ACADEMIC RESOURCE GUIDE

[ARG-585]連載「愛の往復書簡」第3回「禍福は何の先にあるか」(福島幸宏)

1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
-----------------------------------
      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
-----------------------------------
         Science, Internet, Computer and ...

       2016-04-18発行   ‡No.585‡   4698部発行

          -新連載「愛の往復書簡」第3回-

 "Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net."

-----------------------------------
  ◇ 目次 ◇
-----------------------------------

○羅針盤
 連載:「愛の往復書簡-『歴史資料』のオープン化とデジタル化をめぐって」
 【再掲】第2回「おへんじ。専門家の完全性とはなにか?」(後藤真)
 【新規】第3回「禍福は何の先にあるか」(福島幸宏)

○お知らせ
 -Code4Lib JAPANカンファレンス2016発表募集(Call For Proposal)

○お知らせ
 -熊本地震を受けsaveMLAKが特設ページを公開し情報の集約と共有を開始

○【PR】「新共著『未来の図書館、はじめませんか』発売中」
 -47都道府県ツアーの予定を更新中!
 -二刷も在庫僅少

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -株式会社ドコモgaccoを訪問
 -東北へ-多賀城市立図書館を見学
 -新プロジェクトの全体キックオフ
                              など、7日分

○奥付

~~~~~~~~~~~~~~<好評発売中>~~~~~~~~~~~~~~

           本誌編集長・岡本真の新刊!

         『未来の図書館、はじめませんか。』
           (青弓社、2014年、2160円)

   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

~~~~~~~~~~~~~~<好評発売中>~~~~~~~~~~~~~~

          本誌編集長・岡本真の2冊目の単著!

         『ウェブでの<伝わる>文章の書き方』
          (講談社現代新書、2012年、777円)

