ACADEMIC RESOURCE GUIDE

[ARG-505]2-1「伊勢から眺めた図書館総合展:地方開催の楽しみ方」(岡野裕行)ほか

1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
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      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and ...

      2014-09-02発行   ‡No.505‡   4681部発行

 "Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net."

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  ◇ 目次 ◇
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○羅針盤「伊勢から眺めた図書館総合展:地方開催の楽しみ方」(岡野裕行)

○開催告知「9/21(日)開催、第3回LRGフォーラム『まちづくりと図書館』」

○開催告知「9/27(土)開催、OpenGLAM JAPANの第2回シンポジウム」


○LRG編集・販売情報「第7号好評発売中
 -編集に『つながる図書館』(ちくま新書)の猪谷千香さんを迎えました」

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -長い休暇の終わりへ
 -6年目の事業年度に突入
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     「伊勢から眺めた図書館総合展:地方開催の楽しみ方」

               岡野裕行(皇學館大学文学部国文学科助教)

◆1.はじめに:図書館総合展の地方開催

図書館業界最大のイベントである図書館総合展は、毎年秋に横浜で開催されて
おり、2014年は第16回目の開催となります(< http://2014.libraryfair.jp/ >)。
また、2011年からは図書館総合展の地方開催が始まっており、これまでに以下
の7都市で開催されています。

1)図書館総合展フォーラム2011 in 京都(2011年5月28日)
< http://2011.libraryfair.jp/node/6 >
【テーマ】図書館で電子書籍を使いこなす:知の拡大再生産に向けて
2)図書館総合展フォーラム2012 in 仙台(2012年5月27日)
< http://2012.libraryfair.jp/node/285 >
【テーマ】東日本大震災とMALUI連携
3)図書館総合展フォーラム2013 in 熊本(2013年1月28日)
< http://2012.libraryfair.jp/node/1269 >
【テーマ】「知の創造と継承」を支える「場」としての「ライブラリー」を巡って:
九州の挑戦に学ぶ
4)図書館総合展フォーラム2013 in 伊勢(2013年5月27日)
< http://2013.libraryfair.jp/node/1275 >
【テーマ】東海圏に学ぶMALUI連携
5)図書館総合展フォーラム2014 in 白河(2014年3月3日)
< http://2013.libraryfair.jp/node/1977 >
【テーマ】1.東日本大震災と福島:震災後の情報提供
2.オンラインデータベースの活用:その課題と可能性
6)図書館総合展フォーラム2014 in 岡山(2014年5月18日)
< http://2014.libraryfair.jp/node/1983 >
【テーマ】1.公共・学校・大学図書館の連携:地域をつなぐ図書館の役割
2.場としての図書館:「知の広場」としての可能性
7)図書館総合展フォーラム2014 in 新潟(2014年7月11日)
< http://2014.libraryfair.jp/node/1985 >
【テーマ】図書館のデジタル化

これまでの流れを見てみれば分かるように、図書館総合展の地方開催は同一地
域で連続しないように、開催都市を全国各地から選んでいることがわかります。
また、各地での開催テーマについても、そのとき・その地方での特色を強く出
したものが掲げられていることも確認できます。

図書館総合展を地方で開催することの目的は、「地方での特色ある取り組みを
全国に紹介するとともに、話題のテーマを自由に議論できる場をつくる」こと
にあります(「2014年の図書館総合展地方開催フォーラムについての案内」
< http://2013.libraryfair.jp/node/1976 >)。毎年横浜で開かれる図書館総
合展のさまざまなフォーラムでは取り上げづらい、それぞれの地方色を押し出
したテーマを集中的に議論できることに加え、開催地の地元関係者を始めとし
て、参加者がはるばる「地方に集う」ことで、懇親会の時間を含めた濃密な情
報交換ができることがこのイベントの醍醐味だと思います。2014年は白河・岡
山・新潟の3か所での開催となっていて、既にいずれも好評のうちに終了した
ようです。また来年度以降の開催地は未決定ではあるものの、既に開催準備は
着々と進められています。

