ロシア政治経済ジャーナル

【RPE】★2016年世界はどうなる?4~ロシアはどうなる?

【RPE】★2016年世界はどうなる?4~ロシアはどうなる?

RPE Journal==============================================



        ロシア政治経済ジャーナル No.1325



                      2016/1/7


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2016年、世界はどうなるのでしょうか?

今日は、ロシアについて。


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★新規購読者の皆様へ!
はじめまして!RPE発行者北野です。RPEのモットーは、
1ー、わけのわからない世界情勢を世界一わ¥かりやすく解説する。
2、でも、きれいごとは一切言わない。です。
世界の裏側で起こっていることを、あなただけにこっそりお教えします。
これは、国連・世銀・外務省・政治家・ファンド・社長さん軍団・大企業
幹部・起業家等々が内緒で読んでいる、秘伝のメルマガです。
友人知人には、このメルマガのこと絶対秘密  にしておいてください。
3、RPEの広告は、北野が実際に購入した製品とは限りません。必ず
★HP を熟読され、★自己責任 で決定を下してください。
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★2016年世界はどうなる?4~ロシアはどうなる?


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


「2016年世界はどうなる?」シリーズ4回目です。


新規読者の皆さんは、まずこちらからご一読ください。
↓


●2016年、世界はどうなる?~落ち目の覇権国家アメリカが世
界を動かす↓
http://archives.mag2.com/0000012950/20160104000000000.html

●2016年世界はどうなる?~中国はどうする? ↓
http://archives.mag2.com/0000012950/20160105000000000.html

●2016年世界はどうなる?3~欧州はどうなる?↓
http://archives.mag2.com/0000012950/20160106000000000.html


さて、今回はロシアの話です。



▼「100年に1度の大不況」までのロシア


まず、去年までを簡単に振り返ってみましょう。

ソ連が崩壊したのは、1991年12月。

1992年から2000年、つまりエリツィン大統領の時代、ロシア
は、

今の日本同様、「アメリカの属国」のような状況でした。

金が全然なく、欧米日、国際金融機関からの借金なしでは、
経済がまわらない状態だった。


しかし、2000年にプーチンが大統領になると、状況は一変
します。

彼の1期目、2期目、つまり2000~08年、ロシア経済は年平
均7%の成長を果たし、再び「世界の大国」と認識されるよ
うになりました。


「せっかく冷戦で勝利したのに、ロシアはまた復活してき
やがった!」


アメリカとロシアの対立は、2014年のクリミア併合ではじ
まったのではありません。

02年にはじまったのです。

米ロは、02年から、

02~03年、イラク問題。(ロシアは、イラク攻撃反対)

03年、ユコス問題。

03年、グルジア・バラ革命問題。

04年、ウクライナ・オレンジ革命問題。

05年、キルギス・チューリップ革命問題、


などなどで、対立をつづけました。

上記三つの革命は、アメリカが野党を支援し、結果

「親米反ロ傀儡政権」を樹立したのです。

はじめての読者さんは「トンデモ系」と思うかもしれません。

しかし、山盛り証拠がそろっています。

気になる方は、是非こちらをご一読ください。

知らない方はひっくり返らないようご注意ください。
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詳細は→ http://tinyurl.com/8y5mya3