   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406288187X/arg-22/

~~~~~~~~~~~~~~<好評発売中>~~~~~~~~~~~~~~

===================================
 ◆ 羅針盤 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
===================================

連載:「愛の往復書簡-『歴史資料』のオープン化とデジタル化をめぐって」
     【再掲】第2回「おへんじ。専門家の完全性とはなにか?」

      ※福島さんの返信はこの後に掲載しています

                                後藤真


福島幸宏様

 書簡をいただき、誠にありがとうございます。

 私の至らぬところから、このような事態になりまして、ご意見をいただくこ
とになりましたこと、恐縮しております。

 たしかに、私たち、もうすぐ20年になろうかという付き合いですが、公開の
場で討論をしたことはないですね。

 さて、いきなり本論に入ることとなりますが、いただきました前提といいま
すか、目的意識の部分については、私も大きく変わるところはありません。多
様な資料を広く社会にひらき、多くの人々に触れる機会をもうけることについ
ては、なんらの変わるところはありません。網野氏の著書は極めて衝撃を受け
ましたし、それらの前提の中で、いくつかの活動を共にした部分はあると思っ
ております。

 その前提を共有したうえで、今回の議論の大きな原因となった部分に話を移
したいと思います。


 私たちがこのような危機意識を持ったのはすでにだいぶ前ではあり、さまざ
まな活動をしてきましたが、それらについて具体的に議論をし、文章で世に問
うことになったのは、2010年前後なのではないかと思います。

 例えば、福島さんが書かれました「地域拠点の形成と意義」※1は、大変示唆
に富むものでありました。そこからは5年が経過し、なかなか実現できていない
部分も多いのですが、一方で議論が進んできた部分もあると理解しています。

 特にデジタル化に関する問題は、オープンデータがまさに社会で議論され、
多くの人にその重要性が知られるようになったと同時に、デジタル化という行
為について、何に気を付けなければならないのか、ということも特に意識され
るようになってきたと考えています。近年、10年前ほどのレガシーなデータベ
ースのリプレイス等が進みつつありますが、不完全なデータベースの転換が進
まないなどの問題に直面しています。

 そして、国際的な競争に一挙にさらされてしまう状況になった結果、日本の
情報をいかにして発信するかも重要な課題になってきました。これはすでに江
上敏哲さんが明瞭な整理をしておられ※2、この議論がすべてのスタートライン
であることは、すでに了解されている部分でしょう。ここで問題となっている
のは「本はたくさんあるみたいだけど、デジタル化が進まない」という部分で
もありました。私としては現時点では「資料に関しても、書籍での情報提示は
大量にあり、それは現在進行形でもある。しかし、その情報にアクセスできな
い、つながらない」というあたりに課題がありそうだという認識を最近は持っ
ています。日々出てくる書籍や雑誌では、資料の紹介が多々なされています。
また、博物館では常に新収資料の紹介は行われています。もちろん、日々生ま
れてくる資料の量にどこまで追いつけるのかという問題はあるのですが、それ
でも資料の情報は増え続けているのはたしかなのです。しかし、それらの多く
は可視化されない、少なくともデジタルデータでは追いついていないのではな
いかという危機感は常に持っています。


 そのような認識の中、私としては、福島さんのご意見をもう少し深められれ
ばと考えており、質問をすることとしました。

 まず、「専門家」とは誰なのでしょう。

 歴史系の専門家でかつ史料保存機関に勤務するものの場合、資料を公開する
という点においては根本的に反対する人はむしろ少数派であると思っています。
それは前述の通り、紙媒体や現地での紹介などの努力の存在が前提となってい
ます。

 資料が公開できない理由の多くは、メタデータを作る時間や予算が不足して
いるなどの状況に起因している、もしくは、専門家以外の組織内の抵抗をどの
ように処理するかなどが主要な課題であることはご存知の通りです。もちろん、
これらの障害を取り除くことは資料保存にかかわる組織人の重要な仕事です。
これができているかできていないかが、公開状況の成否と大きくかかわってい
る現状があります。しかし、これは「専門家である」という属性の問題なので
しょうか。専門家の中でもできる人がいて、できない人がいる。かつ、組織の
問題である場合には、それは「専門家」の意見を入れないという問題なのか?
という疑問を持ちます。このあたりをもう少し深めてお話をいただくことで、
よりクリアになる部分があるのではないかと思います。どういう専門家の、ど
のような意見が課題なのかというあたりについてのお話になろうかと思います。


 次に、不完全とはどのような状態を指すのでしょう。

 SNSが広まった昨今にいたり、また、大量のデータを処理しなければならなく
なった昨今にいたり、そのデータが目に留まるためには相当の工夫をする必要
があります。大量の歴史資料の中でその価値を見出し、コンテキストをつけて、
説明するのは専門家の仕事です。それがないデータは、あっても見つけられな
い。「無限に続く完成への道のり」を揚棄してもらうことは極めて重要であり、
それだけを続けている人については、批判されてしかるべきです。一方で、
「見つかった瞬間に公開」は反対側に振り切った状態になりますが、さすがに
そうでもないと理解しています。モノによるのですが、個人の尊厳や財産にか
かわる恐れはないか、偽物ではないかなどの確認は必要でしょう。

 私たちが、2011年以降、また、特に小保方氏の問題でよりクリアになってき
たことに、多数の専門家によるレビューのない(特に理系の)データは、使い
勝手がわからなくなり、結果的に混乱をもたらしたという事実ではないかと思
います。ここで求められているのは、専門家同士のレビューと、社会の監視の
目であり、専門家から資料やデータを無条件に解き放つことではないと理解し
ています。高松塚の議論も、資料そのものを解き放つことではなく、専門家同
士の目であり、専門家の仕事の仕方に対する社会の目という方向性であったと
理解しています。

 だとしたら、その「不完全の程度」はどこに設定されるべきなのか、ある程
度の線引きを示すことで、「だめでも出す」がより明確になるのではないでし
ょうか。


 不完全という文脈で、もう少しだけ私の問題意識を述べておきます。

 最近、特に私が気にしていることに、「レガシーデータベースの課題」があ
ります。私は、最近総合資料学という、博物館の情報や研究資料の情報をデジ
タルネットワークでつなぐための仕組みづくりの検討を行っています※3。その
中で、しっかりとした資源として、長期的にアクセスできる博物館情報のしく
