2013.03.31

業界牽引のリーダーシップ組織・課題現状にう~む...

明日の4月1日は、週・月・年度の初めがキリ良く重なり、新社会人としての初出社を迎えることも多いのかと思います。

未来への道 *Welcome to the world of the contradiction

年度替わり前のせいなのか、グローバル化への変化対応なのか、政権交代による政治結果の一端なのか、国内のパラダイムシフトの表面化なのか etc.  その原因は分かりませんが、机上などではない生身のキャリア形成支援を踏まえた際に気になるニュースが多く流れたと感じた1ヶ月間でした。


ニュースではありませんが、厚労省発表の「キャリア・コンサルタントの活動状況、求められる能力などを調査・研究(キャリア・コンサルタント新能力要件)」は、皆さんご覧になられましたでしょうか?

キャリア・コンサルタントの活動の現状分析~課題化~対応修正の取り組みには十分な意味・価値があると思っているので批判の意味ではありませんが、これまでの経過を眺めてみても、将来予測に基づく現状対応の弱さ・出遅れ感を強く感じてしまいます(この内容等は、数年前に方針・方策化されて然るべきものかとも感じましたが・・・一番初めからでもか・・・)。


収益構造上に於いて致し方ないのかとも思いますが、関係組織全体の実態としては、資格ビジネスのフレームワーク化(附帯事項も含み)のみがあるだけで、政治・社会情勢の変化に即応し、先行対応を図る事・より積極的な社会機能化の推進(資格の活用面への取組み)~本来の職能組織(機能)構築などは、後手となることも致し方なしなのでしょうか。

個人的には、資格と活用の両輪が機能せずして、社会的に有益な役割を担うことは出来ずと思い、職能組織の活性化が必須であり、鍵だとも思うのですが、これまた実態は・・・う~む@その1.

※某職能組織である筈の会の方々から都度、色々とご連絡を頂戴しますが・・・他者が失礼を申し上げますが、現状の姿のままならば何か社会的な価値はあるのでしょうか・・・私益はあっても公益に繋がらないなら、そこに向かう活動をしないなら、場合によっては只のマスターベーションになるのではないかとも思いますが・・・


政府の政策的な方針に伴う業界全体のマクロ方針・方策はよく分かりませんが、キャリア形成支援業界全体の牽引組織が実態的に不明確・無い状況なのかと感じています。

※所属会員サービスとマクロ形成は別物だとの観点を持ちます。


幾つかの全体的な課題はあると思いますが、主には、

職能組織機能の整備~積極的な活動展開
分野別専門性開発のためのナレッジ&シェア機能のフレームワーク(DB化必須)
心理対応的領域とマッチング領域の2つに分けた諸事対応(後者は皆無)
Web活用の機能・プロモーション活動(広報を含む)の再構築 etc.

こんな感じのものが社会的に必須なのではないかと思います。

キャリア形成支援は、多義に渡る分野があると自ら認めているのですから、そこで諸事を終わらせるのではなく、各分野別の体制構築を進めて行くことが、自明の理以上に当然のことではないのかと思いますが(種々の指針も明確なターゲットが定められぬなかで出されているならば、ファジー以外何も生み出しはしない筈かと思います)・・・う~む@その2.


完全な私見になりますが、求人状況を参考に眺めて見ると、社会認知として「キャリア・コンサルタント」とは、人材ビジネスに於ける「コーディネーター職」としての認知の方が上にある現状のように感じます。
NHKで放映された番組の影響かどうかは定かではありませんが、アイデンティティをしっかりと守る上でも、告知として注意喚起を促すとか、業界同士の突合せを実施するとか etc. 何らかの即応した行動をする必要はないものなのでしょうか?


更に付け加えるなら、東日本大震災の発生以降の厚労省委託事業は別として、以後、同様のことが国内で起きた場合のキャリアコンサルタントの対応可能な活動(役割)について殆ど何も議論~表明もなき現状を見るに付け、現状では、お題目のように社会啓蒙推進を掲げていても、業界全体の先行きに明るさを見い出すことは難いなぁとの思いを抱くにも至ります。

※この国内状況下にあり、ブランディングのための海外展開を行う然る団体の非難をしているものではありません(個人的には大きな違和感・疑問は感じています)。



キャリア形成支援の関連団体に所属していない方々も多くいらっしゃるかとは思います。

所属組織にロイヤルティを抱くことは間違いではないと思いますが、そんな小さな垣根を飛び越え、俯瞰で国内・キャリアコンサルタント(キャリア形成支援)を見つめて牽引していく組織・機能の登場が必要なのかなぁと思います。

The frog in the well knows nothing of the great ocean.


愚見の全ては、実学として活かせる資格であるためにということが前提の考えとなっていますので、権威主義的な机上論の資格と考えるならば、これらのことは当て嵌まらずかも知れません。

キャリア形成支援の諸事を社会に役立つ実学として求めるならば、現状の抜本的な変化が必要なのではないでしょうか・・・う~む@その3.


