ACADEMIC RESOURCE GUIDE

[ARG-242]


カテゴリー: 2006年05月11日
                            1998-07-11創刊
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        ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and ...

      2006-05-10発行   ‡No.242‡   4319部発行

 "Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net."
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  ◇ 目次 ◇
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○羅針盤「デジタルで広がる『和英語林集成』の世界」(松岡良樹)

○新着・新発見リソース
 −東京大学、UTオープンコースウェアで学術俯瞰講義の
  ポッドキャスティングを開始
 −九州大学附属図書館、九州大学学術情報リポジトリ(QIR)を公開
 −明治学院大学図書館、『和英語林集成』デジタルアーカイブスを公開
                            など、15サイト

○過去の本誌から ― 既掲載記事の紹介

○イベントカレンダー

○新刊紹介

○サイト更新情報

○編集日誌

○奥付

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         永崎研宣編著、吉永敦征・畔津忠博著
       『OpenOffice.orgで学ぶコンピュタリテラシー』
          (東京電機大学出版局、2835円)
            http://tinyurl.com/khtd3

〜<注目の新刊>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<注目の新刊>〜

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 ◆ 羅針盤 ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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      「デジタルで広がる『和英語林集成』の世界」

                  松岡良樹(明治学院大学図書館次長)


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 ◆ 1. 『和英語林集成』アーカイブスとは
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 デジタルアーカイブスは新しい世界です。マイクロフィルムのように原資料
の傷み防止や代替出版といった静的なものに留まらず、資料に新しい光を当て
る動的な試みができます。

 ターゲットになる資料の存在と理由を深く知れば知るほど広がる世界の面白
さ、これをいまの人にどのように伝えていくか、その編集と構成がアーカイブ
の命でしょう。さらにデジタル化によって得られる新しい表現や検索の可能性
などの表現方法が求められています。


 『和英語林集成』は、J.C.Hepburn(ヘボン)により編纂された日本最初の
和英辞典であり、幕末から明治30年までは肩を並べるもののない辞書として広
く使われました。その日本語表記はヘボン式ローマ字としていまも有名です。
ヘボンが直接、接した各層の日本人から言葉を集めたため、初版は幕末、再版
は明治維新時代、三版は明治中期の日本の言葉を記した国語辞典としての性格
も持ちます。ヘボンは「聖書」の日本語翻訳という事業も成し遂げており、後
年新約聖書は大正時代に改訂を受けましたが、旧約聖書は昭和30年の口語訳ま
で文語聖書として使われました。またヘボン博士は本明治学院の初代総理でも
あります。

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 ◆ 2. アーカイブス企画への視点
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 今回の『和英語林集成』アーカイブス<http://www.meijigakuin.ac.jp/mgda/>
ではデジタル再出版ではなく、ヘボン博士が集めた「生きた言葉とその時代」
にスポットを当てることを試みました。動的な検索により同じ言葉を時代の変
遷の中でたどれるような方式を開発し、時代背景が読み取れる年表と『和英語
林集成』前後の辞書を所蔵辞書から関連付け、OPAC<http://opac.meijigakuin.ac.jp/>
とも連携させてみました。

 このアーカイブで「教育」という言葉を検索してみると、幕末の初版では見
出し語さえなく、明治5年の再版から登場し「Instruction, education」とな
ります。一方英和の部を見ると初版はEducateで「仕立てる・仕込む・教える」、
再版はEducationの項もあり「教授・教訓・仕立」、三版で初めて「教授・教
訓・仕立・教育」となり教育の文字が見えます。「Instruction」の項ですと
再版から「教育」が出てきます。また「学問」という言葉の内容は初版から三
版まで変化していませんので、幕末の日本人の「学問を修める」感覚と、森有
礼により「国家により求められる」という方向に定められた「教育」という語
には違いがあり、素材を生かして「仕込む・仕立てる」という感覚とは違う意
味が付与されていったことが分かります。Educationを「教育」としたのは幕
府開成所発行の日本初の英和辞典『英和対訳袖珍辞書』第二版での堀越亀之助
の誤訳ともいわれていますので、合わせて引き比べると言葉の世界が広がりま
す。ちなみ「愛国」やPatriotも引いてみると興味深く感じることでしょう。

 現代の辞典でも『新潮現代国語辞典』はヘボン辞書の第三版から語彙や用例
の変遷を理解するため数多く転載しています。このように、現代語の「広辞苑
によると」という決まり文句にとどまらず、近代語彙の成立は「ヘボン辞書に
よると」もあってもおかしくないと思います。

 このような「ことば」の世界は一般の人にも興味ある世界ですので、若干の
エンターテイメント性も加え、整理中に発見した日本初の版権認可や日葡辞書
の謎、ヘボン館炎上、明治政府の評価などの話もトピックスという形で組み入
れました。

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 ◆ 3. 辞書公開への葛藤
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 辞書の研究はマイクロフィルムでは極めて困難です。同時代の辞書を実際に
手にとって、時代背景やその時代のコミュニケーション状況を考えながら、比
較しながら何度も引き比べて研究が成り立ちます。実際に幕末から明治の辞書
を手にとって整理した経験からは、論文の中には実物を充分に見ていない研究
ではないかと思われるものもあります。良い研究ができるようにするには、や
はり実際に辞書の引き比べのできる公開しか方法はありません。

