本からいただく言葉…魂の止まり木として

読書普及協会メルマガ佐伯理事長の巻【佐伯の「2017年 年間ベスト10」


カテゴリー: 2017年11月29日
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      【本からいただく言葉・・・魂の止まり木として】
       佐伯の「2017年 年間ベスト10」

       第220号 2017年11月29日発行

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今回の目次===========================================================
1 ■【今週の読書道】佐伯の「2017年 年間ベスト10」

2 ■【年忘れ、さいたまビブリオバトル】のお知らせ
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みなさま、おげんきですか~?
さて、今週は佐伯理事長力作の登場です。
これはぜひ、お楽しみください~!
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1 ■【今週の読書道☆そして、風が見つかりました。】

みなさまこんにちは。
えちごや佐伯でございます。
今回は「天職の不作法~h君の場合~」はお休みさせてください。
代わりと言っては何ですが、リアル「本の力」のメルマガ版を書かせていただきました。
先日自分の地元分倍河原で『「本の力」年間ベストセレクション』を開催させていただきました。
このメルマガの原稿を書く準備中に、
その時のレジュメや事前に書き込んだ本に対する自分の思いが書いてあるノートを読み直していたら、
「本の力」のテキスト版を書きたくなってしまったのです。
自分がこの1年間に読んだ本の中から厳選した、どれもみなお気に入りの本です。
リアル「本の力」に参加できなかった人たちにもお伝えしてみたくなったのです。
そこで今回は大変勝手ながら、「特別バージョン」として書かせていただくことにしました。
どうかご了承ください。
(リアル「本の力」ではベスト20でしたが、ここではさらに絞り込んでベスト10としました)
順位はあえてつけていません。どれも大好きな作品です。
                                                                                                                                              
佐伯の「2017年 年間ベスト10」
 
【犯人はそこにいる】 清水潔/著 新潮文庫
「文庫X」で話題になった本です。「文庫X」とは
2016年7月21日から12月9日までさわや書店フェザン店で開催されたイベントで、
ある本の表紙をオリジナルカバーですべて覆い、
タイトルも著者名も一切見えない状態にして販売するという企画でした。
カバーの上からビニールがけしてあるので、本を買う前にわかる情報は、
値段が税込みで810円であること、
ノンフィクションであること(ただしカバーには「小説ではない」という表記はしてある)、
500ページを超える作品であること、
の三つしかありません。
オリジナルカバーには企画した人のメッセージが表裏に渡って熱く書かれています。
書店で気になって何度か手にしながら結局買わずにいました。
なんとなくまんまと引っかかるのが嫌で、あるとき、文庫本の「天」を開いてしまったのです。
(本の上の部分です。ここだけはビニールカバーがかかっていませんでしたので、
本を両側から押すと中が膨らみ、ページの上の方に書名が書いてありました)
「犯人はそこにいる」と書いてありました。
読んではいませんでしたが事前に見たことだけはありましたので、興味が薄れスルーしてしまいました。
その後段々この本が世間で話題になり始め、あらためて気になり始めました。
そんなとき、たまたま買取りで受け取った段ボールの中にこの本が入っていました。
線引きや傷みなどを点検する必要上パラパラと本をめくります。
このとき1ページ目から開いて読み始めたらさぁ大変!
面白くて面白くてページを繰る手が止まらない。
そのまま一気に読んでしまった。(もちろん仕事中ですのでいったん本を閉じて仕事をきちんと済ませてからですが)
最終的にこの企画は全国の本屋に広がりを見せ、17万部を売り上げることになる。
読み終わって一番最初に思ったことは「日本中の人にこの本を読んで欲しい!この真実を知って欲しい!」だった。
そのまま自分のブログやSNSで書きまくってしまった。
とにかく衝撃的な本でした。今年読んだ本の中で一番夢中になった本です。
ノンフィクションなので中味を知らないで読んだ方が絶対面白いと思います。
読む前に書評のコンテンツなどを読み「ネタバレ」を見てしまうと面白さが半減します。
ぜひ私を信じて読んでみてください。(笑)
 
