Japan on the Globe-国際派日本人養成講座

JOG-Mag No.406 石田梅岩 ~「誠実・勤勉・正直」日本的経営の教祖

■■ Japan On the Globe(406)■ 国際派日本人養成講座 ■■■■

            国柄探訪: 石田梅岩
                〜「誠実・勤勉・正直」日本的経営の始祖

                    それは経済的な豊かさだけでなく、精神的な
                  豊かさへの道でもある。
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■1.「それは日本の企業に学んだものです」■

     平成11(1999)年、アメリカの企業倫理協議会の専務理事で
    あるデビッド・スミス氏が来日し、講演でこう述べた。

         アメリカのエシックス(倫理)・マネジメントに変化の
        兆しが見えます。いままでアメリカの企業は、不祥事を防
        止することに主眼をおいてきました。そのため法令の遵守
        とか企業行動基準を守ること、すなわちコンプライアンス
        に力点をおいてきました。しかしそれだけでは、これ以上
        進まなくなっていると感じています。これからは従業員の
        価値観に訴え、価値観の共有に基づいたマネジメントを進
        めねばならないのではないかという意見が強くなってきて
        います。

     産能大学客員教授・平田雅彦氏は、この意見は自分が学生に
    強調していたこととまったく一致していると思い、「その変化
    はいつごろ出てきたものですか」と聞いた。するとスミス氏は
    平田氏の方に向いて、深々と日本流のお辞儀をして言った。
    「それは日本の企業に学んだものです」

         アメリカは1980年代、日本の企業の品質管理を勉強しま
        した。日本の工場に行って、作業現場を見学しました。作
        業現場で働いている人たちが、グループになって、品質管
        理を進めていました。その人たちは強制されたものではあ
        りませんでした。それぞれが品質の価値観に目ざめ、経営
        側と価値観を共有して自発的に仕事を進めていました。レ
        ベルの高い品質管理をするためには、アメリカもそこから
        スタートしなければならないことを勉強しました。それが
        きっかけです。[1,p73]

■2.日本的経営のルーツ■

     デビッド・スミス氏が指摘したように、日本的経営の特徴の
    一つに「誠実・勤勉・正直」という価値観を現場で働く従業員
    まで共有する、という点がある。このルーツを、今から300
    年近く前の江戸時代中期、享保14(1729)年の京都に求める事
    ができる。車屋町通御池上る東側の自宅で、石田梅岩が44歳
    にして講席を開いた時である。

     梅岩は11歳の頃から丁稚奉公を始め、京都の呉服屋の番頭
    格にまで出世した。懸命に仕事に励み、しかも、いつも神道や
    儒教・仏教の本を懐に入れて、暇を見ては勉強し、また朝は誰
    よりも早起きし、夜は家人が寝静まった後に書物に向かう、と
    いう日々を送った。

     商家での実体験と、神道などの勉学から、商人としての道を
    掴んだ梅岩は、これを多くの人に分かち合いたいと志して、呉
    服屋の奉公を退き、講席を開いたのだった。

     聴講料はとらず、望む人は自由に聴講されたし、女性も結構、
    とのふれこみだったが、初めのうちは出席者は親しい友人がた
    だ一人、などという時もあった。しかし、やがてその評判が京
    都の商家の間に広まり、聴衆も徐々に増えていった。さらには
    請われて、大阪まで出張講席にも出るようになった。

■3.「商人に学問を勧めるのは、意味のないこと」■

     梅岩の講席は、聴衆との問答が中心であったようだ。梅岩の
    思想をまとめた『都鄙問答』でも、田舎から出てきた学者が、
    京に住む梅岩を訪れて問答をする、という形式になっている。

     当時は、貨幣経済が発達して消費社会が広がり、商業が重要
    な役割を果たす時代になっていた。その一方で、士農工商の階
    級が固定され、商人たちは社会の最下層と蔑視されていた。そ
    ういう風潮の中で、商人たちは、己の生きる道を探していた。