 しかし100年を経過した辞書は、整理中に手を触れるだけで表装の皮は崩れ、
綴じ糸が外れてきます。デジタル化への撮影自体も、大なり小なり破損を覚悟
しなければできません。

 この辞書資産を研究者に提供しようと考えることは、研究図書館としての大
学図書館としては当然です。しかし「保存と閲覧」は常に大きな葛藤です。手
の中で崩れていく本を目の前にすれば、心は弱くなり「責任」という文字が目
の前にちらつき保存に傾きます。図書館の通常の再製本方式では表紙は廃棄さ
れ、縁は断裁され、ドリルで穴が開けられて綴じ糸が通ります。資料として中
身の情報のみ取り扱うにはそれでも良いのですが、先人が命がけで作った辞書
は表紙も含めて存在感があり、そこから生まれる実物の感動をなんとか伝える
ことも重要だと思いつめていきました。

 本学は構内の重要文化財建築の復元修復に取り組んだことがあり、その過程
で文化財を今につなぎまた未来へとつないで行くという考え方を知りました。
もしこのように修復保存ができるなら、撮影での破損が発生するアーカイブス
へも安心して取り組めます。この点では日本の経師師は同じ考え方に立ち、修
復には適切で、頭にすぐに浮かびました。しかし掛け軸や屏風はともかく、い
ったい洋書が修復できるのかという不安も頭をかすめました。たまたま幸いに
も京都の経師*1師「大入」<http://www.ooiri-co.com/>の社長と出会うことが
でき、各ページをすべて粉末でクリーニングして脱酸性化し、綴じ糸を新たに
締め、皮装丁の皮を新しい皮に貼り替え、もともとの皮を小片に至るまでその
上に貼りつけて元の本の印象を残し、マーブル紙は再現するという修復をして
いただけました。この作業の成功が「保存か閲覧か」と揺れる心を、デジタル
アーカイブスの作製と辞書の公開への決断へと至らせました。辞書の冊数は多
量であり、費用こそ苦しんだものの、再び安心して研究者に提供できる姿にで
きました。

 ところが閲覧方法にもまだ問題は残されました。辞書は頻繁にページをめく
りますが、洋書はその性質からして120度以上開けず、背が割れ、糸が切れま
す。さらに。貴重書はどこの図書館にもありますが、なぜか専用の書見台を見
たこともなく売られてもいません。さんざん手を尽くして探した結果、ついに
腹を立てて貴重書専用の閲覧台の開発をすることとしました。これは木製の2個
の大きな楔のような形で、本を両脇から30度ずつ支えてページを手で持つ必要
がなく、本を傾けないため背の下部にも負担がかからないので展示にも使えま
す。図を書いて図書館用品のキハラ<http://www.kihara-lib.co.jp/>に頼んで
製作してもらいましたが、いままで気づかなかったようでキハラ内での評判が
良く市販もするようです。

__________________
 ◆ 4. たくさんの人々の協力の上に
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 このデジタルアーカイブスの制作には、年表制作・目録作製・画像取得・資
料調査・関連写真撮影・検索システム作製・経師手配・木工製作など多くの関
連事項があり、たくさんの人が関わっています。どの工程もなくしてはアーカ
イブスが完成しませんでした。ここに感謝申し上げます。

 私も図書館次長とはいうものの、図書館配属は初めてであり、着任して1年
の新人で素人でした。企画は立てたものの、司書と編集者と博物館学芸員の混
合した仕事となり、詰めでは画像のチェックなどの細かい作業も降りかかって
脂汗をかきつつも、なんとか通常業務をこなしながら1年間でやり遂げること
ができました。

 約800万円かかった費用は文部科学省の教育学術コンテンツ作製の補助金で
半額の補助を受けました。今回は画像データベース化と検索の開発が含まれ、
デジタル撮影・挿入写真撮影・Webのすべての費用です。経師は傷み方によっ
て異なりますが、別途で数万から15万程度と思います。

 デジタル撮影は大きな画像で撮影後に公開用に小さな画像を2種類作るため、
解像度や仕上がりの検討にマイクロとデジタルでの実証実験を行い時間がかか
りました。作業量としては撮影指示用伝票や検索用ファイル名、ヘボン式ロー
マ字変遷の検証などの作業にも手間をとられましたが、年表と目録が一番でし
た。解説は徹底的に辞書現物にあたることとし、関連情報も文献検証よりは
「取材」といえる作業となったため、なかなか面白くすすめられたといえます。
館内ではレファレンスや校正でのチェック、解説文の入力などで、忙しい中で
の余分な仕事を増やしましたが、アーカイブスの意義を認めて、みな喜んで協
力してくれたことは誇りです。すべての延べ労働日数は120日くらいでしょうか。

 デジタルアーカイブは見通しをつければ、思ったより費用・労力ともかから
ずできると思いました。過程の構成の仕方や費用詳細はお伝えできますので、
それぞれの特徴ある蔵書を生かしてデジタルアーカイブを作れば、日本の文化
に広がりが出るのではないでしょうか。

 これから本館は所蔵していない辞書や古い英会話書の収書にさらに努めたい
と思います。辞書はその時代を照らし出す鏡であり、貴重な文化財です。幕末
から明治の古い辞書をお持ちでしたら、ぜひご寄贈ください。このアーカイブ
を広げて眠っている辞書を生き返らせ、貴重な文化遺産を未来へとつなぎたい
と思います。

