2009.3.21

<3月20日実施>キャリア・コンサルタント大阪大会 参加レポ

平成21年3月20日 キャリア・コンサルティング協議会主催キャリア・コンサルタント大阪大会 「キャリア・コンサルタントの専門性 〜学びがい 働きがい 生きがいの支援者として〜」に参加して参りました。 今回は、同日の参加レポを綴ります。

厚生労働省委託事業として実施された午前の部は、「キャリア・コンサルタントの専門性」をテーマにパネル討論が行われ、 午後の部は、キャリア・コンサルティング協議会自主事業として、以下の3つの分科会に分かれて実施が行われました
(私は、第1分科会に参加)

第1分科会:「キャリア・コンサルタントの専門性の生かし方を考える」
    〜企業内のキャリア形成支援のあり方〜
第2分科会:「若年者支援現場の実情」
    〜キャリア・コンサルタントに求められる専門性〜
第3分科会:「キャリア・コンサルタントのキャリア開発を考える【全員参加型】」


■□□参加所感(雑感)・・・まとめ

各分科会のテーマにあるように「考える」ことの機会には確かになりました。
しかしそれは、開催趣旨である「キャリア・コンサルタントの専門性」について洞察を深めるモノではなく、 「何を伝えたくて、何を考えねばならず、今後どうあるべきとの事なのか」といった、今回の実施目的・内容そのものについての思いでした。

「キャリア・コンサルタントの専門性」については、過去に何度もメルマガで書き綴っているので、ここで私見を記すことはしませんが、 誠に残念ながら、不出来な頭と捻じれ気味の性格の自分には、今回、大会テーマに掲げられた内容について自己洞察を深めることには至りませんでした。

関東人なのにも係わらず「なんでやねん」・・・と、胸に湧き上がる言葉を丑年生まれよろしく何度も々も噛締め辿り着いた解は、 「・・・ともかく、全て自分で考えなさい」とのことであり、これを解と導くなら、午前の部も午後の部のまとめも、 確かに「自分で考えましょう」として全て〆られていたなぁ・・・と、これが目的ならば、十分な意義があったとも言えるものでした(嫌味っぽい表現でゴメンなさい)

※メインテーマを別として、午前の部のパネラーの方々の発言内で、活きた経験や事例にある有益なヒント等々、思わぬプラス素材の獲得も出来た時間であったことは付け加えます。

<補足>
私が参加した以外の分科会の諸状況は分かりませんが、第1分科会では、テーマタイトルから逸脱はしていないものの、メンタルヘルスにかなり偏っていると思われる内容であり、 メインテーマとの関連のなかで、キャリア・コンサルタントに求められる専門性領域として、メンタルヘルスの重要性を問われている意図なのかとも感じました。
周りに他の分科会への参加者の方がいらっしゃれば、ぜひとも状況確認をしてみて欲しいとも思います。



■□□余談ながら

大会を通じ始終一貫してキャリア・コンサルティング協議会の「顔」を感じることが無かったのにはとても残念な思いを抱きました。
キャリア・コンサルタントに関する各団体はありますが、自行利益追求の観点ではなく(各組織目的が当然にあり、結して否定的な意味ではありません)、 マクロ的観点に立ち業界形成を推進できる国内唯一の組織であると思います。
公的な活動目的や立場的な機能であっても、組織経営や現実的な組織力等々の問題もありますので、過剰な期待や責任転嫁などは絶対にしてはならないと思いますが、 厚労省委託事業推進者としての立場や、機会提供等の公平原則はあったとしても、協議会として、掲げられたテーマに対する見解や現状認識 ・これに付随する今後の歩み etc. 協議会としての見解を少しでも発信して欲しかったなぁと私見を抱きました (ex.国家検定試験の結果発表日・・・24日?とのお話しも耳にしていますが・・・少しでもここに触れるとか・・・)
それでも、技能検定・今回の大会参加を通じて体感した、運営全体に匂い立つ優しさというのか、ケアネス精神というのか、人柄というのか、 ここには本当に敬服の念を思い抱く位に満足感を覚える自分がいます。
過剰期待ではなく、祈る思いのなかで業界形成に対する更なる奮闘をお願いしたいと思います。

業界の将来ビジョンの形成とそのための課題化と歩み」・・・個々人が考えることなど当たり前なはずであり、公的機関としての立場・役割の中においては、 どう考えられ・実践を進められるのか〜大会目的の視点とは反れるのかも知れませんが、個人的に気になる点でもありました。
ぜひとも今後においては、先述の点にも一考を頂いた対応のご検討を望みたく感じました(WEB上でも良いのではないかと思います)


■□□しなければならぬ事

いまこの時期において、なぜ「キャリア・コンサルタントの専門性 〜学びがい 働きがい 生きがいの支援者として〜」としたテーマを掲げる必要が あったのかを考え・行動に移すことが、各々にとって重要なポイントなのだと思います。

100年に一度の世界的な経済危機・これに伴う倒産〜事業縮小〜雇用調整の実施・労働者派遣法の負の実態の露呈〜溢れる経済困窮者・雇用関連事案のための補正予算状況・ キャリア・コンサルタント5万人計画の終焉〜雇用問題の現状打開策として鳴り物入りで実施されたジョブカード制度の実態・・・etc.

