2009.10.14

キャリアコンサルタントとしての覚悟と姿勢

馬肥ゆる秋・・・めぐみの季節についつい食が進み、Myポニョはメタボ対策を無視して肥ゆる・・・肥ゆる。
みなさまに於かれましては、この季節をいかがお過ごしでしょうか?


09'大好きな夏の日は、持病のアーノルドキアリ症の症状&齢によるモノなのか、自律神経のバランス調整が上手く図れず、 体温&発汗調整がし難い体調により、プチ検査の入退院を繰り返していましたが、やっと季節が変わり「乗り越えたぞ!」といった今日この頃です。

もともと、キャリアカウンセラーとしてのプレイヤー指向より、キャリアコンサルタントとしてのマネージ指向に重きを置いているのですが、 それでもクライエントに向き合う際に無意識に流れてしまい止めることの出来ない「汗」により、この間の夏場のご相談対応は手控えたりもしていました。

「汗を流しながら話しをお聴きし対応するキャリアカウンセラー」
他の仕事ならいざ知らず、クライエント視点で見るなら、どう見てもラポール形成にも、お話しの集中をも削いでしまうことでマイナスだと思います。 それでも失礼を省みず恥を忍んで事前説明をさせて頂き、身体状況のご理解を頂くようにはしているのですが、 客観的な判断として、キャリアカウンセラーとしてクライエントに向き合う自分自身に納得が持てないのでした。


そんなこんなの日々を過ごすなかで「生への執着と死への恐怖」を言葉以上のリアリティをもって見つめ・考えるようになりました。
我ながら、いつも?以上に大袈裟な表現だなぁとは思うのですが、「生への執着と死への恐怖」を「プラスへの執着とマイナスへの恐怖」と言葉を変えるなら、 何のことはないクライエントの心情背景そのままのようにも思えるのでした。

単純に自分自身の覚悟だけのものなのか。 仕事においては、キャリアコンサルタント・キャリアカウンセラーとしての覚悟なのか。

「執着と恐怖」との言葉から「覚悟」の言葉へと意識は移るも、見つめるべき「覚悟」の有り様とは、何のための・誰のためのものなのかと 自問自答を繰り返すばかりで、小さな脳みそをフル回転させ続けても答えは見つからず、オーバーフロー気味なのでした。


■■□ 「キャリアコンサルタント(対人支援者)としての覚悟」

どうにも薬が上手く効かず、その割にはリバウンドの症状も出てしまう、グルグルした意識のなかで横たわると夢のように出てきた場面がありました。

大海で漂流してしまったボートに残されたのは、自分と惚れた相手と見知らぬ他人の3名。 いよいよ食料も底を尽き、最後に残ったのは、命を繋げられる一口分の水。
最後の水が入ったスキットルは自分の手にある。
果たしてその時、自分は、個人として人として、どう判断し行動するのか・するべきなのだろうか・・・


惚れた相手に飲ませたいのが一番であることは間違いない。 ただし本当にそれが出来るのかどうかは分からない。
我先にと自分が飲んでしまうのか。
俺の事は、惚れたヤツなら分かってくれる筈と、見知らぬ他人に差し出すのか・出せるのか。

場面は変わり・・・

自分はキャリアコンサルタント・カウンセラーだとしたらどうなのか。
見知らぬ他人が、キャリアカウンセリングのクライエントだったなら、クライエントに水を差し出すのか・出せるのか。



こんなシチュエーションの中で、自らの覚悟を持った判断と行動とはどういうものか。 その時、あくまでも個人として判断をするのか、キャリアコンサルタントとしてなのか・・・
自らの生き様の機軸をどこに据えているのかが揺れ、答えが出ぬまま意識は深い眠りへと引き摺られていきました。


■■□ 覚悟とは、姿勢そのもの

命を以って愛を証明することこそが人生なのか
自己犠牲こそ男の本分として踏まえるべきなのか
命を尊厳を前にした時には自らの生に拘るべきなのか
命を分かち合う時こそ平等と水を海に返すべきなのか
こんなシチュエーションでは、社会的役割など意味を成さないのか
真のキャリアコンサルタントたる人格者ならばクライエントに水を差し出せるのか
生を繋ぐ事こそが人としての本分であり、生存の可能性の一番高いモノに差し出すべきなのか etc.