問合せ先 E-mail:mat@mguad.meijigakuin.ac.jp


Copyright (C) MATSUOKA Yoshiki 2006- All Rights Reserved.
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[注]
*1経師(きょうじ):書画の幅や屏風・ふすまなどを表装する職人。表具師。

[筆者の横顔]
松岡良樹(まつおか・よしき)。明治学院大学図書館次長。
勤務年数の長い図書館にあっては在職2年のほやほやの新人。
学術情報の電子化が進む時代には、図書館員に編集者のセンスを持ってもらえ
ば、もっと図書館は役に立てると考えている。着任時に貴重な本が山とあるこ
とを発見し、現代に生かしたいと「大学の宝プロジェクト」を作り、まずは
『和英語林集成』の動的アーカイブから着手した。

[データ]
・『和英語林集成』デジタルアーカイブス
http://www.meijigakuin.ac.jp/mgda/
・辞書寄贈のお願い
http://www.meijigakuin.ac.jp/mgda/content_jishokizo.html
・明治学院大学図書館
http://www.meijigakuin.ac.jp/tosho/


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 ◆ 新着・新発見リソース ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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◆小学館、プロダクト図典サイト「NipponStyle」で「昭和の時代Vol.2 差異
が会社を救う 経済新時代のプロダクト 1974−2005」を公開

小学館がプロダクト図典サイト「NipponStyle」で「昭和の時代Vol.2 差異が
会社を救う 経済新時代のプロダクト 1974−2005」を公開した(2006-04-21)。
今回公開されたのは1974年から2005年までの製品222点。

・プロダクト図典サイト「NipponStyle」
http://www.nipponstyle.jp/


◆文部科学省、平成18年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」の申請状
 況についてを発表

文部科学省、「平成18年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」の申請状
況について」(2006-04-19付)を発表した(2006-04-21)。371校から565件の
申請が出されている。この後審査が行われ、8月にプログラムの選定と発表が
行われる。

・平成18年度「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」の申請状況について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/04/06041805.htm
・現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/needs.htm
・文部科学省
http://www.mext.go.jp/


◆国際交流基金、日本語教師支援サイト「みんなの教材サイト」の韓国語版
 を公開

国際交流基金が日本語教師支援サイト「みんなの教材サイト」の韓国語版を公
開した(2006-04-13)。日本語教師向けに開設されている同サイトでは、日本
語の学習教材をつくるうえで役に立つ文法説明や例文、写真やイラストが提供
されている。これまでは外国語版は英語版だけだったが、今回の韓国語版の公
開で日本語を含め3ヶ国語での公開となった。

・みんなの教材サイト(韓国語版)
http://momiji.jpf.go.jp/kyozai/Korea/
・みんなの教材サイト(日本語版)
http://momiji.jpf.go.jp/kyozai/
・みんなの教材サイト(英語版)
http://momiji.jpf.go.jp/kyozai/English/
・国際交流基金日本語国際センター
http://www.jpf.go.jp/j/urawa/
・国際交流基金
http://www.jpf.go.jp/


◆国立国会図書館、NDLデジタルアーカイブポータルの検索対象に国立公文書
 館デジタルアーカイブ等を追加

国立国会図書館がNDLデジタルアーカイブポータルの検索対象に国立公文書館
デジタルアーカイブ等、3つのサイトを追加した(2006-04-14)。今回追加さ
れたのは、国立公文書館デジタルアーカイブ、カレントアウェアネス、NDL雑
誌記事索引の3点。

・NDLデジタルアーカイブポータル
http://www.dap.ndl.go.jp/
・「4月14日、統合検索の対象に「国立公文書館デジタルアーカイブ」「カレ
 ントアウェアネス」「NDL雑誌記事索引」を追加、および機能強化を実施」
http://www.dap.ndl.go.jp/home/modules/news/article.php?storyid=25
・国立国会図書館
http://www.ndl.go.jp/


◆法政大学大原社会問題研究所、高野岩三郎とD.リャザーノフとの往復書簡
 (1928〜1930年)を公開

法政大学大原社会問題研究所が高野岩三郎とD.リャザーノフとの往復書簡
(1928〜1930年)を公開した(2006-04-14)。高野岩三郎は戦前期の社会運動
家、労働運動家であった高野房太郎の弟。岩三郎自身は社会統計学者として活
躍し、後には大原社会問題研究所の所長や日本放送協会(NHK)会長などを歴
任した。対するD.リャザーノフはマルクス=エンゲルス研究所の初代所長を務
め、『第一次マルクス・エンゲルス全集』の編集者であったことで知られるが、
後にスターリンと対立し銃殺されている。
さて、今回公開されたのは、1928年から1930年にかけて両者の間で取り交わさ
れた書簡の画像で、主に『日本マルクス主義文献』(1929年)の内容に関する
やりとりを収めている。資料そのものはモスクワにあるロシア国立社会=政治
史アルフヒーフ(旧マルクス=レーニン主義研究所アルヒーフ部門)に所蔵さ
れており、公開された画像は大村泉さん(東北大学)が撮影・複写したもので
ある。

・高野岩三郎とD.リャザーノフとの往復書簡(1928〜1930年)
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/rjazanov/
・法政大学大原社会問題研究所
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/
・高野房太郎とその時代
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/nk/tfcontents.html
・二村一夫 著作集
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/nk/