     田舎から出てきた学者は、商人あがりの梅岩に、こんな質問
    をぶつける。

         商人のなかには貪欲な人が多く、日頃からただ私欲に走っ
        ている。そんな人々に欲をなくせというのは、猫に鰹節
        (かつおぶし)の番をせよというのと同じではないのか。
        彼らの学問を勧めるのは、意味のないことである。[1,p79]

     儒教などを専門に学んだ学者から見れば、商人あがりの梅岩
    が、多少本をかじったからと言って、講席を開いたりするのは、
    思い上がりも甚だしいと、反発が強かっただろう。そういう輩
    との激しい論争が、梅岩の思想を鍛えていった。

■4.「商人の利益は、武士の禄と同じ」■

     梅岩は、こう答える。

         商人の道を知らない者は、私欲に走って、ついには家ま
        でも亡ぼしてしまう。しかし、商人の道を知れば、私欲の
        心を離れ、仁のこころを持ち、商人道に合った仕事をして
        繁盛する。それが学問の徳というものである。

     聞き手は納得せずに、さらにつっこむ。「それならば売る商
    品に利益をとらず、原価で売り渡すように教えているのか」

         商人の利益は、武士の禄と同じである。もし商人が利益
        なしに売買するということがあれば、それは武士が禄なし
        で仕えるのと同じである。

         手先を働かせて細かい物を作る職人に工賃を給わるのは、
        職人の禄である。農業に従事している人に年貢を納めた後
        の取り分が残るのは、これまた武士の禄にあたるものだ。
        商人の禄も天下からお許しを得た禄である。

     士農工商は、それぞれの職業を通じて、社会に貢献をなして、
    それぞれの禄を得ている。商人の利益も、売買を通じて世のた
    め人のためになっているからこそ、与えられる「禄」であると
    梅岩は主張する。

     商売とは「単なる金儲け」と見下されていた時代に、商業の
    社会的存在価値を喝破した、革命的な主張であった。これこそ
    長年、商売に携わってきた梅岩が、自らの体験から生み出した
    考えであった。

■5.「心は士に劣まじと思ふべし」■

     学者は、なおも食い下がって「商人が売買で利を得ることは
    理解できた。しかし、それ以外に社会的に許されないことをやっ
    ている商人もいるのではないか」

     この点は梅岩も同意して、「世間のありさまを見れば、商人
    (あきびと)のように見えて盗人(ぬすびと)あり」と言い、
    たとえば、わずかに短い帯を、製造元には値引かせ、客には、
    障りにはならないからと、値引かずに売りつけて、利を稼ぐ。
    これは盗人同様の仕業であるが、学問のない所から、それを恥
    とも思わずに、ぬけぬけと行う者がいる。「これを能(よ)く
    能くつつしむは、ただ学問の力なり」とする。

     武士が俸禄を賜る主君のために、身命を惜しまず仕えるよう
    に、商人は俸給を賜るお得意様のために、惜しみなく誠意を尽
    くさねばならぬ、「心は士に劣まじと思ふべし」と梅岩は主張
    した。

     たとえば、一貫目かかっていた生活費を7百目でまかない、
    これまで一貫目いただいていた利益を9百目に減らすように努
    める。品質に念を入れた商品を、このように安く提供すれば、
    お得意様も信頼して、ひいきにしてくれる。

         我が身を養ってくれるお得意様を粗末にせず、真実の誠
        をつくせば、十に八つは、お得意様の心にかなうものであ
        る。お得意様の心に合うように商売に打ち込み、努めれば、
        渡世において何の案ずることがあろうか。