【書店員X】 長江貴士/著  中公新書ラクレ
著者は「文庫X」を仕掛けた張本人です。
子どもの頃から生きにくさを抱えながら生きてきました。
どこにいても自分の居場所がない。
そんな彼を救ったのは「本」でした。
彼は本を読むといつもその本について3000字から5000字の感想や思い、
浮かんだ考えを書き綴ってきた。
これが彼の精神を支え、現実に立ち向かう力になったようだ。
生きづらさを抱えたまま、なんとか
神奈川県の川崎市にある書店に就職し、そのまま10年間勤務。
その後、仙台の「さわや書店」にヘッドハンティングされ転職する。
読む、書く、考える、実践の日々から生まれた「文庫X」という企画。
ベストセラーにつながったその裏側の出来事を見ることで、現代の世相が垣間見える。
そしてそこに販売チャンスのヒントが隠されている。
世の中の常識を疑うことの必要性を説き、先入観に騙されることなく確かな目でものごとを見つめ考えることを説く。
これらは彼の「読む、書く、考える」という独自のスタイルから生まれた「自分の頭で考える力」の集大成である。
本など読まなくても生きていけると思っている人、生きにくさを抱えて生きている人、
自分の先がよく見えなくて悩んでいる人、書店員さん並びに書店経営者の方などに特におすすめです。
 
 
【聖の青春】 大崎善生/著 講談社文庫
あの「羽生善治と6勝9敗」(内1敗は病気のための不戦敗)だった天才棋士が29年間という早足で駆け抜けた激動の青春物語。
感動必須。
子どもの頃からネフローゼという病に侵されながら、将棋と出会い、のめり込み「名人」になることだけを夢見て生き続けた聖。
自分の命が短いことを意識した生き方。一戦一戦を必死で戦い続け、そのための準備も懸命にして、
毎日自分のアパートと師匠の家と将棋会館のトライアングルな生活を繰り返す聖。
そんな聖をやさしく支える家族と師匠。
「もし自分が病気でなければ、そう考えることは村山(聖)には何の意味もなかった。
病気を抱えながら生きる自分が自分自身であり、それを切り離して考えることはできない。
病気が自分の将棋を強くし、ある意味では人生を豊かなものしているのだと考えた」
(本文248ページより引用)
この決意に心が震えた。
今、自殺サイトが話題になっている。
その人たちにも読んで欲しい。
命があるということ、健康であるということ、
それがどれほど有り難いことであるかをこの本を読んで考えて欲しい。
本のあとがきに、
聖の父親が、亡くなったあと、聖が残したものを整理する中で出てきたメモ
があったそうです。そこにはこう書かれていた。
「人間は悲しみ、苦しむために生まれた。
それが人間の宿命であり、幸せだ。
僕は、死んでも、
もう一度人間に生まれたい」
聖の冥福を祈ります。
(ちなみに、映画化されたものもすごくよかったです)
 
【とんび】 重松清/著  角川文庫
あのホリエモンが獄中でこれを読んで号泣したと【ゼロ】という本の中で書いていた。
それで興味が湧き読んでみました。
私も号泣でした。(笑)
しかし、これを読んで泣かない人はいないと思う。号泣必須の本。
私は幸か不幸かバツイチ独身で子どももいません。ですので、子育ての経験がありません。
そんな私がこの本を読み主人公のヤスさんと共に「子育て」を疑似体験させてもらいました。
小説の力ってすごいと思いました。重松さんの文章がうまい。人の心のひだをしっかりと描き出している。
テレビや映画で見た人も多いと思いますが、もし原作を読んでいない方は、ぜひとも本も読んでみてください。
映像では読み取れない登場人物たちの繊細な心を丁寧に描き切っています。
小説ならではの「とんび」がここにあります。ぜひ!
昭和40年代の日本の庶民の生活が背景にあります。これがまた実にいい。
高度成長したおかげで失ってしまった大切なものがここにあります。
 
 
【生きがいについて】 神谷美恵子/著 みすず書房
この本は20代の頃から本屋さんで何度も手に取った記憶があります。
それはいつも仕事で落ち込んだときや会社を辞めたくなったときがほとんどでした。
しかし中をパラパラと読むとかなり重たい感じがして購入まで至らなかった。
20代の頃は「ハンセン病」に対して正しく理解していなかったことも、影響していたかもしれない。
しかし、昨年【あん】(ドリアン助川/著)を読み、ハンセン病に対する誤解を知り深く後悔した。
さらに【生きる哲学】(若松英輔/著)の中でこの【生きがいについて】の紹介部分を読み激しく驚いた。
「舌読」という言葉を初めて知った。
ハンセン病は末梢神経を麻痺させる。
そのせいで、目が見えず指先も麻痺している患者もいた。
その患者が「舌で読み」それを読むことのできない人に口授するのである。
ここを読んでこの【生きがいについて】を読みたくなったのでした。
出だしである巻頭のページでまた思い切り胸をえぐられます。
 