みを検討しています。その文脈の中で、過去のデータベースの事例を調べてい
ます。その中で、いくつか傾向をざっくりと述べますとまさに福島さんの指摘
にあてはまるようなこともあります。

・公的機関だから信頼できるわけではない(特に予算年限の切られたプロジェ
 クト型はあっさり消える)
・データは独立できるように作らなければならない(データベースシステムに
 データがくっつくと、システムの寿命とともにデータが消える)

一方で、下記のような点もあります。

・データはポインタ(ピンポイントのリンクでも検索ででてくるのでもよいが)
 がないとアクセスが著しく困難となる。本体と遊離したデータがあるのは
 「ないよりまし」ではあるが、もう少し良い策を検討すべきではある。

 私は、コンテキストを過剰に重視するものでもないですが、一方で必要なデ
ータをつける作業を軽視できないとも考えています。そのあたりの議論は、す
でに「アーカイブズからデジタル・アーカイブへ」の中で述べた通りであり※4、
アーカイブズが持つ資料への底堅い分析と、デジタルアーカイブが持っていた
発信力のバランスを常に意識するべきだと思っています。そこがない発信は
2000年代初頭のデジタルアーカイブの問題を、優品から大量の資源に広げただ
けであり、やはり10年後に何が残るのかを強く危惧しています。

 これは、資料そのものではないのですが、デジタル化・オープン化の文脈の
中では、意識せざるを得ないのではないでしょうか。


 さて、最後になりますが。

>資料を公開するものに幸あれ
 ここには私も深く同意するものです。これは、すでに最初に述べた部分なの
で、今さら申し上げるべきことではないところだと思います。


>資料を独占するものに禍あれ
 しかし、私はこの前半の言葉に同意する気にはなれません。あまり生産的で
はないので、深く触れるつもりはないのですが(実はこの部分が議論の発端で
ある部分もありますが)、やはりはっきりと言っておく必要があると思います。
私は、いかなる人に対しても「禍あれ」というつもりはありません。そのよう
な二項対立による分断は私たちの目指した市民社会の姿だったでしょうか。も
ちろん、資料に対するさまざまな状況の中で、わかってもらえないことは多く
あり、いろんな思いは強くありますが、それでもそのような表現を選択するこ
と自体が、私たちひとりひとりが公平に、文化を享受するという目指す社会か
ら遠いものであると考えています。

 まさに、この書簡を書いているさなかにカーリルと京都府立図書館との提携
と横断検索のリリースが飛び込んでまいりました。早速実際に検索をしまして、
その速さを実感したところです。すばらしいお仕事だと思います。私は、即座
にこのしくみをどのように実現しているのかの情報等を確認し、現在、ともに
システムを構築している人々と情報を共有しました。なるべく反映させていけ
ればと考えています。「資料を公開する幸」は、ほかの多くの人へ幸せの材料
を運ぶこともあります。その幸せが理解されることで、独占している人に対し
て何らかの影響があることはあるのです。それは時間がかかるかもしれません。
間に合わないこともあるかもしれません。甘いかもしれません。でも、私は幸
せの伝播で、禍なく、分断なく社会を変えることを目指したいのです。私の
「資料への愛」には結果としての禍を望む世界はないのです。

 すいません、最後は感情的な部分であり、あまり生産的ではないかもしれま
せん。お考えをもう少し詳しく教えていただければ幸いです。

                                後藤真

※1 福島幸宏「地域拠点の形成と意義-デジタル文化資源の「資源」はどう調
 達されるのか?」(『デジタル文化資源の活用-地域の記憶とアーカイブ』、
 勉誠出版2011年7月)
※2 江上敏哲『本棚の中のニッポン―海外の日本図書館と日本研究』(笠間書
 院、2012年6月)
※3 総合資料学については
https://www.rekihaku.ac.jp/education_research/research/list/news/r160227.html
 などを参照のこと
※4 後藤真「:アーカイブズからデジタル・アーカイブへ:「デジタルアーカ
 イブ」とアーカイブズの邂逅(『アーカイブのつくりかた:構築と活用入門』
 勉誠出版、2012年」

[筆者の横顔]

後藤真(ごとう・まこと)国立歴史民俗博物館 准教授 専門は人文情報学・情
報歴史学・日本古代史。正倉院文書のデータベース化などを進め、歴史資料の
デジタル化に関する研究を行っている。現在は、国立歴史民俗博物館が進める
ミッション「総合資料学の創生」に関し、博物館情報や歴史系研究情報のデジ
タルネットワークの構築を開始。
http://www.rekihaku.ac.jp/education_research/research/researcher/goto_makoto/


以上、ARG-583より再掲。


*

連載:「愛の往復書簡-『歴史資料』のオープン化とデジタル化をめぐって」
        第3回「禍福は何の先にあるか」

                               福島幸宏


後藤真様

 大変お忙しいところ、早速にお返事をありがとうございます。

 熊本・大分を中心とした今回の一連の地震、今後の展開や被害の状況が心配
ですね。それぞれの持ち場を再点検しながら、できることを少しずつするしか
ないですね。以前から指摘があったように(註1)、僕たちの世代はずっとこう
いう状況と付き合っていくことになるのでしょうね。

 さて、第3信ということで、いただいたご意見を解きほぐしながら、論点を少
しでも深めたいと思います。

 ご返信では、僕たちの課題の前提を丁寧に置きながらも、私の提起した議論
を厳しく問うていただきました。ご指摘の内容は多岐にわたりますが、特に重
要と受け止めた部分について、端的にお応えすることで、お返事としたいと存
じます。

 それは、以下の3点です。

  1.どういう専門家のどのような意見が資料公開の阻害要因なのか
  2.メタデータの精粗について
  3.資料を独占するものをどう考えるか

 こうやって整理してみると、各所で、場合によっては僕たちも参加して行わ
れてきている議論と良く似通ってきているようにも思います。しかし、お互い
の手の内をよく知っている僕たちなりのやり方で議論することで、僕たちのあ
いだで、また遠巻き?に見物されている方から、新しい発想が生まれてくるか
もしれません。しばらくダンスを続けてみましょう。


1.資料公開の阻害要因

 ご返信では「歴史系の専門家でかつ史料保存機関に勤務するものの場合、資
料を公開するという点においては根本的に反対する人はむしろ少数派である」。
だから、どういう専門家のどのような意見が資料公開の阻害要因なのかを明確
にせよ、と述べられていました。

 前段のカッコ内のご意見、私も全く同意します。そのうえで、3つの論点を上
げることで、阻害要因を明確にしようと考えます。

 ひとつは資料保存機関(あえてこっちの「資料」に書き換えてます)の範囲
です。この場合、MALUI全部(註2)、またはその延長線上を指すことを確認し