また、2013年10月の第15回図書館総合展では、熊本開催の立場から河瀬裕子氏
(くまもと森都心プラザ図書館副館長 < http://stsplaza.jp/library/ >)、
岡山開催予定の立場から嶋田学氏(瀬戸内市図書館準備室室長
< http://lib.city.setouchi.lg.jp/ >)、仙台開催の立場から庄子隆弘氏
(MULU < http://mulu.g.hatena.ne.jp/ >)に、伊勢開催の立場から筆者
(皇學館大学文学部国文学科助教 < http://researchmap.jp/okano/ >)が
パネリストとして集まり、図書館総合展の地方開催をテーマにしたフォーラム
を開催しました。当日の総合司会者には、各地方の図書館総合展に参加されて
きた澁田勝氏(獨協大学図書館 < http://www.dokkyo.ac.jp/library/ >)に
お願いし、全員が図書館総合展運営協力委員として「図書館総合展の地方展開
が拓く可能性:これまでとこれから」と題したフォーラムを行いました(「第
15回図書館総合展」 < http://2013.libraryfair.jp/node/1614 >)。当日に
話した内容については、司会を担当した澁田勝氏がブログ記事にまとめていま
すので、詳しくはそちらのエントリーをご覧ください。(「しぶろぐ(努力の
上に花が咲く)」 < http://shibure.hatenablog.com/entry/2013/11/05/230332 >)。
本稿では1年前に開催した伊勢での図書館総合展を振り返りながら、来年度以
降の図書館総合展の地方開催への期待を込めた応援メッセージとしてお届けし
たいと思います。


◆2.伊勢の図書館総合展でやりたかったこと

伊勢での図書館総合展の中心的なテーマは「東海圏に学ぶMALUI連携」という
ものでした。「MALUI」(マルイ)という用語は、博物館(Museum)、文書館
(Archives)、図書館(Library)、大学(University)、産業界(Industry)
の頭文字を並べてつくられたもので、近年の文化情報資源に関係している業界
関係者の関心を集めている共通のテーマとなっています。「MALUI連携」とい
う概念についての具体的な説明については、NPO知的資源イニシアティブ編
『デジタル文化資源の活用:地域の記憶とアーカイブ』(勉誠出版、2011年
 < http://www.amazon.co.jp/dp/458520007X >)にまとめられていますので、
詳しい説明についてはぜひこちらの本をご一読ください。

伊勢での図書館総合展の開催にあたってこのテーマが選ばれたきっかけは、筆
者自身が「MALUI連携」という動向に連なるような研究テーマを掲げていると
いうことも理由の一つなのですが、2012年8月に「伊勢ぶらり」という古地図
・古写真を活用したiPad/iPhone/Androidアプリを一般公開し、具体的な連
携の成果が表に出てきたことがきっかけとして挙げられると思います
(< http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/burari/ise/ >)。このアプリは三重
県環境生活部文化振興課(< http://www.pref.mie.lg.jp/bunka/ >)、国立
情報学研究所連想情報学研究開発センター
(< http://rensou-center.cs.nii.ac.jp/ >)、ATR-Creative
(< http://atr-c.jp/ >)、伊勢市教育委員会
(< http://www.city.ise.mie.jp/kyouiku/ >)、そして地元に関係する団体
として皇學館大学(< http://www.kogakkan-u.ac.jp/ >)の関係者として筆者
が関わり、5者による連携事業として2011年度のうちから制作を進めてきたも
のが形になったものです。

このような「MALUI連携」という概念が提唱されるようになった理由の一つは、
各地域に伝わっている文化情報資源の積極的な活用を図るためです。文化情報
資源の活用のためには、それを所蔵する博物館・文書館・図書館が情報を表に
出していく必要がありますが、各機関が独自に情報をまとめようとすると、そ
の整理作業に膨大な時間やコストが余計にかかってしまったり、情報公開のた
めのシステム構築にも重複した無駄な部分が出てきてしまったりするなど、文
化情報資源の積極的な活用が阻害されてしまうおそれがあるため、連携・協力
のもとに公開に向けた作業を進めていこうとする取り組みのことを意味します。
特にデジタル技術の発達に伴って、それ以前に比べても情報の発信や共有が容
易に行えるようになってきたこともあり、文化情報資源のデジタル化とそのデ
ータ利用のシステムの構築が促進されてきました。また、お互いの組織が抱え
ている人的リソースにも限りがあるため、各機関がこういったデータを効率的
に活用するためには、組織の垣根を越えた相互の連携・協力による公開方法を
模索することが求められます。

「MALUI連携」という用語が提唱される経緯をもう少し遡ってみると、それ以
前には「MLA連携」(エムエルエー)という呼び方がされており、博物館・図
書館・文書館の業界関係者が、それぞれの分野を越えて相互に議論を続けて
いました。そこに文化情報資源を研究利用する研究者の視点も必要というこ
とから大学が、さらには連携・協力のための技術的なところを担う産業界が
力を合わせることになり、それに合わせて用語にも変化が加えられるように
なりました。近年の活動のなかで話題になったものとしては、東日本大震災
の復興支援情報サイト「saveMLAK」(< http://savemlak.jp/ >)の取り組み
が各機関の連携・協力の成功事例の一つとして挙げることができます(「MLAK」
という表現の場合はMLAに公民館(Kominkan)のKが加わります)。

