ACADEMIC RESOURCE GUIDE

[ARG-586]連載「愛の往復書簡」第4回「資料公開が目指す社会全体の幸福とは?」(後藤真)

1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
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      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and ...

       2016-04-26発行   ‡No.586‡   4701部発行

          -新連載「愛の往復書簡」第4回-

 "Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net."

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  ◇ 目次 ◇
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○羅針盤
 連載:「愛の往復書簡-『歴史資料』のオープン化とデジタル化をめぐって」
 【再掲】第3回「禍福は何の先にあるか」(福島幸宏)
 【新規】第4回「資料公開が目指す社会全体の幸福とは?」(後藤真)

○お知らせ
 -【再掲】Code4Lib JAPANカンファレンス2016発表募集(Call For Proposal)

○【PR】「新共著『未来の図書館、はじめませんか』発売中」
 -47都道府県ツアーの予定を更新中!
 -二刷も在庫僅少

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -久々のヤフー
 -須賀川で2015年度の報告会
 -アンブレラ関内のスタートと関内との5年有余に思うこと
                              など、7日分

○奥付

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           本誌編集長・岡本真の新刊!

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          本誌編集長・岡本真の2冊目の単著!

         『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』
          (講談社現代新書、2012年、777円)

   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406288187X/arg-22/

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 ◆ 羅針盤 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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連載:「愛の往復書簡-『歴史資料』のオープン化とデジタル化をめぐって」
     【再掲】第3回「禍福は何の先にあるか」

      ※後藤さんの返信はこの後に掲載しています

                               福島幸宏


後藤真様

 大変お忙しいところ、早速にお返事をありがとうございます。

 熊本・大分を中心とした今回の一連の地震、今後の展開や被害の状況が心配
ですね。それぞれの持ち場を再点検しながら、できることを少しずつするしか
ないですね。以前から指摘があったように(註1)、僕たちの世代はずっとこう
いう状況と付き合っていくことになるのでしょうね。

 さて、第3信ということで、いただいたご意見を解きほぐしながら、論点を少
しでも深めたいと思います。

 ご返信では、僕たちの課題の前提を丁寧に置きながらも、私の提起した議論
を厳しく問うていただきました。ご指摘の内容は多岐にわたりますが、特に重
要と受け止めた部分について、端的にお応えすることで、お返事としたいと存
じます。

 それは、以下の3点です。

  1.どういう専門家のどのような意見が資料公開の阻害要因なのか
  2.メタデータの精粗について
  3.資料を独占するものをどう考えるか

 こうやって整理してみると、各所で、場合によっては僕たちも参加して行わ
れてきている議論と良く似通ってきているようにも思います。しかし、お互い
の手の内をよく知っている僕たちなりのやり方で議論することで、僕たちのあ
いだで、また遠巻き?に見物されている方から、新しい発想が生まれてくるか
もしれません。しばらくダンスを続けてみましょう。


1.資料公開の阻害要因

 ご返信では「歴史系の専門家でかつ史料保存機関に勤務するものの場合、資
料を公開するという点においては根本的に反対する人はむしろ少数派である」。
だから、どういう専門家のどのような意見が資料公開の阻害要因なのかを明確
にせよ、と述べられていました。

 前段のカッコ内のご意見、私も全く同意します。そのうえで、3つの論点を上
げることで、阻害要因を明確にしようと考えます。

 ひとつは資料保存機関(あえてこっちの「資料」に書き換えてます)の範囲
です。この場合、MALUI全部(註2)、またはその延長線上を指すことを確認し
ておきたいと思います。

 まず、「資料保存機関」として論じられる範囲を拡張し、「公共財を保有し
ている機関・施設」全体を議論の対象にしなければなりません(註3)。

 次に、後藤さんご自身が、周到にも「根本的」とされた部分です。これは、
「『根本的』には公開したいけど、諸事情があって公開できない」という実情
をよくご存じである故に、こう述べられたと理解します。しかし、お気づきの
ように現状を許容する可能性を残してしまいます。問題にされるべきは、まさ
に予算・人材・時間・組織要因などによって公開が留保されるということしょ
う。

 残念ながら、これらの留保の理由が、それこそ「根本的」に解決することは
そうそう望めません。みな持ち場で苦慮していますが、個々人を非難するとい
うことでなく、でも現状に安住せずに、また甘えずに、公開の方向にもってい
かないと専門家とか資料保存機関と言えますか?という問いは常に、内的にも、
また外部からもなされるべきと考えます。

 最後は「公開」の意味内容です。

 僕自身がまだまだ持ち場でも十分にできていませんが、陳列のみ・紙のリス
トの印刷・二次利用できないデータの束・著作権と所有権を混同した紙芝居的
なデジタル画像の提示、などをもって、「公開」と考える段階はもうそろそろ
いいかなあ、と考えます。

 上記のなにがいけないのか、がわからない段階で専門家とは言えないでしょ
う。そして、一般論として言上げする僕自身も、まだ具体例を挙げるのに躊躇
します。しかし、この躊躇自体が、「専門家同士のレビュー」による相互批判
と改善、という、外部から見れば当然の観点からは物足りないものなのでしょ
う。


2.メタデータの精粗について

 続けて、メタデータの「不完全の程度」についてのご指摘に、考えるところ
を述べたいと存じます。これは、申すまでもないことながら、1での議論と深く
関係すると思います。

 この点、具体的に述べていって、ということになるかもしれませんが、その
準備も十分でないまま、あえて乱暴に、再度述べるとすれば

「ともかくなんでもいいから現行の法制度を遵守しつつ、二次利用可能な形で
出しておいてください」

につきるのではないでしょうか?

