2013.09.30

2013.秋の日に感じた啓蟄の動き

厚労省指定の民間資格取得時のアドバンテージともいえた、特例講習修了による学科試験免除の適用が、第11回キャリア・コンサルティング技能検定試験で終了するそうですね。

そもそも特例講習ってなんやねん!・・・とのことはさて置き、民間資格の学科内容も変遷を遂げており、各資格認定団体の現状を見る限りにおいては、民間資格と技能検定の一連の流れを、社会・ユーザー視点で適正に踏まえた展開をされている先には限りがあり、結果、種々の理由は付けられてはいましたが、この流れは、ある意味、曖昧模糊とした状況がスッキリと整理されたとも考えられるのかも知れません。

ただし、12回以後の技能検定試験の受験者人数・合格者人数は、普通に考えれば落ちて行くでしょうし(合格率は分かりませんが)、キャリア・コンサルティングの社会的な評価を前提にキャリア・コンサルティング協議会は、今後どういう活動路線を進まれるのかなぁと思ったりしています。 あ・・・完全に余計なお世話ですが・・・


この間、完全に失念(どこかの公共交通機関の記者会見のような発言になってしまいますが)していましたが、キャリア・コンサルティング協議会の会長職に日本キャリア開発協会(JCDA)理事長の立野了嗣さんが就任されていたんですね。

同会の初代会長でもあり、2回目の就任となりますが、会員10団体で持ち回りで、キャリア・コンサルティング協議会の経営采配を振るわれるのかと勝手に予想していたこともあり、少し驚きました。

頭が・・・なので、難しいお話しや経緯・意味等々は分かりませんが、本来的に考えるならば、キャリア・コンサルティング協議会のような団体の主たる会員組織や役員には、所属母体行への影響等が及ぶことの懸念を抱かれぬ、他業界の第三者から専任運営されるのが望ましいのかと思ったりもします(経営主体の意味においてで、会員組織としては現状で良いと思いますが)。

国内のキャリアコンサルタントの民間団体として、JCDA は最大人数を抱えられている先でもあり、会費徴収・技能士会・スキルレベル・社会的評価 etc. 諸々を考え合わせた時、JCDA と協議会との間で利益相反するような矛盾は生まれないのかと、余計な心配が浮かんでみたり・・・

まだまだ小さな組織ですので、例えが適切ではないかも知れませんが、全日本柔道連盟とは言わずとも、利益誘導などは結して無いと信じていますが、ガバナンスを考える上で何も問題はなしなのでしょうか・・・ボクには不思議としか感じませんが・・・


兎も角、来年以降、定め・括られた民間・国家の資格体系のなかで、どんな流れがマクロ的に訪れるのか、本当の意味での国内のスタートが切られるとの見方も出来るのかと思ったりしています。

また、こんなに時間が掛かるものなのん?・・・と思いつつも、キャリア・コンサルティング協議会が厚生労働省委託事業として実施され始めている種々の内容の活用がどう進んでいくのかも興味深いところではないでしょうか。
社会的な意義は当然のことながら、効果を適切にデータとして表し、効果ある支援内容を共有することが、支援者のレベルアップに繋がり、社会効果をさらに高めることになると信じて疑いません。

専門性の確立、ナレッジ&シェアの必要性の入り口にやっと辿り着いたのかと、チョッと嬉しくも感じています。
今後に於いては、キャリア教育の推進と共に支援者育成だけではなく、一対として必要なキャリア形成の知識情報の提供~予防的観点による啓蒙活動の推進も、早々に進めて欲しいモノだと願ってもいます。


有資格者として、支援者による各団体の活動や資格価値・意義・支援効果等が、どのように推移していくのか・・・2・3年の内には、また方向性が明らかになるのではないかと思います。

何を以ってしても、キャリア形成の「活用」のフェーズの推進が各方面で起きていることは喜ばしいことかと思います。




昨今、ブラック企業に関するニュースが多く流れますが、まだ報道等には出ていない身近にあった実例を上げさせて頂き、注意喚起・問題提起としてお伝え申し上げたいと思います。