     近年の経営学では「カストマー・サティスファクション(顧
    客満足)」が成功への道だとしているが、それを梅岩は3百年
    近く前に言い出したのである。

■6.「正直から出た倹約」■

     ここで最初の問答に戻って、「商人の道を知れば、私欲の心
    を離れ」の「私欲」とは何か、考えてみよう。梅岩は私欲に関
    して、こう述べている。

         私欲ほど世間を害するものはない。このことを知らずに
        行う倹約は、ただの物惜しみのための倹約であって、世間
        に害を与えることが多い。しかし、私が申し上げているの
        は正直から出た倹約なので、人を助ける倹約である。

     たとえば、少しでもお客様に安くて良いものを提供しようと、
    経費のムダを省いて節約するのは、「正直から出た倹約」であ
    る。こういう倹約は、社会全体のプラスとなり、世のため人の
    ためになる。

     それに対して、自分さえ儲ければよいと、仕入れ先への値切
    りばかりやっているのは、「私欲から出た吝嗇(ケチ)」であ
    る。これは自分が得した分だけ、仕入れ先に損をさせるので、
    社会全体としては何のプラスにもならない。それどころか、損
    をさせられた仕入れ先は、他の顧客から損を取り戻そうと、ま
    た私欲に走った商売をするかもしれない。私欲が私欲を呼び、
    社会全体に恨みや妬みがはびこることになる。

         倹約を申し上げるのは、ほかでもない。生来人間が持っ
        ている正直の心に返したいからである。・・・このような
        正直が行われるならば、世間の人たち全体が仲良くなり、
        世界中の人々がみんな兄弟のようになるだろう。私の願う
        ところは、世の人々がこのような社会を創り上げることで
        ある。[1,p103]

     冒頭に出てきた「コンプライアンス(法令遵守)」も、単に
    企業が法を犯さないというだけでは、つまらない。梅岩が言う
    ように、「企業が私欲を離れて、お客様のために誠実に事業に
    取り組むことが、社会全体を立派にするのに役立つのだ」とい
    う価値観を従業員に植えつけたら、それは一人ひとりの心から
    志のエネルギーを引き出すだろう。

     ゼネラル・エレクトリックの元会長ジャック・ウェルチは、
    企業の行動指針に「Integrity (誠実)」を置き、松下電器の中
    村会長は平成14(2002)年に「スーパー正直会社」になると内
    外に宣言した。正直さ、誠実さが、企業の活力の源泉であるこ
    とは、現代経営の常識になりつつある。

■7.「身持ちの悪い主人は隠居させよ」■

     このように、梅岩は商売を公に奉ずるための道と考えていた
    ので、逆に私欲におぼれる事は、厳しく戒めた。

         主人たる者がわがままであったり、また酒色にふけり、
        素行がおさまらないようなことがあったら、手代の人たち
        みんなで、よく意見をいってきかせ、改めさせるようにす
        る事。万一それでも改めることなく、家の相続の妨げにな
        るような恐れがあれば、それはお先祖様に対する大不忠者
        なので、手代すべてが相寄って相談の上、隠居をさせ、僅
        かなあてがい扶持の所帯にする事。[1,p125]

     主人が家業を自分の財産なのだから、それをどう使おうと自
    分の勝手ではないか、とするのは、私欲から来る考え違いであ
    る。

     家業は、従業員たちがそれを通じて、世のため人のために働
    くための社会の公器であると同時に、ご先祖から受け継ぎ、子
    孫に引き継いでいくべき世代を超えた共有財産でもある。特に、
    従業員の忠誠、お得意先や仕入れ先との信頼関係、世間の評判
    などは、築くのに何年もかかるのであって、代々の主人と従業
    員が、大切に守り育てて、次代に引き継がなければならない。

     この事を弁えずに、放蕩のあげくに家業をつぶしかねない主
    人は「お先祖様に対する大不忠者」であり、手代どもが忠告し
    ても聞かなかったら、隠居をさせて、新しい主人を立てるべき
    だという。これは武士道においても、身持ちの悪い藩主を家来
    たちが隠居させたりするのと、同じである。[a]