◆東京大学、UTオープンコースウェアで学術俯瞰講義のポッドキャスティング
 を開始

東京大学がUTオープンコースウェアで学術俯瞰講義のポッドキャスティングを
開始した(2006-04-12)。UTオープンコースウェアは東京大学教員の講義資料
を無料で公開しており、今回ここに2005年10月から開講した1、2年生向けの講
義の映像と音声による配信が追加された。ポッドキャスティング開始という大
きなニュースにあわせたのか、ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊さんや同
大総長である小宮山宏さんら、著名な教員による講義が公開されている。
さて、この機会に大学の講義のポッドキャスティング実施状況を調べてみたが、
すでに高知大学や城西国際大学で取り組まれているようだ。これ以外の実施例
があれば、ぜひ教えてほしい。なお、研究者個人による取り組みとしては、筒
井洋一さんのTsutsui-Pod-Mediaがある。

・UTオープンコースウェア - Podcasts
http://ocw.u-tokyo.ac.jp/podcasts/
・UTオープンコースウェア
http://ocw.u-tokyo.ac.jp/
・東京大学
http://www.u-tokyo.ac.jp/
・高知大学ラジオ公開講座
http://www.kochi-u.ac.jp/~wwwlife/radio/
・高知大学国際・地域連携センター生涯学習部門
http://www.kochi-u.ac.jp/~wwwlife/
・城西国際大学 ビデオポッドキャスティング Video Podcasting
http://www1.jiu.ac.jp/ipod/
・城西国際大学情報メディア協働プロジェクト
http://www1.jiu.ac.jp/
・Tsutsui-Pod-Media
http://www.voiceblog.jp/tsutsui/


◆総務省統計局、「世界の統計2006」を公開

総務省統計局が「世界の統計2006」を公開した(2006-04-10)。

・「世界の統計2006」
http://www.stat.go.jp/data/sekai/
・総務省統計局
http://www.stat.go.jp/


◆大武美保子さん、Mihoko Otake Official Websiteを公開

大武美保子さんがMihoko Otake Official Websiteを公開した(2006-04-09)。
サイトの構築には、CMS(コンテンツマネジメントシステム)として定評のあ
るXOOPS(ズープス)が用いられている。「公式ウェブサイト、オープン」と
いう記事に、「研究活動、教育活動、社会活動の三つに整理し、出典をたどれ
るよう工夫」したとあるように、大武さんの多様な活動の軌跡をたどれるよう
になっている。
さて、研究者の個人サイトでのXOOPS活用事例はまだ数少ない。幾つかリスト
アップしてみたが、引き続き調べていこう。自薦他薦を問わず、情報提供を歓
迎する。

・Mihoko Otake Official Website(大武美保子さん)
http://www.neuroscint.org/otake/
・「公式ウェブサイト、オープン」
http://www.neuroscint.org/otake/modules/news/article.php?storyid=1
・Official XOOPS Website
http://www.xoops.org/
・XOOPS Cube
http://jp.xoops.org/
・清水準一さん
http://www.j-shimizu.net/
・矢作敏行さん
http://www.im.i.hosei.ac.jp/xoops/yahagi/
・新宮清志さん
http://www.shingu-lab.jp/
・伊藤剛和さん
http://www.takekazu.jp/xoops/
・藤原伸彦さん
http://rcse4.naruto-u.ac.jp/works/


◆ナクソス、音楽配信「NML」の図書館向けサービスを開始

ナクソスがストリーミングによる定額制の音楽配信サービス「ナクソス・ミュ
ージック・ライブラリー(NML)」の図書館向け提供を開始した(2006-04-03)。

・ナクソス・ミュージック・ライブラリー(NML)
http://ml.naxos.jp/
・ナクソス・デジタル・ジャパン株式会社
http://www.naxos.jp/
・ナクソス・デジタル・ジャパン、「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」
 を図書館でサービス開始(2006-04-03)
http://www.naxos.jp/press/20060403.html
・ナクソス、定額制ストリーミング音楽配信「NML」の図書館等に向けサービス
 (Stream NOW、2006-04-05)
http://www.streamnow.tv/bbnews/06/0405/bn060405-03.html


◆愛知学院大学禅研究所、サイトをリニューアル

愛知学院大学禅研究所がサイトをリニューアルした(2006-03-13)。

・愛知学院大学禅研究所
http://zenken.aichi-gakuin.ac.jp/
・愛知学院大学禅研究所
http://www.aichi-gakuin.ac.jp/


◆サーチャーの会、サーチャーの会ブログを公開

サーチャーの会がサーチャーの会ブログを公開している(2005-10-09)。同会
のブログの記事「ブログ続々登場中!」にあるように、最近相次いで図書館・
情報系の団体がブログを開設している。情報の専門家団体ならではの視点で発
言していってほしい。

・サーチャーの会ブログ
http://blog.livedoor.jp/searcherclub/
・「ブログ続々登場中!」(サーチャーの会ブログ、2006-04-26)
http://blog.livedoor.jp/searcherclub/archives/50344155.html
・サーチャーの会
http://www.searcher.gr.jp/


