KISARAGI

KISARAGI vol.623

カテゴリー: 2011年10月23日
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K I S A R A G I vol.623                         2011/10/23発行
                        編集/発行:みやこたまち
                      E-mail:tamachim@yahoo.co.jp
                      http://mgkisaragi.web.fc2.com/index.html
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◆古典へのいざない【430】 古事記[196]   作者 たまさん

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 敏達《びたつ》天皇

 天国押波流岐広庭命《あめくにおしはるきひろにはのみこと》の御子であ
る沼名倉太玉敷命《ぬなくらおほたましきのみこと》が他田宮《をさだのみ
や》で天下を治めた。在位期間は十四年だった。
 この天皇が、異母妹の豊御気炊屋比売命《とよみけかしきやひめのみこと》
を娶って生んだ御子は、静貝王《しづかひのみこ》、竹田王《たけだのみこ》、
小治王《をはりだのみこ》、葛城王《かづらきのみこ》、宇毛理王《うもり
のみこ》、小張王《をはりのみこ》、多米王《ためのみこ》、桜井玄王《さ
くらゐのゆみはりのみこ》の八柱である。静貝王のまたの名は貝鮹王《かひ
たこのみこ》という。竹田王のまたの名は小貝王《をかひのみこ》という。
 また、伊勢大鹿首《いせのおほかのおびと》の娘である小熊子郎女《をぐ
まのこのいらつめ》を娶って生んだ御子は、布斗比売命《ふとひめのきもと》
と宝王《たからのみこ》の二柱である。宝王のまたの名は糠代比売王《ぬか
しろひめのみこ》という。
 また、息長真手王《おきながのまてのみこ》の娘である比呂比売命《ひろ
ひめのみこと》を娶って生んだ御子は、忍坂日子人太子《おしさかのひこひ
とのおほみこ》、坂騰王《さかのぼりのみこ》、宇遅王《うぢのみこ》の三
柱である。忍坂日子人太子のまたの名は麻呂古王《まろこのみこ》という。
 また、春日中若子《かすがのなかつわくご》の娘、老女子郎女《おみなこ
のいらつめ》を娶って生んだ御子は、難波王《なにはのみこ》、桑田王《く
はたのみこ》、春日王《かすがのみこ》、大俣王《おほまたのみこ》の四柱
である。
 この天皇の御子は合わせて十七柱である。
 日子人太子《ひこひとのおほみこ》が、異母妹の田村王《たむらのみこ》
を娶って生んだ御子は、岡本宮《をかもとのみや》で天下を治めた天皇、中
津王《なかつのみこ》、多良王《たらのみこ》の三柱である。田村王のまた
の名は糠代比売命という。
 また、漢王《あやのみこ》の妹である大俣王《おほまたのみこ》を娶って
生んだ御子は、知奴王《ちぬのみここ》と桑田王《くはたのみこ》の二柱で
ある。
 また、異母妹の玄王《ゆみはりのみこ》を娶って生んだ御子は、山代王
《やましろのみこ》と笠縫王《かさぬひのみこ》の二柱である。
 合わせて七柱の王である。甲辰年《きのえたつのとし》の四月六日に崩御
した。御陵《みはか》は川内《かふち》の科長《しなが》にある。
(続く)
                                  ★

 第三十代・敏達天皇です。敏達天皇の子どもたちのうち、皇位を継がなか
った忍日子人太子についての記述がありますが、彼の子どもが後に皇位を継
ぎます。
 続きは次回にお届けします。それではまた。
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■薄紅通夜 第五部                          作者:みやこたまち

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―名前と年齢を言いなさい。
「名村道行。35歳。」
―本籍と現住所を言いなさい。
「本籍はF県K市鷹野須町字咬那比大字井土井2。現住所は同1市鷹ノ巣町34-
2 大黒荘2A。」
―同居の家族などはいるか。
「独り暮らしです。」
―職業は。
「鳩ノ巣町役場地域振興課課長。」
―勤めて何年になるか。
「12年になります。」
―家族構成は。
「両親はすでに他界しました。兄弟はおりませんし、親戚とは疎遠です。」
―父、母の名前と無くなった年と年齢は。
「父は名村洋三。母は睦美。両親とも私が高校卒業の直前に事故で亡くなりまし
た。父は40歳、母は36歳でした。」
―事故とは、どんな事故だったのか。
「転落でした。山菜を採りに行って、谷川へ転落。捜索に三日かかり、ダム湖取
水口付近に流れ着いているところを、地元消防団に発見されました。」
―捜索願を出したのは自分か。
「はい。」
―両親が出かけてから何日後に届けを出した。
「出かけたのは土曜日でした。当日戻るはずでしたが戻らないので、日曜日一日
待ちました。雨も降り始めていましたし山間には避難小屋もあるので。」
―それで。
「日曜日は晴れていましたが戻りませんでした。その夜に届けを出しました。翌
朝から山狩りがあり、水曜日に遺体が発見されました。」
―祖父母とは同居ではなかったか。
「祖父は私が中二の9月に、老衰で他界しました。祖母はそれから4年後に失踪
しました。」
―祖父と祖母の名前は。
「祖父は、儀貞郎、祖母は睦美です。」
―母方の祖父母や親戚との付き合いはないのか。
「母は天涯孤独だったと父から聞いたことがあります。実際に、親類縁者に会っ
たことも、話を聞いたこともありません。」
―両親が亡くなった直後、君はT都O市へ引っ越しているが、何故だ。
「大学進学が決まっていたからです。もともと独り暮らしの予定でした。」
―経済的な問題は無かったのかね。
「大学は特待生で学費は免除でした。住まいは学校の寮で育英会のほうから補助
が出ていましたので。」
―では、山林の一部売る必要は無かったのではないかね。
「相続税の支払いのためには現金化する必要がありました。現金が無いのに土地
がたくさんあったので。その残りを生活費に充てました。」
―では、次に交友関係について。
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