アベノミクスの効果なのか、求人状況には変化の兆しがあることを強く感じています。
そんななかで、経営現状の打開策の一環として、グローバル展開を模索する先も相当に増えています。
併せて、インキュベーションと言って良いのかどうかは微妙ですが、新規事業の企画・運営管理者の募集もチラチラと見え始めてもいます。

ここまでは何も問題なく、逆に喜ばしいことでもあるのですが、中途採用の求人~面接等において、新規事業案件の企画提案を書面で求める先もあるようです。
経営母体の概説や今後の展開方針等を示され、これを元にした提案書類作成を求められ、その内容次第で採用合否が決まるというものになります。

・・・と、ここまでもある種、問題はないでしょうか・・・が、実際には社員採用をするのではなく、新規事業案件の企画を集めるために、求人募集を実施している先があるとしたら、若しくは、集まった書類の内容を副次的に使用しているとしたら、チョッとお話しは変わってくるのではないでしょうか。


この話しは、事業会社に勤務するクライエントからの別件の相談で分かったことなのですが(本記載についても了承済み)、そこでは、チョッと悪質とも思える書類活用が実施されているようでした。


自分のクライエントが同様の企画・提案書類等を企業に提出する際には、「採用合否に係わらず、企画案の2次使用については一切の制限はない」と付記するか、敢えて何も表記しないか、法的な効力は無くとも、「不採用の場合、向こう1年間は、記載済み内容の事業化等の実施はしない」等の一筆を入れる判断をするように勧めたりしています。

サイトのプライバシーポリシーなどでは、「面接時の種々の守秘や、2次使用などはしない」とされているところが多いとも思いますが、個人情報に類する諸々はコンプライアンス意識の高まりとともに名簿屋に転売などは裏でもなくなっているようですが、提案書の類のモノであった場合は、如何でしょうか・・・

面接時に何かの企画提案を求めることを一概に間違いだとは思いませんが、採用を隠れ蓑にしての斯様なことは、殆どの場合、社外に漏れることも無いように思いますし、例え内部告発の一案件として引っ掛ったとしても、悪意の実証をすることは中々難しいモノであろうかとも思われます。


新卒・中途採用共に割と無意識に何らかの資料提出を求めることも多くあり、悪意あってのケースなどは稀なことだろうとも思います。が、種々のハラスメント問題と併せ、訴訟文化へとシフトしていく傾向が強くなっているような状況のなか、ブラック企業にならぬためとの観点&リスクテイクの一環として、レアケースだかそんなこともあるようだとお伝えを申し上げておきたいと思い綴らせて頂きました。



「ブラック企業」に怯える若者 情報不足、過剰警戒が生む雇用ミスマッチ
産経新聞 9月6日

長時間労働やサービス残業をさせる、暴言やパワーハラスメントを繰り返して退社に追い込む-。いわゆる「ブラック企業」が社会問題化する中、若者の間で情報が不足し、実際はブラック企業でもない中小企業への警戒感が広がっている。


就活生悩ませる「ブラック企業検証」 白か黒か…見分ける方法はあるのか
産経新聞 9月23日

長時間労働やサービス残業を強要し、暴言やパワーハラスメントなどで従業員に苦痛を与えるという“ブラック企業”。これに対しては就活生も強く警戒しはじめている。内定塾に通う学生の中にも、「ブラック企業の見分け方を教えてほしい」「ブラック以外の企業なら(入社先は)どこでもいい」と言う学生も少なくない。


LGBT働きやすく 会社説明会・研修・規定、徐々に
朝日新聞デジタル 9月9日

20人に1人はいるというLGBT(性的少数者)が、働きやすい職場を作る。そんな動きが、企業に広がりつつある。優秀な人材を確保したい外資系企業が先鞭(せんべん)を付け、日本企業が後を追う。ただ、無理解の壁はまだまだ厚い。


<雑誌「ビッグイシュー」>無気力救った光明…創刊10年
毎日新聞 9月10日

自立を目指すホームレスらが都市部の駅前などで販売する雑誌「ビッグイシュー日本版」が今月11日、創刊10周年を迎える。大阪で生まれ、現在は全国15都道府県で販売されている。
売り上げの一部が収入になるシステムで、これまで販売に携わった計約1500人のうち、164人が定職に就くなど自立した。