米ロの対立は、ますます激化し、08年には「熱い戦争」が勃発
します。

それが08年8月に起きた、「ロシアーグルジア戦争」。

これは、アメリカの傀儡国家グルジアとロシアが戦ったのです。

しかし、幸い戦争は長つづきしませんでした。

翌08年9月、「リーマンショック」から「100年に1度の大不況」
に突入していった。

米ロとも、戦争どころではなくなった。


両国は和解し、「再起動」の時代がはじまります。


この時、プーチンは既に大統領ではなく首相。

大統領は、アメリカ好きのメドベージェフになっていました。



▼クリミア併合とロシアの苦難



09~11年、米ロ関係は、「とても良好」でした。

しかし、12年、プーチンが大統領に返り咲きます。


13年、プーチンは、アメリカが企画した「シリア攻撃」を止めま
した。

裏話はいろいろあるのですが、表向きは、「プーチンがシリアの
アサド大統領を説得し、化学兵器破棄に同意させたから」となっ
ています。


14年2月、ウクライナで革命が起こり、親ロシア・ヤヌコビッチ
政権が崩壊。

アメリカは、この革命を支援しました。

これも知らなかったら「トンデモ系」みたいですが、証拠があり
ます。
↓


<昨年2月ウクライナの首都キエフで起きたクーデターの内幕につ
いて、オバマ大統領がついに真実を口にした。

恐らく、もう恥じる事は何もないと考える時期が来たのだろう。

CNNのインタビューの中で、オバマ大統領は「米国は、ウクライナ
における権力の移行をやり遂げた」と認めた。

別の言い方をすれば、彼は、ウクライナを極めて困難な状況に導
き、多くの犠牲者を生んだ昨年2月の国家クーデターが、米国が直
接、組織的技術的に関与した中で実行された事を確認したわけで
ある。

これによりオバマ大統領は、今までなされた米国の政治家や外交
官の全ての発言、声明を否定した形になった。

これまで所謂「ユーロマイダン」は、汚職に満ちたヤヌコヴィチ
体制に反対する幅広い一般大衆の抗議行動を基盤とした、ウクラ
イナ内部から生まれたものだと美しく説明されてきたからだ。

米国務省のヌーランド報道官は、すでに1年前「米国は、ウクラ
イナにおける民主主義発展のため50億ドル出した」と述べている。>


(「ロシアの声」2015年2月3日より)

出所アドレスは、こちら。
↓
http://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2015_02_03/282671141/


●オバマの告白映像はこちら。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=ES4jslRzQwI


2014年3月、ロシアは、クリミアを併合しました。

その理由は、革命で誕生したウクライナ新政権が、


「クリミアのロシア黒海艦隊を追い出す」

「その後、NATO軍を入れる」


意向を示していたことです。

これを、ロシアは容認することができなかった。

ロシア人は、プーチンのこの決定を圧倒的に支持しました。

なぜかというと、クリミアは、1783~1954年までロシア領だった。

1954年、ソ連書記長だったフルシチョフが、「明日からクリミア
は、ウクライナのものにする」と、

「鶴の一声」で勝手に移してしまった。

全ロシア国民は、フルシチョフの気まぐれな決定を「不当」と信
じている。

「クリミアはロシア領」というのが、国民的コンセンサスなので
す。

そして、クリミア住民の6割は「ロシア系」。

結果、まったく抵抗にあうことなく、ロシアは併合に成功したので
す。

(クリミアの住民投票では、97%がロシア編入を支持したとされる。)

これで「歴史的英雄」になったプーチンの支持率は86%まであが
りました。

しかし、これがロシアにとって苦難のはじまりでもあった。

アメリカが、日本、欧州を巻き込んで、「経済制裁」を課したか
らです。

2014年、日本では、「プーチンは世界の孤児」という表現が使わ
れていました。

しかし、皆さんご存知のように、ロシアは、「AIIB事件」で
救われます。

これで、中国がアメリカ最大の敵になり、アメリカはロシアとの
和解に動きはじめた。


2015年5月、アメリカは、「南シナ海埋め立て問題」をバッシング
していました。

日本の新聞にも、「米中軍事衝突か?!」と記事が出るほど、両
国関係は悪化していた。


同じ5月、ケリー国務長官はロシアを訪問。

「制裁解除もあり得る」と発言し、世界の人々を仰天させました。


同7月、米ロは共同で、「イラン核問題」を解決します。


同9月、ロシアは、シリア「イスラム国」の空爆を開始。

欧米は、「ロシアはISだけでなく、『反アサド派』を空爆し
ている!」と批判しています。

しかし、ロシアの空爆でISが弱体化していることは誰も否定
できません。

その理由は、ロシアがISの資金源である石油インフラを遠慮
なく破壊していることです。

12月、ケリーは再度ロシアを訪問し、プーチンと4時間会談を
行いました。


2014年、欧米の指導者は、誰もプーチンに会おうとしなかった。

しかし2015年、欧米の指導者がプーチンに会うことは、もはや
タブーではなくなっています。


そう、プーチンは、「クリミア併合」からはじまった危機を、
約1年で切り抜けることに成功したのです。

しかし・・・。



▼一難去って、また一難



しかし、プーチンの苦難はつづきます。

問題は、経済です。

ロシアは現在、


・経済制裁

・ルーブル暴落(1ドル35ルーブルから70ルーブルまで下落)