     現在でもアメリカでは、いまだ会社は株主の私有財産という
    考えが強く、マネーゲームのカードとして、株価によって会社
    を売り飛ばしたり、敵対的買収をしたりする事が少なくない。
    しかし最近のCSR(Corporate Social Responsibility: 企
    業の社会的責任)の考え方では、従業員、得意先、仕入れ先、
    地域社会などをステーク・ホルダー(利害関係者)として大切
    にする、という考え方が強まってきている。企業は公器である、
    という梅岩の考えに、ようやく追いついてきているのである。

■8.「心を知りて身を苦労し勉むれば、日々に安楽に至る■

     こうした梅岩の考え方は、当時の商人たちの心に響くもので
    あった。特に士農工商の中で最低の階級として見下されていた
    商人たちにとって、商売とは武士の奉公と同様、公に奉ずる仕
    事であるという考え方は、彼らに生きる意味を与えたのだろう。

         我が教ゆる所は心を知りて、身を苦労し勉むれば、 日
        々に安楽に至ることを知らしむ。

        (私が教えるのは、まず人の道を心に自得した上で、骨身
         を惜しまず、勤勉に自己の仕事を実践すれば、日々に心
         の安心に近づく、ということです。)

     人の心は天につながっているので、私欲に駆られて人を騙し
    たり、放蕩の限りを尽くして家業を傾けたりしたら、心の奥底
    の良心が疼く。勤勉・誠実・正直に働いていてこそ、心も安心
    に満たされる。同時に事業は繁盛し、周囲からも感謝される。
    それが輪となって広がれば、立派な社会が築ける。このように
    人間の心を原点として経営を考えた所から、梅岩の教えは「心
    学」と呼ばれた。

     梅岩の『都鄙問答』は、江戸時代に10回、明治以降も14
    回も出版されるロングセラーとなった。弟子たちは全国を行脚
    して心学の普及に努め、最盛期の天保年間(1830年代)には、
    全国34藩、180カ所に講舎が作られた。心学は武士の間に
    も広まり、寛政の改革に参画した15名の大名のうち、8名が
    心学を修行していたという。

     こうした心学の広まりは、日本人の仕事観、事業観に大きな
    影響を与えた。現代の日本人も「石田梅岩」や「心学」は知ら
    なくとも、ここで紹介した考え方は「常識」としてごく自然に
    受け入れられる人が多いだろう。これがどれほど大変な事なの
    かは、騙し合いが当然の中国などで仕事をした経験のある人は、
    よく分かる。

     日本企業の強みは「勤勉・誠実・正直」を尊ぶ日本的経営に
    ある。それを知った欧米企業は、この点で急速にキャッチアッ
    プしつつある。日本経済が繁栄を続けるためには、この「勤勉
    ・誠実・正直」でさらに先をいくしかない。そしてそれは経済
    的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさへの道でもある。
                                         (文責:伊勢雅臣)

■リンク■
a. JOG(256) 武士道 〜 主体的なる献身
    国家人民のために尽くすことを職務とする武士たちの自立的
   ・主体的な生き方。
   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h14/jog256.html
b. JOG(354) 道徳力と経済力
    経済発展の原動力は「正直、信頼、助け合い」の道徳力にあ
   る。
   http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h16/jog354.html

■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。
 (まぐまぐ版では、httpのあとに「:」を補ってください)

1. 平田雅彦『企業倫理とは何か 石田梅岩に学ぶCSRの精神』
   ★★★、PHP新書、H17
   http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569642144/japanontheg01-22%22
2. 石川謙『石田梅岩と「都鄙問答」』★★、岩波新書、S37
   http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569642144/japanontheg01-22%22

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ おたより _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
■前号「歴史教科書読み比べ」について