うなされ続けた眠りのなかで自分が取るべき判断と行動の答えは、終ぞ分からないまま目覚めました。 その後も意識に張り付いたままに残った「覚悟・判断・行動」~己の生きるべき姿勢。
小さな頭を何度も々も捻りながら考え続けているのですが、未だに「分からない」ままなのです。

優しさや愛とは何なのかの答えさえもまだ見つからず宗教にそれを見出そうとも思わない。 いわんやキャリアコンサルタント・キャリアカウンセラーとは何者であるのかも分かっていない自分。


過日を振り返り、考えてみるなら他者に「覚悟」を求めて、その姿を確認しようとしているのか。 カウンセラーの純粋性・人間性を拘って見ているのか。
自分には見えていない解を他者に委ねて見ようとしているだけなのかと思ったりもしました。

キャリアコンサルティング業界形成に向けた思い
関係ステークホルダーに対しての思い
仲間であるキャリアコンサルタント・キャリアカウンセラーへの思い

遅々としてより良き変化を感じ得ることないキャリアコンサルティング業界に、己の独り善がりにはもう疲れたといえばそれまで。 当事者意識を捨て覚悟の違いと受け流せば良いだけなのだと思い始めつつあります。

愛することの覚悟。捨てることの覚悟。生きることの覚悟。慈しむことの覚悟。無心でいることの覚悟。相手と関係することの覚悟。本気の思いと行動。

キャリアコンサルタント・キャリアカウンセラーとしての覚悟。
クライエントのキャリアに向き合う、対人支援者としての覚悟。

人として、対人支援者としての覚悟と姿勢



みなさんは、ご自身の「覚悟・判断・行動~姿勢」をどのように考えられますか?
キャリアコンサルタント・キャリアカウンセラーにおいてはどうあるべきと思われますか? べき論は・・・キャリアカウンセラー嫌いですね・・・理想的な姿なのだと思われますか?


夢のなかに揺れる身体のなかで聞こえた叫びのような囁き。
「覚悟と姿勢への答えが見つけられてないなら、解が見つかるまで歩き続けろ」と聞こえたようでした。 声がした景色に目をやれば、いつものビーチに腰掛け、水平線を見つめている自分の後ろ姿が見えました。

この季節の風ような凛とした清々しさと、
陽溜まりのなかに生まれる暖かな温もり

人として、対人支援者としての覚悟と姿勢を探し求め、
クライエントに届けられるようになりたいと思います。




<ご案内>
「個の時代」のキャリアカウンセラー&人事は自分にとっては故郷の実家のような存在です。
メルマガやHP等を通じてお会いさせて頂いた方々から一様にWebと現実?との違いを言われ、 もっと軽く?素直?に書いてみた方がヨシダさんらしいですよ!と・・・
有難くも複雑な思いを抱きつつ、もっと日常と生身の匂いを出せ!との言葉に押されて、 拒み続けていたブログを10月1日を正式スタートとして書き始めました(少なくても1日1コンテンツは書こうと・・・)。

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 ・メルマガのテーマで書き切れなかったことの裏解説&補填
 ・もっと日常的なキャリア形成支援からの気付き・思い
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あ・・・メルマがより短いですから!・・・トホホ

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仕事を通じて、“自分「らしさ」の実現”を追求する、
キャリア形成支援のトータル・ソリューション・サービス
ヨシダの徒然 < 編集後記>

世界同時不況の影響がちびっこ会社にもついにやって来ました。
来春以降のコンサル契約が・・・はぁ
新政権による雇用対策の全体像と実施効果を心から願いたい今日この頃です。

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Career wing  tadashi yoshida


特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会 会員
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)所属

厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格
キャリアカウンセラー

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