職業キャリア・ライフキャリアの2点において、キャリア・コンサルタントの存在・機能が本来、強く求められ・活躍する・しなければならない 社会状況背景が溢れているにも係わらず、ここに於いて、キャリア・コンサルタント自身が蚊帳の外に置かれているような現状が現実的にはあるのではないでしょうか。

なぜ、キャリア・コンサルタントは、国内に登場したのか。
なぜ、臨床心理士が国家資格の対象にならず、こちらが先なのか。
なぜ、状況背景に対しCCによる牽引が加速促進されていかないのか。

現実的にキャリア・コンサルタント有資格者のキャリア形成の現状はどうなのか。
個々人の自己責任下の自浄努力によってこれは改善されるものなのか。
本気の熱意や信念に基づく、関係者の具体的な行動実践の状況はどうなのか。

例え現状がどうであっても、これに目を背けるのではなく、後付の理由で体裁を取り繕うのではなく、自己利益を追い求めるだけではなく、 現実を直視したなかで、将来への希望に繋がる課題と計画を創出し、キャリア・コンサルタント諸氏の社会機能化や活躍機会の創出等々にいま、 我武者羅に遮二無二に走り・捕まえる必要があるのではないでしょうか。

そのひとつの解が、今回の大会テーマだと言えるのかとも思います。

「学びがい 働きがい 生きがいの支援者」として、他者の人生に影響を与えるであろう役割・立場の者の現状がどうであるのかは、 業界にとって重要な課題形成として注視すべき視点なのではないかと思います。
キャリア・コンサルティングに係わる関係者の個人・団体等々の全てが考え・行動することが大切であり、 役割・立場に基づく発言・意見集約・課題形成・活動推進・将来ビジョン形成等々の行動が最も重要なのだと思います(自明の理ですが)


今回の参加で得られた一番の収穫は、胸の奥底から沸々と湧き上がってくる、反骨精神の感情を原動力にした「何糞!」の思いでした。 それは、誠以って動機が不純かも知れませんが、(ウゥゥゥン・・・エェ〜イ・・・)頑張るぞ!・・・と我が身を奮い立たせる素直な泉のような力でした。


■□□・・・で、自分自身はどうするんだ!

「なんでやねん」・・・と思い抱いた気持ちのなかで、自分自身が考え行動に移す具体策のひとつとして、今回、その大まかな概要だけお伝えさせて頂きます。

本物の思いを抱く、キャリア・コンサルタントの、キャリアコンサルタントによる、
キャリア・コンサルタントのための、ナレッジ・コミュニティ実践の機会と場
を、近日中に立ち上げます。

「なんやねん・それ」(なぜ、似非の関西弁になっているのかは突っ込まないで下さい)だと思いますが、次回のメルマガで詳細をお伝え出来るかと思います。
メルマガを不定期発行に切り替えさせて頂いたのも、このための準備に奔走しなければならなかったとの理由もあります。
現状打開のために今の自分が出来得る事として、今後、このコミュニティ活動に全身全霊の精力を傾けていくつもりです。

もしも今後、本活動のご案内のなかで、「自らの道は、自らの歩みで切り開く!」との自発的なお考え・思いを抱くキャリア・コンサルタント諸氏 (現段階では、人事ご担当者もコミュニティ参加要件から外させて頂いております)がいらっしゃれば、 ぜひとも一緒にコミュニティ活動への参加をして頂きたいと心より願っています。

先ずは、第一弾?の告知として・・・ぜひぜひ・・・今後の展開をご期待下さい!


桜の開花宣言を受けて〜春本番〜思いっ切り走り出しましょう!




career wing
仕事を通じて、“自分「らしさ」の実現”を追求する、キャリア形成支援のトータル・ソリューション・サービス
ヨシダの徒然 < 編集後記>

出張の楽しみのひとつに新幹線の車窓に移り変わる季節を感じることがあります。今回の大阪への出張中に見えた季節・・・
まだ7分咲きとはいえ、透き通るような黄色と鮮やかな黄緑色の一面の
「菜の花畑」。
この窓一杯に飛び込んでくる色合いを見るたびに春の訪れを近くに感じます。
菜の花が終わると次は、紅紫と深緑の一面の「レンゲ畑」。
移ろい流れていく時のなかで、「今しか出来ない事」を見つめながら、その先の輝きを信じて歩みを進めたいと思います。


メルマガの不定期発行について、体調・熱意・事業等々のご心配を多くの方々にお掛けしたようで、申し訳ありませんでした。
新たな活動展開に向けて、キャパ調整のためのことでしたので、お心遣いに感謝を申し上げつつ、以後の動きをご覧頂ければ幸いです。

本当に多くのご連絡、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。



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Career wing  tadashi yoshida


特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会 会員
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会(JCDA)所属

厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格
キャリアカウンセラー

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