ておきたいと思います。

 まず、「資料保存機関」として論じられる範囲を拡張し、「公共財を保有し
ている機関・施設」全体を議論の対象にしなければなりません(註3)。

 次に、後藤さんご自身が、周到にも「根本的」とされた部分です。これは、
「『根本的』には公開したいけど、諸事情があって公開できない」という実情
をよくご存じである故に、こう述べられたと理解します。しかし、お気づきの
ように現状を許容する可能性を残してしまいます。問題にされるべきは、まさ
に予算・人材・時間・組織要因などによって公開が留保されるということしょ
う。

 残念ながら、これらの留保の理由が、それこそ「根本的」に解決することは
そうそう望めません。みな持ち場で苦慮していますが、個々人を非難するとい
うことでなく、でも現状に安住せずに、また甘えずに、公開の方向にもってい
かないと専門家とか資料保存機関と言えますか?という問いは常に、内的にも、
また外部からもなされるべきと考えます。

 最後は「公開」の意味内容です。

 僕自身がまだまだ持ち場でも十分にできていませんが、陳列のみ・紙のリス
トの印刷・二次利用できないデータの束・著作権と所有権を混同した紙芝居的
なデジタル画像の提示、などをもって、「公開」と考える段階はもうそろそろ
いいかなあ、と考えます。

 上記のなにがいけないのか、がわからない段階で専門家とは言えないでしょ
う。そして、一般論として言上げする僕自身も、まだ具体例を挙げるのに躊躇
します。しかし、この躊躇自体が、「専門家同士のレビュー」による相互批判
と改善、という、外部から見れば当然の観点からは物足りないものなのでしょ
う。


2.メタデータの精粗について

 続けて、メタデータの「不完全の程度」についてのご指摘に、考えるところ
を述べたいと存じます。これは、申すまでもないことながら、1での議論と深く
関係すると思います。

 この点、具体的に述べていって、ということになるかもしれませんが、その
準備も十分でないまま、あえて乱暴に、再度述べるとすれば

「ともかくなんでもいいから現行の法制度を遵守しつつ、二次利用可能な形で
出しておいてください」

につきるのではないでしょうか?

 この問題、ひろい歴史資料分野でのメタデータの統一化の議論が無意味のよ
うに(まったく徒労ですよね?)、どこまでが十分なメタデータか、を考えだ
すときりがありません。

 また、むつかしいことを言って、ハードルを上げることになって、結局デー
タが出てこない、でもいけないと考えます。

 まさに「線引き」の議論なのですが、線引きは個人情報に留意するだけでよ
いように思います。経験的にはこれだけでも十分大変なのですが、webや印刷で
の公開なので、取り返しのつかない部分にのみ留意する、というところが最低
のラインでしょうか。あとはともかく舞台から飛び降りる人がたくさん出るこ
とによって、平均的なガイダンスができるように存じます。

 要するに、使うときに、使う人がメンテナンスを含めて考える、という発想
で、まずは手元のデータを公開してみて、不具合があれば修正していく、機会
があればさわっていく、さわれる環境を制度的にもシステム的にも整えるとい
う発想に切り替えられればと存じます。

 データは放流しておけば、そして適切な場所に適切に働きかければ、狭い領
域の人間同士であれこれ考えるよりも可能性があるのではないかと最近、特に
痛切に思います(註4)。

 付随して、長期的なデータの逃がし先を最初から真剣に考えておく必要があ
りますが、これは最終的には、なんらかの国の機関がまとめるしかないのでし
ょうし、これはこれで一緒に考えていくしかないでしょうね(註5)。


3.資料を独占するものをどう考えるか 

 つらつら述べてきて、そして第2信の数々のお言葉を考えてみて、確かに「禍
あれ」という一種の呪いの言葉は、極端な物言いだったと思います。

 しかし、資料自身と社会の幸福を阻害するものであれば、その存在にはその
点で禍がなければなりません。これは僕自身にすぐ降りかかることであって、
この呪いの対象の外に自分を置いていることではないこと、また全人格的な排
除を意味することでないことを急いで付言しながら、もう少し述べてみます。

 手近なところからは、資料についての論考や発表がなされたら、その資料は
十分にアクセスが確保されているか、また特別な理由なく独占されてないかを
確認し、指摘していく癖を関係者みんなで、まずはつけていかないといけない
と思います。

 十分なアクセスが担保されない資料について各自の研究成果として論じるこ
とはやめねばなりません。一種の倫理規定的になって、申すこと自体、悩みが
深いのですが、この部分が是正されるだけで、資料の公開は飛躍的に進みます。

 せっかくの研究成果を公開するためには、資料情報を適切に公開しておくこ
と、という流儀を徹底させることです。これは情報公開することが難しい段階
の個々人や地域の資料保存をすることとは矛盾なく行えるはずです。

 しかし、呪いだけで成立する仕組みがまともではないのは、第2信でもご指摘
いただいたところですし、そんな状況は僕も望むところではありません。

 そこで少し組み替えて、インセンティブをどう設定すれば資料公開が進むの
か、という観点を次回、もう少し準備して述べることとします。

 結局は、第1信で申し上げた「これからの資料保存にかかわる公共機関や専門
家の基礎条件」を具体的に展開することになると思います。わが身を削って歴
史資料や資料保存機関にかかわる人間の専門性を問うことになるのでしょう
(註6)。

 この点、後藤さんが立ち上げを担当する「総合資料学」の構想のなかで、専
門性をどうデザインしようとしているのか、ご教示いただければと存じます。

 直接は関われてないですが、単に複合領域をひとつ増やすのではなく、構造
を組み替える試みになると大いに期待しているのです。


 以上、「もうちょっと考えさせて」というところで、第3信です。

 この短い2週間のあいだに、第1信で述べた「今後、各組織の改廃と変動が予
想される中で、この状況が続けば公共機関が集約していた資料や情報が滅失す
る恐れがあります。まさに網野さんが60年前に体験したことが大規模に再現さ
れるのです」という状況に、(勤務先全く関係なく)新たに巻き込まれていま
す。

 結局、僕たちは論じあいながら、長い長い撤退戦を戦っていくのでしょうね。

                               福島幸宏


註1 この指摘は多くなされているが、今回のテーマに引き付けると、奥村弘
 2012『大震災と歴史資料保存』(吉川弘文館)の序章の指摘を参照。なお奥
 村はあわせて社会構造の変化にも言及しています。
註2 MALUIはMuseum、Archive、Library、University、Industryをあわせた造語。
 様々な動向がありますが、例えば、MALUI Talk in Kyotoなども開催していま
 す。( http://current.ndl.go.jp/node/28391 )
註3 つまり、読者各位ご自身が「歴史系」かどうかは別として、このARGの購読
 者のほとんどに関係するはずです。