伊勢での図書館総合展の登壇者の顔ぶれを選ぶ際には、以上のような「MALUI」
と「東海圏」という二つのキーワードに関係する人たちを集めようと決めま
した。基調講演を担当した筆者を中心に、高橋徹氏(株式会社ATR Creative
 < http://atr-c.jp/ >)、匹田賢嗣氏(三重県庁
 < http://www.pref.mie.lg.jp/ >)、中村千恵氏(三重県総合博物館
 < http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/ >)、豊田高広氏(田原市図書
館館長 < http://www.city.tahara.aichi.jp/section/library/ >)、熊谷雅
子氏(多治見市図書館館長 < http://www.lib.tajimi.gifu.jp/ >)にご登壇
いただき、そしてパネル討論の司会進行を岡本真氏(アカデミック・リソース
・ガイド株式会社 < http://www.arg.ne.jp/ >)にお願いすることにしました。


◆3.伊勢と田原と小布施の「まちあるき」から見えたもの:
                         基調講演で話したこと

筆者自身は基調講演のほか、パネル討論1「『伊勢ぶらり』に見るMALUI連携」
のパネリスト、パネル討論2「連携から連動へ:MALUIの東海モデルを考える」
の司会者ということで、すべてのセッションで登壇することになりました。個
人的にもっとも力を注いでいたのは、最初の基調講演の時間です。与えられた
60分間の持ち時間をどうやってつかおうかと事前にいろいろと悩んではいたの
ですが、このときは「MALUI」に関係するトピックスのなかでも、特にユーザー
の視点からの「文化情報資源の活用」の部分を特に強調しようと思い立って構
想を練り、最終的には発表タイトルを「昨日のできごと・明日のものがたり:
読んで書くためのまちあるき」と確定させました。このときの基調講演のなか
で強調したのは、「まちあるき」「散歩」「ものがたり」などの利用者側が積
極的に情報を活用するためのキーワードです。これらのキーワードが基調講演
のなかに出てきた背景として、アイデアのきっかけとなった個人的な印象深い
体験が三つあります。

一つ目のきっかけは、前述した「伊勢ぶらり」の制作に関わったことです。
2011年4月に筆者が皇學館大学に赴任してすぐの頃、その時点で既に「小布施
ぶらり」や「神保町ぶらり」といったアプリの開発実績を持っていた旧知の中
村佳史氏(< http://researchmap.jp/nakamurayoshihumi/ >)が、三重県環境
生活部文化振興課との連携のもとに「伊勢ぶらり」の制作に着手しており、そ
の開発プロジェクトに加えていただけることになりました。「伊勢ぶらり」ア
プリの制作については、当時の筆者のゼミ生たち(2013年3月と2014年3月に卒
業した代)に関わってもらいながらデータ整備を進めました。また、その活用
については2012年9月
(< http://www.kogakkan-u.ac.jp/html/campuslife/p07detail.php?mdid=1442 >)
と11月(< http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2012100565.htm >)にまちあ
るきワークショップを企画し、仕上がったアプリ活用の手応えを感じることが
できました。筆者が伊勢に来てから関わることになった最初の産官学連携のプ
ロジェクトであり、学生たちを交えた形でプロジェクトが進められたことにと
ても満足感を得られた結果となりました。なお、「伊勢ぶらり」のアプリにつ
いては、これを先行事例として開発元の三重県が中心となり、2013年3月に「四
日市ぶらり」「伊賀ぶらり」「三重ぶらり」を追加でリリースすることで、全
4シリーズのアプリとして改めて整備されました
(< http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/burari/ >)。

二つ目のきっかけは、2012年夏から冬にかけて行った田原市での電子書籍
「お散歩e本」の制作プロジェクトです。これは田原市内に点在する歴史的な
場所を皆で散策し、その見物記録を電子書籍化して公開するというプロジェク
トです。愛知大学の司書課程をご担当の時実象一先生や田原市図書館館長・豊
田高広氏を中心に制作メンバーが集い、本学の司書課程の学生たち10人関わら
せていただくことができました。このときの活動の成果物は、現在田原市図書
館の公式ウェブサイトからダウンロードができるようになっています(「お散
歩e本」
(< http://www.city.tahara.aichi.jp/section/library/info/osanpo_ehon.html >)。
このプロジェクトの詳しい経緯については、国立国会図書館のカレントアウェ
アネス・ポータルに「司書課程でまち歩き:電子書籍「お散歩e本」制作プロ
ジェクト」としてまとめておりますので、そちらの文章をご覧ください
(< http://current.ndl.go.jp/e1443 >)。