※各タイトルにリンクを貼っていますが、サイト側の状況でリンク切れを起こす場合もあります。その際は、同じ内容でサイト検索をお願い致します。


就活「圧迫面接」の真意とは? 怒鳴る、全否定…うつ発症するケースも
産経新聞 3月3日

3月に入り、就職活動も中盤へ差し掛かりました。いよいよ「面接」へ挑む就職活動生が増え始めました。
近年、就職活動生を悩ませる種の一つとして、「圧迫面接」が挙げられます。圧迫面接とは、「うちの会社は激務だけど本当に大丈夫なのか」、「君はうちの会社に合っていないと感じるが、どう思うか」などと、わざと否定的、威圧的な質問を投げ掛け、それに対する学生の応答や対応をみる面談手法の一つです。以下、実際に内定塾に通う就職活動生が体験した実例をご紹介いたします。

※企業人事に何らかのテーゼの投げ掛けをする必要は、キャリア形成支援者ゆえにある・出来るのではないでしょうか。


なぜ給料が二極化するのか? 年収200万円と800万円の人
Business Media 誠 3月6日

人には「聞かれたくない」質問が、ひとつくらいあるのでは。記者にもあるのだが、そのひとつが「未来」について。
10年後、ドイさんはどうなっていると思いますか? と聞かれても、答えに困ってしまう。なぜなら「考えたくない」という気持ちがあるからだ。そんなことを言っていると、ビジネス書なんかでは「ビジネスパーソンよ、未来の目標を持て!」などと書いていそうだが、どうもこの類の話が苦手。

※額面以上にこの変化を感じています。経済水準別のキャリア形成支援のあり方について考えたことはありますか?


「結婚の予定はありますか?」 採用面接で質問するのは問題ないか?
弁護士ドットコム 3月6日

採用面接で応募者はさまざまな質問に答えなければいけない。
就職や転職の採用面接ではさまざまな質問が応募者にぶつけられる。なかには個人のプライバシーに踏み込んだ質問もあるが、女性に対する「結婚の予定はありますか?」という質問もその一つだ。このような質問に対してどのように答えたらいいのか、迷ってしまう女性は多いようだ。
面接での印象が悪くなるのを恐れて、実際には結婚を前提に交際している相手がいても、そのことを口にしない場合もあるという。

※録音社会への流れのなかで、You tube に●●会社面接などとUPが無いようにと将来に祈りますが・・・


結婚、出産…「学び直し」で再就職&起業 大学が支援プロジェクト
産経新聞 3月9日

結婚や出産を機に仕事を辞めた女性の再就職や起業を大学が支援するプロジェクトが、高い就職率を挙げている。
就職に直結する資格が取得できるわけでも、熱心な就職先の斡旋があるわけでもないが、「学び直す」という行為を通じ、参加者自身が子育てや家事に追われる中で見失っていた自信を取り戻し、成功を引き寄せているようだ。

※キャリア形成をキーワードに、こういう情報の一元管理されたDBがあれば、+変化が期待出来ると思いますが・・・


なぜ?人気の公務員で内定辞退3割 「お試し就活」が増えた背景
産経新聞 3月10日

先日、神奈川県庁の内定辞退者数が78人に上り、内定者全体の3割に達したとのニュースがメディアを賑わせました。しかも、内定辞退率は、2009年以降、3割超が続いています。
神奈川県庁は、内定者と神奈川県知事との懇談会を開くなど、多くの内定者が辞退せずに入庁してもらえるように懸命です。県庁が対策をとるほどの内定辞退者増について、その背景を考えてみたいと思います。

※表面的なパラダイムシフトではなく、内面的変化が確実に起こっていると皮膚感覚を抱きます・・・


岩手・大槌町で派遣職員の男性自殺 派遣職員へのケアが課題に
フジテレビ系(FNN) 3月11日

岩手・大槌町に派遣されていた男性職員が、「大槌がんばれ」の言葉を残し、自ら命を絶った。
被災地では、派遣職員の必要性が増す一方、派遣職員へのケアが新たに求められている。
ある男性が、カレンダーの裏に書き残した「皆様、ありがとうございました。大槌はすばらしい町です。大槌がんばれ」という、被災地への応援メッセージ。この男性は、その後、自ら命を絶った。

※キャリア形成支援者のあり方ひとつで救えた命があったとの思いに苛まれ続けています。


ガラパゴス化している、日本の女性活用
東洋経済オンライン 3月14日

女性活用がなかなか進まない日本。大手企業は女性活用を推進しようとさまざまな制度を導入しているが、女性管理職比率などは依然低いままだ。
ダイバーシティやワークライフバランスに詳しいアパショナータ代表のパク・スックチャ氏は、優秀な女性社員が何年も育休・時短勤務などを続け、キャリアアップの妨げになっていることが、女性活用が進まない大きな原因と考える。

※マクロトレンドの周期をどれくらいの長さで図るのか・・・大きく変化してきているとは思うのですが・・・


大学生の就職内定率、女子が初めて男子上回る
読売新聞 3月15日

今春卒業予定の大学生の就職内定率(2月1日現在)は前年同期を1・2ポイント上回る81・7%だったことが15日、文部科学省と厚生労働省の調査でわかった。
2011年には過去最低の77・4%だったが、2年連続で回復した。リーマン・ショック前に比べるとなお低いものの、厚労省は「企業が新規採用に積極的になってきた」と分析している。被災3県を含む地域での上昇も目立っている。