 この問題、ひろい歴史資料分野でのメタデータの統一化の議論が無意味のよ
うに(まったく徒労ですよね?)、どこまでが十分なメタデータか、を考えだ
すときりがありません。

 また、むつかしいことを言って、ハードルを上げることになって、結局デー
タが出てこない、でもいけないと考えます。

 まさに「線引き」の議論なのですが、線引きは個人情報に留意するだけでよ
いように思います。経験的にはこれだけでも十分大変なのですが、webや印刷で
の公開なので、取り返しのつかない部分にのみ留意する、というところが最低
のラインでしょうか。あとはともかく舞台から飛び降りる人がたくさん出るこ
とによって、平均的なガイダンスができるように存じます。

 要するに、使うときに、使う人がメンテナンスを含めて考える、という発想
で、まずは手元のデータを公開してみて、不具合があれば修正していく、機会
があればさわっていく、さわれる環境を制度的にもシステム的にも整えるとい
う発想に切り替えられればと存じます。

 データは放流しておけば、そして適切な場所に適切に働きかければ、狭い領
域の人間同士であれこれ考えるよりも可能性があるのではないかと最近、特に
痛切に思います(註4)。

 付随して、長期的なデータの逃がし先を最初から真剣に考えておく必要があ
りますが、これは最終的には、なんらかの国の機関がまとめるしかないのでし
ょうし、これはこれで一緒に考えていくしかないでしょうね(註5)。


3.資料を独占するものをどう考えるか 

 つらつら述べてきて、そして第2信の数々のお言葉を考えてみて、確かに「禍
あれ」という一種の呪いの言葉は、極端な物言いだったと思います。

 しかし、資料自身と社会の幸福を阻害するものであれば、その存在にはその
点で禍がなければなりません。これは僕自身にすぐ降りかかることであって、
この呪いの対象の外に自分を置いていることではないこと、また全人格的な排
除を意味することでないことを急いで付言しながら、もう少し述べてみます。

 手近なところからは、資料についての論考や発表がなされたら、その資料は
十分にアクセスが確保されているか、また特別な理由なく独占されてないかを
確認し、指摘していく癖を関係者みんなで、まずはつけていかないといけない
と思います。

 十分なアクセスが担保されない資料について各自の研究成果として論じるこ
とはやめねばなりません。一種の倫理規定的になって、申すこと自体、悩みが
深いのですが、この部分が是正されるだけで、資料の公開は飛躍的に進みます。

 せっかくの研究成果を公開するためには、資料情報を適切に公開しておくこ
と、という流儀を徹底させることです。これは情報公開することが難しい段階
の個々人や地域の資料保存をすることとは矛盾なく行えるはずです。

 しかし、呪いだけで成立する仕組みがまともではないのは、第2信でもご指摘
いただいたところですし、そんな状況は僕も望むところではありません。

 そこで少し組み替えて、インセンティブをどう設定すれば資料公開が進むの
か、という観点を次回、もう少し準備して述べることとします。

 結局は、第1信で申し上げた「これからの資料保存にかかわる公共機関や専門
家の基礎条件」を具体的に展開することになると思います。わが身を削って歴
史資料や資料保存機関にかかわる人間の専門性を問うことになるのでしょう
(註6)。

 この点、後藤さんが立ち上げを担当する「総合資料学」の構想のなかで、専
門性をどうデザインしようとしているのか、ご教示いただければと存じます。

 直接は関われてないですが、単に複合領域をひとつ増やすのではなく、構造
を組み替える試みになると大いに期待しているのです。


 以上、「もうちょっと考えさせて」というところで、第3信です。

 この短い2週間のあいだに、第1信で述べた「今後、各組織の改廃と変動が予
想される中で、この状況が続けば公共機関が集約していた資料や情報が滅失す
る恐れがあります。まさに網野さんが60年前に体験したことが大規模に再現さ
れるのです」という状況に、(勤務先全く関係なく)新たに巻き込まれていま
す。