三つ目のきっかけは、アカデミック・リソース・ガイド株式会社が主催してい
るライブラリーキャンプに参加したことです
(< https://www.facebook.com/LibraryCampJP >)。2012年に始まったライブ
ラリーキャンプは、「日常から離れた空間で、幅広く「ライブラリー」を討論
する場を創出することを目的とした、宿泊前提のキャンプです」というコンセ
プトのもとに、これまで山中湖、小布施、淡路島、石巻、恩納村と開催が続い
ているほかには見られない図書館をテーマにしたイベントです。筆者はこのう
ち、2013年3月16・17日の2日間にわたって開催された「ライブラリーキャンプ
2013 in おぶせ:創る図書館を創る、未来の図書館をつくる」に参加しました。
この頃は既に伊勢での図書館総合展の開催が決定しており、その準備を始めた
頃と時期的にも一致しています。「何か伊勢での図書館総合展での開催テーマ
に繋がるようなアイデアが得られるかもしれない」という期待を込めて参加し
ていました。このときのライブラリーキャンプでは、本編となるアンカンファ
レンス方式での討論セッションもとてもおもしろかったのですが、個人的には
二日目に実施された小布施の「まちあるき」の時間が興味深く、参加者みんな
で一緒にまちをぶらぶら歩きまわりながら、そのまちの良さを何気なく語り合
うという時間の流れ方がとても楽しい思い出として残りました。

伊勢市と田原市と小布施町で体験した「まちあるき」は、それぞれに別の経緯
で関わることになったわけですが、自分のなかではこの三つのイベントが「ま
ちあるき」「散歩」というキーワードで結びつくようになって、その流れをそ
のまま表現する形で伊勢での図書館総合展の基調講演のテーマを決めていきま
した。これらの取り組みに触れた時点では、後に開催する伊勢での図書館総合
展と内容的に絡むようになるとは思いもしませんでしたが、後に基調講演のア
イデアを練っているときに、自分の周辺のできごとがひと続きになっているこ
とを感じました。「MALUI連携」というキーワードを、主に文化情報資源を活用
するユーザーの立場から捉えていこうというアイデアは、後々になって振り返
ってみても、そのときそのときに感じ取ったものを、その場の勢いに流される
ように表に出していったような気がしています。

伊勢での図書館総合展の基調講演で話した内容については、このメールマガジ
ンでは具体的に触れる余裕はないですし、むしろ当日来ていただいた方々に基
調講演についての感想を伺ってみたいと思っています。参加者の方々にステキ
な参加レポートをまとめていただきましたので、二つ紹介しておきます。ひつ
じ司書さんによる参加レポート
(< http://hitsujitoshokan.blog.fc2.com/blog-entry-120.html >)と、
図書館総合展のウェブサイトで公開されている本学学生の岩上奈々さんの公式
記録です(< http://2013.libraryfair.jp/node/1287 >)。お二人にはこの場
を借りて改めて感謝申し上げます。

余談になりますが、基調講演の最後には、筆者の大好きなTHE HIGH-LOWSの
「夏の地図」という曲のイントロ部分を流しました。この曲のなかに出てくる
「昨日は読むもの 明日は書くもの」という歌詞が、そのまま伊勢での図書館
総合展のコンセプトに重なると思ったためです。実は基調講演の発表タイトル
「昨日のできごと・明日のものがたり:読んで書くためのまちあるき」は、こ
の歌詞の表現を講演内容に合わせてキーワードを並び替えたものでもあります。
当日はマイクがうまく繋がらず、講演用の手元のマイクをPCの音声出力に近づ
けて音を拾うという形になってしまったため、あいにく歌を歌うことができな
かったのですが、当初の予定では、基調講演のなかで「一曲聴いてください」
とカラオケしてしまうことを目論んでいました。カラオケが実現できなかった
ことについては少し心残りなのですが、横浜での図書館総合展ではさすがにや
りづらそうなちょっとした仕込みネタも、少しくらい盛り込んでみてもいいか
なという雰囲気になっているのが地方開催の楽しいところだと思います。


◆4.東海地域の「MALUI連携」事例とこれから:
                   二つのパネル討論が目指したところ

基調講演に続くパネル討論は、二つのセッションに分けて行いました。前半の
パネルは「伊勢ぶらり」の開発目的や機能を中心とした内容になっており、筆
者からは大学教育の一環として学生をアプリ制作に加えたことについての目的
や教育効果について話し、また、ATR-Creativeの高橋氏からは「伊勢ぶらり」
を含む「地図ぶらりシリーズ」のアプリの仕組みについて、匹田氏からは県の
文化行政の側からアプリ制作に取り組んだ経緯と目的についてお話いただきま
した。伊勢での図書館総合展の中心的なテーマとなった「MALUI連携」について、
「伊勢ぶらり」という実際の具体例の開発経緯について触れたことは、地域の
文化情報資源を活用する際のモデルケースとしても、おもしろい事例になった
と思っています。