・原油暴落(バレル115ドルが40ドル以下に)


で苦しんでいます。

今最大の問題は、「原油価格の暴落」でしょう。

08年夏はバレル140ドルだったのが、今では40ドル以下であ
る。

しかも、「シェール革命による供給過剰」が主因。

つまり、原油価格低迷は、「長期化」する可能性が高い。

いまのところ、原油価格が上がる可能性は、前号でも触れたサウジ
とイランの対立が大きな戦争に発展していくこと。

いずれにしても、プーチンにとっては、「厳しい年」になりそうで
す。


ちなみに、モスクワ在住筆者から見ると、一番実感しているのは、
「インフレ」です。

ルーブル暴落で、輸入品が高くなり、インフレが進んでいる。

公式発表では、「2015年は約16%のインフレ」とのことですが。

食料品は「1年で倍になった」ぐらいの感覚で、庶民は嘆いていま
す。



▼米中覇権争奪戦におけるロシア



最後に、「米中覇権争奪戦」におけるロシアのポジションについて
触れておきましょう。

既述のように、アメリカは、中国との戦いに集中するために、ロシ
アとの和解に動いています。

しかし、その中国とロシアは、05年以降「事実上の同盟関係」にあ
る。

それで私は07年、「中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日」(草
思社)という本を出版したくらいです。

中国とロシアは、「アメリカの一極世界をぶち壊す」ことで心をひ
とつにしています。

そうなのですが、いつもアメリカと戦っているのはプーチンなので
すね。

中国はこれまで、「チャイナ―ロビー」によって、アメリカのバッ
シングを回避することに成功してきた。

その一方で、「チャイナロビー」を使って、アメリカの対ロシアバ
ッシングをやめさせようとした形跡はありません。

つまり、賢い中国は、「アメリカとロシアを戦わせて漁夫の利をえ
る」ことに成功していた。


これは、ロシアにとって「損」です。

ですから、ロシアは、アメリカの接近を歓迎することでしょう。


「米中を戦わせて、ロシアが漁夫の利を得る」というのは、

リアリズムの視点から、ナイスなポジションです。


要するに、米中覇権争奪戦におけるポジションは、

ロシアは、中国の事実上の同盟国だが、アメリカとも和解したい。

できれば、「自分で戦いたくない」ということなのです。


これを、「バックパッシング」(責任転嫁)といいます。

狡猾に思えるかもしれませんが、実はみんなやっていることです。

たとえば、アメリカは、グルジア(ジョージア)やウクライナを
ロシアと戦わせた。


日本だって、「中国が攻めてきたらアメリカに戦わせよう」とあ
たりまえに思っている。

これは、「バックパッシングしよう」ということ。


逆にいえば、アメリカが「日本を使って中国と戦わせよう」とい
うのも、当然あり得ます。

日本は、グルジアやウクライナのような立場にならないよう、細
心の注意が必要なのです。


ロシアをまとめましょう。

・AIIB事件以降、アメリカの主敵は中国になったので、ロシアバ
ッシングは下火になる。

・しかし、原油価格は低迷し、ロシア経済は苦しい。

(サウジとイランの戦争が起これば、原油価格は上がるが。)


・米中覇権争奪戦において、ロシアは中国寄り。

しかし、米中が戦うとロシアは漁夫の利を得ることができるので、

アメリカとの和解は歓迎。

となります。


2013年は、シリア。

2014年は、クリミア。

2015年は、シリア・IS空爆。


毎年世界を驚かしつづけるプーチンは、今年どう動くのか?