「世のなかには毎朝目がさめるとその目覚めるということがおそろしくてたまらないひとがあちこちにいる。
ああ今日もまた一日を生きていかなければならないのだという考えに打ちのめされ、
起き出す力も出て来ないひとたちである。
耐えがたい苦しみや悲しみ、身の切られるような孤独とさびしさ、果てしもない虚無と倦怠。
そうしたもののなかでどうしても生きて行かなければならないのだろうか、なんのために、
と彼らは行くたびも自問せずにはいられない。
たとえば治りにくい病気にかかっているひと、最愛のものをうしなったひと、
自分のすべてをかけた仕事や理想に挫折したひと、罪を犯した自分を持てあましているひと、
ひとり人生の裏通りを歩いているひとなど」
(本文、4ページより引用)
「同じ条件のなかにいてもあるひとは生きがいを感じられなくて悩み、あるひとは生きるよろこびにあふれている。
この違いはどこから来るのであろうか」
(本文、6ページより引用)
この問いがこの本のテーマです。
著者は瀬戸内海にある長嶋愛生園に5年間務めます。ここでハンセン病患者と関わり様々なことを知ります。
そしてここでの体験をもとして「生きがいについて」を書いています。
著者はハンセン病患者であろうが健常者であろうが、「生きがいについて」共通する思考を見出します。
それは
 
「いずれにしても自分に課せられた苦悩を耐えしのぶことによって、
その中から何ごとか自己の生によってプラスになるものをつかみ得たならば、
それはまったく独自な体験で、いわば自己の創造といえる。
それは自己の心の世界をつくりかえ、価値体系を変革し、生存様式をまったく変えさせることでさえある。
ひとは自己の精神の最も大きなよりどころとなるものを、自ら苦悩の中から創り出しうるのである。知識や教養など、
外から加えられたものとちがって、
この内面からうまれたものこそいつまでもそのひとのものであって、何ものにも奪われることはない」
 
毎日の新聞やテレビのニュースを見聞きしていると、
世のなかの人は今働くことに疲れている。
若者は働く場所の確保さえ大変そうに思える。
そんな時代だからこそこの本は読まれるべき1冊なのだと思う。
 
【「好きなことだけやって生きていく」という提案】 角田陽一郎/著 アスコム
この本の題名は「引っかけです」
この手の本を読む人は、だいたいいま仕事がつまらないか辛いか苦しいかむなしいかしている人だと思います。
しかし、いざ読んでみると書いているのは真逆なことばかり。
大げさに言うと「詐欺だ」(笑)。
今はやりの「好きなことで生きる」みたいな風潮を、タイトルに上手く取り込み、
「好きなことだけで生きて行きたい」とかたくなに思い込んでしまった人に読ませて、
そのかたくなな思考を和らげる意図で書かれた本、と私は思いました。
巻頭の「プロローグ」で書いてありますが、この人はテレビのディレクターであり、
本の著者であり、映画監督でもあるそうです。そんななかで関わった、タレントやお笑い芸人たちを見ていて気が付いたそうです。
明石家さんま、いとうせいこう、水道橋博士、ユースケ・サンタマリア、キングコングの
西野亮廣などです。
このひとたちの共通項は「好きなことだけやって生きている」ことなんだそうです。
この本はそんな彼らを観察して発見した「好きなことだけやって生きて行く具体的なコツ」を公開しています。
特別にここにそのコツとなる考え方の大本をズバリ書いてしまいます。
「どんなことでも、興味を持っておもしろがれば、誰でも、『好きなことだけやって生きていける』ようになる」ということです。
要は「好きなことを増やすために」日常で色々なことに興味を持ち、「好きのアンテナ」を広げる。
それと同時に今やっている仕事に対しての「見方」や「考え方」を変える練習をしていく、というものです。
視野拡大、解釈の変更です。
書いてしまったついでにもっとばらしてしまうと、この本の最後にとても恐ろしいことが書いてあります。
これからの世の中はITやAIやロボットの発達で急激に変化していく。
すると、したくない仕事はどんどんAIやロボットが代替えしていく、
つまり機械化されていくということです。
結論
「好きなことを仕事にするしかない」時代になるそうです。
ここはちょっとドキッとしました。
 