たとえば「伊勢ぶらり」の姉妹アプリとして、長野県伊那市を舞台に制作した
「高遠ぶらり」があります(< http://www.city.ina.nagano.jp/view.rbz?cd=8531 >)。
これも「伊勢ぶらり」と同じように、古地図・古写真をGPS機能と連動させた
アプリになっています。伊那市立図書館は「Library of the Year 2013」の大
賞を受賞しておりますが、その受賞理由として「高遠ぶらり」の制作と活用
(街中探索ワークショップ)についても触れられていることからも、このアプ
リの図書館業界からの注目度の高さを窺うことができます
(< http://www.iri-net.org/loy/loy2013.html >)。また、田原市図書館で
制作した「お散歩e本」については、さらに第二弾として2013年に「お散歩e
本:不思議編」が制作されました
(< http://www.city.tahara.aichi.jp/section/library/info/e-hon1403.html >)。
「地図ぶらり」シリーズも「お散歩e本」の取り組みも、いずれも継続的な活
動になっており、それぞれの地域のなかでの図書館の取り組みが高く評価され
たものになっています。

後半のパネルでは、東海圏の「MALUI連携」に関する実践報告を中心として、
田原市図書館と多治見市図書館と三重県総合博物館(当時は開館準備中)の事
例報告を踏まえ、これからの連携のあり方を討論しました。田原市や多治見市
における地域資料の収集・活用のお話は、「その土地ならでは」の資料の存在
を重要視する公共図書館のあり方を考える上で参考になる話題提供が多く見ら
れました。また、三重県立図書館がすぐそばに立地し、さらには公文書館機能
を合わせ持つ三重県総合博物館の取り組みからは、「MLA連携」を目指す三重
県行政の方針を、実際に運用している現場の職員の考えている事業構想につい
てお話いただきました(< http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/archives.htm >)。
伊勢での図書館総合展の時点では開館準備中だった三重県総合博物館(通称
「MieMu」)は、つい先日の2014年4月に正式にオープンし、開館から1か月半
ほどで入館者10万人を達成するなど、各方面から高い評価を得ています
(< http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/app/details/index.asp?cd=2014060005 >)。


◆5.イベント前後のしかけをどうつくるか:
                  前日のバスツアーと翌日のまちあるき

伊勢での図書館総合展の前日(5月26日)には、参加者の伊勢への移動を兼ね
て、「東海地区のMLAK機関を巡るバスツアー」と題した見学ツアーを実施しま
した(< http://2013.libraryfair.jp/node/1276 >)。このプレイベントに関
しては、筆者自身は本番の仕込みに忙殺されていてまったく参加しておらず、
準備にもそれほど深くは関わっていないため、実際に参加された皆さまのレポ
ートにお任せしたいと思います。

前日のバスツアーは、「三重生まれ・三重育ち」の熊崎由衣氏が案内する「三
重コース」(徳川美術館と蓬左文庫→桑名市立中央図書館→三重県立図書館→
三重大学附属図書館→伊勢市立伊勢図書館)と、某所の図書館員である奥山智
靖氏が案内する「愛知コース」(徳川美術館・蓬左文庫→豊田市中央図書館→
田原市中央図書館→伊勢湾フェリー乗船)の二つのコースがありましたが、こ
ちらのプレイベントについても羊図書館さんのレポートが詳しくまとめており
ますので、そちらのブログ記事をご覧いただければと思います
(< http://hitsujitoshokan.blog.fc2.com/blog-entry-119.html >)。名古
屋から伊勢までのガイド役を務めてくださったお二人には改めて感謝を申し上
げます。そのまま前夜祭会場の「麦酒蔵」(< http://www.biyagura.jp/ >)
に移動し、伊勢の地ビールである「神都麦酒」を堪能していただきました。

そして本編終了後の翌日(5月28日)には、「伊勢ぶらり」のアプリを用いた
まちあるきツアーを実施しました。観光コースとしては、まず「伊勢の台所」
とも呼ばれている河崎という地域に向かいました。ここは海路によって伊勢に
荷物が運ばれていた時代に船着場として発達した川沿いのまち並みで、ここで
降ろされた荷物が神宮などへ運ばれていたそうです。現在でも古い蔵がいくつ
か建ち並び、その建物を利用した雑貨屋やカフェなどが点在しています。一方
でここは地元の住民が普通に暮らしている土地柄でもあり、昔ながらの生活の
様子が想像できるような雰囲気を持っています。三重県は「まちかど博物館」
というプロジェクトを進めておりますが、河崎はまちそのものが博物館のよう
になっていて、筆者は個人的に伊勢のなかでも一番おもしろいところだと考え
ています(< http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/matikado/ >)。ここにはこ
の地域の豪商の邸宅を保存した博物館「伊勢河崎商人館」も残されており、今
回の「伊勢ぶらり」を活用したまちあるきでも訪問しました
(< http://www.e-net.or.jp/user/machisyu/snkan_index.htm >)。

