ACADEMIC RESOURCE GUIDE

[ARG-500]

1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X
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      ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and ...

      2014-03-03発行   ‡No.500‡   4729部発行

        ~第500号!、そしてOpenGLAMの未来へ~

 "Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net."

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  ◇ 目次 ◇
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○羅針盤「オープンデータを作ってみた」(是住久美子)

○羅針盤「クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを活用した
               『東寺百合文書WEB』の公開」(福島幸宏)

○LRG編集・販売情報「第6号販売開始
           -特別寄稿は熊谷慎一郎『東日本大震災と図書館』、
                  特集は『図書館で学ぶ防災・災害』」

○イベントカレンダー

○活動の予定と報告

○編集日誌
 -別府で一休み
 -桃山学院大学司書講習「情報サービス演習」で講師を担当、
                      夜はディープ大阪の会に参加
 -長崎県の新図書館整備に関する専門家会議(第3回)に陪席
                              など、7日分

○奥付

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 ◆ 羅針盤 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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          「オープンデータを作ってみた」

                     是住久美子(京都府立図書館)

◆1.オープンデータとクリエイティブ・コモンズ・ライセンス

オープンデータとは、誰もが自由に使い、加工することができ、再配布するこ
とが可能なデータのことである。

公開されていても使用することができなければオープンデータとは言えない。
データを提供する側(著作権保持者)が、「この利用条件を守れば自由に使っ
ても良いですよ」という意思表示を世界標準のフォーマットで示す取り組みが
行われている。それが、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス[1]であり、
「表示(BY)」、「非営利(NC)」、「改変禁止(ND)」、「継承(SA)」と
いう利用のための4条件を組み合わせて、6種類のマークとして表示する。この
うち、「表示(BY)」ライセンスがオープンデータのライセンスとして世界的
に受容されている。つまり、原作者のクレジット(氏名や作品タイトル)を表
示しさえすれば、改変や営利目的での二次利用もできるというのがオープンデ
ータの主なライセンスとなっているのである。クリエイティブ・コモンズ・ラ
イセンスのサイト内にある「CCライセンス付与」のページを使うと、簡単に作
品のあるWebページへライセンスのマーク表示をすることができる。

◆2.国や地方自治体の動向

2012年7月、国のIT戦略本部は、公共データは国民共有の財産であるという認
識の下、公共データの活用促進のための「電子行政オープンデータ戦略」[2]
を発表した。公共データの活用を促進する意義・目的として、(1)透明性・
信頼性向上、(2)国民参加・官民協働推進、(3)経済活性化・行政効率化を
挙げている。そして、公共データの活用の取り組みを進めるための基本原則と
して、(1)政府自ら積極的に公共データを公開すること、(2)機械判読可能
で二次利用が容易な形式で公開すること、(3)営利目的、非営利目的を問わ
ず活用を促進すること、(4)取り組み可能な公共データから速やかに公開等
の具体的な取り組みに着手し、成果を確実に蓄積していくこと、以上の4原則
に則って同年度中に施策を開始することとした。

安倍政権に代わってからも、2013年6月14日に発表された「世界最先端IT国家
創造宣言」[3]において、公共データはオープン化を原則として、機械判読に
適した国際標準データ形式での公開の拡大に取り組むことが明記されており、
オープンデータの活用を推進する方針が継続されている。また、6月18日には
G8首脳会合において、日本も「オープンデータ憲章」に合意した[4]。

12月20日には、政府のデータカタログサイト施行版「DATA GO JP
 < http://www.data.go.jp > 」の運用が開始した。2014年3月1日現在、各府
省から9409件のデータセットがオープンデータとして公開されている。この
サイトに掲載されているデータは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
における「表示(BY)」ライセンスで提供されており、出典を表示すれば営
利・非営利を問わず自由に使用することが可能である。

また、地方自治体においてもオープンデータに対する取り組みが始まり、特に
総務省の実証実験「自治体行政情報実証」に協力している鯖江市や横浜市では
先行的な取り組みが行われている。これら地方自治体のオープンデータを利用
した主な事例として、「税金はどこへ行った?」という、自分の収入を入れる
と、自分の支払った税金がどの分野にどのくらい支払われたかが直感的にわか
るサイトが各地域で立ち上がっている[5]。

◆3.Linked Open Data(リンクト・オープン・データ)

Webの発明者でありLinked Dataの創始者でもあるティム・バーナーズ=リーは、
オープンデータのための以下のような5つ星スキームを提案している[6]。

☆     形式を問わずWeb上にオープンライセンスで公開されている(PDFやjpg)
☆☆    コンピュータが処理可能なフォーマットで公開されている(xlsやdoc)
☆☆☆   非独占の標準化された構造化データ形式で公開されている(CSVやXML)
☆☆☆☆  物事を示すためのURIが使われている(URI)
☆☆☆☆☆ 他のオープンデータへのリンクがある(LD)

まずはWeb上にあるということが重要であるが、次に機械が判読可能である形式、
そして特定のソフトに縛られない標準的な形式、さらに事物を参照することの
できるURIが付与され、複数のオープンデータを組み合わせてより再利用性を高
めていくことが求められている。