 結局、僕たちは論じあいながら、長い長い撤退戦を戦っていくのでしょうね。

                               福島幸宏


註1 この指摘は多くなされているが、今回のテーマに引き付けると、奥村弘
 2012『大震災と歴史資料保存』(吉川弘文館)の序章の指摘を参照。なお奥
 村はあわせて社会構造の変化にも言及しています。
註2 MALUIはMuseum、Archive、Library、University、Industryをあわせた造語。
 様々な動向がありますが、例えば、MALUI Talk in Kyotoなども開催していま
 す。( http://current.ndl.go.jp/node/28391 )
註3 つまり、読者各位ご自身が「歴史系」かどうかは別として、このARGの購読
 者のほとんどに関係するはずです。
註4 第2信でお言葉をいただいた横断検索のシステムは、カーリル社の吉本龍司
 さんによると「普通に作ったら普通にできた」ものでした(関連のリリース
 はこちら http://blog.calil.jp/2016/04/unitrad.html )。今のwebシステ
 ムの発想だと本当にそうだと思います。いままでこれができなかったのは、
 発注側に問題があったわけです。しかし、一方では各図書館がともかくもメ
 タデータを公開していたことによって、外部から飛躍がもたらされたわけで
 す。
註5 例えば、立命館大学アートリサーチセンターに拠点を置く「日本文化資源
 デジタル・アーカイブ研究拠点」では「研究者や研究プロジェクトが構築し
 たものの、研究期間終了等の理由により運用が停止してしまった有益なデー
 タベースの運用を受託し、継承します」ということを方針の一つに掲げてい
 ます。もっともこの拠点事業が終了したときどうするか、という冗談のよう
 なことも考えておく必要があります。( http://www.arc.ritsumei.ac.jp/works_jurc_about_b.html )
註6 この点は、佐々木秀彦2011「新しい担い手の創出」『デジタル文化資源の
 活用』(知的資源イニシアティブ編、勉誠出版)以来の新しい高度専門職の
 構想に新しい論点をつけ加えることとなります。そして、この種の議論はい
 ままでもあり得たでしょうし、今日明日に解決できるものとは思っていませ
 ん。だからこそ、資料の保存と公開にかかわる我々は、常にその第一義とし
 て論じ続けなければならないと存じます。


[筆者の横顔]

福島幸宏(ふくしま・ゆきひろ)。京都都府立図書館企画総務部企画調整課。
専門は公文書館/図書館/歴史学。これまで近代行政文書の文化財的修理、
昭和戦前期資料の公開、京都市明細図の活用、東寺百合文書の記憶遺産登録と
CC BYでのWeb公開を担当。京都府立図書館ではサービス計画の策定・システム
構築・企画・調整・広報などを担当
http://researchmap.jp/fukusima-y/

以上、ARG-585より再掲。


*

連載:「愛の往復書簡-『歴史資料』のオープン化とデジタル化をめぐって」
        第4回「資料公開が目指す社会全体の幸福とは?」

                                後藤真


福島幸宏様

 ご返信、ありがとうございます。また、私の至らぬ質問に対し、丁寧にお答
えをいただきまことにありがとうございます。おかげで、議論のスコープをひ
ろげることができたのではないかと考えております。

 また、熊本・大分の地震については、大変に心配をしております。阪神・淡
路大震災とも東日本大震災とも異なるタイプの地震のあり方あるのではと理解
をしております。とりわけ、(この辺りは専門ではありませんので、まったく
の素人の判断でしかありませんが)「どう収束するかがわからない地震」とい
うのは、社会的に独特の不安感を感じさせるものでありました。
(なお、往復書簡の形態ではありますが、本記事をお読みの被災地のみなさま
にはお見舞いを申し上げますとともに、一刻も早い生活の復興を心よりお祈り
申し上げます。)

 文化財やMLAKの状況についても不安が大きいところです。私は、今回は諸事
情でsaveMLAKと深くコミットできておりませんが、仄聞するところによります
と、石造物の被害が多いというあたりは流れてきます。また、今回はおそらく
時期的にぎりぎり大丈夫なのですが、電源を喪失することで空調が利かなくな
り、災害そのものでは被害がなくても、その後に取り扱いの難しい資料群に被
害が生じてくる可能性が今回も指摘されています。阪神・淡路以降の大地震は
冬~春先ですので、まだ大きな被害にはならないのですが、梅雨から夏場に大
きく電源が損なわれる事態への対応についても、今後考えていく必要があるよ
うです。

 すいません、前置きが長くなりました。


1.専門家とは何か

 専門性の議論について、ありがとうございました。もう少しだけ確認をして
おきますと、諸事情の阻害要因そのものは、やはり専門性に起因する部分は大
きくないように感じました。

 人口減少社会の中で確実に減るパイという状況に対し、「資料保存機関」と
して、全組織をあげて対応する必要については同意いたしますが、そこを専門
家の問題にどのように帰するのかは、もう少し考える必要があるかなと考えま
した。

 資料保存機関にいる人間は、すべてが「専門家」かということは考える必要
があります。ゼネラリスト/スペシャリストの問題は、ずっと議論されており、
その部分とも深くかかわっていると理解しています。

 ある種の「夢」のようなスペシャリスト像が常に出てきては、なかなかうま
くいかず消えていくという状況があります。それ自体は問題であり、現行でス
ペシャリストを作る際には、より周到な方法が必要であろうと考えます。

 一方、現行システムにおいてもスペシャリストとゼネラリストで構成してい
る組織は資料保存機関でも存在しています。資料が公開できないのは専門家だ
けの責になるのか、それともシステム全体の問題なのかは整理できないと難し
い部分があるのではないかと思います。