 
 
【ゼロ】 堀江貴文/著 ダイヤモンド社
 
この本はホリエモンの胸中を赤裸々に語ったものであります。
生い立ちから投獄、出所までを語っているものです。
その時の思いや考えを素直に綴ってあるように思える。
弱いホリエモン、情けないホリエモンが
たっぷりと出てくる。
彼が、世の中に注目され始めた時は、
とても「突っ張って」いた。
その突っ張り感が全くない。
本音の言葉で綴られているように思える。
この本のメインテーマは「働くこと」だ。
働くとはどういうことか?
なぜ自分がこうまで働きたいのか?
を自分に問いかけ素直に自分の考えを吐露している。
私はこの本の中のホリエモンの言葉を信じたい。
逮捕される前の彼の印象があまりにも悪いので100%大好きとは言い難いが、
少なくとも彼の言うことに耳を傾けたいと思い始めています。
この本はロングセラーになりつつあるようです。
2013年に出版されていますが、大型書店の中には今でも平積みされているのをたまに見かけます。
奥付を見ると最近の日付けになっていました。
つまりまだ増刷されているのです。
ベストセラー=良い本とは限らない。
しかし、ロングセラーには、良い本であることが多い。
書かれている内容が世代を超えた普遍的なものであったり、
人間の本質をついたものだったり、いつの世にも必要とされている何かが書かれているものは、
ロングセラーになりやすいと私は思っています。
この本は、主に若者(10代から30代)に向けて書いてるように見えます。
きっとその年代の人で生き方や働くことで悩んでいる人がいたら、この本は何らかの力を与えてくれると思います。
今若者が働き辛い生きづらい世の中になっているように感じます。
この本は世の中を活性化させるエネルギーに満ちているように思う。
これを読まれた40歳以上の方、自分の周りに悩んでいる若者がいらっしゃいましたら、
説教などせず、ぜひこの本をすすめてみてください。
 
 
【1冊の「ふせんノート」で人生は、はかどる】坂下仁/著 フォレスト出版
この本はとても重宝しています。読んで即日この技を試してみました。
私は文章を書くときいつも書き出してつまずくタイプです。
構えてしまいなかなか言葉が出てこないのです。
ところがこの付箋ノート術は思いついたことを付箋にメモするだけでいい。
または1センテンスだけ書き込むだけで良い。
文章をいきなり書き出そうとする行為は少し抵抗があります。
でも一言メモするだけ、キーワードだけメモすれば良い、
となると言葉は出て来やすくなるようです。
心のハードルが下がるようです。
とにかく書きたいことがあれば一言でもいいしキーワードだけでもいいからどんどん書き出していく。
全部出し尽くしたと思ったら、今度はそれを見直して文章の形になるように並べ替える。
この作業を全てノートの上で行うのです。
後はそれを見直してふせんを書く順番に並べ変える。
そしてそれを見ながら文章を書いていく。
ふせんとふせんの間の言葉をつなぐことを考えれば簡単にブログや日記ができてしまう。
さらに携帯利便性が良いこともポイントです。
外出時にノートをバックに入れて持ち歩く必要がありません。
どこでもふせんにメモするだけで良いのです。
家に帰ってふせんをノートに貼ってしまえばその情報はそこに整理され保存される。
具体的な例として、私の場合朝モス(散歩中にあるモスバーガーのこと)で読書をしてくることが日課になっています。
読書中に何か閃いたらすぐさまふせんにメモをしておく。
また行き帰りの散歩中に何かひらめいたりしたらそれもすぐさまふせんメモに書いておく。
家に帰ってそれらのふせんを整理しながらノートに貼る。
改めて見直してみるとふせんメモ同士のつながりで自分の中にまた新たなひらめきが起きたりします。
とにかく驚くほど便利な技です。
試してみる価値はあると思います。
 