註4 第2信でお言葉をいただいた横断検索のシステムは、カーリル社の吉本龍司
 さんによると「普通に作ったら普通にできた」ものでした(関連のリリース
 はこちら http://blog.calil.jp/2016/04/unitrad.html )。今のwebシステ
 ムの発想だと本当にそうだと思います。いままでこれができなかったのは、
 発注側に問題があったわけです。しかし、一方では各図書館がともかくもメ
 タデータを公開していたことによって、外部から飛躍がもたらされたわけで
 す。
註5 例えば、立命館大学アートリサーチセンターに拠点を置く「日本文化資源
 デジタル・アーカイブ研究拠点」では「研究者や研究プロジェクトが構築し
 たものの、研究期間終了等の理由により運用が停止してしまった有益なデー
 タベースの運用を受託し、継承します」ということを方針の一つに掲げてい
 ます。もっともこの拠点事業が終了したときどうするか、という冗談のよう
 なことも考えておく必要があります。( http://www.arc.ritsumei.ac.jp/works_jurc_about_b.html )
註6 この点は、佐々木秀彦2011「新しい担い手の創出」『デジタル文化資源の
 活用』(知的資源イニシアティブ編、勉誠出版)以来の新しい高度専門職の
 構想に新しい論点をつけ加えることとなります。そして、この種の議論はい
 ままでもあり得たでしょうし、今日明日に解決できるものとは思っていませ
 ん。だからこそ、資料の保存と公開にかかわる我々は、常にその第一義とし
 て論じ続けなければならないと存じます。


[筆者の横顔]

福島幸宏(ふくしま・ゆきひろ)。京都都府立図書館企画総務部企画調整課。
専門は公文書館/図書館/歴史学。これまで近代行政文書の文化財的修理、
昭和戦前期資料の公開、京都市明細図の活用、東寺百合文書の記憶遺産登録と
CC BYでのWeb公開を担当。京都府立図書館ではサービス計画の策定・システム
構築・企画・調整・広報などを担当
http://researchmap.jp/fukusima-y/


===================================
 ◆ お知らせ ◆ - Science, Internet, Computer and ...
===================================

        Code4Lib JAPANカンファレンス2016発表募集
            (Call For Proposal)

今年のCode4Lib JAPANカンファレンスは大阪開催です!

第4回となる今回は、大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)のご協力を得
て、大阪府立労働センター(エル・おおさか)にて2016年9月10日・11日に開催
します。

Code4Lib(code for libraries)は、図書館やアーカイブ、ミュージアムなど
に関わるさまざまな人々(ライブラリアン、デザイナー、ハッカー、アーキテ
クト、etc.)が自発的に集い、技術を通じてさまざまな課題に取り組むという
世界的なコミュニティです。Code4Lib JAPANは、Code4Libのムーブメントを日
本にも広げていくことを目指して結成され、2013年からは年1回のカンファレン
スを開催しています。

これまでのカンファレンスでも、システムライブラリアンはもちろんのこと、
図書館のサービスに関わりをもっているさまざまな職種の方々から興味深い発
表が多数なされ、活発な議論が行われてきました(前回のカンファレンスの内
容はこちらからご覧いただけます)。今回は、発表種別を「ロング発表」「シ
ョート発表」「ライトニングトーク」の3種類に増やし、先駆的な取り組みや、
新たなサービスのアイディアなどをより気軽に発表いただけるようになりまし
た。

多数の発表応募をお待ちしております!


【概要】
名称:Code4Lib JAPANカンファレンス2016
日程:2016年9月10日(土)、9月11日(日)
場所:大阪府立労働センター(エル・おおさか)
   (地下鉄谷町線・京阪電車 天満橋駅 徒歩5分)
主催:Code4Lib JAPAN
共催:大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)
協賛:(募集中)
後援:特定非営利活動法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ
   オープンデータ京都実践会/(ほか募集中)
詳細URL: http://wiki.code4lib.jp/wiki/C4ljp2016


【開催趣旨】
Code4Lib JAPAN カンファレンスは図書館と技術、Web、ITをむすぶ、
図書館員や技術者、その他すべての関係者が集い、アイデアやツールを紹介し
あい、先進的な試みを共有し、関係者が出会い、つながるイベントです。
2013年夏に宮城県南三陸町にて初めて開催され、続いて福井県鯖江市、東京で
開催されたカンファレンスでは、図書館サービスと情報技術にかかわる先端的
でユニークな取り組みが多数紹介されました。

今年も、
・基調講演
・口頭発表(ロング発表、ショート発表)
・ライトニングトーク
などを実施し、多数の取り組みを共有していただくとともに、参加者間の交流
を深めます。


【発表応募について】

発表応募フォーム: http://bit.ly/c4ljp16-proposal

発表は上記フォームからご応募ください。
発表にはロング発表、ショート発表とライトニングトークの3つの形式がありま
す。

ロング発表およびショート発表形式にて発表されたい方は、応募フォームにて、
1)希望する発表形式、2)発表タイトル、3)発表者(お名前、所属、連絡先)、
4)発表内容の概要(800字以内)を明記の上、ご応募ください。

ロング発表:20分の発表時間と、4分の質疑応答時間が与えられます。8件前後
を予定。
ショート発表:7分の発表時間と、2分の質疑応答時間が与えられます。10件前
後を予定。
(発表時間については、プログラム編成の都合上、多少変更される場合がござ
います)

ライトニングトーク(5分)については、開催当日に現地にて募集します。

とくに、以下のような発表を歓迎します:

●図書館システムまたは業務システムに関わる新しいソフトウェアやアイデア
●図書館と技術のコミュニティに関わる新しいアイデア

また、発表内容は事例報告、実践報告、研究発表、アイデア共有等、どのよう
な内容でも構いません。上記に限ることなく自由な発想による発表の応募をお
待ちしています。

発表応募〆切は6月29日(水) 23:59(日本時間)とします。

プログラム委員会は、発表応募内容の新規性、有用性、面白さ、会議への適合
性を考慮し、審査を行い、7月31日(日)までに発表採択者を公表します。

なお、ロング発表に応募いただいた場合、審査の結果によってはショート発表
に発表種別を変更の上で採択させていただく場合もございます。種別変更を希
望されない場合は、発表応募フォームにてその旨ご記入ください。