 さて、質問してばかりというのも失礼な話かと思いますので、私が(今の人
文系および資料保存機関に関係する)専門家とされる人々の課題について、少
し述べておきたいと思います。それは、自らの専門性の重要さに対して決定的
に説明が不足しているところです。例えば資料保存は重要である、ということ
について、非専門家の方々が漠然と思ってはいても、その専門家にたいして払
うコストが社会全体のそれに見合うのかということには、まだ説得ができてい
ない状況です。しかし、多くの専門家は、この重要性を自明だととらえてしま
い、払うべきコストを無限大に近く(もしくはそれを考えなくてもよい)と考
える傾向があるように思います。

 たしかに具体的な額はあまり重要ではないかもしれない。しかし、社会の中
で、自分たちが占めるコストはどれだけか、減りゆくパイの中で、自分たちは
どれだけ減ることを許容するのか、それとも他を減らしてでも、という主張を
「自明」ではなくしっかりと説明できているのかということを、勉強し、考え
る必要があります。これは、まさに専門家が自分たちのこととしてとらえなけ
ればなりません。人文系や「資料を残す」というのは社会的に漠と合意される
部分が中途半端にあるばかりに、この手のコスト感覚が落ちる部分があると思
います。このことに外部の視点が必要なことはたしかですね。


2.公開の基準とは何か

 ここはもう少し説明が必要だったかもしれません。ここでは出す資料/出さ
ない資料の選別の話ではなく、資料を「どのタイミングで出すか」という基準
の話です。発見された資料や、長く問題となっている資料について、「いつ出
すか」の閾値をどのように設計するのかという問いです。

 ある資料が発見された際に、その詳細な情報をなしにして、とりあえず公開
するという状況はどこまで許容されうるのか、という話になります。偽文書だ
ったら?一次的な受け入れ元は大丈夫でも、何度か伝来を経た際に盗品だった
ら?などのリスクをヘッジし、社会的な位置づけを考えたうえで、公開をする
必要があります。そのリスクヘッジをどうしていくかの社会的コンセンサスを
どこに求めるか、が重要な課題であります。とりわけ、デジタル公開はWebと、
それ以外のユーザの議論がかい離しがちな部分でもあり、両にらみでのコンセ
ンサス形成の方法についてご意見をという話でした。
(先日、Twitterでも話題となりましたが、「公文書を現代語訳する」というあ
たりでの専門性は議論になりましたね(注1))

 私はその点においては、資料調査後の公開(≠それで学術論文を書く)とい
う視点はある程度許容されるべきものであり、それと、調査コストのバランス
を衡量すべきであるという意見を持っております。その点では、現状で「アー
キビスト」が必要かといわれるとわかりませんが、福島さんがおっしゃられる
ような地域をとびまわり、資料と社会の接点をつくるスペシャリスト的人材の
必要性にも同意しますし、資料に精通した、一定の訓練を積んだ人材の必要性
についても、主張するところです(現状の人数を肯定するかは別)。

 おそらくこの部分が、スペシャリストが社会にどれだけの人数必要なのか、
資料保存機関に置くべき主要な人材はゼネラリストかスペシャリストかという
問題にもつながるのではないかと考えます。


3.評価と「禍」

 禍について、一定のご理解をいただきありがとうございます。私自身は、ど
うやっても「禍」という言葉を使うつもりにはなれません。それは社会全体の
幸福を阻害するという状況にであっても同様です。それは、幸福を促進する/
阻害するという二項対立での分断の状況を生み出しかねないと理解しています。
と同時に、自分が考える社会全体の幸福という理想を自分自身が反してしまう
状況はそうたくさんはないわけで、そこを担保に主張するのはやはり危機感を
覚えます。何が社会全体の幸福かということ自体、簡単に定義できるものでは
なく、だからこそ、私たちは安易な分断を目指さない社会を作る必要がありま
す。それは、近代人文知の一つの成果であろうと考えます。その学知を学んだ
ものが、自ら実践することが重要だというのも、私たちが学んだことであろう
と理解しています。私たちがいう「ダメ」という言葉は、そのような社会のた
めにあるのですよね(余談ですが、最近、私はこのような社会的分断を平然
と行うような人文学者の物言いに辟易することがあります(この往復書簡では
ありません))。

 そして、この分断と評価とは異なる位相であると考えております。相互のレ
ビューは常に重要です。うまくいってないものについて、相互に批判はすべき
です。しかし、その批判が分断を招くような言い方になるのは慎まなければな
りません。求めるものが倫理規定的であるなら、批判する側も倫理規定的なふ
るまいを考えるべきではないでしょうか。

 その点において、インセンティブについてのお話は大変に期待をしておりま
す。ぜひとも資料を公開する幸せを共有できるようなものをいただければ、き
っと素晴らしいものになるのではないかと考えております。