◆書誌情報データベース研究会、日本社会科学形成期書誌索引情報集成データ
 ベースを公開

周防節雄さんらで構成する書誌情報データベース研究会が日本社会科学形成期
書誌索引情報集成データベースを公開した(2005-08-30)。昭和初期に刊行さ
れた『法政経済社会論文総覧』正篇・追篇(天野敬太郎編、刀江書院)と『経
済法律文献目録』(神戸高等商業學校商業研究所編、寶文館)を電子化してい
る。
なお、5月26日に情報知識学会・第14回年次大会で、「Web上における『法政経
済社会論文総覧』の検索閲覧システムの構築」と題した研究報告が行われる。

・日本社会科学形成期書誌索引情報集成データベース
http://mighty.gk.u-hyogo.ac.jp/dabii-jass/
・情報知識学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsik/kenkyu.html


◆九州大学附属図書館、九州大学学術情報リポジトリ(QIR)を公開

九州大学附属図書館が九州大学学術情報リポジトリ(QIR)を公開した
(2006-04-14)。使用しているソフトはDSpace。新たに収録されたコンテンツ
をRSS配信する機能がある。

・九州大学学術情報リポジトリ(QIR)
https://qir.kyushu-u.ac.jp/
・RSS配信について
https://qir.kyushu-u.ac.jp/rss/rsslist.htm
・九州大学附属図書館
http://www.lib.kyushu-u.ac.jp/


◆明治学院大学図書館、『和英語林集成』デジタルアーカイブスを公開

明治学院大学図書館が『和英語林集成』デジタルアーカイブスを公開した
(2006-03-14)。同大学の創設者でもあるJ.C.ヘボン(James Curtis Hepburn、
1815年〜1911年)が編んだ日本最初の和英辞典『和英語林集成』の全版と偽版
を電子化している。偽版を含め、全ての版(初版、二版、三版、ロンドン版、
ニューヨーク版、上海版、縮約丸善版、日盛堂偽版、東洋堂偽版)を所蔵して
いるのは同図書館しかなく、『和英語林集成』デジタルアーカイブスの登場に
よって、これら諸版の比較研究が可能となった。
また、辞書以外に関連辞書年表、主要辞書目録、各版のローマ字対照表といっ
た参考資料や解説記事も公開されており、『和英語林集成』をあらゆる角度か
ら扱っている。
なお、言語学の知識が要求される高度な資料と思われるかもしれないが、辞書
はいわゆるヘボン式のローマ字で記述されており、単に明治期の日本語がどの
ように英語で理解されていたのか、楽しみながら読むこともできる。まずは気
軽にページをくってみてほしい。
さて、デジタルアーカイブとしてみた場合、二点多いに感心させられる。一つ
は、年表や目録からは同図書館のOPAC(蔵書検索)の検索結果にリンクしてい
ることである。すばらしいデジタルアーカイブは多数あるが、しばしば既存の
機能との連携を欠いている。それに対し、『和英語林集成』デジタルアーカイ
ブスは年表や目録からOPACへの移動が可能となっており、『和英語林集成』デ
ジタルアーカイブスをみて図書の借り出しへとつながる利用者の行動をきちん
ととらえている。図書館が有する資料を個別に独立した存在としてみるのでは
なく、相互に関連性のあるものとしてとらえた結果だろう。設計者の見識を讃
えたい。
ただし、一つ要望すれば、逆の流れ、つまりOPAC(蔵書検索)から『和英語林
集成』デジタルアーカイブスへと移動するリンクも設けてほしい。たとえば、
OPACで「和英語林集成」と検索すると、まさに今回デジタル化された
「A Japanese and English dictionary, with an English and Japanese index」
がみつかる。しかし、書誌情報には、「配置場所 7F貴重資料室」と記されて
いるだけである。ここに『和英語林集成』デジタルアーカイブスへのリンクを
設ければ、利用者は貴重資料室の資料の貸し出しを申請する(そして、おそら
く図書館員に『和英語林集成』デジタルアーカイブスの利用を勧められる)手
間なく、求める資料にたどりつける。
さて、感心させられたもう一つは、「デジタルアーカイブスの目的」と題した
ページに「『和英語林集成』デジタルアーカイブス制作奥付」が設けられてい
ることである。総合監修、指揮・制作、年表・目録制作、資料制作協力、アー
カイブ画像撮影、Web・データベース制作、写真という項目ごとに、『和英語
林集成』デジタルアーカイブスの制作に寄与した個人と企業の名前が明記され
ている。特に実務面で多大な労力を払ったであろう図書館員一人ひとりの氏名
が記されていることは特筆に価する。最近はこのようなスタッフロールを入れ
るサイトが増えてきているように感じるが、まだ実務担当者にきちんと光があ
てられているケースは少ない。その意味で指揮・制作にあたった同図書館の松
岡良樹さんをはじめ、スタッフの氏名が記され、顕彰されていることはすばら
しい。
なお、初版公開日が2006年2月28日と、明記されている点も評価したいが、
『和英語林集成』デジタルアーカイブスのトップページでは公開日が2006年3月
22日、図書館トップページでは公開日が2006年3月14日と記述されており、日
付が一定していないことが惜しまれる。いつを公開日とするか、その判断はわ
かれるところだろうが、外部からのアクセス制限を解除し、インターネットに
接続した時点なりを正式な公開日として一つに定めてほしい。
なお、同図書館では、引き続き「幕末・明治期辞書コレクション」の公開に向
けた作業を進めているという。それに際し、江戸時代から明治時代の辞書や古
い外国語学習書の収集にあたっており、辞書の寄贈を求めている。心当たりが
ある方には、ぜひ協力してほしい。「幕末・明治期辞書コレクション」は2006
年11月中旬の公開を予定しているという。