                                           「すわ」さんより
     科書問題について、ある意味では日本の将来を左右する最優
    先テーマであると思います。団塊の世代に属していますが、自
    分が歴史教育により受けた影響について気付いたのは40を過
    ぎてから渡部昇一著「こんな歴史に誰がした」を読んだのがきっ
    かけでした。それまでは、何でも西欧のものがすぐれていて、
    日本は劣っている、江戸時代は一揆が多く貧しく汚い時代だっ
    たなどと考えていました。聖徳太子により日本人が中国からの
    独立に目覚めたとする事実を知らされ、そういえば、日露戦争
    も日本が自力で勝利したとは考えず、ロシア革命で中断したよ
    うに考えていたのに気付きました。すべて、歴史教育による刷
    りこみが自分の形成に影響を与えていたことに唖然としたもの
    です。

     ある意味で、渡部先生が与党の政治家に一定の影響を定着さ
    せた功績は偉大だと思います。ネットの時代が来るまでの間に
    十分に土地が耕されていたように思います。その後、ネットの
    普及により、従来のメディアにうんざりしていた層が情報を交
    換する現象が広まり、チャンネル桜のようなTVメディアも生ま
    れました。これからは、ゆっくりこの60年間の呪縛をといてい
    く時代に来ているのでしょうね。今回の講座における各歴史教
    科書の相違に関する具体的比較はとてもためになりました。

                                           「yari」さんより
     日々多忙な毎日を送っている中堅サラリーマンにとって,歴
    史教科書を読み比べてみるなどということはなかなかできない
    ので,今号はずいぶんためになりました。歴史教科書しかり,
    対中/対韓外交しかり,史実に基づいた正しい歴史認識が重要
    であることは言うまでもないことです。同じ歴史を扱う教科書
    でも,その情報の選び方や書き方によって,教育を受けた子供
    達の受け止め方がずいぶん変わってくることは間違いなさそう
    ですね。

     私自身の体験(18年前)では,高校から理系に進んで科目選
    択をすると,世界史,日本史とも中学校以後の教育ではまった
    く触れる機会がありませんでした。理系の場合,歴史は点数の
    取りにくい科目ですから,だれも好んで選択しません。恐らく
    今でも,望んで選択しない限り歴史を選択しなくても済むので
    しょう。私のように最初で最後の歴史教育になる場合も考える
    と,中学での歴史教科書とその教師の姿勢は非常に重要です。

     今号でも「内政干渉」と書かれていますが,他国の歴史教科
    書の内容に注文(非難?)を浴びせて,さらに各地域の選択に
    影響を及ぼそうとするなんて,世界中の誰が聞いてもおかしい
    と思うはずです。扶桑社の教科書が完璧とは言いませんが,全
    て国の検定を通った教科書を公平な目で見て選択するだけのこ
    とがなぜ外交摩擦にまで発展するのか理解に苦しみます。

     私は大学を出て社会人になってから,日本の歴史教育(特に
    現憲法,太平洋戦争の扱い)は何かおかしいと感じました。60
    年ほど前に日本が周辺国の望まない政策を採ったこと,その結
    果として被害を及ぼしたことも事実ではありますが,その点だ
    けをことさら強調するだけでは歴史教育の意味がありません。
    中学生に歴史教科書と副教材をいくつか与えて,「自分で読ん
    で考えろ。」と言った方がまだマシな結果になるでしょう。い
    つの時代も,どの国も,自国の国益を優先しようとしたその結
    果が歴史になっただけのことなのですから。

     歴史教科書に限らず他の事柄でも,「何かおかしい。」と感
    じていることは多いのですが,特に今後の国を担う子供達の教
    育については,大人が本気で議論して進めていく必要がありま
    す。
    
■ 編集長・伊勢雅臣より

     教育の正常化は、国民全体の課題です。多くの国民が「我が
    事」として考えるようになったのは、大きな進歩といえます。

     読者からのご意見をお待ちします。以下の投稿欄または本誌
    への返信として、お送り下さい。
     掲載分には、薄謝として本誌総集編を差し上げます。
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発行周期:  週刊 最新号:  2019/03/17 部数:  31,053部

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