 この文脈で総合資料学について、述べよというご質問がございました。ご紹
介?ありがとうございます。総合資料学は、今年度より国立歴史民俗博物館が
基幹ミッションとして掲げているものです(注2)。その内容は多岐にわたるの
ですが、このARGの文脈で言いますと、博物館資料の情報を全国的に「見える」
ようにすることも一つの重要な仕事です。もちろん、動き出したばかりで、な
かなか具体的には言えない部分も多いのですが、歴史民俗系博物館協議会(歴
民協(注3))を介しまして、各博物館にご理解とご協力をいただきつつ、博物
館資料情報のネットワーク化を進めていきます。そこでは、メタデータの統一
等を可能な限り行わず、そのうえで横断的な検索を可能とできるモデルにでき
ないかについて、引き続き検討を進めております。また、その際に、論文で使
った博物館資料の情報へのポインタを確保することで、論文と資料の関係性を
確保することを検討しております。

 これにより、博物館資料を、今まで以上に研究で使いやすく、社会に見える
ようにできることを目指しております。もちろん、「隗より始めよ」で歴博の
中では「死蔵」に近いような資料も現在データ化を進め、公開に向けた調整も
進めております。近日中に説明をできる機会があるのではないかと思っており
ます。

 このようなことはないのか、というご意見、ご質問などもいただければ幸い
です。

 さて、この往復書簡も2往復となりました。編集部から示されたのは、残り1
往復となります。最後は私になりますが、最後はあまり議論に対しての主張を
せず、私の能力でできる限り論点になったものをまとめてみたいと思っており
ます。もちろん、さらに私に見解を求めるものがあれば、それをご指摘くださ
い。

 またしても長々となってしまいました。お返事、お待ちしております。

                                後藤真

注1: https://twitter.com/bsbakery/status/719134204693327872 これだけで
 はないですが、端的にはこのようなツイートがよく示したものであろうかと。
 このプロジェクトの行為自体を止めるものでもないですが「専門家がしっか
 り説明したもの」との関係性があって、はじめて成立する「解釈の自由」で
 はないかと考えます。
注2:総合資料学の構築については、このサイトが現時点では最新の情報になり
 ます。
https://www.rekihaku.ac.jp/education_research/research/list/news/r160227.html
注3:全国歴史民俗系博物館協議会 http://www.rekimin.com/


[筆者の横顔]

後藤真(ごとう・まこと)国立歴史民俗博物館 准教授 専門は人文情報学・情
報歴史学・日本古代史。正倉院文書のデータベース化などを進め、歴史資料の
デジタル化に関する研究を行っている。現在は、国立歴史民俗博物館が進める
ミッション「総合資料学の創生」に関し、博物館情報や歴史系研究情報のデジ
タルネットワークの構築を開始。
http://www.rekihaku.ac.jp/education_research/research/researcher/goto_makoto/



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 ◆ お知らせ ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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      【再掲】Code4Lib JAPANカンファレンス2016発表募集
            (Call For Proposal)

今年のCode4Lib JAPANカンファレンスは大阪開催です!

第4回となる今回は、大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)のご協力を得
て、大阪府立労働センター(エル・おおさか)にて2016年9月10日・11日に開催
します。

Code4Lib(code for libraries)は、図書館やアーカイブ、ミュージアムなど
に関わるさまざまな人々(ライブラリアン、デザイナー、ハッカー、アーキテ
クト、etc.)が自発的に集い、技術を通じてさまざまな課題に取り組むという
世界的なコミュニティです。Code4Lib JAPANは、Code4Libのムーブメントを日
本にも広げていくことを目指して結成され、2013年からは年1回のカンファレン
スを開催しています。

これまでのカンファレンスでも、システムライブラリアンはもちろんのこと、
図書館のサービスに関わりをもっているさまざまな職種の方々から興味深い発
表が多数なされ、活発な議論が行われてきました(前回のカンファレンスの内
容はこちらからご覧いただけます)。今回は、発表種別を「ロング発表」「シ
ョート発表」「ライトニングトーク」の3種類に増やし、先駆的な取り組みや、
新たなサービスのアイディアなどをより気軽に発表いただけるようになりまし
た。

多数の発表応募をお待ちしております!


【概要】
名称:Code4Lib JAPANカンファレンス2016
日程:2016年9月10日(土)、9月11日(日)
場所:大阪府立労働センター(エル・おおさか)
   (地下鉄谷町線・京阪電車 天満橋駅 徒歩5分)
主催:Code4Lib JAPAN
共催:大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)
協賛:(募集中)
後援:特定非営利活動法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ
   オープンデータ京都実践会/(ほか募集中)
詳細URL: http://wiki.code4lib.jp/wiki/C4ljp2016


【開催趣旨】
Code4Lib JAPAN カンファレンスは図書館と技術、Web、ITをむすぶ、
図書館員や技術者、その他すべての関係者が集い、アイデアやツールを紹介し
あい、先進的な試みを共有し、関係者が出会い、つながるイベントです。
2013年夏に宮城県南三陸町にて初めて開催され、続いて福井県鯖江市、東京で
開催されたカンファレンスでは、図書館サービスと情報技術にかかわる先端的
でユニークな取り組みが多数紹介されました。

今年も、
・基調講演
・口頭発表(ロング発表、ショート発表)
・ライトニングトーク
などを実施し、多数の取り組みを共有していただくとともに、参加者間の交流
を深めます。