Web上でデータを共有・統合するための仕組みをLinked Open Data(LOD)と呼
び、LODのデータ記述様式がRDFである。日本国内ではWeb NDL Authorities
(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)[7]がRDFを採用している。
国立国会図書館はOCLCのバーチャル国際典拠ファイル(VIAF)へも参加してお
り、Web NDL AuthoritiesとVIAFの典拠レコード間で相互にリンクされている。

◆4.Open GLAM(オープン・グラム)

GLAMとは、Gallery、Library、Archives、Museumの頭文字を取ったもので、こ
れらの機関が持つ情報資源をオープンデータ化する動きのことをOpen GLAMと
呼んでいる。

欧州では、Europeanaという欧州全域の図書館や博物館、美術館等の2000以上
の文化施設が持つ所蔵物2,500万件の様々なデータを一括検索できるポータル
サイトがあり、参加する文化施設はデータ交換協定の締結が求められる。デー
タ交換協定では、収録データの著作権の状態を明示するとともに、メタデータ
に関しては可能な限り完全に著作権を放棄する「CC0」が求められる。また、
デジタルアーカイブの中で、著作権が切れていて自由に利用可能である作品に
対しては、パブリックドメインであることを明示するマークを付与することも
実施している[8]。

日本においては、文化施設が持つ情報をオープンデータ化する事例はまだ少数
だが、2013年10月30日、第15回図書館総合展において「OpenGLAM JAPAN設立記
念フォーラム」が開催された[9]。文化施設が所有するデータのオープンデー
タ化の推進や、Europeanaのような、多数の文化施設が持つデータを集約して
オープンデータとして分かりやすく公開するような仕組みの構築など、今後の
活動が期待されている。

◆5.インターナショナルオープンデータデイ

2月22日に世界各地で同時に行う、オープンデータ利活用のためのイベント
「インターナショナルオープンデータデイ」が今年も開催された。今回は、日
本から32の地域が参加したが、京都会場では、歴史文化遺産あふれる京都の特
徴を活かして、「まち歩きオープンデータソン」という、地域情報のオープン
データを自ら作成し、公開するイベントを開催した。具体的には、まち歩きや
地元の人からの情報、文献調査を経て、Wikipediaに地元の記事を投稿する
「Wikipedia Town」と、みんなで作り利用できる地図「OpenStreetMap[10]」
の編集、そしてスマートフォン上で古地図と現在の地図を比較しながら、GPS
による位置情報を表示し、まち歩きのできるアプリ「地図ぶらり[11]」に写
真や情報を追加するという、盛りだくさんの内容である。

なお、前年の2013年、インターナショナルオープンデータデイin YOKOHAMAで
横浜市立中央図書館が会場と資料を提供し、Wikipedia Townを実施している
[12]。今回は、地元京都の図書館や資料館で働く司書・学芸員が、地域情報
の文献提供と調べ方の紹介の依頼を受け、京都府立図書館の職員で構成される
自己学習グループ「ししょまろはん」メンバと京都府立総合資料館の職員が参
加した。イベントの詳細はFacebookページ等[13]を参照されたい。

◆6.自己学習グループ「ししょまろはん」の活動

京都府立図書館の職員で構成する自己学習グループ「ししょまろはん」は、20
13年度の京都府自己学習活動支援事業への応募を契機に誕生した。学習グルー
プでは、京都市東山図書館が先行して取り組んでいた「京ひがしやま文学散歩
2013年[14]」(京都市東山区が登場する文学作品の書誌情報、登場する東山
区内の場所、あらすじ等をリスト化し、マッピングされている)の京都府域版
を文学作品だけでなく、マンガやライトノベルも含めて作成することとなった。
2013年4月に開催された「オープンデータ京都勉強会」に参加したメンバから、
このリストをオープンデータとして公開してはどうか、また地図上に表示でき
るよう緯度・経度の地理情報も加えようというアイデアが出た。Facebook上の
グループ「オープンデータ京都実践会」で相談したところ、CSV形式のファイ
ルさえ出来れば、RDF形式への変換は可能というアドバイスを得て、Google
Docsのスプレッドシートを共有し、各自データを蓄積していった。またこの相
談がきっかけで「オープンデータ京都実践会」にも参加し、Linked Open Data
Initiativeの理事でATR Creativeの髙橋徹氏を講師に、オープンデータの基礎
と「地図ぶらり」というアプリを利用した古地図と現在地情報を合わせた地域
情報の提供についての研修会を実施した。この研修会において、髙橋氏より当
学習グループが上述の「インターナショナルオープンデータデイ in京都」へ
の協力依頼を受けることになった。

自己学習活動支援事業の活動期間が終わる2014年2月末まで各自データを蓄積
してきたが、京都が登場する本のタイトルはすぐに100以上集まったが、内容
紹介や地理情報を加えるには、かつて読んだ本であっても再度内容を確認する
必要があるため、全項目が埋まるデータはあまり増えなかった。またこの頃、
京都府の司書職採用試験の実施が発表され、主力メンバである非常勤職員の多
くが受験準備のため作業から一時的に離れざるを得なかった点も影響した。
2月24日、全項目が埋まった30タイトルを「京都が出てくる本のデータ」とし
て「LinkData」というサイトからオープンデータとして公開した[15]。この
サイトでは、チュートリアルに従って比較的簡単にテーブルデータを作成し、
それをRDF変換、さらにサイト上にオープンデータ作品一覧として公開すること
ができる。我々のデータには緯度・経度情報が含まれていたため、公開すると
同時に「CityData」というサイトに自動で登録されGoogleMaps上に登録した各
スポットが表示された[16]。この「CityData」サイトに表示されたことが2月
25日の「はてなブックマークニュース」に取り上げられ[17]、データのダウ
ンロードが2月28日時点で500回を超えるまでになった。「はてなブックマーク
ニュース」のリツイートも400を超え、コメントではほとんどが好意的な感想
で、自分の住む地域にも欲しい、全国に広がれば良いという意見が多かった。
データを使ったWebアプリも開発され[18]、オープンデータとして公開してか
ら数日間の展開の速さに驚いている。

