Depot Street

【Depot Street: 号外(2018-1)】

カテゴリー: 2018年01月21日
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 ☆ Tom Petty and the Heartbreakers と
 彼らの創り出す音楽を愛する みなさんへ贈ります!! 
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 Mail Magazine: Depot Street        vol.*** (Jan 21, 2018)

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

 発行開始:Jan-11, 1999/ 配信:毎月11日/ 配信数:219通(1.10現在)
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=

===================================
         ~ Hello TP&HB fans in Japan ~ 
===================================

昨日(米国1月19日/日本1月20日)、Tom Petty の死因に関する家族の声明
がオフィシャルサイトで公表されました。少なからず衝撃的な内容でしたが、
冷静に受け止めたいと思います。コメントは英文であるのに加えて医学的要素
が含まれ理解しづらい部分もありますので、ここに翻訳と解説をお届けします。
内容理解の助けになれば幸いですし、提供された情報、そしてご家族の思いが
正しく伝えられることを願います。

                               <Mayu>


===================================
         ~ TP&HB News and Information ~ 
=================================== 

<声明文>

今朝、家族一同は検視官の事務所で、Tom Petty は複数の薬剤摂取の結果に
よる偶発的な薬物中毒で死亡したとの最終分析結果を知らされました。

残念なことに、Tomの体はいくつもの深刻な疾患がありました。肺気腫、膝の
問題、そして最大のものとして股関節骨折です。

痛みを伴う負傷がありながらも、彼はファンのための責任を果たし続けること
を主張して、股関節の亀裂骨折がありながら53公演のツアーを行い、その結果、
より深刻な負傷へと悪化していきました。

亡くなる前日には、彼は股関節が完全に骨折するまで進行したと知らされまし
た。その痛みがとにかく耐え難いもので、薬物を多めに使ったのだと、私たちは
思っています。

複数の問題のために、フェンタニル・パッチを含めたいくつかの痛み止めを処方
されていたことは、この調査結果を伝えられる前に知っていました。検視官が
調べたとおり、これが不幸な事故につながったと確信しています。

遺族として、この報告がオピオイド危機に関する更なる議論を呼ぶかもしれない
ことは理解しています。その議論は健全で必要なものであり、我々の報告が何らか
の形で(他の人の)生命を救うことを望んでいます。過量服薬をする多くの人々は
(乱用目的ではなく、痛みを伴う)正当な負傷があったり、薬の強さや致死性を
単に理解していなかったりするのです。

幸いだったのは、彼が痛むことなく旅立ったこと、そして最後にもう1度、40年
超のキャリアの中でも最大のツアーで、彼の忠実なファンのために最強のロック・
バンドとライヴ演奏をするという、彼がもっとも愛したことをやり終えて見事に
燃え尽きたのだと、今ははっきり分かっていることです。亡くなるまでの日々、
彼はその達成にただならぬ誇りを持っていました。

我々は、みなさんとともに悼むとともに、Tom Petty and the Heartbreakers が
音楽と世界に与えた驚くべきポジティヴな影響に感嘆し続けています。そして、
我々は、この数か月間のみなさんの愛情と支えに感謝申し上げます。

さらには、公的にも私的にも、この世の中で最高に偉大だった男の思い出を尊重
してくださることにも感謝申し上げます。

この困難な期間、Heartbreakers ファミリー一同のプライバシーをご尊重いた
だければ幸いです。

- Dana Petty,  Adria Petty -    http://www.tompetty.com/statement
__________________________________ 

<補足説明>

CNNなどの報道では、ロサンゼルス検視官が並行して死因を発表、「複数の薬剤の
毒性による心肺停止蘇生後の多臓器不全」による事故死で、冠動脈硬化症と肺気腫
もあったと結論付けました。検出された薬剤はオピオイド4剤(オキシコドンおよび
フェンタニル系化合物3剤:フェンタニル、アセチル・フェンタニル、デシプロピオ
ニル・フェンタニル)、抗不安薬(テマゼパム、アルプラゾラム)、抗うつ薬(シタ
ロプラム)でした。  cnn.it/2FXjr6M