【発表応募について】

発表応募フォーム: http://bit.ly/c4ljp16-proposal

発表は上記フォームからご応募ください。
発表にはロング発表、ショート発表とライトニングトークの3つの形式がありま
す。

ロング発表およびショート発表形式にて発表されたい方は、応募フォームにて、
1)希望する発表形式、2)発表タイトル、3)発表者(お名前、所属、連絡先)、
4)発表内容の概要(800字以内)を明記の上、ご応募ください。

ロング発表:20分の発表時間と、4分の質疑応答時間が与えられます。8件前後
を予定。
ショート発表:7分の発表時間と、2分の質疑応答時間が与えられます。10件前
後を予定。
(発表時間については、プログラム編成の都合上、多少変更される場合がござ
います)

ライトニングトーク(5分)については、開催当日に現地にて募集します。

とくに、以下のような発表を歓迎します:

●図書館システムまたは業務システムに関わる新しいソフトウェアやアイデア
●図書館と技術のコミュニティに関わる新しいアイデア

また、発表内容は事例報告、実践報告、研究発表、アイデア共有等、どのよう
な内容でも構いません。上記に限ることなく自由な発想による発表の応募をお
待ちしています。

発表応募〆切は6月29日(水) 23:59(日本時間)とします。

プログラム委員会は、発表応募内容の新規性、有用性、面白さ、会議への適合
性を考慮し、審査を行い、7月31日(日)までに発表採択者を公表します。

なお、ロング発表に応募いただいた場合、審査の結果によってはショート発表
に発表種別を変更の上で採択させていただく場合もございます。種別変更を希
望されない場合は、発表応募フォームにてその旨ご記入ください。

【Code4Lib JAPANカンファレンス2016 プログラム委員会】
委員長  清田陽司(株式会社ネクスト)
委員   江草由佳(国立教育政策研究所)
委員   大向一輝(国立情報学研究所)
委員   高久雅生(筑波大学)
委員   常川真央(日本貿易振興機構 アジア経済研究所)


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 ◆ PR ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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      「新共著『未来の図書館、はじめませんか』発売中」

            岡本真、森旭彦著
     『未来の図書館、はじめませんか』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

*
          <直近の著者イベント情報>

◆2016-06-04(土):
第20回静岡県図書館交流会「未来の図書館、はじめませんか?」

各都道府県の講演会、読書会等の開催予定です。本書に関するセミナーの開催
等、随時承っています。本書の販売機会を設けていただける場合は、謝金は不
要です(旅費別途相談)。お気軽にご相談ください。

*

最新の情報は下記ページにて更新しています。ぜひご覧ください。
http://www.arg.ne.jp/node/7659

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目次
まえがき-図書館は知の番人だ

第1章 図面から生まれる図書館は正しいのか
 1 市民に盲目な、「図面から生まれる図書館」
 2 図書館デザインの行方
 3 消えた“図書館職人”の時代
 4 図面から生まれる“効率図書館”の実情
 5 出来合いの公共施設には、“しなやかさ”が宿らない
 6 市民から生まれる図書館
 7 信じることからはじめよう、市民のちから
 8 本当の、市民の声の聞き方

第2章 図書館の“周辺”にある、進化のチャンス
 1 ゲーム機がある図書館
 2 メディア利用から見る「静かな図書館」
 3 市民利用に見る騒がしい「シェアオフィス」のニーズ
 4 図書館ウェブサイトは本当に公共性があるのか
 5 日本の公共空間の捉え方

第3章 図書館の原風景を見つめる
 1 ひとつとして同じ図書館はない
 2 多様な歴史から生まれた図書館の原風景
 3 輸入された原風景「無料図書館」
 4 二冊目の『市民の図書館』を探して

第4章 「足で見る」図書館
 1 いろいろな図書館を知ることが“ライブラリーリテラシー”を上げる
 2 質は量から生まれる
 3 すべてがすばらしい図書館なんて存在しない
 4 「アポなし訪問」の壁と図書館の閉鎖性

第5章 「まち」から生まれる図書館、図書館から生まれる「まち」
 1 「まち」から生まれる図書館
 2 都市総合計画は、図書館のあり方を考えるうえでの必須資料
 3 土地を知り、まちを立体的に理解する
 4 まちの課題はフィールドワークでしか見えてこない
 5 図書館から生まれる「まち」

第6章 さあ、図書館をつくろう
 1 新設だけが「図書館づくり」ではない
 2 ビジョンがない「基本構想」への違和感
 3 図書館のためのビジョン・メイキング
 4 フィールドワークを経たうえで基本構想をまとめる
 5 基本構想は未来から見た未来を、いまからつくること
 6 図書館を形に-「基本計画」「整備計画」
 7 ハード面とソフト面は切り分けて外注すべき

第7章 「発信型図書館」のためのアイデアのつくり方
 1 ワークショップの罠
 2 図書館で見つけるアイデア「百連発」
 3 アイデア+マラソン=「アイデアソン」
 4 書くブレインストーミング「ブレインライティング」
 5 「聞きたいこと」と「発表したいこと」を最大にする会議
   「アンカンファレンス」そして「ライブラリーキャンプ」
 6 図書館を発信-「メディアリレーションとロビイング」
 7 見せるから伝わる-「アドボカシー」
 8 自分の“財布”をもつ強み「ファンドレイジング」

