたのは6時37分,
まいりました.そこからの下りは,樹林帯の中に入ってまあまあ楽になりましたが,
所々で尻餅をついてすべるように降りるなど,膝を曲げられない苦しみを堪能しました.
また,途中で“ぬにょうら”が大便をしていたのですが,
臀部から大便が出ている瞬間を見てしまい,そこに漂う匂いとともに,そうとうブルーに
なりました.他人の大便は,本当にくさいものです.
作業用林道に到着したのは13時30分,
そこで親切な作業員の方に車で野尻駅まで送っていただきました.
ところで,野尻駅の西方の山で中電のダムの計画があり,8年前くらいに私も地質調査で
それに関わりました.それについて,親切な作業員の方に聞くと,
ダム計画は中止になった,と寂しそうに言っていました.
そういえば,8年前の地質調査当時,自然保護団体とやらが視察に来ていました.
私も,ダム計画の中止が残念でなりません.

ジェットバーに到着したのは確か夜8時くらいで,
霧穴探検の準備を進める精鋭メンバー達の姿を横目に見つつ,相当の疲れから
すぐに眠りに落ちてしまいました.準備を万全にして,相当気合いが入っていたので,
霧穴探検に参加できなかったのは残念ですが,霧穴の中で靱帯を痛めた場合,
出られたかどうか分からなかったので,空木でやって良かったなと思っています.
霧穴でやっていたら,最悪,次の探検隊が来るまで,洞内で暮らすはめに
なったかもしれません.状況次第では,次探検の際に瀕死の状態になっていて,
夕食のお出汁に使われていたかもしれません.怖いです.

今回のケガは3年前に赤石登山でやった靱帯の古傷が再発したようで,現在,
毎日整骨院に通って電気を流しています.早く直したいのですが,
今月2日から長期の出張で病院に行けないので,完治は10月にづれ込むかなあ,
と,恐れおののいています.
みなさん,靱帯に気をつけましょう.くせになるようだから.

注:street of fire,ウオルターヒル監督の名作.
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(コメント・チカノ)
さすが学者らしく、理路整然とした悔しがり方(?)ですね。
しかし、実際に会うと、全然わけがわからん人です。
怪我が長引くようですが、ま、そのうちまた来るでしょう。
今度は霧穴行けるといいですね〜。
貴重なパワフルメンバーなのだから、怪我には気をつけてね。


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★今週のJET                                        by JET事務局
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2003/9/7
新メンバー歓迎ケイビング(岐阜県・美山町/ナナメ穴)

2003/9〜
滋賀県の洞窟調査

ほか

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JET事務局 担当 チカノユリコ(メールアドレスが変わりました!)
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http://www4.ocn.ne.jp/~dfc/jet/        JET洞窟探検ホームページ
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