お昼ごはんを河崎の通り沿いにある「河崎2丁目食堂」(< http://ameblo.jp/takanikuru/ >)
で済ませ、その後は伊勢神宮の外宮方面に足を伸ばして参拝をしたり、外宮参
道を中心にまちなかを巡ったりするなどまちあるきを楽しみ、「図書館総合展
フォーラム2013 in伊勢」のすべての日程を終了しました。最終日の「伊勢ぶ
らり編」についても、羊図書館さんにイベントレポートをしていただきました
ので、そちらの記録についてもぜひご覧ください
(< http://hitsujitoshokan.blog.fc2.com/blog-entry-121.html >)。


◆6.地方開催の舞台裏:「チーム伊勢うどん」の結成と活躍

伊勢での図書館総合展を振り返る際には、「チーム伊勢うどん」の存在を欠か
すことができません。これは「図書館総合展フォーラム2013 in 伊勢」の開催
をサポートするために集結した東海地方のライブラリアンたちのボランティア
組織であり、主にウェブでの打ち合わせを介して10人ほどのメンバー同士で開
催準備を進め、イベント当日の運営を務めていただきました。ほかの地域での
開催報告を伺ってみても、図書館総合展の地方開催を成功に導くには、各地の
ボランティア組織の動きが必須となるようです。

こういったイベント開催時の情報共有に役立つのは、SNSを活用した関係者同
士の繋がりです。フェイスブックに「図書館総合展 in ○○応援団」というグ
ループが作成し、全体を貫くテーマの確定、登壇者や会場の選定、スポンサー
の検討、前後のイベント(バスツアーとまちあるき)など、伊勢の図書館総合
展についての議論が活発に行われてきました。このフェイスブックグループは
その後の開催地での議論でも継続的に活用されており、図書館総合展の地方開
催の関係者が集う仕組みになっています。地方開催のボランティアスタッフは
現在も随時募集中ですので、お力添えをいただける方はぜひご入会をいただけ
ると助かります。

なお、「チーム伊勢うどん」のネーミングについては、一つ前の熊本での開催
の際のサポート組織の名前が「チームからしれんこん」だったことを参考にし
て、伊勢の名物を前面に押し出したいと考え、ほぼその場の思いつきで適当に
決めたものです。後述する全国的な「伊勢うどん」の躍進や展開の流れ考える
と、「伊勢えび」とかにしないでよかったと思っています。当日は伊勢市河崎
にあるカフェ「モナリザ」(< http://www.emelon.net/monnalisa/ >)で販売
している「伊勢うどんBook box」(< http://www.emelon-shop.net/ >)をご
用意してブースで販売し、参加者へのお土産としました。その後、白河での図
書館総合展では「だるまさんチーム」が、岡山での図書館総合展では「チーム
きびだんご」が活躍するなど、各地の名物・名産品をつけたボランティアチー
ムが活躍してきました。このように開催地域と関連性のあるネーミングにして
おくと、図書館総合展を地元で開催するだけでその土地の名物までを広くPRで
きるというメリットも生まれてきます。伊勢のときにももう少し伊勢うどん関
係者との繋がりをつくればよかったと後々になって反省しました。

また、当日は本学の図書館司書課程を履修している学生たち10名にも、イベン
ト進行のお手伝いをしてもらいました。来場者の会場案内、写真撮影、ツイッ
ター中継、講演記録の作成など、イベントの裏方業務を担当することで、普段
の大学の授業では伝えづらいようなイベント活動の様子を肌で感じることがで
きたようです。伊勢のような地方都市に暮らしている学生たちにとって、横浜
での図書館総合展へ参加するのは難しため、このような地方開催の機会をつく
ることで、身近なところに図書館についての議論の場をつくることの意義は大
きいようにも思います。特に図書館司書課程を有する大学関係者は、地元開催
の際に学生をボランティアスタッフとして関わってもらうことで、相互にメリ
ットが出てくるように思いますので、地方開催にあたっての検討事項に加えて
いただければと思います。


◆7. 伊勢うどんの魅力を語る:
            図書館総合展でのブース出展と「伊勢うどん対談」

伊勢での図書館総合展はそこだけで話が完結するものと考えておりましたが、
その秋の横浜での第15回図書館総合展にもその流れが続いていくことになりま
した。一つは前述した図書館総合展運営協力委員による「図書館総合展の地方
展開が拓く可能性」というフォーラムのパネリストの一人として加わったこと
であり、もう一つは大学の研究室としてブースを出展したことです。