第8章 図書館の拡張
 1 「図書館で起業」は可能か?-「産業支援」
 2 図書館の役割は知の総合コンサルタント-「議会支援」と「行政支援」
 3 図書館のサードプレイス、どう生かす?-「市民活動支援」と「市民協働」
   のあり方
 4 魅力再発見は図書館の「観光支援」で
 5 新しいことが起こり続ける「デジタルアーカイブ」
 6 図書館は「オープンデータ」の守護神になるのか?
 7 「MOOC」で学習の地域間格差を、ゼロに

図書館をつくるための本棚

図書館系業務実績一覧

あとがき


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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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<凡例>
◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載


◇2016-04-25(Mon):
第1回次世代の人工知能技術に関する合同シンポジウム
(於・東京都/日本科学未来館)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin03_02000162.html

◇2016-04-26(Tue):
専門図書館協議会 イブニングセミナー(関東地区)
「Facebookを活用しよう!!」(加藤徳義)
(於・東京都/日本図書館協会会館)
http://www.jsla.or.jp/evening-seminar-h280426/

◇2016-04-29(Fri)~2016-04-30(Sat):
ニコニコ超会議 2016
(於・千葉県/幕張メッセ)
http://www.chokaigi.jp/


これ以前のバックナンバーやご登録はこちらからどうぞ。
http://archive.mag2.com/0001260410/


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 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし

◇2016-05-28(日):
『困ったときには図書館へ』連続講演会 第1回「りぶらの未来」
神代浩(文部科学省科学技術・学術総括官兼政策課長)×戸松恵美
(りぶらサポータークラブ副代表)×岡本真
http://www.libra-sc.jp/project/2016040410074058.html

◆2016-06-04(土):
第20回静岡県図書館交流会「未来の図書館、はじめませんか?」

◇2016-07-09(土):
『困ったときには図書館へ』連続講演会 第2回「仕事と図書館」
秋元祥治(岡崎ビジネスサポート センターOKa-Bizセンター長)× 岡本真
http://www.libra-sc.jp/project/2016040410074058.html

◇2016-10-02(日):
『困ったときには図書館へ』連続講演会 第4回「市民活動と図書館」
三矢勝司(岡崎まち育てセンター・りた事務局次長)× 岡本真
http://www.libra-sc.jp/project/2016040410074058.html

◇2017-02-19(日):
『困ったときには図書館へ』連続講演会 第6回「図書館の未来」
神代浩×水越克彦(岡崎市立中央図書館館長)×岡本真
http://www.libra-sc.jp/project/2016040410074058.html
講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。


弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

なお、弊社代表の岡本真は総務省の委嘱を受け、地域情報化アドバイザーを
務めています。
http://www.applic.or.jp/prom/chiiki_adviser/
本制度の利用を申請する場合、申請元に経済的負担がかかりません。
ご活用ください。
※本年度の申請は〆切られています。

[参考]基本プロフィール
     http://www.arg.ne.jp/user/3

法人としての活動は、

https://www.facebook.com/ARGjp

をご参照ください。業務発注、歓迎です。各種ご相談に対応いたします。

◇最近の主要業務:
 1.公共施設・商業施設の新設・リニューアル・運営等の計画策定支援
 2.ウェブ技術を中心とした産官学連携のコーディネート
 3.共同オフィス・シェアハウス等のコミュニティー空間の創造
 4.ウェブコンサルティングや専門的調査の実施代行
 5.ワークショップ等によるアイデア発想・知識創造の支援

また、当面の間、

             岡本真、森旭彦著
     『未来の図書館、はじめませんか』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

の販促にかなう限りは、講演謝金不要で講演依頼を受け付けます。お気軽にご
相談ください。

~<弊社編集誌>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
      ライブラリー・リソース・ガイド(編集・発行:ARG)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
          https://www.facebook.com/LRGjp
           https://twitter.com/LRGjp

   ~曲がり角を迎えている図書館における今後の学習環境を考える~
    ラーコモラボ通信(編集・発行:ラーニングコモンズラボラトリ)
        http://archive.mag2.com/0001260410/

       ~デジタルヒューマニティーズのいまを探る~
      人文情報学月報(編集:人文情報学研究所&ARG)
        http://archive.mag2.com/0001316391/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~<弊社編集誌>~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 配信の解除・送信先の変更は、
           http://www.arg.ne.jp/registration
                          でお願いします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~<ご協力ください>~~

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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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◆2016-04-18(Mon): 来客2件を経てからの神奈川の県立図書館を考える会
         第35回定例会の開催