自己学習グループ「ししょまろはん」では、ウェブサイト「ししょまろはんラ
ボ」 < http://libmaro.kyoto.jp/ > を開設した。今後も「京都が出てくる本
のデータ」の更新以外にも、図書館のある岡崎地域周辺のちょっとした便利情
報をオープンデータとして公開していきたいと考えている。というのも、我々
が勤務する図書館は観光地の中に位置するためか、訪れる人から道案内等、様
々なことを質問される。その時に誰がカウンターにいても即座に応えられるよ
うなコンテンツをサイトで公開しておけば我々職員も便利であるし、一般の人
の役に立つかもしれない。サイトでは、印刷して配布することが難しいGoogle
Mapsは使用せず、誰でも利用でき、編集や加工、配布ができるOpenStreetMap
(OSM)を使用している。今回の「インターナショナルオープンデータデイ in
京都」ではOSMのマッパー達が参加しており、編集方法を教わることができた
ことも大きな収穫だった。

◆7.Small Dataから始めよう

「京都が出てくる本のデータ」のようなアイデアやデータは、各地域の文化施
設、そして職員個人でも実はすでに所持しているのではないかと思われる。ア
ーカイブ資料の大規模デジタルデータのオープンデータ化などは需要があると
容易に理解できるが、文化施設が持つどのようなデータに需要があるかは、今
は未知数である。現状ではまだ30タイトルしかない「京都が出てくる本のデー
タ」が5日間で500回以上もダウンロードされたことも全く予想外だった。まず
データを自由に使用してもらえるよう開放することが重要ではないかと考える。
より機械可読性の高い形式で公開できればもちろん良いが、どのような形式で
あれ、オープンライセンスで公開すれば、小さなデータであっても、あとはWeb
の力でデータ同士がどんどんつながり、可能性が広がっていく。まずはすでに
各図書館で作成、配布しているパスファインダー等にクリエイティブ・コモン
ズ・ライセンスのマークを付けて「自由に使っていいですよ」の意思表示をす
るだけでも、オープン・ガバメントの一翼を担うことができるのではないだろ
うか。


[参考文献]

[1]クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
http://creativecommons.jp/
[2]電子行政オープンデータ戦略【PDF】
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/pdf/120704_siryou2.pdf
[3]世界最先端IT 国家創造宣言【PDF】
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20130614/siryou1.pdf
[4]G8サミットで合意された「オープンデータ憲章」
(国立国会図書館カレントアウェアネスR)
http://current.ndl.go.jp/node/23799
[5]「税金はどこへ行った?」はどこへ行く?各地に広がるオープンデータ活用
(日本経済新聞電子版)
http://opendata.nikkei.co.jp/article/201305102055137147
[6]5つ星オープンデータ (リンクト・オープン・データ・イニシアティブ)
http://5stardata.info/ja
[7] Web NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)
http://id.ndl.go.jp/auth/ndla
[8]「オープンデータの制度的側面:著作権とライセンスを中心に」
生貝直人(国立情報学研究所)【PDF】
http://www.nii.ac.jp/content/event/libraryfair/2013/2013_LFF_3_2.pdf
[9] OpenGLAM JAPAN設立記念フォーラム(第15回図書館総合展)
http://2013.libraryfair.jp/node/1636
[10] OpenStreetMap Japan
http://osm.jp/
[11]地図ぶらり(ATR Creative)
http://www.atr-c.jp/burari/
[12] [横浜・分科会3] 横浜をWikipediaタウンにしよう!街歩き)
International Open Data Day Japan)
http://odhd13.okfn.jp/?p=243
[13]「地域の独自色前面にオープンデータデイ開催」
オープンデータ情報ポータル(日本経済新聞電子版)
http://opendata.nikkei.co.jp/article/201402223645316730
インターナショナルオープンデータデイ 2014 in 京都
https://www.facebook.com/events/1457413774480215
「インターナショナルオープンデータデイ 2014 in 京都」が行われました!
(うじじす@オープンデータeventブログ)
http://blog.goo.ne.jp/kazu013057/d/20140225
[14]京都市東山図書館
http://www2.kyotocitylib.jp/?page_id=161
[15]京都が出てくる本のデータ(LinkData)
http://linkdata.org/work/rdf1s1294i
[16]京都が出てくる本のデータ(CityData)
http://goo.gl/6bwnAz ※短縮URL
[17] 小説・マンガに出てくる京都の各スポットをGoogle マップに表示
図書館司書がリストアップ (はてなブックマークニュース)
http://hatenanews.com/articles/201402/19194
[18]京都が出てくる本(SPARQL Timeliner)
http://uedayou.net/kyotobooks


[筆者の横顔]