【Code4Lib JAPANカンファレンス2016 プログラム委員会】
委員長  清田陽司(株式会社ネクスト)
委員   江草由佳(国立教育政策研究所)
委員   大向一輝(国立情報学研究所)
委員   高久雅生(筑波大学)
委員   常川真央(日本貿易振興機構 アジア経済研究所)


===================================
 ◆ お知らせ ◆ - Science, Internet, Computer and ...
===================================

 「熊本地震を受けsaveMLAKが特設ページを公開し情報の集約と共有を開始」

2016年4月14日(木) 21:26ごろに熊本県熊本地方を震源として発生したM6.5
/最大震度7の地震を受けてのMLAK機関の被災・救援情報を集約していきます。


http://savemlak.jp/wiki/2016%E5%B9%B44%E6%9C%88%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%9C%B0%E9%9C%87

「一人ひとりができることを」とメールの署名欄に付すようになってから5年
が経ちます。そして、また新たな災害が発生しました。誰にでもできることが
あります。以下に私が発災を受けてTwitterに投稿した内容をまとめています
ので、ご参照ください(岡本真)。

・#saveMALK 熊本地震発災当初における岡本のTweets
http://togetter.com/li/964169



===================================
 ◆ PR ◆ - Science, Internet, Computer and ...
===================================

      「新共著『未来の図書館、はじめませんか』発売中」

            岡本真、森旭彦著
     『未来の図書館、はじめませんか』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

*
          <直近の著者イベント情報>

◆2016-06-04(土):
第20回静岡県図書館交流会「未来の図書館、はじめませんか?」

各都道府県の講演会、読書会等の開催予定です。本書に関するセミナーの開催
等、随時承っています。本書の販売機会を設けていただける場合は、謝金は不
要です(旅費別途相談)。お気軽にご相談ください。

*

最新の情報は下記ページにて更新しています。ぜひご覧ください。
http://www.arg.ne.jp/node/7659

*

目次
まえがき-図書館は知の番人だ

第1章 図面から生まれる図書館は正しいのか
 1 市民に盲目な、「図面から生まれる図書館」
 2 図書館デザインの行方
 3 消えた“図書館職人”の時代
 4 図面から生まれる“効率図書館”の実情
 5 出来合いの公共施設には、“しなやかさ”が宿らない
 6 市民から生まれる図書館
 7 信じることからはじめよう、市民のちから
 8 本当の、市民の声の聞き方

第2章 図書館の“周辺”にある、進化のチャンス
 1 ゲーム機がある図書館
 2 メディア利用から見る「静かな図書館」
 3 市民利用に見る騒がしい「シェアオフィス」のニーズ
 4 図書館ウェブサイトは本当に公共性があるのか
 5 日本の公共空間の捉え方

第3章 図書館の原風景を見つめる
 1 ひとつとして同じ図書館はない
 2 多様な歴史から生まれた図書館の原風景
 3 輸入された原風景「無料図書館」
 4 二冊目の『市民の図書館』を探して

第4章 「足で見る」図書館
 1 いろいろな図書館を知ることが“ライブラリーリテラシー”を上げる
 2 質は量から生まれる
 3 すべてがすばらしい図書館なんて存在しない
 4 「アポなし訪問」の壁と図書館の閉鎖性

第5章 「まち」から生まれる図書館、図書館から生まれる「まち」
 1 「まち」から生まれる図書館
 2 都市総合計画は、図書館のあり方を考えるうえでの必須資料
 3 土地を知り、まちを立体的に理解する
 4 まちの課題はフィールドワークでしか見えてこない
 5 図書館から生まれる「まち」

第6章 さあ、図書館をつくろう
 1 新設だけが「図書館づくり」ではない
 2 ビジョンがない「基本構想」への違和感
 3 図書館のためのビジョン・メイキング
 4 フィールドワークを経たうえで基本構想をまとめる
 5 基本構想は未来から見た未来を、いまからつくること
 6 図書館を形に-「基本計画」「整備計画」
 7 ハード面とソフト面は切り分けて外注すべき

第7章 「発信型図書館」のためのアイデアのつくり方
 1 ワークショップの罠
 2 図書館で見つけるアイデア「百連発」
 3 アイデア+マラソン=「アイデアソン」
 4 書くブレインストーミング「ブレインライティング」
 5 「聞きたいこと」と「発表したいこと」を最大にする会議
   「アンカンファレンス」そして「ライブラリーキャンプ」
 6 図書館を発信-「メディアリレーションとロビイング」
 7 見せるから伝わる-「アドボカシー」
 8 自分の“財布”をもつ強み「ファンドレイジング」

第8章 図書館の拡張
 1 「図書館で起業」は可能か?-「産業支援」
 2 図書館の役割は知の総合コンサルタント-「議会支援」と「行政支援」
 3 図書館のサードプレイス、どう生かす?-「市民活動支援」と「市民協働」
   のあり方
 4 魅力再発見は図書館の「観光支援」で
 5 新しいことが起こり続ける「デジタルアーカイブ」
 6 図書館は「オープンデータ」の守護神になるのか?
 7 「MOOC」で学習の地域間格差を、ゼロに

図書館をつくるための本棚

図書館系業務実績一覧

あとがき


===================================
 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and ...
===================================

<凡例>
◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載

◇2016-04-21(Thu):
第201回 ku-librarians勉強会「障がい学生への学生生活サポートについて
-大谷大学図書館の取り組み」(小原紗貴)
(於・京都府/京都大学附属図書館)
http://kulibrarians.g.hatena.ne.jp/kulibrarians/20160421

◇2016-04-23(Sat):
日本図書館研究会 情報組織化研究グループ 2016年4月月例研究会
「美術分野における制作者データベースの構築と課題」(丸川雄三)
(於・大阪府/大阪学院大学)
http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#201604

◇2016-04-23(Sat):
講演会「図書館は開かれている-いつでも、どこでも、だれにでも
-ケルン市立図書館の取組」(ハンネローレ・フォークト)
