2009.11.11

キャリアコンサルティング業界への戯言

国内のマクロ状況・背景
少子高齢化核家族化団塊世代リタイア 自己責任社会年功賃金&能力主義の崩壊ニート/フリーターの高年齢化/増加 世界同時不況戦後最悪の有効求人倍率継続 派遣村(貧困)問題/派遣法改定内定切り/ロスジェネ対策問題 大学の全入制時代の到来貸し渋り/剥がし政権交代 etc.

状況課題
雇用そのものの創出公私共に身近なロールモデルの減少対人コミュニケーション/ヒューマンスキル(人間力) の低下組織判断/行動の実行力劣化帰属意識/自己実現欲求の低下対人関係の減少による絆の希薄化国力/税収確保の危機これを高める仕組み・機能 etc.

改善対策
ハローワーク改革ジョブカード制度 キャリア教育の推進産学協同のキャリア形成推進 緊急雇用対策(重点施策)長期成長戦略 etc.


キャリアコンサルタントの誕生(民間)
キャリアコンサルタント技能士(国家)&技能士会(職能団体)の誕生

なぜ、キャリアコンサルタント資格は、生まれたのでしょうか。



キャリアコンサルタント民間資格試験の実施のみの活動をされている各行・各位を除いた、公益法人として会費徴収をされて事業運営をされている キャリアコンサルティング業界関係ステークホルダー各行・各位におかれては、 100年に1度の経済・雇用危機と言われるこの社会状況にリンク(即応)した、活動方針・方策実施をされていらっしゃるのでしょうか。
それとも有資格者に対する継続的な養成活動を行うことのみが法人の使命であり、社会状況に応じた動きを行うことなどは、 規定職掌以外のことだと判断をされているのでしょうか。
社会背景の動きに対応するのは、キャリアコンサルタント個々人であり、その組織体もしくは、業界全体としての取り組みなどは無用なものなのでしょうか。


キャリアコンサルタントの社会的な使命とは何なのか。

キャリアコンサルタント有資格者を束ねるのであろう立場・機能・役割を担う各行のそれとは何なのか。

キャリアコンサルティング業界関係ステークホルダー各行・各位における社会的な関与のあり方とは、 ホルダーにのみ向けられていれば良いもので、社会に対する関係関与は果たされないものなのか。

先述の通りの課題山積のなかで、今を以って動き出さねば、キャリアコンサルティング業界形成・キャリア形成の概念・ 推進にとって完全な退歩に繋がるのではないのか。

それは、多くのクライエントにとって、社会にとって大きな損失に繋がる行為なのではないのか。

社会のなかでキャリアコンサルタント資格そのものが有効性を発揮し得ない、または、求められないものであるならば、 果たしてここに意味があるといえるのだろうか。

キャリアコンサルティング業界関係ステークホルダー各行・各位の静観の構えのような現状は、 キャリアコンサルタント自らの存在否定に通じはしないのか。


政府の年末年始に焦点を据えた対策の捉え方には、社会慣習的なことのため然して重要な意味を感じませんが、 来年3月末までに10万人の雇用創出の緊急雇用対策の計画も発表されています。

あくまでも机上論の数字の遊びですが、政府が明示した雇用創出人数は、厚労省が推し進めたキャリアコンサルタント5万人計画の倍の数になります。 キャリアコンサルタント資格ホルダーが、ひとり2名の支援への関与を果たしたらどうなるのでしょうか。


公的支援機関に対して・地域連携のなかで、キャリアコンサルタント有志の就職支援活動のサポートは不可能なのでしょうか?

職能活動の推進等ではなく、政治に経団連に対して、対人支援のボランティア従事者等の母数の確保を申し出て、支援機能に付随する人の問題を解決するとの 積極的な関与は果たせないのでしょうか?

この社会状況がゆえにキャリア形成支援の必要性・有効性を世に問う(広報活動)ことに意味・意義はないのでしょうか?

組織会員に対して何等かの問い掛けや告知広報を行い社会活動の寄与促進に対して働きかけの後押しをする考えはないのでしょうか?

キャリアコンサルタントとして有償無償を問わずに出来ること・しなければならないことはないのでしょうか? etc.


社会状況変化が好転したなかで「キャリア」を「キャリア形成」を唱えることが正しく、この状況下に手を挙げないとするならば、 時が流れたその時にキャリアコンサルタントの社会的な地位は果たしてどうなるのでしょうか?

後付で何かの理由を設けても意味はないでしょう。
失った時を戻すことは出来ません。
結果に縛られ・恐れることなく、いま社会に動きをかけることが重要なタイミングではないでしょうか。 その判断がいま問われているとは思われませんでしょうか?



キャリアコンサルティングが社会認知を受け、業界形成につながり、社会状況・背景が抱えた諸問題に対して、 キャリアコンサルタントが解決者としての一助を担うことで、ひとつでも・ひとりでも多くのクライエントの笑顔が迎えられることを祈ります。

上記の全ては、民間のキャリア形成支援事業者として、ひとりのキャリアコンサルタントとしての視点からの私見です。 特定の団体等を指し示すものでも、業界を否定するものでもありませんことを附記いたします。

あくまでも個人的にキャリアコンサルティングの必要・有効性を信じるひとりの切なる願いとして、 キャリアコンサルティング業界関係ステークホルダー各行・各位の良心を信じ、祈りたい思いに駆られています。


キャリアコンサルタントとしての
自らのプライドは自らの手で守り・育んでいきたいと思っています。


キャリアウィング キャリアコンサルタント 吉田 但



あとがき
キャリアコンサルティング業界関係ステークホルダー各行・各位に、何かの依存をするつもりは微塵もありません。

もしもこのメルマガ読者のなかで、自発的に何か動き出そうとする方がいらっしゃるならば、ぜひご連絡ください。
キャリアウィングは私企業のため何かの動きを行おうとした時に種々の誤解を生む場合があります。 ただし、自らが可能な動きは、去年末と同様に実施をするつもりです。
全国各地での動きがあるならば、本メルマガ・アメブロ・HP等々を活用した広報宣伝の後押しも実施させて頂きます。 マンパワーやオフィス環境の開放その他、有形無形資産の可能な限りのシェアを検討・実施いたします。

どうか思いを抱え行動される方につきましては、お気軽にご連絡を頂ければ嬉しく存じます。



career wing
仕事を通じて、“自分「らしさ」の実現”を追求する、
キャリア形成支援のトータル・ソリューション・サービス
ヨシダの徒然 < 編集後記>

日々の徒然なる思いは、ブログ*** キャリアの翼 *** 「笑顔の行方を見つめる」キャリア*ノート*に綴らせて頂いております。 お気軽にコメントを頂ければ嬉しく存じます。



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Career wing  tadashi yoshida


特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会 会員
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)所属

厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格
キャリアカウンセラー

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