KISARAGI

KISARAGI vol.993

カテゴリー: 2018年12月02日
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

K I S A R A G I vol.993                              2018/12/02
                                       編集/発行:みやこたまち
                       E-mail:tamachim@yahoo.co.jp
                                 http://mmkisaragi.blogspot.jp/

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

 配信システム
KISARAGIは「まぐまぐ」で配信しています
「まぐまぐ」:http://www.mag2.com/

登録解除の方法
KISARAGIを解除するには、次のアドレスへアクセスして
『購読及び解除はこちら』のフォームをご利用いただくか、
まぐまぐHPへアクセスして下さい。
解除できない場合は、メールして下さい。
--> http://mmkisaragi.blogspot.jp/

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

通信欄:暖冬でございます。私は風邪がぬけません。睡眠大切!

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

今週のお話

◆  古典へのいざない  [762]
    伽婢子《おとぎぼうこ》[71]  鬼谷に落て鬼となる [7]
    作者 たまさん

◆ 大学ノート狂詩曲 宇祖田都子の話
    第五十七回 小坂頼藻 1 
    作者 宇祖田都子

● KISARAGIについて

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

古典へのいざない [762]
伽婢子《おとぎぼうこ》[71] 鬼谷に落て鬼となる [7]
作者:たまさん

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

 鬼の大王は激怒した。
「貴様は人間でありながらみだりに三寸の舌を動かし、唇を翻して、鬼や神、
幽霊などはいないと言って我らをないがしろにし、恥をかかせたろくでなし
である。確か貴様はいつも典籍を読んでいたな。――『中庸《ちゅうよう》』
に曰《いわ》く、『鬼神の徳、それ盛《さかん》なるかな』(鬼神の徳は盛
大である)と。『論語』に曰く、『鬼神を敬《けい》してこれを遠《とを》
ざく』(鬼神は敬いつつ、遠ざけるべきである)と。『易経《えききょう》』
のキ(※目編に癸)の卦《け》に曰く、『鬼を一車に載《の》す』(鬼を同
じ車に乗せる)と。詩の『小雅《しょうが》』に曰く、『鬼《き》をなし、
コク(※虫編に或)をなす』(鬼なのか、それとも沙虫《いさごむし》なの
か)と。その他、左伝《さでん》にある晋《しん》の景公《けいこう》の夢
や鄭《てい》の大夫《たいふ》・伯有《ゆうはく》のことなど、すべて鬼神
について言及したものである。『怪力乱神《かいりょくらんしん》を語らず』
(怪異・剛力・反乱・鬼神といった理《ことわり》から外れたものには近寄
るべきではない)という言葉を曲解し、みだりに鬼神を侮るのは何故である
か」
 語り終えると部下の鬼に命じ、孫太郎を袋叩《だた》きにした。
(続く)
                                  ★

 鬼の大王の前に引きずり出された主人公は、「この世に鬼や神などいない」
という普段の言い分をいとも簡単に論破された上で暴力を振るわれます。
 なお、会話の中に色々と難しそうな言葉が並んでいますが、「昔の書物に
は鬼に言及した話がたくさんある」という程度の理解で十分です。

 続きは次回にお届けします。それではまた。

ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ

ウェブサイト:
 かたかご http://yamanekoya.jp/
 山猫屋本舗 http://yamanekoya.net/

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

大学ノート狂詩曲 -宇祖田都子のはなし
第五十六回 古坂頼藻 1 
作者:宇祖田都子

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

第五十七回  古坂頼藻 1

 そういうわけで、私は図書館での仕事の後は連日、「あふらはせを」に通っ
ていました。
 図書館の夏の企画展については、近くの芸術系の大学と、医学系の大学双方
のAI関係のサークルの合同研究展示が開催され、見た目は白いゴムの壺のよ
うなものが、その形を変化させることで自在に言葉を発するという道具が人気
を博していました。
 顔認識カメラのデータから、歯並びや骨格、舌の形状、そして気道、音声認
識ソフトによって、声帯の形状などを把握し、ディープラーニングによって
マッチングした形状を再現することで、その人そっくりにしゃべらせることも
できるという、おもしろいような、恐ろしいような道具でした。それは、カメ
ラに文字を写せば朗読し、音符を見せれば鼻歌を歌い、音符と歌詞の楽譜を見
せれば、所見で歌います。そんな様子をずっとみていると、そののっぺりとし
た白い壺に、表情や感情がやどっているようにも思われ、寄せられた感想の中
の、その壺の色の記憶が、千差万別であることも、興味深く感じました。
 主任が奔走していた、「暗号」に関する書籍のコレクションは、希少価値に
高いものの借り出しにも成功し、そのため、一時的に図書館のその展示室への
出入りのためのセキュリティー設備などもレンタルしなければならないほどで
した。
 私たちは、首からICチップ入りのカードを首から下げて、その期間だけは、
なんだかとても「特別」な感覚で、日常業務に携わることができたと思います。
 小坂さんなどは、そのセキュリティーシステムを返却したあとも、カードを
自作して首から提げて仕事をするようになっていました。
 それはかなり本格的で、クレジットカードにそっくりにできていました。

「自動販売機に当てると、誤作動するから気をつけないといけないんだよ」

 と小阪さんは嘯いていました。
 それが、実際のカードキーであったと、私が知ることになるのは、もう少し先
の話です。(20181202)

ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ

星空文庫 過去作品上げていきます https://slib.net/a/20077/

ショートショートガーデン https://short-short.garden/author/808354
(400文字以内のショートショートばかりです)

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノノ

投稿随時募集中
    http://mmkisaragi.blogspot.jp/2013/10/blog-post.html

このメールマガジンは、投稿によって全てが成り立っています。
ぜひ、あなたの小説を投稿して下さい。

投稿はkisaragi HP の投稿要綱
 http://mmkisaragi.blogspot.jp/2013/10/blog-post_6740.html

または、直接のメールでも結構です。

ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ

作者情報が必要ですので、以下の内容をお送り下さい。

タイトル(必須):
種別:ショートショート/短編/中編/長編/エッセイ
ジャンル:(時代、現代、SF、冒険、推理、ファンタジー、など……)
作者名(ハンドル可;必須):
メールアドレス(必須):
HPアドレス&名前:
一行コメント:

ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ

なお、発行の都合上、一行の最大文字数は全角で35文字(原則)までです。
それを超えるものはこちらで修正させていただきますのでご了承下さい。
投稿作品の著作権は各作者にあります。

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

<運営よりお知らせ>
メルマガの配信ドメインが変更になります。
全てのメルマガが受信できるよう、以下のドメイン全ての受信設定をお願いい
たします。
・mag2.com
・mag2official.com
・mag2-tayori.com
・mag2tegami.com
・mag2premium.com

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

発行者について

編集者 みやこたまち

E-mail :tamachim@yahoo.co.jp

WebPage:http://mgkisaragi.web.fc2.com/index.html

ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ
ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ

KISARAGI

発行周期: 週刊 最新号:  2019/03/17 部数:  49部

ついでに読みたい

KISARAGI

発行周期:  週刊 最新号:  2019/03/17 部数:  49部

他のメルマガを読む