ロシア政治経済ジャーナル

【ロシア政治経済ジャーナル】(読者からのお便り号)

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         ロシア政治経済ジャーナル (読者からのお便り号)
                         2002/8/23号
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★読者からのお便り

ロシア政治経済ジャーナル様

お久しぶりです。物流技術管理士の萩原です。

貴マガジンは露西亜のみならず世界の動向に関心
ある人士にとっては絶対にはずしてはならず貴マガ
ジンに報道こそが見えざる情報統制にあえぐ日本の
知的大衆にとって分厚い北の海の結氷の中に空い
たアザラシの息継ぎ穴のごとく自由な空気を吸う事
の出来る希少なサイトを存じますますますのご繁栄
を祈念致します。

さて、どうして日本はロシアに投資できないのか?に
ついて私見を述べます。

? 原因について

1.領土問題は真の阻害要因ではありません

日本は韓国と中国に巨額の援助や投資を行っています。

韓国は島根県竹島を武力占拠した上、歴史ある日本海
の名称まで奪おうとしています。

彼らの主張が通り「東海」という韓国から見た位置に基
づく名称が日本海の国際標準となったら韓国が我が国
の東海地方の名称変更まで要求してくる懸念がありま
す。

(米国はこの日本領土侵犯に対し日米安保を発動して
いません。)

中国は尖閣列島をねらっており、清朝時代の朝貢貿易
と柵封を元に沖縄自体の中国への帰属も主張しており
ます。

30年前にバレンタインチョコを貰って返事を出したらかと
いって、ヒトの女房をてめぇの女だというのと同じくらいバ
カげているのですが、道理が通らないのが中国です。

また、米国は一時的にしろ尖閣列島は日米安保の対象
外と発言する状態です。

少なくともロシアは北海道のロシアへの帰属や歴史的な
正当性をもつ海洋の名称変更は主張していません。

2.真の主因はアメリカによる外交干渉とマインドコントロ
ールです

日本を低コストで壟断し続けるために米国は日本人の反
露西亜感情を利用しこれを煽り露西亜に近づく政財官の
人士を失脚させてきました。

3.これを補強するのが歴史的なロシアの脅威と日ソ中立
条約違反やシベリア抑留等の民族的経験です。
   
全体戦時の日ソ中立条約違反によるソ連参戦と、それに
伴う多くの悲劇、特にシベリア抑留は悲惨で日露友好を困
難にしています。

? 対策

1.領土を含む日露関係に政経分離原則を導入する

1−1.竹島返還・尖閣死守キャンペーンを展開し日本国
民の領土奪還・保全に関する関心を韓国・中国に振る。

1−2.経済関係の強化が領土問題の解決につながると
の期待を日露で共有し世界に公表し続ける。

1−3.経済関係を強化することをもって、北方領土に関
わる主権の帰属問題の決着とすり替えない認識を日露で
共有し世界に公表し続ける。

2.日露関係を再構築する

2−1.日欧連帯の架け橋として日露関係を再構築する

GNPが世界に占める割合はおおよそ日本15%米国30
%EU30%です。

世界の15%である日本が30%の米国にベッタリつきあ
えばいいように使われるのは当たり前です。

その当たり前が日本を閉塞している間に欧州は統合を遂
げ世界経済の30%を握りEUは拡大中です。

日本は米国との関係を保全しつつ徐々にEUとの関係を
強化する事で世界経済のキャスティングボードを握り米国
のくびきから脱する事が出来ます。

日本がEUとの連携を深めれば、日欧の架け橋としての日
露関係も改善に向かいます。

このため日欧関係の促進を露西亜から日本に働きかける
べきです(欧30%+米30%同盟は日露共通の悪夢ですし
。)

