2010.10.27

キャリアコンサルティングの審判の日

10月27日(水)本日、事業仕分け(特別会計)の第3弾が実施されます。
これまでの事業仕分けでもキャリアコンサルティングに関係のある幾つかの事業が廃止決定(事実上は別?)をされていますが、今回は、 ジョブカード制度をはじめとして以下の仕分けが実施されるとのことです。

A-3: 労働保険特別会計 雇用保険二事業2.  開始予定:13時40分より

   (1)ジョブカード制度普及促進事業
   (2)キャリア形成促進助成金(ジョブカード制度関連)
   (3)介護雇用管理改善等対策費
   (4)特定求職者雇用開発助成金
   (5)若年者等正規雇用化特別奨励金
   (6)職業能力開発校施設整備費等補助金
   (7)離職者等の再就職に資する総合的な職業能力開発プログラムの展開

事業仕分け「ジョブカード制度」*キッチュから脱却の是非

キャリア・コンサルタント資格とは、

 これに学んだ者の自己内省を深めるためのものなのか
 対人支援者の必要スキルの担保保障をするに近いものであるのか

拙い頭では理解が足らず、明快な答えも無いまま、時の流れの中で混迷を深めるだけの状況となっているのではないかと感じ続けています。
「そんなことは余計なお世話」と流せば良い事ではありますが、クライエント視点に立った時には、それでは困る(危険な実害の発生懸念)と思うのでした。

実際の支援(実務)に於いては、クライエントの年齢・性別・属性・状況等々の専門の知識・スキル・メソッド等の保有がマストであろうなか、 課題提起もされるが一向にそこへと向かう気配もなく、資格の取得=対人支援者としての切符を与えたかのように現実に目を伏せ流されるのみの状況には、 キャリア形成の概念を社会に根付かせる意思も情熱もなく、資格ビジネスのみの本音が垣間見れるだけだと、 いまさらのように怒りを通り越し、ため息が出てしまうのでした。

やり過ぎ支援~対人支援者の功罪・・・「Win-lose」

キャリアコンサルティングという輸入品を国内アレンジを施し「効果的に活用出来るモノにする」ことが、社会・クライエントに問われているのだと感じ続けていますが、 キャリアコンサルタント資格取得~活用を求める自然な流れのなかで、ステークホルダー各位に於かれては、茨の道であろう「活用」に対しては、必然を見出すことも無く、 及び腰以前にその気なしとの事だと痛感させられます。

そんな状況にあり、心あるホルダーの自主活動のなかで資格活用の道を模索する動きが出始めていることは、とても心強い動きといえるでしょう。 願わくば、それらが国内にシェア・ナレッジされることによって、より効果の高い支援に繋がるものだとも思います。
しかし、今回の事業仕分けもそうかと思いますが、キャリア形成支援の実施の際、政治・行政関係の動きに即応する必要も生まれることから、 キャリア形成支援業界として(この有無は別ですが)、マクロ対応を図る機能・役割が必然的に求められると感じ続けていますが、 キャリア形成支援関連のステークホルダーの動きのなかでは、ここにも期待すべくもないようです。

マクロ対応の動きとミクロの動きが重なることではじめてシナジーが生まれるのだと思います。 それこそは、クライエントにとって有益を生むものであろうと思います。
キャリアコンサルティング業界として、政治・行政等のマクロ事案に胸を張って関与を行っていかない限り、 社会・クライエントの立場から見た時には、キャリアコンサルタントとは「何が出来る者なのか・どんなプラスを提供し得る者なのか」が不明確になり、 勝手な立場のマスターベーションのなかで、クライエントへの危険なマイナスをも生み出してしまうことに繋がると思い至ります。

「既定メソッドに応じて、クライエントへの対応を求めること」と「クライエントの求めに応じた、メソッドの活用」では、天と地ほどの差があります。
キャリアコンサルティングの実践においては、「学問としての形・有効な支援結果」果たして何が正しい姿なのでしょうか。

対人支援の現場の声を政治・行政に届けることをしなければ、その機能・役割をどこかが担わなければ、 有効性のある支援効果を元にして、国内にキャリアの概念が、キャリアコンサルティングが、キャリアコンサルタントの活躍の機会・場が確保され 根付くことは不可能に近いものだと思います。

厚労省委託のメール相談事業の廃止時にあった稚拙な事後対応が今回は無いことを祈りつつ、事業仕分け内に出てくる関係各所・各位の発言に 現在の真実を見出していきたいと思います。

キャリアコンサルティングに取っての審判の日


相も変わらず大袈裟な表現ですが、今日を切っ掛けに明日への良策を見つめ判断する切っ掛けの日となればと思います。



笑顔の行方を見つめて



* 1記事入魂で綴っています。 *


ジェントルマンの条件
小規模組織経営の「情」を見つめる
秋雨のなかで「レクイエム」を
「悲しみ・悩み」を乗り越え、歩むために・・・
「思考・判断・行動」・・・その時に「性格」が現れる
事業仕分け「ジョブカード制度」*キッチュから脱却の是非

<R18+指定記事> 『Love is blind.・・・あばたもえくぼ』
ビジネスパーソンの『アドレス帳』
Coffee break * 秋風とナポリタン
教育・研修効果を高めるための「前・本・後」
入れ替わり*成り切り遊びで「もう一人の自分」と出会う
幸せに向かう方程式

「嘘」の真実とパラドックス
「働く・生きる」自己実現の支えを見つめて
タブー無き時代の「自分らしさ」
『キャリア・チェンジ』のターニング・ポイント
夢の実現へ立ち向かい*歩む
その履歴書では、「不採用」となる

身近に潜む「ダブルバインド」の危険な罠
やり過ぎ支援~対人支援者の功罪・・・「Win-lose」
CPU停止状態でも知恵熱を恐れず「考える」のだ!
「Aloha Spirits」に見失った大切さを知る
3人の主役の「This Masquerade」
Stitchと*都市伝説と*悲しみにキュン

1/365のMessage
「優しさ」は、どこからやってくるのでしょうか*
秋の海と「 i f 」



【ディスカッション・ペーパー】キャリア・コンサルティング業界形成に向けて
* 笑顔の溢れる社会に向けた*キャリア形成支援の業界形成のための提言 *

 A. キャリア形成支援の全体像から見た課題形成(192 KB)
 B. キャリア形成支援の業界形成に向けた具体的な検討諸案(132 KB)
    キャリア・コンサルタント技能士会に関わる課題形成



career wing
仕事を通じて、“自分「らしさ」の実現”を追求する、
キャリア形成支援のトータル・ソリューション・サービス
ヨシダの徒然 < 編集後記>

キャリアコンサルタントの自主活動が盛んになり始めておりますが、小社HP・Web等を活用しての告知宣伝活動をお考えの際は、お気軽にお声掛け下さい。 可能な限りのご協力をさせて頂きたく存じます(多少なりともSEO効果に貢献出来るかと存じます)。

朝夕の冷え込みも一段と厳しくなり始めました。
体調管理には、ぜひともご自愛下さい!


一日一膳?の思いで書き綴っているブログ* キャリアの翼 *「笑顔の行方を見つめる」キャリア*ノート*あんなことも・こんなことも・・・


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Career wing  tadashi yoshida


特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会 会員
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)所属

厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格
キャリアカウンセラー

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