目が離せませんね。

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09年9月、アメリカに嵌められたロシア・ベド大統領は、プ
ーチン首相を解任した。

命の危険を感じたプーチンは、日本に政治亡命する。

日本柔道界に保護され、稽古に励むプーチン。


しかし、日本政界は、彼を放っておかなかった。


行列をなして彼のもとへ訪れる日本の政治家たち。


その中に、再起を誓う矢部元首相の姿があった。

プーチンは、90年代アメリカの属国だったロシアを、どうや
って「自立」させることに成功したのか?


懇願する矢部に  、つ いにプーチンは口を開き、その「秘密」
を語りはじめた。


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さて、首相に返り咲いた矢部は、はたしてプーチンの秘
策に従って「日本自立」を成し遂げられるだろうか……?

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6、手放す法則

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<プーチン本はいろいろ出ているが、これが独特で面白い。>

(立花隆 「週刊文春」2012年7月12日号)


「100年に1度の大不況」はプーチンのせいで起こった?!

今明かされる驚愕の裏真実!(証拠つき)

2003年、フセイン政権を打倒したアメリカは、次にロシアの石油利
権獲得を目指す。

ユダヤ系新興財閥ホドルコフスキーから、ロシア石油最大手「ユコ
ス」買収の約束をとりつけることに成功したのも束の間。

プーチンはホドルコフスキー逮捕を命じ、ロシアの石油をアメリカ
に渡さない決意を示した。

しかし、ホドルコフスキーの後ろには、ロスチャイルド家、ネオコン
の首領チェイニー米副大統領  が・・ ・。(証拠つき)

こうしてプーチン率いるKGB軍団と世界の支配者の壮絶な戦い
が開始された。

08年のロシア-グルジア戦争でピークに達した米ロの争い。

なぜ両国は和解し、関係を「再起動」することに合意したのか?

プーチンとメドベージェフの対立。

そして、プーチンを裏切ったメドベージェフの背後にいた勢力とは?

大統領に返り咲いたプーチンは、どのようにアメリカに「とどめを
刺す」のか?

豊富な資料と証拠で、あなたの世界観を一変させる真実の書。

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決して読まないでください。危険です。



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↓●おたよりコーナーへ
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●Oさまからのメール


北野さま

明けましておめでとうございます!
メールありがとうございます。

「まぐまぐ総合大賞1位」おめでとうございました!

私もすごくうれしかったです。
度々、おたよりコーナーで取り上げて頂き、本当に光栄です。

最近はなかなか書く時間がなくて残念なのですが、

日々のように、世界情勢が激変していますね。
その度に、RPEが待ち遠しくなります。


年末には、「正義のミカタ」の3時間半のスペシャル番組があったのですが、

ゲストの鳥越俊太郎さんが選んだ最優秀の解説は、
ロシア解説の中村逸郎先生が選ばれていました。

(参考:ロシアの解説は40分頃から)
https://www.youtube.com/watch?v=l2GhaaogszY&app=desktop

鳥越さんも、まさかロシア・プーチンがこんなにスゴイとは、
思っていなかったそうです。

日本でのプーチン支持率も急上昇だと思います(笑)

今年もよろしくお願いいたします。

PS.
年末に「富と成功をもたらす7つの法則」を2回読みました。
私も生活に取り入れたいと思います。

ワープの言霊もそうですが、宇宙はこうなっているのですね。(笑)

いつもありがとうございます。




↓●編集後記へ
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↓●編集後記へ
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★編集後記


ス・ラジデストヴォン!

メリークリスマス!

ロシアは今日、クリスマスです。

ロシア正教の。

カトリックは12月25日、正教は1月7日。

面白いですね。


RPEジャーナル
北野幸伯



●北野への応援・激励・新刊感想メールは
こちら→ tjkitanojp●yahoo.co.jp 


▲迷惑メール対策のために真ん中が●になっています。
これを@にかえてお送りください。



▼メールを書くまえに必ずご一読ください。

1、メール多数で、ほとんどお返事で きませんが、すいません。
しかし感謝して読ませていただいております。

2、いただいたメールは掲載させていただくことがあります。匿名
希望の方はその旨必ずお書きください。

3、広告に関するクレームにはお返事できません。広告主さんに
直接連絡するようお願いします。

4、RPEの広告は、北野が実際に購入した製品とは限りません。
必ず★HPを熟読され、★
自己責任で決定を下してください。

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