2012.3.05

平成23年度「キャリア・コンサルタント全国大会」参加レポート

平成24年3月4日(日)に実施された「平成23年度 キャリア・コンサルタント全国大会」の参加レポートを綴ります。

※参加は、午前の部のみとなります。

客観的なレポートとして綴るのがあるべき姿かと思いますが、若輩ゆえに相当数の感情が強く芽生えてしまっており、レポートの名を付けさせて頂きましたが、「(是々非々)私見報告」とするのが適正な内容になってしまったかとも思います。
ゆえに僭越ながらこの部分については割愛若しくは、常々の発信内容を前提にして頂くことが適えば幸いに存じます(毎度、至らずスミマセン)。

周りで当日の参加者の方がいらっしゃれば、状況をお尋ねになってみて下さい!




厚生労働省 委託・運営:特定非営利活動法人キャリア・コンサルティング協議会

平成23年度 キャリア・コンサルタント全国大会
~役立てよう!社会につなげるキャリア・コンサルティング~

午前の部 事例発表
社会につなげるキャリア・コンサルティングのダイナミズム

午後の部 経験交流会
キャリア・コンサルタントのコンピテンシー

1.需給調整機関
2.学校キャリア教育
3.ワークショップ




午前の部 <進行>

1.キャリア・コンサルティング協議会会長 隅田 献氏 挨拶
2.厚生労働省職業能力開発局長 小野 晃氏 挨拶
3.東日本大震災の被災者の方々への黙祷
4.事例発表「社会につなげるキャリア・コンサルティングのダイナミズム」

●モデレーター(司会進行)
  厚生労働省 キャリア形成支援室長 浅野浩美氏

●発表者
  札幌大学             加賀谷晴美氏
  留萌公共職業安定所        奥村英生氏
  特定非営利活動法人アシスト代表  齋藤郁子氏




1.キャリア・コンサルティング協議会会長 隅田 献氏 挨拶

・厚労省指定:標準レベル有資格者 :約3万人
・技能検定:熟練レベル2級有資格者:約2千人
・技能検定:指導レベル1級・・・ ※3.16に第一回合格者発表

・援助ニーズの増加により、CCの必要性・役割が特にクローズアップされ明確化が求められている。




2.厚生労働省職業能力開発局長 小野 晃氏 挨拶

・東日本大震災における、CCによる被災者のキャリア形成支援の実施に対する謝礼の言葉

・国家再生戦略内で「人材育成・能力開発」は、重点項目として位置付けられている。※24年度:同関連予算:2.900億円計上

・CCの活動領域の広がりは益々増していく

・3月末に調査・研究事業の発表として以下の2つの発表(厚労省HP)
  a.キャリア・コンサルタント(自身)のキャリア形成
  b.大学におけるキャリア教育

 ※24年度の調査・研究事業テーマ(キャリア・コンサルティングの・・・)
  a.企業内での広がり
  b.教育訓練機関

・求職者支援法(制度)~職業訓練実施(ジョブカード活用実施者約3万人)
 24年度4月より「学生版ジョブカード」の開始




3.東日本大震災の被災者の方々への黙祷




4.事例発表「社会につなげるキャリア・コンサルティングのダイナミズム」

※厚生労働省 キャリア形成支援室長 浅野浩美氏の事前の挨拶より
 上記2.の発言内容の詳細補足的な内容としてお話しがされる

・3月末に調査・研究事業の発表の概要まとめ

A.キャリア・コンサルタント(自身)のキャリア形成(3つの必須事項)
 a.経験・ネットワーク・専門性開発(業務活動領域毎の対応スキル)
 b.面談スキル(専門領域を問わないスキル):共通スキル+専門性スキル
 c.外に対して働き掛ける「CCの可能性発信力・実現交渉力」

B.大学におけるキャリア教育
CCの働き方として、キャリアセンター・インターンシップ・セミナー&ガイダンス実施・キャリア教育の実施etc.があるが、活動領域別の整理が必要 活用側に目を向けた対応が必要(対CL/社会)

・3名の発表者による事例発表

※「社会につなげるキャリア・コンサルティングのダイナミズム」が掲げられたテーマであり、大学・HW・高校生支援の領域による各発表
※ 御三方の発表内容をまとめれば上記の浅野浩美氏の発言に帰着するため割愛
※ 御三方の発表内容そのものは、事例として分かりやすくとても良い内容だったと感じています。




【私見総括】

自分自身が置かれている立場・状況・経過等々を鑑みると、多少也とも私的感情が大きく働いてしまっていることが拭えません。

何事も無意味な行動などは無いと思います。が、CCの全国大会といった括りのなかで、斯様な実施が繰り返されるのなら、残念ながら個人的な参加価値は低いものだと感じています。

なぜ、過去のレジュメ・資料等は開示されないのでしょうか。

ネットワーク・情報ナレッジ&シェアの重要性等々の内容が調査結果としてまとまっていると言われるのに、一考に情報データベースや広報のあり方等々が、全く伴っていない現実をどう考えるべきなのでしょうか。

地域間格差を是正するためにもと思い、過去の実施の全てに対し参加~情報発信もしてきましたが、意味を見出すことが難しくなっています。 上記等々の理由からこのリポートが最後となるかも知れません。



●資格体系としての一定の完成・開始されたいま「キャリア・コンサルティングのダイナミズム」を参加者に伝えることによって、何を目的としたかったのか、残念ながら理解に至りませんでした。