・『和英語林集成』デジタルアーカイブス
http://www.meijigakuin.ac.jp/mgda/
・デジタルアーカイブスの目的
http://www.meijigakuin.ac.jp/mgda/content_mokuteki.html
・辞書寄贈のお願い
http://www.meijigakuin.ac.jp/mgda/content_jishokizo.html
・明治学院大学図書館
http://www.meijigakuin.ac.jp/tosho/


◆労働政策研究・研修機構、「メールマガジン労働情報」読者アンケート結果
 を公開

労働政策研究・研修機構が「メールマガジン労働情報」読者アンケート結果を
公開した(2006-04-14)。アンケートは今年1月18日から 3月1日にかけて、
2万4000人の読者を対象に行われ、有効回答数は552人となっている。アンケー
トの大部分は、「メールマガジン労働情報」にとって好意的な結果となってい
る。ただし、回収率の低さが意味するように、回答の大部分がメールマガジン
に好意的な読者によってなされてることに注意したい。今後は非回答者に対す
る追加調査なども必要だろう。

・「メールマガジン労働情報」読者アンケートの結果について
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/enquete/
・「メールマガジン労働情報」
http://www.jil.go.jp/kokunai/mm/
・労働政策研究・研修機構
http://www.jil.go.jp/


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 ◆ 過去の本誌から ◆ - Science, Internet, Computer and ...
===================================

2005-05-18:新着・新発見リソース(日本文学原本画像情報データベース、
      GeNii(NII学術コンテンツ・ポータル)正式公開、
      富永健一ホームページなどの15サイト)(第214号)
           http://blog.mag2.com/m/log/0000005669/105572750

2003-05-17:「人々の網の目」(第14回)(第160号)
           http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/160.html

2001-05-16:平野俊夫「ネットにおける公開討論会"独創的研究とは"を開催して」
                              (第099号)
           http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/099.html

2000-05-15:森岡正博「著書のインターネット全文公開は暴挙か?」(第064号)
           http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/064.html

1999-05-15:立岩真也「ホームページ<生命・人間・社会>」(第029号)
           http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/029.html


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 ◆ イベントカレンダー ◆ - Science, Internet, Computer and ...
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◆2006-05-14(Sun):
日本出版学会2006年度春季研究発表会
(於・東京都/城西大学東京紀尾井町キャンパス)
http://www.shuppan.jp/event/event06S.html#060514

◆2006-05-17(Sat):
国際セミナー TEI Day in Kyoto 2006
(於・京都府/京都大学百周年時計台記念館国際交流ホール)
http://coe21.zinbun.kyoto-u.ac.jp/tei-day/tei-day2006.html

◆2006-05-18(Thu):
南山大学人類学博物館公開講演会
「アーカイブズとしての大学と博物館:文化遺産をめぐる動き」
(於・愛知県/南山大学名古屋キャンパス)
http://www.nanzan-u.ac.jp/MUSEUM/news6.html

◆2006-05-19(Fri)〜2006-05-20(Sat):
記録管理学会2006年研究大会
(於・神奈川県/横浜情報文化センター)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/rmsj/katsudo/event/taikai/text2006taikai.html

◆2006-05-20(Sat):
日本図書館研究会整理技術研究グループ2006年5月月例研究会
「図書館情報学における資料組織教育の再定義」
(於・大阪府/大阪市立浪速人権文化センター)
http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/sub1/

◆2006-05-20(Sat):
20世紀メディア研究所第30回研究会
「占領期の雑誌記事データベースから新聞記事データベースへ」
(於・東京都/早稲田大学)
http://www8.ocn.ne.jp/~m20th/

◆2006-05-20(Sat):
大学図書館問題研究会京都支部京都ワンディセミナー
「大学図書館を使う!:日本と海外」
(於・京都府/京都市国際交流会館)
http://www009.upp.so-net.ne.jp/dtkk/news/seminar20060520sat.html

◆2006-05-25(Thu)〜2006-05-26(Fri):
第77回特定非営利活動法人日本医学図書館協会総会(2006年度)
「ライフサイエンス情報の新しい流れ」
(於・愛知県/ウィルあいち)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jmla/sokai/

◆2006-05-26(Fri):
第70回人文科学とコンピュータ研究会発表会
(於・大阪府/大阪市立大学杉本キャンパス)
http://www.sigch.soken.ac.jp/2006.05/

◆2006-05-26(Fri)〜2006-05-27(Sat):
情報知識学会・第14回(2006年度)研究報告会
(於・大阪府/近畿大学東大阪キャンパス)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsik/kenkyu.html

◆2006-05-27(Sat):
日本図書館情報学会2006年度春季研究集会
(於・東京都/大東文化大学板橋キャンパス)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/events/spring_2006_2.html

◆2006-05-30(Tue)〜2006-05-31(Wed):
第139回データベースシステム・第83回情報学基礎合同研究発表会
(於・大阪府/首都大学東京南大沢キャンパス)
http://www.ipsj.or.jp/09sig/kaikoku/2006/DBS139FI83.html

◆2006-06-02(Fri)〜2006-06-03(Sat):
東京大学図書館情報学研究室オープンラボ2006
(於・東京都/東京大学本郷キャンパス)
http://panflute.p.u-tokyo.ac.jp/~openlabo2006/