「大学教員が図書館総合展でブースを出展する」というのは、第14回の図書館
総合展の際に都留文科大学の日向良和先生
(< http://researchmap.jp/read0155127/ >)が実施されていた先行事例があ
りますが、いざ自分がブース出展をするとなると、いったい何を打ち出せばい
いのかが、出展を企画した当初はよく分かりませんでした。出展することを決
めたまではいいものの、周辺で準備されている図書館や企業に比べても、大学
教員の研究室が単独でブースを出すというのは、「集客のためのネタが少ない」
というのが正直なところで、「さて出展するブースで何をやろうか」というと
ころで困ってしまいました。そして「どういうブースにしようか」「何かおも
しろい出しものを」といろいろ悩んであれこれと考えたあげく、以前にカーリ
ル(< https://calil.jp/ >)の方々がトートバッグを販売していたことを思
い出し、「研究室のオリジナルグッズをつくれば楽しいかもしれない」と考え、
Tシャツとトートバッグとクリアファイルをつくることにしました。

売り物として購入していただくことを考えたので、まずは何よりも「自分でお
金を出してもいいと思えるもの」をつくりたいと思いました。制作費のために
スポンサーを探してもよかったのですが、そうなるとスポンサーの名前入りに
しなくてはならず、「自分がつかいたいとは思えないようなグッズ」ができて
しまうことが想像できてしまったため、制作のための資金はすべて自腹とする
ことにしました。イラストデザインを誰に頼むかというところでは、「ぜひこ
の人にお任せしたい!」と考えていた候補者がすぐに頭に思い浮かびまして、
三重県に引っ越して早いうちに知り合った三重県亀山市在住の絵描きの本城ま
いこ氏(< http://futaoppo-opera.petit.cc/ >)にお願いしました。図書館
関係者の間で有名なデザイナーといえば、カーリルのデザインを担当している
クロダトモノリ氏(黒田製作所 < http://kurodaseisaku.com/ >)や、「本と
人をつなげるしおり」をコンセプトにした「kumori」(< http://kumori.info/ >)
を手がけている渡辺ゆきの氏が思い浮かびますが、友人でもあるこの二人に
デザインのお願いをしなかったのは、「地元の三重県でご活躍されている方に
お願いしたい」「図書館関係者にはほとんど知られていない方にお願いしたい」
という二点にこだわりを持ちたかったためです。

本城氏の原画をもとにして、グッズに使用できるような細かい調整など、制作
に関するすべての作業は、三重県津市で「デザインとあそびの実験室」という
コンセプトのもとにオシャレな雑貨店「ハッチラボ」
(< http://hutch-frame.jp/lab/ >)を経営されている安部剛氏にすべてお任
せしました。いずれのグッズについても「“図書館”というテーマのイラスト
でデザインしてください」とのみ注文を出しており、内容についてはすべてお
任せで、トートバッグについてはさらに「本をたくさん入れても大丈夫なしっ
かりした生地とサイズを」という条件を追加しました。

そして図書館総合展にブース出展が決まってからずっと悩んでいたのですが、
本番2週間前くらいというギリギリになってから、「伊勢うどん」を販売用に
横浜に持ち込むことも決めました。2013年はコラムニストの石原壮一郎氏
(< http://www.otonaryoku.jp/ >)による『食べるパワースポット「伊勢
うどん」全国制覇への道』が、図書館総合展の開催が間近に迫った9月に出版
されており、伊勢うどん業界に大きな動きがあった年として、「伊勢うどん史」
が塗り替えられた年でした。こういう伊勢うどん業界の話題性のあったタイミ
ングと伊勢での図書館総合展の開催が、時期的に連動していたことがとても幸
運なことだったと思っています。石原さんの本が出版される前に、「伊勢うど
ん友の会」という団体が2012年7月に設立されていたこともあり(実態は会長
である石原壮一郎氏の個人活動らしいです)、実は伊勢での地方開催の際にも
「伊勢うどん友の会にも公式にお越しいただいてはどうか?」というアイデア
は出ていました。しかし、結局はそのタイミングでの招聘は実現することがで
きませんでした。

伊勢での図書館総合展では叶わなかった石原壮一郎氏との対談を、せっかくの
機会なのでということで筆者が非公式に個人で石原氏と交渉し、パシフィコ横
浜にお招きすることができました。大学教員とコラムニストが「伊勢うどん」
を話のネタにして、図書館総合展のブースの片隅というひっそりした舞台で、
事前にロクな打ち合わせもせず、その場その場の適当な話の進め方で、午前と
午後の二回に分けて史上初の図書館業界と伊勢うどん業界のコラボレーション
である「伊勢うどん対談」を実現することができました。国立国会図書館のブ
ースの目の前という好立地だったこともあり、筆者のブースのすぐそばで呼び
込みをされていた同館の職員さんたちも、図書館と伊勢うどんのまさかのコラ
ボレーション「伊勢うどん対談」に聞き耳を立てくださったことがとても嬉し
く思っています。