CCが社会的な導入期であるならば「ダイナミズム」を知ることによってのモチベーションUPや新たな活動領域拡大のための発見に繋がる効果も期待出来るのかと思います。
が、果たして現状は、その段階であるのかとの素朴な疑問が払拭できず、テーマ選定に対する意図を掴みかねてしまいました。

個別の事例を発表することの意味が無いとは微塵も思いませんが、そこを前提とした活動領域毎の総括がなければ、ただの個別事例の域を出ないのではないのかと、御三方のお話しはとても良いモノであったため、目的達成のためのコンセプトワーク・プランニング・進行等々に更なる熟考が必要ではないかと感じました。


調査・研究事業等でお伝え頂いたことについては、「専門性開発・クライエント/社会視点対応・環境作りの必要性 etc. 」この段に於いて今更かと個人的な失望感を隠し得ませんでした(内容や方向性そのものに対しては、100%同意・喜ばしいことだと認識)。

自分自身が正義などとは微塵も思いませんし、大上段に構えた上目線の発言等々をするつもりも全くありません。が、現場実践の中からお届けさせて頂き続けた諸事に対して、概ねの間違いは無かったのではないかとも思いました。

国・試験関係機関・有資格者云々ではなく、社会スピードに即応し、社会的な有効性を伴うCCの活動を主体的に実施・促進する活動組織(職能団体を含み)が、必要であることを痛感しました(現在の状況を見る限り、技能士会では難しいかとも私見を抱きます)。



●全体を通して重要なニュアンスとして感じたのは、
標準レベル資格の内容においては、これを以って対人支援が出来る内容ではなく、一般社会に汎用/概要的な内容として認知を得るためのモノであるとの意味の言質が、所々に垣間見えたことと言えるでしょうか(御三方の発表の中にも同様のことが含まれてもいた)。
この点については、前2回の本メルマガ記事を読み返して頂くことで、内容的なことが理解頂けるのではないかと思います。

2級・1級の有資格者の促進を図りたい目的なのか、何か大きな動きがどこかであるのかどうかは分かりませんが、公的な場での言質の変化を各所に感じたのが、今回の一番の報告点といえるのかと思います。

いみじくも季節は変わり二十四節気でいえば「啓蟄」。
蠢く「何か」を感じつつ、それがより良いモノであって欲しいと願って止みません。



●国・厚労省に於ける認識として、CCが被災者支援に直接的な関与が果たされたとの言質・認識には驚愕を覚えました。

具体的な内容に触れられず、且つ、被災地域のハローワークでは完全なオーバーフローの状態であったことは事実であり、CCの活動先がHWが一番多いことをベースにしての発言であれば多少也とも理解は出来ます。

が、マクロ的な部分では、キャリア・コンサルティング協議会自身(厚労省委託を受けてCCの活動についてある意味、中心的活動を実施されているとの意味において)が、心理(カウンセリング)的援助として、安易な支援を実施しないようにと公的(メルマガ)に復興支援に対するスタンスを示されたこととは、大きな矛盾があります。
他のCC養成各団体に於かれても、この点に関する何らかの具体的な行動を取ったとは言い難いのではないかと感じています(CCとしての支援の実施の観点)。

東日本大震災の学び・教訓を活かすことの無い当事者意識等々には、社会に対して恥ずかしくもあり、強い違和感と黒い感情が抑えられずにもいるのが本心でもあります。

蟻ん子の遠吠えなど意味もなく、歯牙にも掛からない事でしょうが、「やった・やらなかった」その事実に対する誤認が時間経過のなかで自らを正当化するようなことだけはあってはならないだろうと、ある意味の危険を感じています(将来に向けて何らかの協議は進めて欲しいと願って止みません)。



キャリア形成支援・・・本気で「命」に向き合っているのでしょうか。

現場でご活躍のCCに於かれては「そうだ」と感じています。
CC個人以外では、どうなのでしょうか。

本気・正義がどこにあるのか、ボクには理解出来ません。





閑話休題

午前の部が終了し、横浜に戻って昼からの酒席となりました。
ワインのビンが何本転がっていったのか・・・

文章が・・・なのは、性格よりも、力を込めれば毛穴から噴出しそうなワインの
せい・・・そう思いたい・思っている雨の茅ヶ崎なのでした。

別れを決めた女性の心は、鋭角にドラスティックな気持ちの切り替えを行うも、
男のそれは、常に曲線で女々しさに囚われる・・・うん。男・実感中です。


座右の銘・・・是々非々




笑顔の行方を見つめて




【ディスカッション・ペーパー】キャリア・コンサルティング業界形成に向けて
* 笑顔の溢れる社会に向けた*キャリア形成支援の業界形成のための提言 *
 A. キャリア形成支援の全体像から見た課題形成(192 KB)
 B. キャリア形成支援の業界形成に向けた具体的な検討諸案(132 KB)
キャリア・コンサルタント技能士会に関わる課題形成




career wing

仕事を通じて、“自分「らしさ」の実現”を追求する、
キャリア形成支援のトータル・ソリューション・サービス
ヨシダの徒然 < 編集後記>

今後の同様のレポート等の発信は、志ある方に使命感を持った方々に努めて頂きたいと願っています。

午後の部に参加したCCから状況をお知らせも頂いていますが・・・ 周りで参加者の方々がいれば、当日状況をお尋ね下さい。

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一日一膳?の思いで書き綴っているブログ* キャリアの翼 *「笑顔の行方を見つめる」キャリア*ノート*あんなことも・こんなことも・・・


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Career wing  tadashi yoshida


特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会 会員
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)所属

厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格
キャリアカウンセラー

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