是住久美子(これずみ・くみこ)1975年生まれ。京都府立図書館勤務。
民間企業退職後、非常勤で大学図書館や市立図書館へ勤務、2003年京都府入庁。
国立国会図書館への出向や小学校図書室でのボランティアを経て、密かに館種
コンプリートを企んでいる。関西ライブラリアンおもてなし隊隊員。


Copyright (C) KOREZUMI Kumiko 2014- All Rights Reserved.
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   「クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを活用した
                   『東寺百合文書WEB』の公開」

                    福島幸宏(京都府立総合資料館)

京都府立総合資料館は、京都市左京区の京都市営地下鉄北山駅直近に所在する
「京都に関する専門資料館」である。1963年に開館し、以後、変遷を経ながら
も「京都府立総合資料館条例」の第1条に定められた「京都に関する歴史・文
化・産業・生活等の資料を総合的に収集・整理・保存・閲覧・展示し、府民の
調査研究などの利用に供する」という使命を果たしている。

約65万点の図書資料・古文書・公文書・博物資料を所蔵しており、博物館
(Museum)・図書館(Library)・文書館(Archives)の機能をあわせ持って
いる。この規模でのMLA複合館は全国的にみても類例がない。指定文化財にな
っている資料として、アーカイブ資料の代表的な存在である国宝 「東寺百合
文書」や重要文化財「京都府行政文書」はじめ、貴重な古典籍や京都に関す
る郷土資料を多数所蔵している。

現在、当館は2016年度開館をめざして、新施設の建築に取り組んでいるが、
2014年3月3日から、所蔵する資料のうち、国宝である東寺百合文書のデジタル
画像と目録データの公開を開始した。東寺百合文書とは、京都市南区の教王護
国寺(東寺)に伝えられた文書群で、現在は京都府立総合資料館が所蔵してい
る。奈良時代から江戸時代初期までのおよそ1000年間にわたる約2万5千通の文
書からなり、そのほとんどが寺院の運営に関連して作成されたもので、寺院運
営に関する会議議事録、諸仏事、北は茨城県から南は熊本県にわたって散らば
る荘園の経営等に関する書類など多岐にわたり、日本中世史を研究する上で必
須の文書史料群の一つである。また、本年3月中には日本ユネスコ国内委員会
からユネスコ世界記憶遺産に推薦される予定で、2015年5月ごろに登録の可否
が決まることになっている。

この文書群は全点のマイクロ撮影が行われており、当館や全国の有力大学には
写真帳が備えられている。これまでこの文書群にアクセスする場合には、基本
的にこの写真帳や東京大学史料編纂所が戦前に作成していた影写本を利用して
いた。資料保存のため、原本の閲覧を制限せざるを得ず、展覧会も年1回の開
催が限界だったためである。

この状況を大きく変えるべく、2013年1月から2014年2月まで、全点のデジタ
ル化作業を行った。途中の中断を挟みつつ、一年を通して全約8万カットのデ
ジタル化作業を行った。当館職員の指示のもと、実作業は凸版印刷株式会社に
委託し、A2サイズのブックスキャナ3台とA1サイズのブックスキャナ1台で作業
した。その際、一紙一紙慎重に扱うのは当然として、墨がついていない(文字
が書かれていない)ことを証明するために、資料の裏が白紙であってもデジタ
ル画像を作成している。また、これらはすべて国宝の資料ではあるが、なるべ
く実用的な画像を作成するために、資料の背景にも工夫を凝らし、目盛りの入
った、なるべく原紙の色に近い台紙を使用している。

このようにして作成された画像のうち、準備がととのった約4万4000カットに
ついて、今回公開を開始した < http://www.hyakugo.kyoto.jp/ > 。このサイ
トについては、多様な検索機能や解説・子供向けコンテンツを当初から準備し
ているが、4月下旬には残りの画像と地図や年表などを搭載するべく準備を進
めている。墨の色や紙の質感までもわかるような高細密画像であるので、今後、
東寺百合文書の利用が大いに進むと考えられる。

また、今回の公開で挑戦しようとしたのが、「使えるデジタルデータ」の作成
と流布である。これは、システムと利用規則等の仕組みとの両面から追求され
なければならない。システム面では2013年12月からという短期間の開発のため
要改善部分が残るが、ダウンロードの方法などを単純化し、文書毎のパーマネ
ントリンクを設定するなどの工夫を行った。また、上記の画像作成時の台紙の
工夫なども一環といえるだろう。しかし特に考えようとしたのが仕組みの面で
ある。

今回、担当や館内での議論を経て、東寺百合文書WEB < www.hyakugo.kyoto.jp >
ドメインで提供するコンテンツについては、「クリエイティブ・コモンズ 表示
2.1 日本 ライセンス」(CC-BY)で提供することとした。百合WEBの利用案内に
は上記の旨を明示したあと「当サイトのコンテンツを利用する場合には、当サ
イトのコンテンツを利用している旨を適宜の方法(「出典 京都府立総合資料
館所蔵 東寺百合文書」等)により表示してください。当サイトに掲載してい
る資料画像データ・資料データ・記事は、自由に利用・改変できます。ただし、
改変した場合には、明示が必要です」という形で案内した。

このクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの採用については、様々な議論が
あった。まず、クリエイティブ・コモンズとは、という説明からはじまり、他
の館蔵資料との関係の考慮や、文化庁などの意向、京都府としての考え方など、
課題はたくさんあった。しかし、資料自体の著作権に配慮する必要がないこと、
世界記憶遺産の候補である以上、世界との共通ルールにする必要があること、
そしてなによりも東寺百合文書を自由に使ってもらいたい、という百合文書
担当者の熱意によって実現された。なおライセンスのバージョンはクリエイテ
ィブ・コモンズ・ジャパンが現在採用している2.1とした。

また、さらに「東寺百合文書WEBの掲載コンテンツを利用して作成された資料
類の提供についてのお願い」を掲示した。これは、東寺百合文書を利用した成
果を当館に還元いただく「特段のお願い」という形で「当webサイトのコンテ
ンツを利用して作成された、書籍・雑誌・論文・パンフレット・映像作品・新
聞記事・TV番組等を当館にご提供ください」という呼びかけをしたものである。
提供いただいた資料等は、当館の収集方針に沿うものを所蔵資料として広く提
供することになる。これは、1000年前の資料を利用して新たな成果を生み出し
た人々に、次の世代への置き土産をお願いするものである。

この試みのすべてが新しい、ということではない。すでにweb上での反響にあ
るように、北摂アーカイブス < http://wiki.service-lab.jp/lib_toyonaka/ >
などでも利用条件の明示は行われているし、文化財の目録データのみをクリエ
イティブ・コモンズで出す試みは各地で始まっている。

しかし、世界記憶遺産の候補になっている国宝の資料画像と関連情報を8万カ
ット分、CC-BYという利用しやすい形で公開したこと、その成果の提供を知の
循環の確保という観点から利用者に求めたこと、この両点は過小評価されるべ
きではない。担当のひとりとして、日本の文化財・文化資源とデジタルとの関
係を少しでも前進させたのではないかと自負している。

今後は、この動向が他機関にも広がることを期待している。いや切望している
と言っても良い。情報を社会にむかって、使いやすく開くことこそが、その組
織や機関が真に社会にアラインすることであり、それこそがMLA機能の正当性
を再構築する捷径であると確信するからである。


[参考]

東寺百合文書WEB < http://hyakugo.kyoto.jp/ > (2014年3月2日確認)
東寺百合文書WEB 利用案内 < http://hyakugo.kyoto.jp/guide >
(2014年3月2日確認)
国宝「東寺百合文書」のインターネット公開について【PDF
 < http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/documents/toji_web_koho20140228.pdf >
(2014年3月2日確認)
上記に関する報道の一部
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20140301000027
http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014022801002301.html
http://mainichi.jp/select/news/20140302k0000e040124000c.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140301/kyt14030102320002-n1.htm
(いずれも2014年3月2日確認)

福島幸宏2013「京都府立総合資料館の新館構想から考える 「資料・情報・人
の交通の場」」 < http://kasamashoin.jp/2013/12/_55.html > 
(2014年3月2日確認)
福島幸宏2013「カレントアウェアネス―E[No.242 2013.08.08]
トークセッション「新資料館に期待する」」 < http://current.ndl.go.jp/e1461 >
(2014年3月2日確認)
福島幸宏2014「京都府立総合資料館の取り組み 京都
-日本のデジタルアーカイブのハブを目指して」
< http://www.ameet.jp/digital-archives/digital-archives_20140114/ >
(2014年3月2日確認)
東京大学史料編纂所 データベース選択画面>日本古文書ユニオンカタログ
(東寺百合文書の影写本が含まれている)
< http://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/shipscontroller >
(2014年3月2日確認)
生貝直人2013「オープンデータの制度的側面:著作権とライセンスを中心に」
【PDF】 < http://goo.gl/jLY8F2 >
(2014年3月2日確認)
クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本 ライセンス(CC-BY)
< http://creativecommons.org/licenses/by/2.1/jp/ > (2014年3月2日確認)
北摂アーカイブズ 著作権と二次利用について < http://goo.gl/jLY8F2 > 
※短縮URL(2014年3月2日確認)
横手市 文化財(オープンデータ)
< http://www.city.yokote.lg.jp/joho/page000027.html)(2014年3月2日確認)


[筆者の横顔]

福島幸宏(ふくしま・ゆきひろ) http://researchmap.jp/fukusima-y/
京都府立総合資料館 新館担当 副主査。1973年高知県生まれ。自治体史編纂・
大学非常勤講師を経て2005年より京都府立総合資料館に勤務。歴史資料課行政
文書担当を経て、現在は庶務課新館担当。日本歴史学会文化財保護特別委員な
どを務める。専門は歴史学・アーカイブズ。主な著作に「地域拠点の形成と意
義-デジタル文化資源の「資源」はどう調達されるのか?」『デジタル文化資
源の活用-地域の記憶とアーカイブ』(勉誠出版、2011年)など。

Copyright (C) FUKUSHIMA Yukihiro 2014- All Rights Reserved.
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 「第6号販売開始-特別寄稿は熊谷慎一郎『東日本大震災と図書館』、
                 特集は『図書館で学ぶ防災・災害』」

弊社が編集・発行する新しいライブラリーマガジン『ライブラリー・リソース
・ガイド』(2011年11月創刊)は、最新第6号を2月28日に刊行しました。

【特別寄稿】
「東日本大震災と図書館-図書館を支援するかたち」熊谷慎一郎(宮城県図書
館)東日本大震災での宮城県内の図書館の被災状況、復興への歩み、そして、
その支援活動に関わるなかで熊谷さんが感じられた図書館のあり方をご寄稿
いただきました。