2−2.中国の分割民主化の梃子として日露関係を再構築
する

経済的には兎も角安全保障面での日本並びに東亜細亜に
とって最大の脅威は中国です。

一方で巨大市場と喧伝されながら中国市場は札幌市〜川
崎市規模の小規模市場が5つ程度分立しているにすぎませ
ん。

中国を分割し経済の民営化を進めることは、西太平洋地域
の安全保障と繁栄並びに中国国民の幸せにとって重要な事
です。

満蒙やウィグル自治区に影響力を及ぼしやすい北の隣国とし
て日本にとって露西亜は中国分割のために不可欠な存在です。

中国は日本の顕在的な敵であり露西亜の潜在的敵です。敵
の敵同志は味方にならなければなりません。

2−3.日露関係再構築に当たる政財官の人材を米国の攻勢
から保護する
   
日露関係の修復にはアメリカからの干渉を防ぐことが不可欠
です。

3.日露の民衆レベルの信頼醸成行動を行う

最大最強の敵であるからこそ最高の友になれる。

日露の関係をそうするためには民衆レベルの信頼醸成が重
要と考えます。

2−1.慰霊を通じ対立を固定化する歴史のとげを抜く

シベリア抑留の施設保存や犠牲者の慰霊を行い対立を固定
化する歴史のトゲを抜く露政府として行いづらい部分は民間
団体を使う。

2−2.人的交流

1、両国民を親戚にする

例えば、ロシアで日本語に暁通した高学歴な看護・介護要員(
たぶん女性中心)を育成し日本で就業してもらう。

看護・介護が出来れば良い条件で日本人と結婚でき、結婚後
の現金収入も得やすい。

このプロセスを通じ両国民を親戚にする

2、両国民をスポーツ仲間にする

ロシアに日系企業によるウィンターリゾートを開発して日本人
観光客を誘致するここをウィンタースポーツの拠点にし日露の
メダリストを育成する。

このプロセスを通じ両国民をスポーツ仲間にする

?両国民を同窓生にする

少子化対策として日本の大学の資金でロシアに欧米系有力
大学院の誘致し広い門戸と安い学費・生活費で日本人学生を
誘致する。

露西亜や他国の学生も受け入れる。

このプロセスを通じ日露の次世代を担うビジネスエリートを同
窓生にする。

2−3 映画・音楽・TVでロシア人を日本人に親しませる

俳優・ミュージシャン・タレント・コメディアンなど露出度を上げ
て日本人が露西亜人といえばカッコイイ・カワイイ・キレイ(+
オモシロイ)と思うように誘導する。

(つんく♂やテリー伊藤を雇うと良いと考えます)

以上

●RPEより

大変興味深いご意見ありがとうございました。政経分離の原
則はその通りだと思います。

日本とロシアは仲が悪いのに、いきなり「島返せ!」と言っ
ても普通返さないですよね。

個人でも嫌いな人に「なんかしろ!」と言われれば、パブ
ロフの犬のように「やだ!」と反応するでしょう。

一緒にお金を儲けて、リッチになって、ウォッカを飲んで、遊
んで、仲良くなってから、「プーチンさんさ〜、島返してよ!」
というのが物事の順序でしょう。

坂本竜馬は、薩摩と長州を経済的利益を持って同盟させま
した。日ロもそこから行くべきだと思います。

◆萩原さんのメールに関する感想、「なぜ日本はロシアに
投資できないか?」についてのご意見お待ちしております。

「いや〜そんなことないよ。うちの会社はロシアに投資して
大儲けしているよ。ははは!」というお話しも大歓迎です。

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○電子メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」2002/8/23
   
  感想、質問、お問い合せは rpe@basil.freemail.ne.jp

  解 説: 北野 幸伯
  編集発行者: 池田 昌之 
  発行所:セルテックプロジェクトマネージメント株式会社

  Home Pages: http://www.ai.wakwak.com/~cpm/russia
 
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この内容はロシアに在住している筆者の観点から書かれています。
一般の政治解釈などとは違う観点から書かれて
いるかもしれませんが、ご了承のほどお願いします。

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