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JOG-Mag 号外 ◆伊勢雅臣『世界が称賛する 日本の経営』を読み解く(国際インテリジェンス機密ファイル)

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    ◆伊勢雅臣『世界が称賛する 日本の経営』を読み解く

                      『国際インテリジェンス機密ファイル』
■転送歓迎■ H29.05.26 ■ 50,886 Copies ■4,361,002Views■
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(伊勢雅臣) 私が常々、参考にさせていただいているメルマガ書評紙「国際インテリジェンス機密ファイル」で、拙著が紹介されましたので、転載させていただきます。

 読者に興味深いポイントを厳選して抜き出して拙著の言わんとしている所を示していただきました。

伊勢雅臣『世界が称賛する 日本の経営』、育鵬社、H29
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4594076858/japanontheg01-22/
アマゾン「日本論」カテゴリー 1位(3/6-10)

AMAZONカスタマーレビュー 29件/五つ星のうち4.9
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 ※要旨


 ・筆者は欧州で4年、アメリカで3年、
 日本企業の現地法人社長として企業経営を経験している。


 ・逆に欧米で仕事をしていると、
 欧米企業のほうが、かつての日本的経営の良いところを学んで、
 元気を回復しつつある、と感じる。


 ・近年の多くの日本企業は、
 アメリカからやってきた株主資本主義的経営こそ
 最新の経営だと思い込み、
 かつての三方良しを追求する日本的経営など時代遅れのものとして、
 捨て去ってしまったのではないか。


 ・しかし、人間が成長する存在であることを考えてみれば、
 日本的経営の方が経済的パフォーマンスも良く、
 人々や社会を幸福にするパワーもはるかに優れていることは、
 自明ではないか。


 ・たとえば、人間はじっくり育てて、創造力、意欲、
 チームワーク力を伸ばせば、数倍、数十倍の働きができる。
 それを派遣社員・アルバイト化して、人件費を下げて、
 仕事量が減ればすぐ人員整理するというアプローチでは、
 まさに宝の持ち腐れである。


 ・「人の能力差は、あると言ってもせいぜい5倍。
 しかし意識の差は100倍もある。
 能力は磨いて上げるのは難しいが、
 意識は磨けば磨くほど上げられる。
 だから、企業を強くしたかったら、社員の意識を磨け」
 (川勝宣昭『日本電産・永守重信社長からのファックス42枚』)


 ・永守流経営の基本は「6S」である。
 これは整理・整頓・清潔・清掃・作法・躾の6つの「S」を意味する。
 この観点から各事業所を100点満点で評価するのだが、
 これが60点を超えれば事業は必ず黒字になる。


 ・当たり前のことを徹底する。


 ・トイレ清掃などから芽生えた「ものを大切に使おう」
 という意識が、こういう問題に向けられ、
 設備や部品を少しでも安く買い、
 また設備や作業者や事務員の時間を大切に使おうという、
 当たり前のことが徹底して行われるようになる。


 ・知的障がい者が社員の7割を占める、
 チョーク製造の日本理化学工業の会長、大山泰弘さんは
 わからないことがあった。
 彼らは会社で働くより施設でのんびりしている方が楽なのに、
 なぜ彼らはこんなに一生懸命働きたがるのだろうか、
 ということだった。


 ・これに答えてくれたのが、
 ある禅寺のお坊さんだった。
 曰く、
 幸福とは「人の役に立ち、人に必要とされること」
 この幸せとは、施設では決して得られず、
 働くことによってのみ得られるものだと。
 大山さんは目から鱗が落ちる思いがした。


 ・ソニーは今まで他人のやらないことをやってきた。
 未解決のものがあれば、ソニーで解決してやればいい。
 日本初、世界初のものをつくってこそ、
 人より一歩先に進むことができるのだ。
 (井深大)



 ・1973年、本田技研の社長本田宗一郎が
 中国出張中に「本田社長、藤澤副社長引退」との
 予期しないニュースが流れた。
 本田が帰国すると、
 迎えに出た西田専務は藤澤武夫副社長の辞意を伝えた。


 ・本田はすぐに藤澤の思いを理解し、
 副社長の藤澤がやめるというのなら、
 自分も一緒に辞める、と西田に言った。
 マスコミは「さわやかなバトンタッチ」と賛辞を送った。


 ・退任が決まった後のある会合で、本田は藤澤に言った。

 「まあまあだな」

 「そう、まあまあさ」と藤澤。

 「幸せだったな」

 「本当に幸せでした。心からお礼を言います」

 「おれも礼を言うよ。良い人生だったな」

 (本田宗一郎『夢を力に』)



 ・事業が成功するか失敗するかは、
 一にも人物、二にも人物、その首脳となる人物如何によって決まる。
 (安田善次郎)


 ・「陰徳を積め」とは、安田善次郎が子供のときから、
 父親から叩き込まれた精神であった。
 人に知られることがなくても、
 世のため人のためになることを黙々と実践しなさい、
 というのである。


 ・自分の利益ばかり考えていると利益は逃げていってしまうが、
 陰徳を積んでいると、勝手に利益が向こうからやってくるという
 商売の秘訣を、善次郎はすでに25歳で身につけていた。


 ・道徳が経済を発展させる。


 ・日本的経営で追求すべき徳が、
 「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」なのである。






 ※コメント
 日本が長い歴史と伝統をもって作り上げた仕事手法、経営手法の凄さを知った。
 これは伝統芸といってもよい。
 たった一代でマニュアルを読んで習得できるものではなく、
 先祖代々、先人たち、大物たちの苦労して導き出された経営力だ。
 これを今一度、思い返し、日本の政治経済、社会に活用したい。


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