◆2006-06-03(Sat)〜2006-06-04(Sun):
2006年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会(第17回)
シンポジウム「ミュージアム・ドキュメンテーションの新時代
―新しい風は、いつだって、西から吹いて来る」
(於・福岡県/九州国立博物館)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jads/news/2006/0603.htm

◆2006-06-08(Thu)〜2006-06-09(Fri):
国立情報学研究所オープンハウス
(於・東京都/学術総合センター)
http://www.nii.ac.jp/openhouse/

◆2006-06-10(Sat):
第15回大学図書館問題研究会オープンカレッジ
「半歩先ゆくリポジトリ ―もう一つのIR―」
(東京都/東京大学理学部小柴ホール)
http://www.daitoken.com/

◆2006-06-10(Sat)〜2006-06-11(Sun):
情報メディア学会第5回研究大会「デジタルコンテンツの最新動向」
(於・神奈川県/鶴見大学会館)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsims/5th_taikai_annai.htm

◆2006-06-22(Thu)〜2006-06-23(Fri):
専門図書館協議会平成18年度全国研究集会「立ち上がれ!ライブラリアン」
(於・東京都/日本科学未来館)
http://www.jsla.or.jp/seminar/zenkoku.html

◆2006-06-22(Thu)〜2006-06-23(Fri):
大学博物館等協議会2006年大会(第1回博物科学会)
(於・北海道/北海道大学学術交流会館)
http://www.museum.hokudai.ac.jp/kyougikai/

◆2006-06-24(Sat):
日本図書館研究会整理技術研究グループ2006年6月月例研究会
「和漢古典学のオントロジモデルの構築」
(於・大阪府/大阪ガーデンパレス)
http://www.tezuka-gu.ac.jp/public/seiken/sub1/

◆2006-06-30(Fri)〜2006-07-01(Sat):
第10回日本医療情報学会春季学術大会/シンポジウム2006
「医療情報とセマンティックス」
(於・兵庫県/神戸国際会議場)
http://www.medinfo.hyo-med.ac.jp/jami-sympo10/

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◆2006-05-06(Sat): 情報センター構想を探る

昨年、がんの患者会や家族会から、がんに関する情報を集約する日本がん情報
センター(JCIC)の設置構想が示された。それ以来、ぼんやりと気にかかって
いたのだが、このような従来の図書館とは異なる情報センターの設置構想には、
他にどのようなものがあるのだろうか。
調べてみたところでは、厚生労働省の「妊婦の服薬情報等の収集に関する検討
会」が検討し、提案した「妊婦とクスリ情報センター」の構想がある。この構
想はすでに、国立成育医療センターに設置された「妊娠と薬情報センター」と
して実現している。また、日本医学図書館協会が推進する「国立ライフサイエ
ンス情報センター(仮称)」の構想がある。
いずれも医療系という点が興味深いが、他の分野で、このような情報センター
が構想されている事例があるだろうか。ご存知の方、あるいは実際にそのよう
な構想を進めている方、お教えいただければ幸い。また、このような分野では、
一種の情報センターが必要ではないか、という提案があれば、お教えいただき
たい。

・日本がん情報センター(JCIC)設置構想 
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/03/s0307-5.html
・がん対策情報センター
http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/03/tp0331-2.html
・妊婦の服薬情報等の収集に関する検討会
http://www.mhlw.go.jp/shingi/other.html#iyaku
・妊娠と薬情報センター
http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html
・国立成育医療センター
http://www.ncchd.go.jp/
・「国立ライフサイエンス情報センター(仮称)」推進準備委員会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jmla/nlsic/
・日本医学図書館協会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jmla/


◆2006-05-07(Sun): 再び、「Web上の○○研究」を

存在だけは知っていたが読む機会がなかった入沢康夫さんの「Web上の賢治研
究」(『図書』第680号、2005年12月)を岩波書店のサイトで読む。掲示板で
のコミュニケーションにまで目を届かせた優れたレポートと思う。
数年前までは結構多くのサイト開設者が、自分のサイトに一コーナーを設けて、
このような「Web上の○○研究」という読み物を書き記していたように思う。
しかし、最近はあまりみかけることがない。
依然としてインターネットの情報は研究には役立たないという言葉を聞くこと
があるが、その指摘が事実かどうか検証する意味で、研究者一人ひとりが自分
の専門分野で「Web上の○○研究」を書いてみてはどうだろう。テーマはごく
限られたものでよい。研究者の目線でみたときに、役立つ情報サイトだけでは
なく、掲示板やQ&Aサイトのようなコミュニティーを含め、インターネットの
いたるところでとりかわされている言葉には、なにがみてとれるのだろうか。
だから役に立つ、だから役に立たない、その結論はどちらでもよく、なぜそう
思うのか、そう判断する根拠となった観察をぜひ知りたい。

・入沢康夫「Web上の賢治研究」(『図書』2005年12月 第680号)
http://www.iwanami.co.jp/tosho/680/preface.html
・『図書』
http://www.iwanami.co.jp/tosho/
・岩波書店
http://www.iwanami.co.jp/