非正規の若者6割「就活やり直したい」 収入などに不満
朝日新聞デジタル 9月17日(火)

企業や自治体などでつくる日本経営協会の調査では、派遣やアルバイトなど非正規で働く若者の約6割が「学生に戻れるなら、就職活動をやり直したい」と考えていた。正社員と比べると能力を高める機会や給与の差があり、将来どのようにキャリアを積み上げていこうかという設計が立てづらいからだ。


仕事を辞めていいとき、踏みとどまるべきとき
プレジデント2013/9/18

動かないよりは行動したほうがずっといい。誰でも職場で不満を感じるときがあるし、自分の仕事に情熱を持てない時期が長く続くことさえある。だが、普通の一時的な不満と、自分と仕事との本当のミスマッチを見分けるにはどうすればよいのだろう。次への一歩を踏み出すべき時期が本当にきたとき、それを知るにはどうすればよいか。また、そのとき上手に辞めるにはどうするべきなのだろうか。


セクハラ、同性への言動でも=指針に明記―厚労省
時事通信 9月27日(金)

厚生労働省は27日、セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)が異性に対する言動だけではなく、同性に対するものも含まれることを同省の指針に明記する方針を固めた。同日開かれた労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の雇用均等分科会で方針を示し、了承された。




本メルマガを通じて、ブログをご覧頂いている方も多くいらっしゃり、心から感謝申し上げます。

メルマガからブログをご覧になられた際の多くの反応は、その落差?に多重人格?を疑われることもありました。ブログからメルマガをご覧になられた場合は、ON の時は真面目なんですねと、素直に喜んで良いのか悩むべきなのかに困る反応を頂戴したりもしました。

そして、ブログ「キャリアの翼 笑顔の行方を見つめる キャリアノート」は、明日、新たな誕生日を迎えることとなりました。

2009.10.01日に産声を上げ、今日まで、1日も欠かすことなく、硬柔の内容を織り交ぜてキャリア形成の予防的観点で綴ることが出来ましたのは、読者の方々の反応が支えとしてのことでした。

明日の誕生日を前にこの場をお借りして、心よりお礼申し上げます。


ありがとうございます



PS よくお尋ね頂くのが、アメブロに登録していなくてもメッセージやコメントの書き込みは出来るの?ということがあります。此の点は全く、問題ありませんので、お手隙の時にでもお気軽に覗いて頂き、書き込みをしてみて頂ければ嬉しく存じます。



笑顔の行方を見つめて




【ディスカッション・ペーパー】キャリア・コンサルティング業界形成に向けて
* 笑顔の溢れる社会に向けた*キャリア形成支援の業界形成のための提言 *
 A. キャリア形成支援の全体像から見た課題形成(192 KB)
 B. キャリア形成支援の業界形成に向けた具体的な検討諸案(132 KB)
キャリア・コンサルタント技能士会に関わる課題形成




career wing

仕事を通じて、“自分「らしさ」の実現”を追求する、
キャリア形成支援のトータル・ソリューション・サービス
ヨシダの徒然 < 編集後記>

「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますが、正にこの言葉のまま、
猛暑続きの日々が、朝夕は肌寒くさえ感じる日々へと移り変わりつつあります。

雪月花・・・季節の移り変わりは、常に春夏秋冬の順を繰り返していきます。
キャリア形成の流れとは言えずとも、人生に流れる時間の姿をここに感じます。

季節の変わり目で体調を崩しがちとなりますが、普段に増してご自愛ください。



一日一膳?の思いで書き綴っているブログ* キャリアの翼 *「笑顔の行方を見つめる」キャリア*ノート*あんなことも・こんなことも・・・


「まぐまぐ」から発行中のメルマガ【「個の時代」の、キャリアカウンセラー&人事 】が携帯でもご覧になれるようになりました!
通勤やお出掛けの合間に、ふとお暇になってしまった時に、もっと手軽にいつでもメルマガを読んで頂ければと思います。

ミニまぐ(携帯版メルマガ)の登録は、下記のフォームよりお願い致します!


 




Career wing  tadashi yoshida


特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会 会員
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)所属

厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格
キャリアカウンセラー

Copyright(c) キャリアウィング all right reserved.