(於・神奈川県/横浜市中央図書館)
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/library/event/kouen-goethe-institut.html

◇2016-04-23(Sat)~2016-04-24(Sun):
日本アーカイブズ学会2016年度大会
(於・東京都/東京外国語大学 府中キャンパス)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=258

◇2016-04-25(Mon):
第1回次世代の人工知能技術に関する合同シンポジウム
(於・東京都/日本科学未来館)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin03_02000162.html

◇2016-04-26(Tue):
専門図書館協議会 イブニングセミナー(関東地区)
「Facebookを活用しよう!!」(加藤徳義)
(於・東京都/日本図書館協会会館)
http://www.jsla.or.jp/evening-seminar-h280426/

これ以前のバックナンバーやご登録はこちらからどうぞ。
http://archive.mag2.com/0001260410/


===================================
 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
===================================

<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし

◇2016-05-28(日):
『困ったときには図書館へ』連続講演会 第1回「りぶらの未来」
神代浩(文部科学省科学技術・学術総括官兼政策課長)×戸松恵美
(りぶらサポータークラブ副代表)×岡本真
http://www.libra-sc.jp/project/2016040410074058.html

◆2016-06-04(土):
第20回静岡県図書館交流会「未来の図書館、はじめませんか?」

◇2016-07-09(土):
『困ったときには図書館へ』連続講演会 第2回「仕事と図書館」
秋元祥治(岡崎ビジネスサポート センターOKa-Bizセンター長)× 岡本真
http://www.libra-sc.jp/project/2016040410074058.html

◇2016-10-02(日):
『困ったときには図書館へ』連続講演会 第4回「市民活動と図書館」
三矢勝司(岡崎まち育てセンター・りた事務局次長)× 岡本真
http://www.libra-sc.jp/project/2016040410074058.html

◇2017-02-19(日):
『困ったときには図書館へ』連続講演会 第6回「図書館の未来」
神代浩×水越克彦(岡崎市立中央図書館館長)×岡本真
http://www.libra-sc.jp/project/2016040410074058.html
講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。


弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

なお、弊社代表の岡本真は総務省の委嘱を受け、地域情報化アドバイザーを
務めています。
http://www.applic.or.jp/prom/chiiki_adviser/
本制度の利用を申請する場合、申請元に経済的負担がかかりません。
ご活用ください。
※本年度の申請は〆切られています。

[参考]基本プロフィール
     http://www.arg.ne.jp/user/3

法人としての活動は、

https://www.facebook.com/ARGjp

をご参照ください。業務発注、歓迎です。各種ご相談に対応いたします。

◇最近の主要業務:
 1.公共施設・商業施設の新設・リニューアル・運営等の計画策定支援
 2.ウェブ技術を中心とした産官学連携のコーディネート
 3.共同オフィス・シェアハウス等のコミュニティー空間の創造
 4.ウェブコンサルティングや専門的調査の実施代行
 5.ワークショップ等によるアイデア発想・知識創造の支援

また、当面の間、

             岡本真、森旭彦著
     『未来の図書館、はじめませんか』(青弓社、2014年)
    http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-0053-2
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787200534/arg-22/

の販促にかなう限りは、講演謝金不要で講演依頼を受け付けます。お気軽にご
相談ください。

~<弊社編集誌>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
      ライブラリー・リソース・ガイド(編集・発行:ARG)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
          https://www.facebook.com/LRGjp
           https://twitter.com/LRGjp

   ~曲がり角を迎えている図書館における今後の学習環境を考える~
    ラーコモラボ通信(編集・発行:ラーニングコモンズラボラトリ)
        http://archive.mag2.com/0001260410/

       ~デジタルヒューマニティーズのいまを探る~
      人文情報学月報(編集:人文情報学研究所&ARG)
        http://archive.mag2.com/0001316391/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~<弊社編集誌>~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 配信の解除・送信先の変更は、
           http://www.arg.ne.jp/registration
                          でお願いします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~<ご協力ください>~~

===================================
 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
===================================

◆2016-04-11(Mon): 新しいプロジェクトの内部キックオフ会議

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8323