 
【小さな習慣】 スティーヴン・ガイズ/著 ダイヤモンド社
今年最高のヒット作です。
読んで実践して最も効果を得られた本でした。
とにかく簡単、そして結果にびっくり。
著者は腕立て伏せを毎日1回やると言うノルマを自分に課しました。
これが30分の筋トレに発展した、
と書いてありました。
そんなバカな!
と私は思いました。
ほんとうかどうか試してみました。
私の決めたノルマはプランク10秒
(プランクとは腕立て伏せのような姿勢で、
肘を曲げて両肘を柱にして体を起こし上半身から下半身まで一直線な姿勢をつくり、そのままの状態をキープする技)
それプラス腕立て伏せ1回行う。
これを毎日のノルマにしてみました。
すると笑っちゃうほど楽にできちゃいます。
当たり前ですよね、プランク10秒も腕立て伏せ1回も、
誰でも簡単にできてしまうレベルですから。
当然、毎日続きました。
そのうちプランク10秒では物足りなくなり20秒30秒1分とやってしまうようになりました。
腕立て伏せも1回が2回になり3回4回と増え、いつの間にか10回を超えるようになりました。
しかし毎日の自分へのノルマは「プランク10秒、腕立て伏せ1回」で良いのです。
ノルマを上乗せしないルールなのです。
疲れてる日はこれだけで済ませた日もありました。
気がつけば2ヶ月が経過していました。
この時点でこの2つの種目以外にスクワットや立ったまま腹筋、その他数種類の筋トレ種目が加わっていました。
筋トレ自体に体が喜びを感じはじめていたのでした。
まさに本に書いてあることの通りのことが起こりました。
おかげで1年半前に比べて体重は7キロ落ち、ウェストは2センチ凹んでおりました。
私はこの本のおかげでトイレ掃除、部屋の掃除、風呂の床掃除、夜のスロージョギングなどが
「毎日やる習慣」として身についてしまいました。
 
習慣を身に付けるポイントは
「小さすぎて失敗すらできないちょっとしたポジティブな行動」にあります。
実はこの「小さな習慣」というのは、脳の仕組みを上手に捉えたとても科学的な方法なのでした。
意志力と言うものを使えば習慣は身につきそうですが、実は意志力というのはそれほど人間に備わっていないそうです。
中には意志力が強い人もいるでしょう。
しかし、ほとんどの人は意志力が弱いそうです。
ですので自分のことが三日坊主だったり意思薄弱だとお思いな方にはとてもオススメな本だと思います。
習慣を変えることができれば、人生も変わります。小さく始めてみませんか?
 
追伸・・・
余談ですがずっと読みたくて読み通すことができなかったドストエフスキーの【罪と罰】を、
この小さな習慣の技を使って試してみたところ、見事に全3巻を読み終えることができました。
 
 
【ごめんなさい、もしあなたが行き詰まりを感じているなら、不便をとり入れてみてはどうですか? ~不便益という発想】
川上浩司/著 インプレス
不便は手間だが役に立つ。
つまり不便にすることで益が生まれることを「不便益」といいます。
この本は「不便益」の研究をしている著者が集めた実例集であり、今の便利一辺倒な時代に便利=豊かなのでしょうか?
と言う問いかけをしている本でもあると思います。
例えば幼稚園。
東京都立川市にある「ふじみようちえん」はちょっとした不便をわざと作っているそうです。
「狙いは子供たちに不便を体験させることによって工夫が生まれ工夫することによって育ちが出てくるものと信じているから」
(本文101ページから引用)
です。
手をかざせばセンサーで水が出て、リモコンで電灯がつくというオートマチックで快適な生活が一般化されてきています。
ところがここ「ふじみようちえん」では水道にはひねるための蛇口がついています。
「ひねれば水が出る」というもののコトワリを体験させています。
そして園庭と園舎の境にあるガラス張りの戸はすべて引き戸です
。しかもこのドアは少し滑りを悪くしてあります。力を少し入れないと動かない。
さらに閉め切るところではもっと力を入れないと閉まらないというような工夫がしてあります。
この動作を重ねることによって「最後まできちんする」癖づけにつなげています。
他にも「ゴミ箱ロボット」というものがあります。
「一見、自走式のゴミ箱のようです。ゴミを発見するとゴミ箱はゴミのほうに向かっていきます。
そのような、ゴミか否かを識別すると言う高い能力があるのであれば、
自分でゴミを拾うくらい簡単なタスクなのではないか、と思うでしょう。
しかし、彼はゴミを見つけると、近くに寄ってきた人とゴミの間をウロウロし、
ペコリとお辞儀をするような仕草をするだけです。
これで、人にゴミを拾ってゴミ箱に捨てることを誘います。自分ではゴミを拾う事はありません。
(本文88ページより引用)
いま暮らしの中の様々なところで、便利が故に人間の能力を低下させているような場面も多々あるようです。
知らぬ間に人間が人間に「させないこと」で失っていくものがあるなんてトンチンカンな話です。
前進と発展だけが人を幸せにするとは限らない。その証明がこの本の中にあります。
この本の発想は知っておくべきだと思いました。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以上です。
今回も長い長い文章におつきあいくださりありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
みなさま、最後までお読みいただき、ありがとうございました~♪
今回は本の力のテキストバージョン!これいいですね!
さっすが佐伯理事長でございました。
修正ほとんどなし。
佐伯理事長の語り口をそのままお楽しみいただけたのではないでしょうか。
佐伯理事長、素晴らしい原稿をありがとうございました。