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8331

年度の始まりの時期らしく、新たなご相談を携えて、新規のご来客が2件。それ
ぞれあれこれと意見交換しました。「次」が楽しみです。

夜は、

・神奈川の県立図書館を考える会 第35回定例会
https://www.facebook.com/events/1396893837284051/

を開催。


◆2016-04-19(Tue): 久しぶりの図書館総合展運営委員会

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8332

熊本地震への対応等に追われつつ、久しぶりに

・図書館総合展
http://www.libraryfair.jp/

の運営委員会に出席しました。今年度も楽しくなる予感があります。従来通り、
首長フォーラムを担当します。


◆2016-04-20(Wed): 久々のヤフー

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8333

今日は今日で久しぶりに古巣のヤフーへ。

・Yahoo! JAPAN
http://www.yahoo.co.jp/

昼から夕方まで断続的に5本の会議となりました。温かく迎えてくださる元上司
や元同僚のみなさんに感謝。


◆2016-04-21(Thu): 第61回saveMLAK Meet Upを開催

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8334

日中はとある納品物関係の打ち合わせ都内に出ました。久しぶりに3日も続けて
都内に出ることになったわけです。ふだん出張が多い身としてはなんとも不思
議な気分です。

夜は、

・第61回saveMLAK Meet Up
http://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:Event/20160421

を開催しました。熊本地震を受けて、臨時会を先週開催したばかりですが、定
例の会は会として開催です。

・saveMLAK Meet Up「熊本を中心とした地震対応」
http://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:Event/20160415

うれしいのは前回の臨時会といい、今回といい、初めて仙台に本格的な会場が
設置されたことです。「つながりあい、たすけあう」が実践されています。な
お、今回の会議を受けて、非常に重要な文章を発表する予定です。


◆2016-04-22(Fri): 須賀川で2015年度の報告会

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8335

日帰り福島県の須賀川市へ。

・石本建築事務所
http://www.ishimoto.co.jp/
・畝森泰行建築設計事務所
http://unemori-archi.com/
・スティルウォーター
http://www.stillwaterworks.jp/

らと進めている(仮称)須賀川市市民交流センターがいよいよ着工間近となっ
てきました。

・声のパレット~(仮称)須賀川市市民交流センターのプレサイト~
http://sukagawaodeko.jp/

今回は2015年度の図書館分科会の全体報告会です。

このプロジェクトではなかなか意欲的な取り組みを行っているのですが、市役
所各部門の方々のご理解も厚く、いいプロジェクトになっています。着工は来
月です。


◆2016-04-23(Sat): 今週の宿題に向き合う

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8336

某社や某自治体等、先週・今週でいただいた宿題にメイン担当のスタッフ3名で
向き合う1日。脳がカラカラになるような感触ですが、重要な一歩となっている
実感があります。


◆2016-04-24(Sun): アンブレラ関内のスタートと関内との5年有余に思うこと

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8337

「学びにくさを持つ生徒の高校卒業資格取得と保護者・当事者が集う支援と交
流拠点」を掲げる

・アンブレラ関内
https://www.facebook.com/Umbrellakannai/

のお披露目会でした。

このアンブレラ関内は弊社オフィスである

・さくらWORKS<関内>408(ARGオフィス)
https://www.facebook.com/ARGoffice/

の1階下にあり、友人であり、またコワーキングスペース

・さくらWORKS<関内>
https://www.facebook.com/sakuraWORKS/

をともに運営する宮島真希子さんのライフワークともいうべきプロジェクトで
す。

ということでささやかながらお花でお祝い。

しかし、思えば遠くに来たものだと感慨深いものがあります。2011年に泰生ビ
ルという先見性にあふれるオーナーがいる物件と出会い、上記のさくらWORKS<
関内>の開発と運営にあたってきました。

その後、弊社自体は4階に移りましたが、泰生ビル全体では常に新しい動きが続
いています。最近では、さくらWORKS<関内>のなかにあった

・FabLab Kannai
http://fablab-kannai.org/
https://www.facebook.com/FabLabKannai/

が弊社の隣の部屋に移り新装オープンしたほか、昨年には弊社オフィスの内装
工事をてかげていただいた

・nitehi works
http://www.nitehi.jp/
https://www.facebook.com/nitehiworks/

による

・れんたるるーむ nitehi509「kadoue」
https://www.facebook.com/509kadoue/

が5階にオープンしています。また向かいのビルには、

・泰生ポーチ
http://taisei-po-chi.yokohama/
https://www.facebook.com/taiseipochi/

ができています。2010年頃に夢見たことが5年ほどの歳月のなかで徐々に熟成し
てきています。

弊社は事業としては「まち」を生かす仕事をしています。その一つが図書館等
の公共施設づくりであるわけですが、その最も核たる実践の場がここ横浜・関
内であることをあらためて痛感します。

私自身が住まい働く場であるこのまちでの挑戦からのまなびを成功も失敗も含
めて、各地に伝えていければとの思いを新たにした一日でした。

ともあれ、宮島さん、おめでとうございます。新たなスタートに心からの敬意
を。


             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

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ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-586]2016年04月26日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>408
【 ISSN 】1881-381X
【E-Mail】info [&] arg-corp.jp [&] を@に置き換えてください。
【サイト】http://www.arg.ne.jp/
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得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源
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発行周期:  週刊 最新号:  2019/03/18 部数:  4,164部

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