まだ公表されていない模様なので、大々的に発表できないのですが、新しい図
書館プロジェクトにかかわることになりました。ということで、協業してきた
設計事務所とのキックオフ会議を行いました。

これまでの取り組みとはまた異なるものとなりそうで楽しみです。


◆2016-04-12(Tue): 株式会社ドコモgaccoを訪問

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8324

・gacco
http://gacco.org/

を運営する

・株式会社ドコモgacco
http://gacco.co.jp/

を訪ねました。社長の伊能美和子さんにお目にかかり、あれこれと語り合いま
した。この先の展開をお楽しみに。

ちなみに2014年度はgaccoを図書館に導入するテストプロジェクトを行っていま
したが、引き続き図書館からの相談は歓迎です。お気軽に弊社までお問合せく
ださい。


◆2016-04-13(Wed): 東北へ-多賀城市立図書館を見学

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8325

明日は名取市で会議なので、前泊で仙台に来ました。今回は

・多賀城市立図書館
https://tagajo.city-library.jp/library/
・Flicker - 多賀城市立図書館
https://www.flickr.com/photos/argeditor/sets/72157667100615026/

を訪問。

感想はまたいずれどこかで話すでしょう。


◆2016-04-14(Thu): 東北へ-名取市図書館で会議

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8326

今年度も

・名取市図書館
http://www.city.natori.miyagi.jp/tosyokan/

の建設アドバイザーに任命していただいたので、今日が今年度の初会議でした。

今年度からは以前に東松島市立図書館にお勤めだった加藤孔敬さんも新たに加
わり、ますます充実した布陣になっています。

今日は前回に引き続き、新図書館で実現すべきサービスについて意見交換を行
いました。名取の新しい図書館にいい風が吹く予感があります。


◆2016-04-15(Fri): 新プロジェクトの全体キックオフ

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8327

月曜日に書いた新しいプロジェクトの続きです。本日は全体でのキックオフで
した。チャレンジ度合いが高い分、楽しみも多いプロジェクトになりそうです。


◆2016-04-16(Sat): 一日休養

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8328

さすがにお疲れなので一日しっかりと休養。


◆2016-04-17(Sun): 新年度初の全体会議

              ⇒ 元記事: http://www.arg.ne.jp/node/8329

2016年度初めの全体会議でした。合計23本の議題をこなし、さすがに疲れまし
た。

・「2014年11月度スタッフ全体会議を実施」(編集日誌、2014-11-24)
http://www.arg.ne.jp/node/7615
・「2014年12月度スタッフ全体会議と神奈川の県立図書館を考える会第21回定
例会」(編集日誌、2014-12-23)
http://www.arg.ne.jp/node/7
・「2015年1月の全体会議」(編集日誌、2015-01-17)
http://www.arg.ne.jp/node/7701
・「2月の全体会議」(編集日誌、2015-02-08)
http://www.arg.ne.jp/node/7735
・「3月の全体会議」(編集日誌、2015-03-25)
http://www.arg.ne.jp/node/7805
・「ARG春合宿2015の1日目」(編集日誌、2015-04-16)
http://www.arg.ne.jp/node/7841
・「ARG春合宿2015の2日目」(編集日誌、2015-04-17)
http://www.arg.ne.jp/node/7842
・「5月の全体会議」(編集日誌、2015-05-22)
http://www.arg.ne.jp/node/7896
・「6月の全体会議」(編集日誌、2015-06-15)
http://www.arg.ne.jp/node/7938
・「7月の全体会議」(編集日誌、2015-07-13)
http://www.arg.ne.jp/node/7970
・「8月の全体会議」(編集日誌、2015-08-16)
http://www.arg.ne.jp/node/8014
・「9月の全体会議と壮行会」(編集日誌、2015-09-24)
http://www.arg.ne.jp/node/8065
・「10月の全体会議」(編集日誌、2015-10-14)
http://www.arg.ne.jp/node/8098
・「11月の全体会議は図書館総合展向け特別会議」(編集日誌、2015-11-07)
http://www.arg.ne.jp/node/8131
・「年内最後の全体会議」(編集日誌、2015-12-09)
http://www.arg.ne.jp/node/8171
・「2016年最初の全体会議」(編集日誌、2016-02-15)
http://www.arg.ne.jp/node/8256


             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-585]2016年04月18日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>408
【 ISSN 】1881-381X
【E-Mail】info [&] arg-corp.jp [&] を@に置き換えてください。
【サイト】http://www.arg.ne.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本誌掲載記事の取り扱いは、著作権法に則って行ってください。本誌の許可を
得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源
として二次的に利用する際には、情報源としての本誌の存在を明記してくださ
るようお願いします。悪質な例に対しては、法的手段を含め相応の対応をしま
す。なおメーリングリストなど、複数による閲覧が可能なアドレスでの登録は
ご遠慮ください。

Copyright アカデミック・リソース・ガイド株式会社 All Rights Reserved.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ついでに読みたい

ACADEMIC RESOURCE GUIDE

発行周期:  週刊 最新号:  2019/03/18 部数:  4,164部

他のメルマガを読む