【特集】
「図書館で学ぶ防災・災害」
東日本大震災をはじめとする、全国各地で発生した災害に対する図書館の取り
組みを紹介します。

【司書名鑑】
谷合佳代子さん(公益財団法人大阪社会運動協会・大阪産業労働資料館「エル
・ライブラリー」)谷合さんのライブラリアン人生やエル・ライブラリーにか
ける思いなどを語っていただきました。

東日本大震災では、図書館も被災しています。先日の大雪でも、多くの図書館
が休館を余儀なくされています。
災害は日本全国、どこでも起こる可能性があります。
災害時に何が起きたのかを記録にとどめ、アーカイブし、活用していくことは、
防災意識の醸成や、災害への備えとなります。
記録を蓄積する図書館は、地域の防災に対する、記録面からのサポートを担っ
ています。
これを機に、災害時の資料収集や支援のあり方を振り返ってみませんか。

◆第6号(予約受付中):
・特別寄稿「東日本大震災と図書館-図書館を支援するかたち」(熊谷慎一郎)
・特集「図書館で学ぶ防災・災害」(嶋田綾子)
・司書名鑑 No. 2(谷合佳代子)
http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/b/1044015/

◆第5号(販売中):
・特別寄稿「本と人、人と人をつなぐ仕掛けづくり」
 (内沼晋太郎・アサダワタル・谷口忠大)
・特集「本と人をつなぐ図書館の取り組み」(嶋田綾子)
・司書名鑑 No. 1(井上昌彦)
http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/b/1044014/

『ライブラリー・リソース・ガイド』は、毎回、各界の識者による約5万字の
特別論考と、各号ごとにテーマを決めて図書館の事例を50から100事例紹介す
る特集の2本立てとなっています。第5号からは、司書名鑑も連載も開始。図書
館の内外で活躍するライブラリアンを紹介しています。

1号のみの購入、定期購読、バックナンバーの販売も行っています。
購入はFujisan.co.jpをぜひご利用ください。

・Fujisan.co.jp - 『ライブラリー・リソース・ガイド』
http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/

また、FacebookやTwitterでの情報発信も行っています。

・Facebookページ
https://www.facebook.com/LRGjp
・Twitter
https://twitter.com/LRGjp

<媒体情報>
・誌名:『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』
・発行頻度:季刊(2月、5月、8月、10月)発行
・既刊:2011年秋号(創刊号)※品切、2012年冬号(第2号)、2012年春号
 (第3号)、2013年夏号(第4号)、2013年秋号(第5号)
・ISSN:2187-4115
・発行:アカデミック・リソース・ガイド株式会社
・定価:2500円(税別)
・入手先: http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
※図書館等で直販や書店経由の購入を希望する機関は、下記問い合わせ先へ
お問い合わせください。

問い合わせ: lrg@arg-corp.jp (担当:嶋田)


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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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<凡例>
◆編集者独断によるオススメ
◇通常掲載

◆2014-03-05(Wed)~2014-03-06(Thu):
人工知能学会 第32回 セマンティックウェブとオントロジー研究会
「オープンデータ、オントロジーの構築と利用」
(於・香川県/リゾートホテル・オリオビアン小豆島)
http://sigswo.org/A1303_cfp.htm

◆2014-03-06(Thu)~2014-03-07(Fri):
第5回 コーパス日本語学ワークショップ
(於・東京都/国立国語研究所)
http://www.ilcc.com/corpus/

◆2014-03-07(Fri):
慶應義塾大学SFC研究所 セマンティックWebコンファレンス2014
「世界につながる日本のLOD」
(於・東京都/慶應義塾大学 三田キャンパス)
http://s-web.sfc.keio.ac.jp/conference2014/

◇2014-03-08(Sat):
All Analytics Championship Powered by SAS
ーデータサイエンス・アドベンチャー杯
(於・東京都/独立行政法人科学技術振興機構 東京本部別館 K's五番町)
http://www.sascom.jp/AAC/

◇2014-03-08(Sat):
コンピュータ利用教育学会 CIEC 第101回研究会
「機械翻訳との上手なつきあい方」
(於・東京都/大学生協杉並会館)
http://www.ciec.or.jp/ja/study/info_ciec101.html

◇2014-03-09(Sun):
大学図書館問題研究会 京都支部 大図研京都ワンディセミナー
「RDA講習会 in Kyoto」第2回
「RDAをカタロガーの視点で読む(2)属性の記録」
(於・京都府/京都市国際交流会館)
http://www.daitoken.com/kyoto/event/20140222.html

◆2014-03-10(Mon):
「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」
スキル準備の作成/研修・教育プログラムの作成合同シンポジウム
(於・東京都/東京大学 弥生講堂)
http://www.waseda.jp/rps/ura/event/20140310.html

◇2014-03-11(Tue):
日本図書館研究会 情報組織化研究グループ 2014年3月月例研究会
日本十進分類法(NDC)新訂10版試案関西説明会
(於・大阪府/キャンパスポート大阪 大阪駅前第2ビル)
http://josoken.digick.jp/meeting/news.html#201403