※女性自身の意識・企業側の意識変化の胎動を強く感じた2012.でした。


<就活>NPO目指す動き活発…狭き門でも「社会貢献を」
毎日新聞 3月21日

大学生の就職活動で、一般企業ではなく、NPO(非営利組織)やNGO(非政府組織)を目指す動きが活発化している。
採用されるのは経験を積んだ社会人が多いが、中には新卒の学生を採ったり、ボランティアを経て採用したりする団体もあり、あえて「狭き門」を目指す学生もいる。「社会貢献」を仕事にする意識の高まりが背景にあるようだ。

※NPOそのものの実態掌握が難しくもあり、今後はここも大きく変化していくのかと思っています。


18年4月から義務付け=精神障害者の雇用―厚労省
時事通信 3月21日

厚生労働省は21日、企業や官公庁に精神障害者の雇用を2018年4月から義務付ける方針を決めた。
ただ、義務化に慎重な経済界に配慮し、当初5年間の法定雇用率は、障害者全体の雇用状況や国の支援体制を考慮して判断する。同日開かれた労働政策審議会障害者雇用分科会で了承された。

※障がい者の方々に対するキャリア形成支援(当事者・受入側組織の両面)については殆ど何も語られていなく、今後、重要度が増すと私見を抱きます。


ソニー「中高年リストラ」の現場
東洋経済オンライン3月25日

「東京キャリアデザイン室」が置かれているソニー旧本社ビル。現在、「御殿山テクノロジーセンター NSビル」と改称された8階建てのビルの最上階に、問題とされる部署はある。
「東京キャリアデザイン室」。かつて大賀典雄名誉会長が執務室を構え、役員室が置かれていた由緒正しきフロアは今、社内で「戦力外」とされた中高年の社員を集めてスキルアップや求職活動を行わせることを目的とした部署に衣替えしている。

※心理対応的領域とマッチング領域の2つに分けた諸事対応・・・後者が皆無な現状のなかで社会機能としての確立が可能なのでしょうか・・・


就活 4年生4月解禁 政府、経団連に憲章改定要請へ
産経新聞 3月28日

政府は27日、大学生の就職活動の解禁時期を現在の3年生の12月から、4年生の4月に変更するよう経済界に要請する方針を固めた。
具体的には、経団連に対し会員企業に早期採用の自粛を呼びかけている「倫理憲章」の改定を求める。就職活動に奪われていた時間をキャリア育成や専門教育に振り向け、即戦力となる社会人を育てる狙いがある。6月にまとめる成長戦略にも反映させる。

※う~む@その4.就職協定の廃止から微調整を繰り返されているなかで膨らむ違和感(インターンシップの早期対応等を含み)・・・学生自身の意思はどうなのでしょうか。
大きなお叱りを受けるかも知れません&言葉表現の問題は横にして、社会状況を踏まえるならば、青田刈りの禁止のそもそもの出発点に立ち返り、0-100でもう一度、その是非を含めて考え直してみても良いことなのではないかと・・・




笑顔の行方を見つめて




【ディスカッション・ペーパー】キャリア・コンサルティング業界形成に向けて
* 笑顔の溢れる社会に向けた*キャリア形成支援の業界形成のための提言 *
 A. キャリア形成支援の全体像から見た課題形成(192 KB)
 B. キャリア形成支援の業界形成に向けた具体的な検討諸案(132 KB)
キャリア・コンサルタント技能士会に関わる課題形成




career wing

仕事を通じて、“自分「らしさ」の実現”を追求する、
キャリア形成支援のトータル・ソリューション・サービス
ヨシダの徒然 < 編集後記>

横浜オフィスの売却~引越しをしたら横浜に行く機会が急に増え、世の中ってこういうこと?・・・と、流れる涙を花粉症だと誤魔化しながら拭っています・・・

今回書いたような内容を踏まえ、全国各地で本物の思いを抱えた方々の種々の組織が立ち上がってもいます。
これらが横串としての連携を深めて行き、マクロ活動に繋げていくこともひとつの解だと思います。

微力ながらお役に立てることがあれば協力は惜しみませんので、何かの際はお気軽にレス下さい。


一日一膳?の思いで書き綴っているブログ* キャリアの翼 *「笑顔の行方を見つめる」キャリア*ノート*あんなことも・こんなことも・・・


「まぐまぐ」から発行中のメルマガ【「個の時代」の、キャリアカウンセラー&人事 】が携帯でもご覧になれるようになりました!
通勤やお出掛けの合間に、ふとお暇になってしまった時に、もっと手軽にいつでもメルマガを読んで頂ければと思います。

ミニまぐ(携帯版メルマガ)の登録は、下記のフォームよりお願い致します!


 




Career wing  tadashi yoshida


特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会 会員
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)所属

厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格
キャリアカウンセラー

Copyright(c) キャリアウィング all right reserved.