結果としては「図書館総合展に行ったら横浜土産として伊勢うどんを買ってき
た」という謎めいた感想がちらほらと耳に入ってきて、図書館総合展のブース
会場の一部を愉快な雰囲気にできたことにとても満足しています。また、今年
の秋に開催される第16回図書館総合展では、旧知の白百合女子大学の今井福司
先生(< http://researchmap.jp/librarius/ >)も図書館司書課程の教員とし
てブース出展をするらしいという噂を伺っており、図書館総合展のブース会場
がますます楽しい空間になっていきそうです。

蛇足になりますが、その後の伊勢うどんは2014年にうどんミュージアムが主催
した「ご当地うどん総選挙」(< http://udon.mu/7966 >)で第1位となる活躍
を見せました。石原氏はこの結果に対して「うどんが持つ多様性、うどんの可
能性をあらためて示したことにもなり、うどん全体にとっても大きな意義があ
る出来事かと存じます」とコメントされており、まさに図書館総合展での「伊
勢うどん対談」で目指していた「図書館の持つ多様性、図書館の可能性」にも
通じる結果となりました。図書館と伊勢うどんの相性の良さを、ここでも感じ
取ることができるような気がしました。


◆8.おわりに:図書館を通じて「伊勢うどん」に触れる

以上のような流れを振り返ってみると、結局のところは昨年度の伊勢から横浜
に続く図書館総合展の成果は、すべてのできごとが「伊勢うどん」に集約され
ることになるのではないかと感じています。「伊勢うどん対談」のテーマとし
て石原氏にお願いしていたのは、「伊勢うどんを語ることで図書館のすべてが
分かるというような適当さでお話しにお付き合いしてください」というもので
したが、もしかしたらまたどこかで「伊勢うどんと図書館とのコラボレーショ
ン」を実現することができるのではないかと妄想しております。  これは単
なる妄想で終わるかと思っていたのですが、三重県立図書館が持ち前の企画力
を存分に発揮してくださるというまさかの展開になり、トークライブ「すばら
しき伊勢うどんの世界」としてさっそく実現することになりました
(<http://www.library.pref.mie.lg.jp/app/details/index.asp?cd=2014070440>)。
2014年9月6日・7日にかけて、石原壮一郎氏が三重県立図書館、多気町立図書館、
伊勢市立図書館を巡ります。石原さんのお相手となる登壇者として、堀哲次氏
(株式会社堀製麺代表取締役社長/三重県製麺協同組合理事長)、松浦信男氏
(万協製薬株式会社代表取締役社長/多気町商工会会長)、青木英雄氏(つた
や店主/伊勢市麺類飲食業組合長)らをお迎えし、各会場で「伊勢うどん」を
テーマにしたトークライブを繰り広げる予定です。私も伊勢市立図書館の会場
に登壇する機会をいただきましたので、楽しく「伊勢うどん」の話をしてきた
いと思っています。  トークライブの開催日は目前に迫ってはおりますが、
滅多にない機会だと思いますので、お時間のある方はぜひトークライブを聴き
に伊勢を訪れつつ、そのついでに「伊勢うどん」巡りをしてお腹を満たしてく
ださると嬉しいです。ぜひ「伊勢うどん」の不思議な食感を存分に味わってい
ただければと思います(「伊勢市観光協会公式ホームページ」
< http://www.ise-kanko.jp/meibutu/iseudon.html >)。 


[筆者の横顔]

岡野裕行(おかの・ひろゆき)。1977年、茨城県生まれ。地元の図書館情報大
学に学び、10年間の学生生活をつくばの地で過ごした後、2011年に三重県伊勢
市の皇學館大学文学部国文学科に助教として赴任する。また、2013年からビブ
リオバトル普及委員会の理事を務めている。専門分野は図書館情報学と日本近
現代文学で、主に図書館と文学の両分野に関わる文学館や文学資料の研究に取
り組んでいる。伊勢に来てから伊勢うどんに魅了されたことで、特に図書館業
界に向けての伊勢うどん普及活動にも力を入れている。


[編集部注]

上記論考中でもふれられていますが、筆者である岡野さんもご登壇される

・トークライブ「すばらしき伊勢うどんの世界」
http://www.library.pref.mie.lg.jp/app/details/index.asp?cd=2014070440

が2014年9月7日(日)に伊勢市立伊勢図書館会場で開催されます。ぜひ、ご参
加ください。

Copyright (C) OKANO Hiroyuki 2014- All Rights Reserved.
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[ARG-505]2-2 へつづく

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発行周期: 週刊 最新号:  2019/03/18 部数:  4,164部

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