◇2014-03-11(Tue)~2014-03-13(Thu):
情報処理学会 第76回 全国大会
(於・東京都/東京電機大学 東京千住キャンパス)
http://www.ipsj.or.jp/event/taikai/76/

◇2014-03-12(Wed):
経営情報学会 第3回 JASMINプラクティショナーセミナー
「ITでいかにビジネスのイノベーションを進めるか」
(於・東京都/キャンパス・イノベーションセンター東京)
http://www.jasmin.jp/activity/symposium/events/seminar/20140312.html

◆2014-03-15(Sat):
三田図書館・情報学会 2013年度月例会 第158回
「国立国会図書館によるデジタル化資料の国内図書館送信」(仮)(小坂昌)
(於・東京都/慶応義塾大学 三田キャンパス)
http://www.mslis.jp/monthly.html

◇2014-03-15(Sat):
筑波大学 知的コミュニティ基盤研究センター シンポジウム
「大災害における文化遺産の救出と記憶・記録の継承2014
-被災文化遺産の救出と“その後”」
(於・茨城県/筑波大学 筑波キャンパス 春日エリア)
http://www.jsas.info/modules/news/article.php?storyid=155

◇2014-03-17(Mon)~2014-03-21(Fri):
言語処理学会 第20回 年次大会(NLP2014)
(於・北海道/北海道大学)
http://www.anlp.jp/nlp2014/

◇2014-03-18(Tue)~2014-03-21(Fri):
2014年 電子情報通信学会 総合大会
(於・新潟県/新潟大学 五十嵐キャンパス)
http://www.toyoag.co.jp/ieice/G_top/g_top.html

◆2014-03-18(Tue):
東京大学 社会科学研究所 研究戦略室 シンポジウム
「研究推進におけるURAの意義と多様性-文系機関での可能性を探る」
(於・東京都/東京大学 情報学環 福武ホール)
http://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/strategy/sympo.html

◇2014-03-20(Thu):
平成25年度 アジア情報研修「日本語及び英語で調べるアジア情報」
(於・京都府/国立国会図書館 関西館)
http://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/asia-workshop25.php

◆2014-03-29(Sat):
日本図書館研究会 第304回研究例会
「少年院・少年鑑別所の読書環境について
-『少年院・少年鑑別所における読書環境等に関する調査』報告」(日置将之)
(於・大阪府/大阪市立総合生涯情報センター)
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2013/304invit.html

これ以降のイベント予定については、

http://www.arg.ne.jp/calendar

をご参照ください。

 ______________
  ■ 掲載希望の送り方 ■
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 連絡先:info@arg-corp.jp
 きまり:自薦他薦不問。添付ファイル禁止。募集者によるサイト必須。
 その他:掲載可否は編集部判断。上記書式に整形した上での連絡歓迎。
    :掲載するイベントは、本カレンダーから傾向をご理解ください。


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 ◆ 活動の予定と報告 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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<凡例>
◆新規、もしくは更新あり
◇既掲載、変更なし


[講義・講演](予定)

◆2014-03-03(Mon):
図書館総合展フォーラム2014 in 白河のパネル討論2「オンラインデータベース
の活用-その課題と可能性」で弊社代表の岡本真が司会を務めます。なお、弊
社では図書館総合展の地方展開における企画・実施を受託しています。
http://2013.libraryfair.jp/node/1977

◆2014-03-08(Fri):
文部科学省委託事業「公民館等を中心とした社会教育活性化支援プログラム」
(岡山県瀬戸内市)の一環として、弊社代表の岡本真が「Yahoo!知恵袋の生み
の親が語る!デジカメ・スマホを活かした地域を元気にする情報発信術」と題
して講演します。



[講義・講演](終了)

◆2014-02-21(Fri):
桃山学院大学司書講習「情報サービス演習」の講師を弊社代表の岡本真が担当
しました。なお、これは岡本がコアメンバーを務めるCode4Lib JAPANとしての
講師派遣でした。
http://www.arg.ne.jp/node/7460

◆2014-02-24(Mon):
練馬区立図書館平成25年度第3回図書館専門員研修で「図書館100連発」を
テーマに弊社パートナーの嶋田綾子が講師を担当しました。

◆2014-03-01(Sat):
第6回知識共有コミュニティワークショップで弊社代表の岡本真がパネル討論の
司会を担当しました。
http://infosocio.org/cfp_workshop_a2013.html


講義・講演のご依頼をお考えの方、お気軽にご相談ください。

弊社の場合、1)早い者勝ち、2)地方優先だけがルールです。

なお、弊社代表の岡本真は総務省の委嘱を受け、地域情報化アドバイザーを
務めています。
http://www.applic.or.jp/prom/chiiki_adviser/
本制度の利用を申請する場合、申請元に経済的負担がかかりません。
ご活用ください。
※地域情報化アドバイザーの派遣申請については、本年度は受付が締め切られ
ました。

[参考]基本プロフィール
    http://www.arg.ne.jp/user/3


~<弊社編集誌>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    ~図書館の未来がわかる、新しいライブラリーマガジン~
      ライブラリー・リソース・ガイド(編集・発行:ARG)
       http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/
          https://www.facebook.com/LRGjp
           https://twitter.com/LRGjp

   ~曲がり角を迎えている図書館における今後の学習環境を考える~
    ラーコモラボ通信(編集・発行:ラーニングコモンズラボラトリ)
        http://archive.mag2.com/0001260410/