 お気に入りの本は読書のすすめでどうぞ♪
 http://www.dokusume.net/

 http://dokusume.com/modules/store/


 こんぶ店長のブックランドフレンズでもどうぞ♪どうぞ♪
 http://www.honyakamo.com/

さて、次はイベントの紹介で~す!
リアルで会うのが一番ですよね~!
御用とお急ぎでない方は、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい♪
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
2 ■【年忘れ、さいたまビブリオバトル】のお知らせ
今度は土曜日です!!!

チームさいたまのビブリオバトルを開催します!

師走の開催ですが、ご参加お待ちしております。

テーマは無し。ご自身が読んで面白い!と思った本を紹介してください。

発表者としてでも、観戦者としてでも、どちらにしても

お気楽にご参加ください。

内容:

 ビブリオバトル

 本の交換会(発表する本とは別に1冊準備ください)

 ※ビブリオバトル参加の際は、発表者か見学者かを明らかにしてください。

 ※交換する本は、人に差し上げても良いという状態の本を選んでください。

12/9(土)13:30~16:30
場所:さいたま市 北浦和公民館
http://www.city.saitama.jp/urawa/001/001/005/011/p034038-1.html

集合:
1.北浦和駅改札口 13時
2.直接会場へ

参加表明の際、集合場所のご連絡もいただけるとありがたいです。

定員:15名
参加費:無料

ビブリオバトル終了後、懇親会も予定しております。
懇親会が本番だという話もあるとかないとか。。。
ぜひご参加してください。
(懇親会のご案内は別途行います)



ビブリオバトル読書会とは?

本を知り人を知る書評ゲームです。

【公式ルール】

1. 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。

2. 順番に一人5分間で本を紹介する。

3. それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを
 2~3分行う。

4. すべての発表が終了した後に
『どの本が一番読みたくなったか』を基準とした投票を
参加者全員一票で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。


お申込み、お問い合わせ先:
 やまざき(go5go5goyama*i.softbank.jp)
 *を@に変えた上で、メール送信お願いします。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
みなさま、メルマガに載せたいイベントがあればぜひ、メッセージください♪


新しいドクシー2で盛り上がりましょう~!
http://www.c-sqr.net/

こちらでは「やっこ@なんでやねん」という名前で出ていますよ~♪
http://www.c-sqr.net/cs78042/

新しいドクシー2の招待メールがまだ行っていないという方も、
このメルマガに返信すると、メルマガ発行者にメールが届くようになっています。

ご感想もどしどし、返信でお送りくださ~い♪
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

      発行: NPO法人 読書普及協会
      編集人: 高橋康子

  TEL.03-5666-0969  FAX.03-5666-0968 

   〒133-0061 東京都江戸川区篠崎町1-403-4 
         サクシード・シゲゼン一階「読書のすすめ」
   URL:  http://www.yomou.com/

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

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僕は『絶対倒産する』と言われたOWNDAYSの社長になった。
売上20億,負債14億,赤字2億『絶対倒産する』と言われ、メガネ業界内ではただの質の悪い安売りチェーンと馬鹿にされ続けていたOWNDAYS(オンデーズ)を30歳の時に買収し社長に就任。その後、10年間で奇跡のV字回復を遂げて、売上150億,世界10カ国に進出するまで・・、みたいな巷によくある再生物語。半分ノンフィクション。半分はフィクション。いつまで、どこまで書き続けるかはまだ未定です。 https://www.owndays.com Twitter:https://twitter.com/shuji7771 blog:https://ameblo.jp/shuji7777/
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