◆2006-05-08(Mon): MIT OCW騒動と講義の著作権

MITのオープンコースウェア(OCW)サイトで公開されていた画像が中国人コミ
ュニティーを傷つけるものと批判を受け、サイトが一時的に閉鎖されたという。
「反中画像、米MITがサイト一時閉鎖」として朝日新聞が伝えている。MITが声
明を出しているので、詳しいことはそちらに譲りたい。
さて、同じような事態が起きた場合、日本のいくつかの大学が公開しているOCW
サイトでは、どのような対応をとるのだろうか。そして、このような事態を想
定して、あらかじめ講義資料の作成者である教員となんらかの合意をつくって
いるのだろうか。
気になるのは、OCWサイトでの講義資料の公開にあたって、著作権をどのよう
に定めているかだ。特にOCWサイトで講義資料を公開する権利(公衆送信権)
は大学と教員のどちらが持つと定めているのだろうか。いや、そもそもOCW以
前の問題として、日本の大学では講義資料の著作権は大学に属するものと定め
ているのだろうか、教員に属するものと定めているのだろうか。大学の教員や
職員の方々、ご教示ください。

・「反中画像、米MITがサイト一時閉鎖」(朝日新聞、2006-05-08)
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200605080163.html
・Statements on Visualizing Cultures
http://web.mit.edu/newsoffice/2006/visualizing-cultures.html
・Professor Miyagawa’s statement read at the April 26, 2006 forum held
to address concerns from the Chinese community at MIT
http://web.mit.edu/miyagawa/www/index2.html
・Shigeru Miyagawa
http://web.mit.edu/miyagawa/www/
・John W. Dower
http://web.mit.edu/jdower/www/dower.htm
・MIT OpenCourseWare
http://ocw.mit.edu/


◆2006-05-09(Tue): メモ:読みたい本

『メタデータ技術とセマンティックウェブ』
(曽根原登・赤埴淳一・岸上順一著、東京電機大学出版局、3045円)
http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4501540605/arg-22/

『大学図書館の理論と実践(2)』
(日本私立大学協会大学図書館研修委員会編、日本私立大学協会、5775円)
http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4841903895/arg-22/

『情報源と情報サービス』(木本幸子著、大学教育出版、1575円)
http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887306857/arg-22/


◆2006-05-10(Wed): 知りたいことをぶらさげておく

最近、特に多いと自分でも自覚しているが、ある事柄について多少自分で調べ
たうえで、より詳しい情報や解説をこの編集日誌で読者の方に求めることがあ
る。
質問している内容が内容だけにか、あるいは答えを知っている方の目にこの編
集日誌がふれる機会が少ないのか、なかなか求めている回答がすぐに寄せられ
るわけではない。だが、知りたいと思ったことをとにかく書きとめておくこと
にしている。
釣り糸をたれるように、自分の疑問を忘れずにたらしておけば、いつか自分自
身で答えをみつけられることもあるだろう。あるいは、どなたかが教えてくれ
ることもあるだろう。これは恩師の教えの一つだが、ブログをつけるようにな
って、いまさらながら教えの意味を実感するところだ。自分自身がいつまでも
忘れないために、自分自身がいつか思い出せるように、大仰に考えず、ただそ
れだけのためにでも、ブログをつけることに意味はあると思う。
最近、自分のためにたらしている釣り糸は次の通り。

・2006-05-08(Mon)の編集日誌「MIT OCW騒動と講義の著作権」
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060510/1147189559
:大学と教員の間で講義資料の著作権に関する取り決めはあるのだろうか?

・2006-05-06(Sat)の編集日誌「情報センター構想を探る」
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060510/1147189561
:現在検討されている情報センター構想にはどのようなものがあるのだろうか?

・2006-05-02(Tue)の編集日誌「故人のサイト −岡田藤太郎さん」
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060503/1146660864
:故人のサイトの公開が継続されている事例、逆に死去により閉鎖された研究
 者の個人サイトの事例にはどのようなものがあるだろうか?

・2006-04-29(Sat)の編集日誌「学長の個人サイト」
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060503/1146660867
:一人の研究者として個人サイトをつくっている学長はいるだろうか?

・2006-04-18(Tue)の編集日誌「研究者のブログ」
http://d.hatena.ne.jp/arg/20060425/1145974935
:研究者にとってのブログ利用の出発点をどこに置くべきだろうか


                岡本真(ACADEMIC RESOURCE GUIDE編集長)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
"ACADEMIC RESOURCE GUIDE" [ARG-242] 2006年05月10日
                  (毎月5日・15日・25日発行)
【発行者】岡本 真("ACADEMIC RESOURCE GUIDE"編集部)
【編集者】岡本 真("ACADEMIC RESOURCE GUIDE"編集部)
【発行地】日本/神奈川県/横浜市
【E-Mail】 zd2m-okmt@asahi-net.or.jp
【サイト】http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/
【ブログ】http://d.hatena.ne.jp/arg/
【今号のウェブ版】http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/242.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本誌掲載記事の取り扱いは、著作権法に則って行ってください。本誌の許可を
得ていない記事の転載は違法です。引用は著作権法の範囲内で。記事を情報源
として二次的に利用する際には、情報源としての本誌の存在を明記してくださ
るようお願いします。悪質な例に対しては、法的手段を含め相応の対応をしま
す。なおメーリングリストなど、複数による閲覧が可能なアドレスでの登録は
ご遠慮下さい。
Copyright (C) "ACADEMIC RESOURCE GUIDE"編集部1998- All Rights Reserved.
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