       ~デジタルヒューマニティーズのいまを探る~
      人文情報学月報(編集:人文情報学研究所&ARG)
        http://archive.mag2.com/0001316391/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~<弊社編集誌>~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 配信の解除・送信先の変更は、
           http://www.arg.ne.jp/registration
                          でお願いします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~<ご協力ください>~~

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 ◆ 編集日誌 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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◆2014-02-17(Mon): 別府で一休み

              ⇒ 元記事:http://www.arg.ne.jp/node/7456

あてにしていた仕事のために予約していた大分への飛行機の予約が、結果的に
不要になってしまったこともあり、また今年になってからきちんと休養してい
ないこともあり、大分県は別府に一人で休暇を過ごしに来ました。

その前に、以前知り合った

・NPO法人パワーウェーブ日出
http://pwhiji.jp/

の代表を務める小野さんの手引きで、中津市内の

・福澤諭吉旧居・福澤記念館
http://www2.ocn.ne.jp/~fukuzawa/
http://www.flickr.com/photos/argeditor/sets/72157641112200193
・童心会館
http://www.flickr.com/photos/argeditor/sets/72157641122249364

を見学しました。

夜は別府八湯の1つ、明礬温泉で湯治。小野さん、ありがとうございました。


◆2014-02-18(Tue): 温泉三昧で休養

              ⇒ 元記事:http://www.arg.ne.jp/node/7457

宿で朝風呂をした後、泥湯、むし湯と別府温泉を堪能して帰京。

日々、文字通りに旅をしている人生ですが、たまには仕事とは無縁の旅をする
のもよいものです。


◆2014-02-19(Wed): 須賀川へ

              ⇒ 元記事:http://www.arg.ne.jp/node/7458

都内で打ち合わせをし、その足で福島県須賀川市へ。前回の大雪がしっかり残
っています。須賀川市には仮設住宅もあり、あの震災からの3年目ということ
を考えてしまう一晩でした。

・須賀川市
http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/


◆2014-02-20(Thu): 福島から大阪へ

              ⇒ 元記事:http://www.arg.ne.jp/node/7459

須賀川市での図書館見学と会議を終えて、福島空港へ。今回は福島、大阪、長
崎と西への旅です。

・須賀川市図書館
http://tosho1.city.sukagawa.fukushima.jp/opac/wopc/pc/pages/TopPage.jsp
http://www.flickr.com/photos/argeditor/sets/72157641340985114

さて、福島空港は須賀川市にあるのですが、須賀川市はウルトラマンやゴジラ
を生み出した円谷栄吉さんの出身地です。そして、須賀川市はウルトラマンの
故郷・M78星雲・光の国と姉妹都市となっているということで、空港もウルト
ラマン尽くしでした。

・福島空港
http://www.fks-ab.co.jp/
・Flicker - 福島空港
http://www.flickr.com/photos/argeditor/sets/72157641266160884
・Flicker - 須賀川市とウルトラマン
http://www.flickr.com/photos/argeditor/sets/72157641729351373

写真をご覧になると、ウルトラマン世代ははまるのはではないでしょうか。


◆2014-02-21(Fri): 桃山学院大学司書講習「情報サービス演習」で講師を担当、
                      夜はディープ大阪の会に参加

              ⇒ 元記事:http://www.arg.ne.jp/node/7460

昨年から担当しているのですが、本日は桃山学院大学司書講習「情報サービス
演習」で講師を担当しました。

・桃山学院大学司書講習
https://www.andrew.ac.jp/extension-center/kouza/05.html

なお、これはアカデミック・リソース・ガイド株式会社としてではなく、私も
コアメンバーの一人である

・Code4Lib JAPAN
http://www.code4lib.jp/

としての講師派遣の一環です。Code4Lib JAPANでは、このような講師派遣も承
っていますので、ご関心をお持ちの方はお気軽にご相談ください。

さて、夜はディープ大阪の会という名の飲み会に参加しました。場所は鶴橋。
エル・ライブラリーの谷合さん、千本さんらと過ごす楽しいひとときでした。
お集まりいただいたみなさん、ありがとうございました。また、行きましょう。


◆2014-02-22(Sat): 長崎へ移動

              ⇒ 元記事:http://www.arg.ne.jp/node/7461

伊丹空港から長崎へ飛びました。

移動が多いと、書類仕事が進まないので、早々にチェックインした後は、ホテル
にこもってひたすら仕事。


◆2014-02-23(Sun): 長崎県の新図書館整備に関する専門家会議(第3回)に陪席

              ⇒ 元記事:http://www.arg.ne.jp/node/7462

長崎県による

・新図書館整備に関する専門家会議(第3回)
http://www.pref.nagasaki.jp/press-contents/132088/

に陪席しました。

その後の打ち合わせを経て帰京。


             岡本真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集長

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ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)[ARG-500]2014年03月03日(週刊)
【発行者】アカデミック・リソース・ガイド株式会社
【編集者】岡本 真:ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)編集部
【発行地】〒231-0012 横浜市中区相生町3-61泰生ビル さくらWORKS<関内>408
【 ISSN 】1881-381X
【E-Mail】info [&] arg-corp.jp [&] を@に置き換えてください。
【サイト】http://www.arg.ne.jp/
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発行周期:  週刊 最新号:  2019/03/18 部数:  4,164部

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