このうち、抗不安薬と抗うつ薬は、精神科医療で一般的に用いられているものです。
一方、「オピオイド」とは、強力な鎮痛作用を持つ麻薬です。アメリカでは、その
使用が全土に蔓延し、中毒死の激増が深刻な社会問題と化しています。2016年には
年間死者数が4万2千人を超え、全土の平均寿命は2015・2016年の2ヵ年連続で低下
しました。2017年10月には、トランプ大統領が「公衆衛生上の非常事態宣言」を
出しています。

ここまでオピオイド系薬物が広まった理由は、その一部が医師の処方箋のもと鎮痛
薬として合法的に使えるようになったことにあります。医療用オピオイドには、
フェンタニルをはじめオキシコドン、ヒドロコドンなどがありますが、モルヒネと
同様の依存や禁断症状を引き起こすほか、過剰摂取にて呼吸抑制を来たし致死的と
なります。近年では、アメリカ人のトヨタ役員が来日時にオキシコドンを所有して
麻薬取締法違反で逮捕されたほか、Prince がフェンタニルで命を落としました。

(参考)
CNN: US life expectancy drops for second year in a row
(2017年12月22日)  cnn.it/2mW4I4c
The Lancet: The opioid crisis in the USA: a public health emergency
(2017年11月4日)  bit.ly/2An0abq
Centers for Disease Control and Prevention: Opioid overdose  bit.ly/2tRXGyH

                              <Shigeyan>
__________________________________ 

<Positive Note>

直近の話題として、Mike Campbell が1月17日にロサンゼルスのThe Troubadour
で行われた Marty Stuart のライヴにゲスト出演。元気そうで一安心です。
1-"Freight Train Boogie"  bit.ly/2Dt5peT  2-「encore」  bit.ly/2FXynBV
映像としては1が良いですが、約2分と短いため Mikeのソロが含まれません。
2はアンコール丸ごとの20分近いもので Mikeの演奏を楽しめます。

また、4月21日にロサンゼルスの Dolby Theaterで行われる Stephen Stills 主催の 
「Light Up the Blues」ベネフィットコンサートのハウスバンドに Mike、Benmont
Tench、Steve Ferrone が参加、昨年10月以来初めて一緒にプレイします。
rol.st/2mVCgOT

                         <Shigeyan/TOSHI/Mayu>
__________________________________ 



=================================== 
       ~ Information ...お知らせ ~ 
=================================== 

☆☆ 第63回*公式オフ会(TP&HB映像上映会)
日 時: 2018年 3月 3日(土) 19時頃スタート予定
場 所: 都内(レンタルスペース利用)
エントリー締切: 2月 24日(土)
FB ⇒ bit.ly/off53 / メール⇒ tphb-offm@heartbreakers.jp
__________________________________

☆☆ <HBJP> Facebook page
https://www.facebook.com/heartbreakers.jp

☆☆ FBグループ <Tom Petty Cafe>
https://www.facebook.com/groups/562559337115345/

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

☆ about 【Depot Street】 ☆
"Depot Street"はTP&HBの前身であるMudcrutchのシングル曲のタイトル。
「Street=通り」の言葉に、私たちとみなさんの間を情報が行き来して、 
「アクティブなメールマガジンになるように」と願いを込めて名づけました。
__________________________________

【Depot Street】へのご意見・ご要望など、みなさんからのメールを
お待ちしております。メール宛先→ mailto:hbjp@heartbreakers.jp 
__________________________________ 
バック・ナンバーは「まぐまぐ」のページでご覧頂けます。 
http://archive.mag2.com/0000011264/index.html 
__________________________________ 
新規登録および購読解除は下記のURLからお願いします。アドレス
変更の際は旧アドレスの解除&新アドレスの登録をしてください。 
http://www.mag2.com/m/0000011264.htm 
__________________________________ 
☆ LINKS ☆ 
Japanese TP&HB fansite [Here Comes A Heartbreaker!] 
http://www.herecomeshb.jp/
HBJPプロモーション・ページ [Runnin' Down A Dream] 
http://www.heartbreakers.jp/ 
__________________________________ 
Mail Magazine 【Depot Street】 (Jan 21, 2018/vol.***) 
Heartbreaker's Japan Party presents. 
原稿・制作・編集: Shigeyan/TOSHI/Mayu 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

ついでに読みたい

Depot Street

発行周期:  月刊 最新号:  2019/03/11 部数:  212部

他のメルマガを読む